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久々におうちごはんの記事です。 10月、11月と勤務先の状況が慌ただしく変わり、大宮の昇格決定も足踏みで落ち着かない日々が続く中、楽しみといえば遠征先の美味しいもの&お休みにつくるおうちごはん。忙しい時ほど「その時食べたいもの」を作って食べたくなります。この時も ※斜字はレシピリンクを張っています ・オードブル:小豆島グリーンオリーブ、チーズ、いちじく煮(実家の) ・パン盛り合わせ ・カリフラワーのナポリ風パスタ ・いかとほうれん草のトマト煮 ・レタスとベビーホタテのグラタン この時も ・最近近所で見つけた超美味しいパン屋さんのライ麦バゲット ・ブロッコリ・ロマネスキのアンチョビマリネ ・ブラッスリー・オギノさんの豚とトマトのスパイシーソーセージ ・糸島で買ったパプリカパスタにソーセージの肉汁を絡めたもの ・即席ザワークラウト※レンチンしてから炒めた方が美味しくできました ・牡蠣とほうれん草、かき菜のチーズ焼きそしてこの時も ・ポルトガル風たこリゾット ・上と同じく美味しいソーセージ ・小松菜のにんにく炒め(塩味) ・上と同じく糸島で買ったローズマリーのパスタにソーセージの肉汁を絡めたもの ・ポルトガル風いんげんスープ 疲れている時=忙しい=家でごはんを食べられず野菜不足なので、加熱してかさを減らした野菜どっさり&それでいてお肉もガッツリ食べたい感が(笑)そんな最近のお気に入りの一つがこれです。◆レタスを使ったグラタン(この時はベビーホタテ使用) どうもこのところ、疲れてくると「炒めたレタスをもりもり食べたい」欲が出(そう言えばこの前にアップしたレシピもレタスのかにあんかけでしたっけ。笑)、レタスを加熱⇒いい感じの苦みとシャクシャク感が美味しいう⇒・・・チコリのグラタンと同じようにグラタンにしたら美味しいのでは??という訳でやってみたらすんごい美味しかった╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !レタスをチコリと同じようにあらかじめレンジで少し柔らかくしてからフライパンで断面を焼き、何かコクと味が出る具(レタスの場合はお肉より魚介の方が好相性な気がします。なので今回はベビーホタテ)のだしを少し入れたホワイトソースを作り、あとはパン粉&チーズをかけてオーブンで焼くだけ。チコリよりレタスの方が断然お安く買えるので気軽につくれます。具はカニカマとかでも美味しいんじゃないかな。応用が効くのでこの冬何度も作りそうな一品です。なお、ちゃんと作ったチコリのグラタンのレシピはこちらをご覧ください。同じく新メニューで気に入ったのがこれ。◆ポルトガル風いんげんスープ アウェー京都でスタジアムで買ったいんげんがあまりに美味しくて、いんげんを美味しく味わえるスープないかな~・・・と探していて発見。ざっくりとした作り方は1) じゃがいも1個(皮をむいて4つぐらいに割る)、玉ねぎ1/2個(スライス)、にんじん1/2本(皮をむいて厚めにスライス)、トマト(缶詰を使いました。1/3缶程度)をひたひたの水で煮て柔らかくなったら具のみ取り出してフードプロセッサー等でピューレ状にし、ベースのポタージュをつくる。2) あれば野菜のブイヨン、なければ塩で軽く味付けし、筋をとった新鮮で柔らかいいんげん適量を適当な長さに折って入れ、柔らかくなるまで煮込めばできあがり!これは本当に鮮度がよく柔らかないんげんでないと美味しくないかも知れません。でもそういうのでつくると本当に美味しい!スープが嬉しい季節になりましたね。そしてそして、今回の真打ちが冒頭の写真のこれです。◆ポルトガル風豚バーガー「ビファーナ」 私は疲れてくるとほぼ例外なく豚肉を食べたくなります。それも厚みのあるロースをガブッと行きたくなる&そういう時はわかりやすい味付けがいい!