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2006.06.03
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カテゴリ: メディア
竹内巨麿について その2


浅見自身、巨麿とはまったく面識がなかった。ところが1964年7月、浅見が神様に朝の挨拶をしたところ、北の方で神様が呼んでいるような気がしたという。北の方とは、巨麿が管長を務める茨城県磯原の皇祖皇太神宮であった。そこで弟子二入を連れて、車で磯原に向かった。

磯原に着いたのが夕方近くであったため、翌日神社に参拝することにして、旅館「磯原館」に投宿した。

その旅館の主人は吉田正吉という市会議員で、たまたま巨麿と知り合いであった(正吉の養父は県会議員で天津教弾圧事件の詳細を書いた『神宝事件の回顧』の著者、吉田兼吉である)。そこで浅見が神宮参拝の旨を伝えると、吉田は「竹内巨麿先生は、今は誰とも会いません」と言う。どうやら竹内家の宝物をめぐって参拝者や文献学者にだまされ続けてきたせいで、人間不信になったようであった。それでも浅見は「明日私がお伺いすると(巨麿に)お伝え願いたい」とひるまない。

あまりにも熱心に浅見が巨麿との面会を頼むので、吉田が巨麿に頼みに行くことになった。すると巨麿は「待っていたよ、待っていたよ」と言いながら拍手をパチパチと打ち始めたという。さらに巨麿は嬉々として吉田に告げた。「時機が来た。若き神様が来てくれる」

吉田にとっては驚きであった。巨麿がこのように人に会うのを喜ぶ様子をついぞ見たことがなかったからである。

翌日、浅見が神宮を訪ねると、年老いた巨麿(当時すでに90歳ぐらいであった)が拍手を打ちながら浅見を待っていた。巨麿は浅見を見ると、「来た、来た。若き神様が来てくれた」と笑顔で浅見を迎えた。

建物の中に案内された浅見は神殿を参拝した後、巨麿に告げた。
「本当に長い間、ご苦労様でございました。それにしてもこれほど立派な宝物や文献があるのに、どうしてこんなにさびれてしまったのですか」

巨麿の隣に座っていた妻のいつ(明萬)も口を挟んだ。「この人に宝物を見せるのですか?」
巨麿は答えた。「この人は何も見なくても知っているよ」

吉田や浅見の弟子たちにとっては、あっけにとられるような会話のやりとりであった。浅見と巨麿は初対面にもかかわらず、まるで旧知の仲であるかのようにお互いの素性を知り尽くしているようであったからだ。
(続く)





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最終更新日  2006.06.03 09:24:55
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運命の出逢い  
導かれるまま、なるべくように、導かれていくのですね。わたしには不思議という気がしません。 (2006.06.03 22:23:49)

私も違和感なく  
ほわいと さん
白山菊理姫さん、こんにちは。(おはようございます)

私も、ヤンチャリカさんと同様に、不思議という気がいたしません。レベルは違いますが、似たような“現象”を体験しております。 (2006.06.04 02:15:16)

Re:運命の出逢い(06/03)  
白山菊理姫  さん
ヤンチャリカ9971さん
おはようございます。

>導かれるまま、なるべくように、導かれていくのですね。わたしには不思議という気がしません。

こういう出会いというのは多いかもしれませんね。ただこの二人のすごいところは、神様から情報をもらいながら会話ができるところです。直感よりももっと具体的に情報をもらえるようです。これから紹介しますが、他人の死期もわかってします。ただし、厳しいルールがあります。これも追々説明します。 (2006.06.04 08:36:40)

Re:私も違和感なく(06/03)  
白山菊理姫  さん
ほわいとさん
おはようございます。

>私も、ヤンチャリカさんと同様に、不思議という気がいたしません。レベルは違いますが、似たような“現象”を体験しております。

確かに似たような現象はありますね。おそらく守護霊が介在しているのでしょう。それとは別に自然霊というか八百万の神々が介在するケースもあります。それがこの二人の場合であったような気がします。個人の幸福を超えた使命、宝物・文献を守るという使命があったわけです。 (2006.06.04 08:45:52)

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