やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2016/05/03
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カテゴリ: 登山
今年のGWは期間が長いにも関わらず、会員の日程がうまく組めなかったり、少雪のため直前でルート変更したり、山行期間中に荒天が予報されたりと、バタバタした感じはあった。そんな状況でも、ひとつの果実を得ることができたので、ここで報告しておこう。

5月2日の夜は三々五々会館に集合して、明日の山行に備える。共同装備を分配してからパッキング。そして各自でバックパックの重量計測。やまやろうは水込みフル装備で19.5kgであった。予想外に重いな。着替えと共同酒以外(=コソ酒)の重量増でしょうか。

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5:00 起床。朝のところは晴れておりまする。今回の参加メンバーは8名。やまやろう、S竹会長、N島さん、ぬまつち、M本さん、J君、Yたさん、S崎さん。

クルマ三台で称名道路に向かう。やまやろうは眠くて仕方がない。ルートカツラの自販機でコーヒーをわざわざ買って飲んだ。

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7:37 準備を整え、称名滝の駐車場を出発。日差しが暑い。

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7:51 登山口。暑い、気温は既に気温20℃を示している。

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日差しにあぶられながら、じりじりと登山道を歩く。

8:35 休憩。猿ヶ馬場の少し下あたり。

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9:19 牛ノ首に着いた。眼下には雪渓がザクザクに切れたザクロ谷。

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9:39 雪原となる。ここで休憩。気温16℃、やや風あり。

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アイゼンは履かず、ピッケルは任意で手に持って、大日平山荘を目指す。

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薬師岳の雪の様子はどうかのぉー。

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大日平の木道は、ほぼ雪の下であった。水がとうとうとその下を流れている。

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大日岳の登路となる南斜面を捉えた。雪渓の中腹に雪崩の跡が見える。

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大日平には目印となるものがなく、ガスに巻かれたら下山ルートを探し出すのが困難な場所だ。短い間隔でペナントを付けていく。数が少なくなったらペナントを縦半分に割いて、こまめにしつこく目印を付けていった。

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トレースは付いているが、そんなものは一晩経てば融けて見えなくなってしまう。

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大日平は一面の雪原だが、例年に比べたらものすごく少ないはずだ。

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大日岳の南斜面。右又(登山道のある谷)に雪崩が発生している。明日のルート取りはちと考えなければならない。

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11:05 大日平山荘に到着。四人、単独、単独の合計六人の登山者が、山荘前のベンチで休んでいた。皆さんここまでだそうで。

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我々は入れ違いでベンチに座り昼食とする。気温15℃、山荘が風除けとなり風が当たらないから暖かい。そして内側からも温める(中身はバーボンではなくラム酒です)。

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山荘の裏手に幕営地を探す。数箇所の候補の中から、やまやろうの経験と勘で選んだところに決まった。斜面の雪を切り出して平らにし、雪のブロックを周りに積み上げていく。

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ブロックを囲んだら整地してテント(エスパース)の入り口を向かい合わせにして設営した。

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手が空いたら山荘の裏手から不動滝を見物する。見事な直瀑だ。

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ベンチに戻り、今夜と明日の分の水を作る。酒は一人当たりPETボトル500ml分を担ぎ上げたのであるが、そのうちの一本が飲めたものではなかった。日本酒なのだが会館に置いてあったものだから酸化してしまい、臭いを嗅ぐと鼻が強烈に刺激されるのだ。もったいないが捨てましょう。

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美味しいおつまみ。ウィンナーを炒めるのじゃー。付け合せはマスタードだと思うのだが、なぜかタルタルソースであった(多分間違えたのだろう)。

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美味しいおつまみ第二弾は餃子!あつあつが美味い。

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飲み、喰い、語る。それが山での時間の潰し方。

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16時前、風が強くなってきたからテントに入る。水は十分に作れた。

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J君が天気図を引く。これもまた山男になるための過程なのです。ここは電波が通じるのでネット上の予想天気図が入手できる。比較するとJ君の作成した天気図は、ほぼ一致していた。

明日は午後から寒冷前線が通過する予報。午前中に即効で大日岳を落とし、全員でその日のうちに下山することにした。ならば酒をがんがん消費しましょう。

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おつまみじうじう。他に高菜、玉子など。

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メインディッシュは、豚角煮丼である。

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酔っ払い。

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19:20 雨がバラバラと落ちてくる。

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19:54 寝る準備に入る。テントの外は風が強くなってきた。やまやろうは、コソ酒をちびちびなめるとするかー。





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Last updated  2016/05/13 03:15:06 PM


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