やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2014/07/21
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テーマ: 沢登り(77)
カテゴリ: 沢登り
夢うつつで目覚めたやまやろうです。慌しく荷物を車に詰め込んで、片貝川上流を目指す。三連休の天気がいまいちだったから、最終日だけでもと南又谷支流の土倉谷を遡行した。やまやろうは2002年の沢訓練で入渓して以来12年ぶりとなる。その時は途中で引き返してきているから上部は分からない。楽しみである。

140721.jpg
自分の知らない上部には、歯ごたえのある滝が4箇所あった。最後の滝は直登ができず、右岸を高巻くことになった。写真の滝がそれである。左方の岩が露出した崖の左にある草付きを慎重に登る。確保はできないのでロープを垂らしたフリーソロである。

ギボウシとかシダしか生えていない泥斜面を、左手は草の根をつかみ、右手はバイルを泥壁に叩き込んでじわじわと高度を上げる。際どいことをしている最中に「これ落ちたらどうなるのかな」と結構冷静に周りを見ている。何とか潅木に支点を取り、後続を引き上げる。トラバースして滝上に付いた。かなり厳しい登攀であった。

登りはフリーで越えた滝も下りになると話は別だ。下の3つの滝を含めて全て懸垂になるのではと思っていた。しかし誰もハーケンを持ってきていない! 岩は磨かれており手がかりは少ない。支点にできる手頃な潅木も少ない。会長は何とかなると言っていたが、やまやろうは怖くて往路下山に決められなかった。

我々は大倉山を目指す。水が涸れて溝を登りヤブコギを進めたら突然登山道に出た。ヤブコギの労少なくうまく道に合流できた。山頂はすぐ近くであった。誰もない山頂で記念撮影をして登山道を下る。登山本部のぬまつちに連絡して迎えに来てもらった。

会館まで送ってもらい、土倉谷出合いの車を回収した。往路を下ったら下ったで何とかなったのかもしれないが、登山道よりも時間はかかったであろう。今回は土倉谷を完登でき、大倉山の山頂まで踏めるとはなかなか充実した内容だと思う。写真については、液晶画面を見ながら露出を細かに設定したため、良いものが多いと思う。いつもは光学ファインダーを覗いて撮影しているが、露出はカメラ任せで思うような色になっていないこともこれまであったのだ。

沢山撮ったから、ブログアップを楽しみにしていてください。





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Last updated  2014/07/21 06:11:04 PM


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