これまた今季行った新神戸の駅でたまたま見つけたウスターソースがとても美味しかったので、これを使って豚肉を美味しく食べたいな~とネットを見ていたら、どうやらウスターソースっぽいものを使った豚バーガーがポルトガルにあるらしい。あるらしい。ならば作ってみるしかあるまーいバンバンバン(`Д´)ノ という訳でつくってみました。思い付き&その時あった材料だけでつくっているのでたぶん現地のとはだいぶ別物だと思われますが、ちょーーーーーー美味しかったヾ(o´∀`o)ノので良しとします。ウスターソースの美味しさはベースの野菜やスパイスの深み。そこにさらにお酒やニンニク、ローリエの香りが加わって、具は豚肉だけでも深みのある美味しさ。とは言えビファーナに挟む豚肉の調理法はかなり自由度が高いようで、塩ゆでや塩焼き等、ごくシンプルなバージョンも多いらしいです。今回のはだいぶ「もどき」度が高いことをご了承の上、ご興味を持って頂けたらぜひ!お試しください。≪ガブッと幸せ!豚の旨味と各種ソース・ハーブの美味しさがふくらむポルトガルの豚バーガー「ビファーナ」≫レシピ:2個(2人分)1) 豚ロース肉(生姜焼き用のとかでも)に塩・こしょうで軽く味付けしておく。2) 鍋にオリーブオイル大さじ2程度をあたため、スライスしたにんにく大1個分、パプリカ大さじ2、コショウ適量を加え、ダマにならないよう弱火で炒める。3) 香りが出てきたら、白ワイン50cc、ウスターソース大さじ3~4、ウイスキー大さじ1、ポートワイングラス1/3、あればビールコップ1杯(今回はケチって水を使いました)とローリエ1枚を加えて煮立たせ、レモン汁を絞り入れ、1)の肉を入れ、10分~15分煮る。4) 田舎風のパン(今回は地粉を使って自分で焼きました)に3)のお肉を挟めばできあがり!★お肉はダンナさん用には2枚、私のは1枚挟みましたが2枚が正解でした。ケチらず大胆に挟みましょう。★美味しかったウスターソースはこれです。目玉焼きやゆで卵にかけても美味しい。お肉に合わせた時の美味しさにびっくりします。ほんとオススメ!日本最古のソースメーカーが作ったこだわりのソース敬七郎ウスターソース
2015.12.02
いや~、今週はしんどいですo_ _)oまだ金曜日щ(゚ロ゚щ)!?的なしんどさです。この時期は祝日が多いので、逆に営業日が減る分1日でこなさなくてはならない業務量が増えてしんどい。しかも再来週天皇杯で大阪へ行くため水・木と連休を取ってしまったので(私の体力では水曜の夜行帰りや翌朝始発→そのまま出勤は無理)、前倒しで済ませなくてはならない案件が・・・。ぐはっ`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)この時期はさらにブタクサ花粉にやられるので、鼻炎薬とティッシュが欠かせない日々です。もはや大宮成分と美味しいもの成分がないとやってられるかーーー!(ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵――という訳で、前置きを引っ張りましたが最近つくったごはんの話題など。 こちらは先週の清水戦の翌日、日曜のブランチに作ったごはん。前日は試合まであまり食べられなかったこともあってか(最近試合前の緊張感が毎試合すごく、普段よりも食欲が・・・)起きた瞬間から「ひき肉料理食べたい(ハンバーグとか肉だんごとか、ひき肉の塊っぽいの)」だったんですよね。珍しいです。◆ポルトガル風ミートボール(ミルクマスタード煮) 前々から作ってみたかったポルトガル風のミートボール。 ★1個1個がデカイ ★ベースは合挽、チョリソーやチーズを入れて風味を出す(玉ねぎは入らないらしい) ★ソースで煮込むのが特徴のようで、ソースのベースがいくつかある模様。トマトベースは味の想像が容易につき、普段から我が家でもよく食べている「いつもの味」になってしまうので、敢えて作ったことのないマスタードベースのを試してみました。 玉ねぎを使っていない(つなぎはパン粉と微量の卵)ので割ってみるとすごく「みっしり」しています。お肉のみっしり感はひき肉料理の醍醐味。ジューシーなタイプもいいけれど、この日の私は「みっしり」気分だったようです。ひき肉は脂っぽいので、赤身好きな我が家がひき肉をメイン料理に据えることは滅多にありませんが、この日はこの脂とソースのミルキーさがすんごく美味しい☆*:.。..。.:*ヾ(′∀`o)ノヾ(o′∀`)ノ*:.。..。.:*☆ しっかりめに味をつけることもポイントです。≪ソースのベースは「牛乳+マスタード」!ポルトガル風ミートボールのミルクマスタード煮≫レシピ:2人分1) 合挽肉250gにしっかりめに塩コショウをし、パン個(適量)と溶き卵(入れ過ぎないように。大さじ1~2杯程度)、あればすりおろしたペコリーノチーズ適量とチョリソーのみじん切りも(生のサルシッチャがあれば崩して入れるのがベスト)加えて粘りが出るまで混ぜ、大きめのボール型に丸める。今回は7つできました。これらに小麦粉をうっすらはたきつけておく。2) にんにく1かけに切り目を入れて包丁の腹で叩いて香りを出し、種を抜いた赤唐辛子と一緒に煮込み用の厚手の鍋に入れてオリーブオイル少々と共にじわじわあたため、香りが出てきたら1)のボールを時々転がしながら焼き付けていく。鍋がしっかり熱されていないとくっつくので注意。3) ミートボールの表面に全体的に焼き色がついたら、ひたひた程度の牛乳(150~180ccぐらいかな)+ディジョンマスタード大さじ2程度(あらかじめ牛乳に溶いておく)を注ぎ入れ、ローリエ1枚とビーフコンソメ半分を加えて蓋をして煮込む。4) 全体的に火が通り(ひき肉なのですぐ火が通ります。10分ぐらい)、ソースが少し煮詰まったら味を見て、足りなければ塩少々を加える。仕上げにパセリをふってできあがり!★ソースの量が少ない時はコーンスターチ等でとろみをつけても良いですが、今回は煮汁もスープとして食べたかったのでとろみをつけませんでした。パンによく合います。合わせたパンは上の写真の右奥にあるあの「ビッグベアブレッド(→熊谷の会参照)」。前日に家長と北斗、ビッグベアが連れてきてくれた教え子2人が揃って活躍してくれたので「ビッグベアありがとう・・・」と思いつつ美味しくいただきました。◆ポルトガル風「酸っぱいほうれん草」とフライドポテト ミートボールに合わせるパンが量的に少し少なかったので、炭水化物をお芋で補いました。使ったじゃがいもは実家から送られてきた「キタアカリ」と「インカのめざめ」。どちらもレンジで少し柔らかくしてから揚げています。酸っぱいほうれん草(→レシピはこちら)はポルトガルっぽいお肉料理や脂っぽい料理の時に食べたくなる一品。作り方はこちらです。この酸味が私は好きーヾ(o´∀`o)ノパスタは、我が家では普段は圧倒的に市販の乾燥タイプ(だいたいディチェコ)を使うことが多いですが、この日はど~うしても「むっちり」した手打ちパスタが食べたくなったので、ブログを書きつつ粉を練って寝かせ、書き終えた後大急ぎで伸ばして切って茹でて作りました。・・・というぐらい、実は簡単なんですよね、手打ちパスタって(種類にもよりますが)。◆ムール貝とズッキーニの手打ちパスタ これは本来「シャラティエッリ」という手打ちパスタで作るお料理のようで、小麦粉+牛乳+卵+ペコリーノと、かなりリッチな材料で練られたミルキーなパスタのようです。――が、この日我が家にあった牛乳は既にミートボールを煮るのに使ってしまって在庫切れ。卵も中途半端に入れるとパスタ生地が扱いづらくなるので、この日は「強力粉+セモリナ粉=3:1の割合」で計120gの小麦粉に塩ひとつまみを加え、ぬるま湯を少しずつ加えて練った生地を薄く延ばし、ナイフで太めに切って茹でて使いました。これでも全く物足りなくありません。むっちりして美味しいです。 ソースの作り方は過去エントリのこちらをご覧ください。この時もシャラティエッリ作るの横着してフェットチーネをポキポキ折って使っていたようです(笑)それもそれでツルッとしていい感じだと思います。このパスタは何といっても貝のだしをしっかり出してズッキーニに吸わせるところがポイント。ズッキーニからも水分が出るので、貝のだしと相まってなんとも美味しいソースになります。シャラティエッリにそれをぐいぐい吸わせる意図の一品、この手打ちパスタにもよく絡みましたよー( v ̄▽ ̄)あー美味しかった、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。ワインもポルトガルワインで合わせました。ポルトガルの赤は穏やかな味で飲みやすいので、日本人好みだと思います。和食にも合いそう。という訳で、これからお仕事です。今週は試合が日曜なので明日はゆっくり・・・できません┐(´∀`)┌明日は明日で、最近ご無沙汰だったあのチームをダンナさんと一緒に観に行こうかと。この体調だとあまり元気に応援には加われないかも知れませんが(翌日もありますしね)、スタジアム自体も久々のところなので楽しみです。ではでは皆さん、お仕事へ行かれる方も学校へ行かれる方も、おうちで家事に励まれる方も、みんなみんななんとか頑張って、楽しい週末を迎えましょうー(○´∀`)ノ
2014.10.02
いや~しんどいですねえ~。水曜ナイターで力いっぱい応援するとこんなにも身体がきついのか!щ(゚ロ゚щ)声も治ってないし!むしろ悪化してるし!(お客さんに「風邪ですか?」と言われて「いえ、あの、昨日サッカーの応援で喉をつぶしてしまいまして…。お聞き苦しい声ですみません」と説明するいい大人- -;)そんな金曜の朝。私は割と朝起きが得意で、目覚ましで起きることは滅多にありません。が、今朝はうっかり寝坊しそうに。…今日こそゆっくり眠りたい…。という訳で、冒頭とは全く関係ありませんが、先週末につくったごはんの話題。ある日のブランチはこんな。 暑くなってきたし、久々にヴィーニョ・ヴェルデ(ポルトガルの微発砲白ワイン、通称「緑のワイン」)が飲みたいなーと思ってメニューを考え始めたものの、出来上がったらだいぶイタリア寄りでした(笑)こういうワインをキンキンに冷やして飲むと「夏の休日の昼だなー」という気分になります。リラックスー ◆焼き茄子入りタプナード(南フランス風黒オリーブのおつまみペースト)とカリカリトースト2種 ゆっくりお酒を飲みたい時にあると便利なディップ。最近あまり作っていませんでしたが、塩気のあるオリーブを使った味が食べたいなー、焼き茄子も入ってたらおいしそうだなと思って加えてみましたが合わないはずがない組み合わせ、かなり美味しくできました( v ̄▽ ̄)ダンナさんのテンション急上昇タプナードの基本の作り方はこちらです。今回の作り方は、「茄子中1本を時々転がしながら皮全体が黒くなるまでガスグリルで焼き、少し冷めたら皮をむいて、種を抜いたブラックオリーブ12粒(大きさにもよりますが1/2カップぐらい)、オリーブオイル大さじ1、アンチョビ1~2尾(私は塩気の弱い自家製を使っているので3尾)、おろしにんにく1/2かけ分と一緒にフードプロセッサーにかける」以上!単純に焼き茄子1本を加えただけですが、味に深みが出て美味しい。オリーブオイルはアンチョビの油を使うとより濃厚な味になります。カリカリトーストは、6枚切りの食パンの厚みを半分に切ってトーストし、縦を半分、横を1/4に切って食パン1枚あたり16切れにして皿に盛ります。今回は戸塚のパン屋さんで買ったライ麦パンとハードトーストを1枚ずつ使用。ライ麦はもっちり、ハードトーストはさっくりで味や食感が異なり、私は前者、ダンナさんは後者が好みでした。 ◆細く削いだズッキーニとえのき、カリカリ生ハムのパスタ ズッキーニの皮を厚めにむき、細く切ってパスタより少し太めの棒状にしたのと、細長いえのきをパスタに絡めて食感の違いを楽しむパスタ。ズッキーニとえのきだけだと味が弱いので、カリカリベーコン風に焼いた生ハムをたっぷりトッピングしました。 あっさり味ですが、生ハムの塩気とコクで味がクッキリしてモリモリ食べられるパスタ。