天の王朝

天の王朝

PR

×

プロフィール

白山菊理姫

白山菊理姫

フリーページ

ハーバード経済日誌


ハーバード経済日誌(2)


ハーバード経済日誌(3)


ハーバード経済日誌(4)


ハーバード経済日誌(5)


ハーバード経済日誌(6)


古代飛騨王朝を探して


海外でのダイビングあれjこれ


海外でのダイビングあれこれ2


海外でのダイビングあれこれ3


驚異のガラパゴス(1)


驚異のガラパゴス(2)


驚異のガラパゴス(3)


歴史箱


山口博教授の講演録


古典SFの世界


富山サイエンス・フィクションの世界


ETとの交信は可能か


不思議な世界


不思議な世界2


不思議な世界3


不思議な世界4


不思議な世界5


不思議な世界6


不思議な世界7


不思議な世界8


フォト・ギャラリー


雑感


誰がケネディを殺したか


誰がケネディを殺したか2


誰がケネディを殺したか3


誰がケネディを殺したか4


カストロが愛した女スパイ1


カストロが愛した女スパイ2


カストロが愛した女スパイ3


カストロが愛した女スパイ4


カストロが愛した女スパイ5


カストロが愛した女スパイ6


カストロが愛した女スパイ7


カストロが愛した女スパイ8


カストロが愛した女スパイ9


カストロが愛した女スパイ10


カストロが愛した女スパイ11


出雲族と大和族の話(パート1)


出雲族と大和族の話(パート2)


サイド自由欄

設定されていません。
2010.10.07
XML
カテゴリ: 歴史箱
霊鳥・太陽信仰と羽根や鳥のラインの謎を解き明かそうとしているとき、もう一つ、まったく別の羽根ラインがあることを私の友人が見つけて、教えてくれました。それは、東経一三六度四六~四七分の白山を中心とする「羽」、もしくは「鳥」にまつわるラインです。

それは、石川県羽咋市から始まり、白山を経て岐阜県に入り、白鳥町、鳥羽川、羽島市を経て、伊勢湾を越えて三重県二見町の夫婦岩のそばを通り、鳥羽市をかすめ伊勢市の朝(あさ)熊ケ岳(まがだけ)に至る全長約二八〇キロに及ぶ南北のラインです。位山を中心とする羽根のラインに比べて、地名がある場所の経度にばらつきがありますが、ほぼ南北一直線であることは間違いありません。つまり、位山の羽根ラインと白山の鳥(羽)のラインは東西に約四〇キロ離れた、南北に伸びる平行線ということになります。

白山の鳥(羽)のラインを形成する、それぞれの地名の由来を地名辞典で調べてみましょう。

石川県羽咋市は羽喰とも書いたようですが、そのいわれははっきりしません。平安前期には羽咋郡として登場します。北陸でも早くから開けた地の一つで、稲作を伴う弥生時代以降においてとくに発展しました。古墳時代になると、羽咋国造の本拠地として重要な位置を占めるようになったといいます。

白山は、古くは「しらやま」と呼ばれました。四季を通じて山頂が雪で白く遠望できることから命名されたそうです(色葉字類抄、倭訓栞)。御前峰(二七〇二メートル)、大汝峰(二六八四メートル)、剣ケ峰(二六八〇メートル)の白山三峰から成り、御前峰頂上には白山比め神社の奥宮が鎮座。古来、生活に密着した信仰の山で、現在、石川県石川郡鶴来町三宮にある白山比め神社本宮は、全国二七六〇余社の総本社となっています。祭神は後で詳しく触れますが、菊理媛(くくりひめの)命(みこと)(神)です。

岐阜県郡上郡白鳥町は、長良川と牛道川合流点周辺に位置する奥美濃の中心地です。地名の由来は、白山を開いたという往古泰澄大師を案内してきたハクチョウが羽根を休め、周辺を回りつつ飛び去ったことにちなみ、里人はハクチョウの飛んだ範囲を白鳥と名づけたといいます。白鳥町には白鳥神社と白山神社があり、聖なる色といえる白とともに、山岳信仰と霊鳥信仰が並存していることを忍ばせています。

鳥羽川は、上流では戸羽川、下流では鳥羽川と書く岐阜市北部を流れる川です。鳥羽は谷口とか、ぬかるみの意味で、よく氾濫することから付けられたとみられています。ですが、詳しい地名の由来はわかっていません。

岐阜県羽島市は、羽栗郡と中島郡が合併してできた羽島郡に由来します。羽栗は『続日本紀』や『和妙抄』には葉栗や波久利と記されていますが、その名の由来は不明です。

三重県鳥羽市は、泊(とまり)浦(うら)や泊(とまり)がなまったのではないかという説がありますが、氏神賀多神社の縁起を書いた「賀多社古老口実伝」によると、天照大神の八王子神が鷲の羽の舟に乗って児(ちご)谷(だに)に天降ったという伝説に由来するといいます。いずれにしても、鳥羽港は古くから天然の良港として栄えていました。鳥羽と区別するため「笠木の土羽(とば)」と称される多気町の土羽の由来は、鳥が羽を休める所という意味の止羽が土羽に変わったとされており、鎌倉期には土羽村は鳥羽郷とも呼ばれていたことからも、鳥羽が文字通り鳥の羽に関係していた可能性は強いですね。



このほかにも白山の真南にある岐阜市には白山神社と羽根という地名がありますし、東経一三六度四六~四七分の白山の鳥(羽)のラインよりやや東の東経一三六度五〇分に位置する愛知県知多半島の知多市にも羽根という地名が存在します。

このように白山の鳥(羽)のラインは、由来に不明な点も多いですが、山岳信仰や霊鳥信仰、太陽信仰と結びつくのではないかと推察することができますね。

これは偶然の一致でしょうか。羽根(鳥)と関係する地名のラインが南北に平行して並んでいるわけです。ここでキーとなるのが、白山と位山が山岳信仰の聖地と呼ばれていることでしょう。位山は巨石・太陽信仰のメッカとも呼べる霊山で、地理的にも分水嶺となる重要な山でありました。一方白山も、富士山、立山と並ぶ三大聖山の一つに数えられ、その白山信仰は全国に及んでいます。

位山も白山も古来、太陽信仰や霊鳥信仰に結びつく神聖な山であったことは間違いありませんね。

こうして鳥や羽にまつわる地名が日本各地(特に中部地方)に、見事に測量されたとみられるライン上に配置されていることをみてきました。もはやこれらは、偶然の一致で片付けることはできませんね。

明日はこのシリーズの最後として、その白山にまつわる謎の神、白山菊理姫についてご紹介しようと思っています。
(続く)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.10.07 21:44:33
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

MartaTek@ President The US president raged at NATO allies o…
立山の百姓@ 尖山について はじめまして。 尖山の近くで農園を営ん…
simo@ Re:新刊『UFOと交信すればすべてが覚醒する』の解説(03/21) こんにちは。初めまして。 昨年妻が海で撮…
たぬき@ Re:ニニギの兄に祭り上げられたホアカリの正体(03/12) ホアカリ。 徐福が秦の始皇帝の使節を隠れ…

カレンダー

バックナンバー

・2026.08
・2026.07
・2026.06
・2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: