Pastime Paradise

Pastime Paradise

2014.01.21
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カテゴリ: 書籍・雑誌
 85年4月に全国朝日放送株式会社(テレビ朝日)から出版された「 ベストヒットUSA WELCOME 」という本がある。
 81年4月~89年9月まで毎週土曜の夜に放送されていた洋楽番組、「ベストヒットUSA」の放送200回を記念して発行されたと思われるものだ。

besthitusa.jpg


 英会話にも一役!! アーティスト・インタビュー和英併載

 小林克也と音楽大好き人間が集まってタイムリーに、ホットにポップス・ムーブメントを伝える「ベスト・ヒット・USA」。
 その4年間のエッセンスをこの一冊に結集。
 番組のドアをノックしたゲスト・アーティストのインタビュー、ヒットチャートBEST 3、スタッフ座談会など番組の魅力を誌上中継。


 と帯に書かれているようにゲストのインタビューが上は日本語訳、下はそのまま英語で書かれているという、何ともファン思いの本なのである。アーティストの皆さんがスタジオのセットに書いたサイン(というより落書き!?)の写真が6Pに亘って紹介されているのもいと嬉し♪

 掲載されているアーティストのインタビューは、以下の面々だ。

 ・ マンハッタン・トランスファー (Manhattan Transfer) '82.2 
ビル・ワイマン (Bill Wyman) '82.4
 ・ トーキング・ヘッズ (Talking Heads) '82.5
 ・ ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース (Huey Lewis and the News) '82.9
 ・ レイ・パーカー Jr (Ray Parker Jr) '82.10
 ・ ピーター・ガブリエル (Peter Gabriel) '82.11
 ・ ブライアン・フェリー (Bryan Ferry) '83.2
ジョー・ジャクソン (Joe Jackson) '83.6
 ・ アンディ・サマーズ (Andy Summers) '83.7
 ・ リタ・クーリッジ (Rita Coolidge) '83.6
シーナ・イーストン (Sheena Easton) '83.10 
 ・ ブライアン・アダムス (Bryan Adams) '83.9
 ・ マイケル・センベロ (Michael Sembello) '83.9
 ・ デュラン・デュラン (Duran Duran) '83.9 ジョン&ロジャーのみ
 ・ ホール&オーツ (Hall & Oates) '83.12
 ・ リック・スプリングフィールド (Rick Springfield) '84.1
 ・ ジョン・デンバー (John Denver) '83.6
 ・ クリフ・リチャード (Cliff Richard) '84.2
 ・ ライオネル・リッチー (Lionel Richie) '83.12
 ・ ロバート・プラント (Robert Plant) '84.2
 ・ シンディ・ローパー (Cyndi Lauper) '84.3
 ・ トーマス・ドルビー (Thomas Dolby) '84.7
 ・ U2 (U2) '84.10
 ・ キング・サニー・アデ (King Sunny Ade) '84.10
 ・ マドンナ (Madonna) '85.2

besthit3.jpgbesthit2.jpg

 この番組がもう3年くらい早く始まっていれば、79年11月に来日公演した The B-52's や、同じく80年10月に来日コンサートのあった カーズ (The Cars)のインタビュー記事が読めたかもしれない…と思うと残念でならない。

 他にも番組スタート時である81年4月から85年2月までの毎週のヒットチャート・トップ3なども載っていて、これまた懐かしい。そういえばこのチャートはビルボードやキャッシュボックスではなくて、日本ではあまり知られていない ラジオ&レコーズ とかいう音楽誌のチャートに基づいていたんだよね。
 ちなみに、放送初回のトップ3はというと、3位が スティクス (Styx)の“ The Best of Times ”、2位が REO スピードワゴン (REO Speedwagon)で“ Keep on loving You ”、そして栄えある1位は ジョン・レノン (John Lennon)の“ Woman ”であった。