作り方は、最初に油を敷かないフライパンで生ハムまたはパンチェッタをカリカリになるまで焼いてハムはよせておき、フライパンに残った生ハムの油で皮をむいたズッキーニ1本の内側の部分(粗みじん切り)とにんにく(みじん切り)を弱めの中火でとろとろに炒めてトマトの缶詰少々(生のトマトのダイスカットでもOK)を加えて少しぐつぐつさせてベースのソースに。パスタ(2人で120gぐらい)は沸騰後に少し多めの塩を加えた熱湯でアルデンテに茹で、茹であがり直前に茹で汁をおたま1杯程度と、細く切った方のズッキーニと石づきを取ってほぐしたえのきだけ(食べたい量だけ)も投入して軽めに加熱。最後に茹で上がってざるに取ったパスタをソースのフライパンに入れ、全体を絡めながら余計な水分が飛ぶまで弱火で加熱して(1分程度)できあがり!◆福島産小女子をどっさり使った台湾風切干大根オムレツ まだまだたっぷりあるダンナさんの福島土産の箱入り小女子。日々いろんなものにどっさり使っていますが(幸せ)この日はオムレツに。イタリア風のチーズを使ったオムレツに?とも思いましたが、切干大根の食感と合わせたらいい感じかなーと思ったので台湾風に決定。 台湾風と言っても作り方は特別なこともなく、基本はこんな感じ。今回は、切干大根ひとつかみを戻して水気を絞り、適当に刻む→小ねぎ2本程度も刻む→切干大根・ねぎ・しらすまたは小女子(どっさり)と溶き卵2個分を合わせ、キャノーラ油(本来はごま油で焼きますが、ヴィーニョ・ヴェルデに合わせるため香りのない油で焼きました)を熱したフライパンに流しいれて両面こんがり焼いてできあがり!小女子から塩気が出るので塩その他の味付けはなし。切干大根の風味と小女子がたいへんよく合い、ヴィーニョ・ヴェルデにもぴったりです。繊維質もたっぷり摂れるし美味しいし、冷めてもOK。これ気に入った!ヽ( ̄▽ ̄)ノ最後だけ一応ポルトガル料理です。◆ポルトガル風チキンのブラックオリーブ煮 これもブラックオリーブをたっぷり使ったコクのある一品。汗をかく夏は、味のクッキリしたお料理が美味しく感じますね。作り方はたいへん簡単。これで2人分です。1)玉ねぎ1/4個とにんにく1かけは粗みじん切り。赤唐辛子1本は種を抜いて半分にちぎる。煮込み用の鍋にオリーブオイル大さじ1強とベーコンまたはパンチェッタ1/4枚のみじん切りと唐辛子を入れて温め、玉ねぎ・にんにくを加えて玉ねぎの色が変わってしんなりする程度に炒める。2)骨付きの鶏肉(手羽元・手羽先など。今回は手羽先と手羽元を3本ずつ使用)に塩・コショウをまぶし、油を敷かないフライパンで全体を焼き、特に皮の部分がこんがりするように焼き付ける。3)1)の鍋に2)の鶏と種を抜いて半分に切った黒オリーブ6~7粒、ホールトマトまたはカットトマト1/2缶をつぶしながら加え、オレガノ・塩各適量とあれば白ワイン少々を加えて蓋をし、煮立つまでは中火、その後弱火で20分程度、ソースが2/3ぐらいの量になって全体に味がなじむまで煮ればできあがり!チキンにトマトとオリーブの味がよく馴染み、ソースにはチキンの旨みがしみだして文句なしに美味しい一品。パンやシンプルな味のパスタに合う味なので、この時のメニューにはとてもよく合いました。これもある程度冷めても美味しいので、骨なしの部位で作ってお弁当のおかずにも良いかも知れません。この時はこれしかポルトガル料理がなかったのに、実は夜ご飯にもポルトガル料理を・・・。より合うお酒、より美味しい組み合わせ・・・と考えた結果、それらは夜に回ることになったのでした。そちらの中身もいずれまた。いやーでもこの日のごはん美味しかったなー、ごちそうさまーヽ('(OO)'*)ノ:・*。・+.゚・。久々にこういうごはんを作った気がします。暑くなってきたので地中海系のお料理が美味しい季節。時間を見つけてまたいろいろ作ってみたいと思います・・・時間があれば- -; ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 ポチッと応援、お願いいたします。
2014.07.24
連休の途中から急に初夏を思わせる日差しになって、朝晩は冷えても日中は暖かいですね身体がまだ日差しに慣れていないので、この時期は数時間外にいただけでもけっこう身体が疲れます。そんな5/5の夜ごはん。昼間にみなとみらいでお肉をいっぱい食べたので、夜はお肉抜きでした。 まずは果物!◆キウイとピンクグレープフルーツ 我が家では「食後のデザート」というよりも食事の途中に箸休め的に果物を食べます。グレープフルーツはホワイトよりもルビーの方が中袋をむきやすくて好き。続いてもお肌ケアに冷たく冷やしたサラダ。冷たいサラダが食べたくなる季節がようやく来たなあという感じがします。◆トマトとアボカド・ゆで卵のサラダ トマト・アボカド・玉ねぎとゆで卵を塩・コショウ・微量の醤油とオリーブオイルで和え、レタスを敷いたボウルにたっぷりと。アボカドもお肌にいいそうですよ!炭水化物は昼間買って来たプレッツェルと、 ポルトガル風の野菜ごはん。◆ポルトガル風ピーマンごはん これは以前初めてつくった時にダンナさんの受けが非常に良かった一品。今日はたまたまピーマンが多めにあったので作ってみたら「これウマイ!何のだし?」と初回とほぼ同じ反応(笑)お米を1合しか使っていませんが、けっこう多めにできるのでヘルシーです。 ふだんはお米1合に対し水は1.5カップぐらいにしますが、この日は胃腸がややお疲れだったので2カップで炊きました。基本の作り方はこちらをご覧ください。簡単で美味しいので便利な一品。メインは揚げものにしました。◆ポルトガル風塩鱈のコロッケ(ボリンニョ・デ・バカリャウ)とかぶのフリッター ほぼ初めから久々にこれが食べたいなあと思って組み立てた今日の献立。鱈のコロッケ、作るのは決して難しくないのですが、私の中で「ごちそう」的な感覚があるのでそう頻繁には作りません。久々のごちそう。 こちらの作り方は以前何度かアップしており、じゃがいもの量によって大人っぽい味になるか(その場合のレシピはこちら)、よりおやつ感覚で食べられるかが変わってきます。今日はじゃがいもを食べたい気分だったので以下のようなレシピに。≪塩鱈の旨味が食べやすいコロッケに!じゃがいも多めのふわふわ版「ポルトガル風塩鱈のコロッケ」≫レシピ:小型の10個程度分(2~3人分)1) じゃがいも小2個(2つで300g以下)は洗ってラップでくるんでレンジで約4分加熱して柔らかくし(途中で上下を返して均等に熱を入れる)、皮をむいてマッシュ。2) 甘塩の鱈2切れは皮と骨を取り除いてフードプロセッサにかけ、1)のボウルに入れてイタリアンパセリのみじん切り適量、玉ねぎのみじん切り1/8個分、溶き卵1/2個、ナツメグとこしょう少々を加えてなめらかに混ぜる。3) 揚げ油を180℃に熱し、スプーン2本を使って(1本ですくってもう1本でこそぐようにする)ラグビーボウル型を作りながら油に落とし、途中転がしながらきつね色に揚げる。上手にできなければ手で丸めてもOKです。4) 皿に盛り、お好みでレモンを添えてどうぞ!☆塩鱈の塩分によって味が変わってくるので、足りなければ塩を加えてください。粉チーズを加えても美味しいです。☆そのまま食べて十分美味しいですが、あっさりしているのでタルタルソースをつけても良いかも!「がっつり赤ワイン飲むぞー」という気分の時はじゃがいも抜きで大人っぽく作ると美味しいですが、じゃがいも入りで作るとふわふわしてお子さんでも食べやすいお惣菜風味になります。お弁当のおかずにもよさそうなので、是非作ってみてくださいね!それと作ってみて思いましたが、この日のレシピのは昨年ホムスタで食べた、ポルトガル料理屋さん「ボア・ボッカ」さんの味によく似ています。現地ではこんな感じのがポピュラーなのかなあ。かぶのフリッターは、パン粉衣も美味しいですが今日は横着して濃いめの天ぷら衣に。 衣をつける前に軽くレンジで加熱してから揚げると、衣がいい色になる頃にジューシーに揚がります。