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Last updated  2014.01.22 03:05:17
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知らなかった!!  
Tsune さん
こんな本があったとは!
めっちゃ興味があります( ..)φメモメモ
当時この番組とMTV、それにラジオの全米トップ40が放送媒体から得られる洋楽情報でしたからねぇ・・・
英会話学ぶにはもってこい・・・当時小林克也さん、「アメリ缶」という英会話上達ツールを販売していたような記憶が(笑)

先ほど密林にて検索したら2500円でした・・いい値段するなぁ(汗)
来週池袋でCDやレコード、書籍の中古市が開催されるので探してみよっ!! (2014.01.25 18:52:32)

30年近くも前の本ですから  
Tsuneさん、おこんばんは。
>当時この番組とMTV、それにラジオの全米トップ40が放送媒体から得られる洋楽情報でしたからねぇ
おらが村でMTVの放送が始まったのは確か84年のことでしたので、やはりベストヒットUSAが最も馴染み深かったですねぇ。
(一番ワクワクしたのはMTVでしたけど)
この番組にMTV、ポッパーズMTV、TOKIO ROCK TV等が当時の放送媒体に於ける私の洋楽情報源でした。
>当時小林克也さん、「アメリ缶」という英会話上達ツールを販売していたような記憶が
あはは、ありましたねぇ「アメリ缶」!
どちらかというと、オーソン・ウェルズが声優を務めていた「イングリッシュ・アドベンチャー」の方に惹かれてましたけど(^^;

>来週池袋でCDやレコード、書籍の中古市が開催されるので探してみよっ!!
うわぁ、めっちゃ羨ましいです。
掘り出し物が見つかるといいですね♪
同じ85年に立風書房から発行された「ロック名盤・レコード&ビデオ・ガイド(ROCK RECORD & VIDEO GUIDE) 30th Anniversary of Rock'n' Roll Rock'n' Roll is forever!」という本もあるのですが、こちらの方はアメブロで綴っている邦題ブログの題材探しに非常に役立ってくれております。

もしこの本に興味がおありでしたら、いつでもお貸し致します(^^) (2014.01.25 22:10:23)

CDあるけど本持ってない  
地味JAM尊 さん
アンディ・サマーズのインタビューとか何を聞かれて何を答えたのか全く想像できないところが興味深いなり。ちなみにCDには、小林克也より顔のデカいR・マークスの話のオチに「最大顔面サイズはエンヤ」との裏話が載ってたりするなりよ、カバオくん。
>やはりベストヒットUSAが最も馴染み深かったですねぇ。
今もTOKYO MXというローカルチャンネルで毎週25分間ですがやってるなり、どちらかといえば「ぼっけえ、きょうてえ岩井志麻子」が木曜日に出てる「五時に夢中」が有名な放送局なりが・・・
>>当時小林克也さん
吾輩はBest Hit USAでリクエストかけてもらったなり。しかもJohn Parr・・・映画の所にコメント書こうと思ったけどやめておくなり。
>どちらかというと、オーソン・ウェルズが声優を務めていた「イングリッシュ・アドベンチャー」
「火星人が攻めてきた」って言うなりか?
>同じ85年に立風書房から発行された「ロック名盤・レコード&ビデオ・ガイド(ROCK RECORD & VIDEO GUIDE) 30th Anniversary of Rock'n' Roll Rock'n' Roll is forever!」という本もあるのです>もしこの本に興味がおありでしたら、いつでもお貸し致します(^^)
借りパクしていいのなら借りるあるよ!
-----
(2016.11.18 02:26:05)

オレはブタゴリラだ!  
楊ぱち さん
地味氏(うじ)、こんばんはでござる。
もしやTsune氏宛のコメントかもしれぬが、拙者がレスさせていただくでござるよ、ニンニン。
>アンディ・サマーズのインタビューとか何を聞かれて何を答えたのか
アンディはアルバム「シンクロニシティ」の話に始まり、スティングとの出会いと当時の状況、ポリスの音楽についてなどを語ってるでござる。
>R・マークスの話のオチに「最大顔面サイズはエンヤ」
ふむふむ、確かにエンヤの顔はデカかったでござる。
そういえば志摩あつこ殿の「8ビート・ギャグ」(80年代に音楽専科から出版されたロッキン・コミック)ではABCのマーティン・フライ、カルチャー・クラブのボーイ・ジョージ、ハノイ・ロックスのマイケル・モンローが“大顔連”と呼ばれていたでござった。
>吾輩はBest Hit USAでリクエストかけてもらったなり
それはスゴいでござる!
>しかもJohn Parr・・・
“St. Elmo's Fire”でござるか。
記憶喪失がウリの、海外版若人あきらでござるな。
>どちらかというと、オーソン・ウェルズが声優を務めていた「イングリッシュ・アドベンチャー」
>「火星人が攻めてきた」って言うなりか?
宇宙戦争じゃが(岩井さんも岡山の人じゃから岡山弁で言うてみた)。
>借りパクしていいのなら借りるあるよ!
何故借りパク前提!?
まぁそれでもいいでござるが…(^^;
初版帯付きナリ。 (2016.11.21 03:22:41)

このブログを深掘りしていくと時間が足りん  
地味JAM尊 さん
お楊ちゃん、わんばんこ。
地味でおま。
>アンディはアルバム「シンクロニシティ」の話に始まり、スティングとの出会いと当時の状況、ポリスの音楽についてなどを語ってるでござる。
やはりアンディ自身のことは聞かれなかったずらか・・・

>そういえば志摩あつこ殿の「8ビート・ギャグ」(80年代に音楽専科から出版されたロッキン・コミック)ではABCのマーティン・フライ、カルチャー・クラブのボーイ・ジョージ、ハノイ・ロックスのマイケル・モンローが“大顔連”と呼ばれていたでござった。
うちの嫁があの漫画の大ファンでハノイ知らないけどモンロー様(たらこRIP)大好きなわけなんだな、これが。

>“St. Elmos Fire”でござるか。
スマヌ・・・結婚式の入場曲(新郎側)として使用した記憶だけは残っている若戸あきらでござる・・・若さはいつでもOne Way Road 誰も引き返せないさ~(^^♪・・・若さって恐ろしい

>初版帯付きナリ。
そういうちゃんとした本には手を出せないズラ。
けど前に書いた「地獄でロック・ファイアー」は内容暗記してしまったんで、借り朴してもいいズラよ (2016.11.22 01:59:06)

未来を俺にくれ  
楊ぱち さん
地味さん、わんばんこ。
この歌はこんな風に聞こえる~。
>やはりアンディ自身のことは聞かれなかったずらか
「ところであなたは、国から国へ海を越えて飛び回ってるね。どうやってロンドンの音楽界とつながってるの?」
一問だけアンディ自身へ尋ねられてます。
回答は長いので割愛させていただきますm(_ _)m
>うちの嫁があの漫画の大ファンで
男子が鶴光のオールナイト・ニッポンのエロトークを熱心に聞いていた頃、洋楽好きの女子は8ビート・ギャグを熱心に読んでいたのですよ(^^)
>結婚式の入場曲(新郎側)として使用した記憶だけは・・
>若さはいつでもOne Way Road 誰も引き返せないさ~(^^♪
昨日とは違う生き方見せてください。

>そういうちゃんとした本には手を出せないズラ
小説ならまだしも、この手の本の初版なんて無意味ですけどね。
>けど前に書いた「地獄でロック・ファイアー」は内容暗記してしまった…
>借り朴してもいいズラよ
あざーすッ(^^)
お気持ちだけ有難くいただいて…実は既にAmazon.でポチっておりまする。
いつかこの駄ブログで取り上げようと思っています。
教えていただき、本当に有難うございました。
とはいえ、残業過多&実は某大学通信生のワタクシ、時間がなくて未だ読めておりません。すまんこってす。
つい先日、遂に会社から時間外労働について厳しく言われたため、このところ定時で帰るようにしましたので、今読んでいる葉室 麟さんの「春風伝」を読了し次第、読んでみます♪ (2016.11.23 05:03:42)

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