パン粉衣だとソースやケチャップが合いますが、天ぷら衣の場合は塩やカレー塩で食べるのがオススメ。ころっとして美味しいフリッターです。いやー今日もウマかった!満足です。うーん今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでしたそれにしても、4月からの体調不良がどうもスッキリしません。連休遊んだのがいけなかったか、6日の試合前から喉が痛かったのが鼻水⇒咳と来て現在ちょっと咳がひどい…。ユアスタ行くまでになんとか落ち着かせたいです。ここ1~2年、比較的身体の調子は落ち着いていたのですが、今年はちょっと気を付けないといけないのかも。とか言いながら5~6月は(冬の間の繁忙期の反動で)いっぱい遠征の予定を組んでしまったので、遊んでは休み、遊んでは休みの繰り返しになりそうです。巷では風邪と風疹が流行っているそうなので、皆さんもしつこい風邪には気を付けてくださいませませ~( ̄(エ) ̄)ノ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2013.05.07
最近サッカー関連の記事が多過ぎてお料理関係あまり書けませんが、ちょいちょいいろいろ作ってます。3連休中は新メニューもいくつかお試ししましたが、これは日曜日のブランチ。 今年はさんまが豊漁で、いろんなお店でお刺身や塩焼きのさんまが「おすすめ」になってますね、うれしい!ぽん酢とわさびで野菜もどっさり、和風カルパッチョをイメージしたはずが野菜補充メニューに…。玉ねぎだけ醤油+砂糖+酢で少ししっかりめに味付けしてます。さんまはダンナさんがさばいてくれました。 そしてこの時の新メニュー。ポルトガル料理です。◆ポルトガル風鱈とじゃがいものマヨネーズグラタン(バカリャウ・ア・ゼ・ド・ピポ) 材料は塩だら、玉ねぎ、じゃがいも、牛乳、マヨネーズのみ(ブラックオリーブはあってもなくても可)ですが、ものすごく美味しくできました。 これはポルトガル関係の本でよく見る定番メニューですが、一般的には鱈の表面がマヨネーズで覆い尽くされてこんがり・・・ぐらいマヨネーズを使っています。でも家庭料理なので、使わない家は使わないと聞いて私好みにマヨネーズ少なめで作ってみたらすっごく美味しかった!鱈とじゃがいもの美味しさをマヨネーズと玉ねぎが引き立てる感じです。牛乳で煮た鱈の身がふっくらして臭みが抜ける上、その鱈の風味が移った牛乳がポテトにしみこむとこんなに美味しいんだ!と感激。炒めた玉ねぎの甘さと香ばしさも欠かせません。全般的にさっぱりめの材料なので、マヨネーズも全く使わないよりは少し使った方が美味しい。ダンナさんも「ぱんだがマヨ使うの珍しいね」と言いながら喜んで食べてました。とにかくじゃがいもが美味しくなるので、美味しいじゃがいもを使って作ってみてください。キタアカリや男爵系が美味しいと思います(今回は「こがね丸」という実家のを使用)。≪簡単シンプル、なのにとっても美味しい!「バカリャウ・ア・ゼ・ド・ピポ」≫レシピ:2人分1) 甘塩の鱈2切れは1切れを半分にカットし、目立つ骨があれば取ってフライパンか小鍋に並べ、ひたひた程度の牛乳を注いで蓋をし、温まるまでは中火、その後弱火で10分ほど煮る。2) じゃがいも中3個は洗って1個ずつラップにくるみ、レンジで柔らかくして(500Wで4分半、その後2分以上放置して蒸らします)皮をむいてマッシュ。つぶしながら牛乳を加えてなめらかにします(1で鍋に残った牛乳も入れる)。じゃがいもによって牛乳の量は違ってきますが、だいたい半分~1カップぐらい。様子を見ながら加えてください。塩・コショウ少々で軽く味付け。3) 玉ねぎ1/2個はスライスしてオリーブオイルで軽く焦げ目がつく程度に炒める。4) 耐熱容器に2)の半量を敷き、その上に鱈をのせ、鱈の上を玉ねぎで覆い、余ったスペースを残りのポテトで埋める。その上からマヨネーズを網目状に絞り、ブラックオリーブを散らして(なくてもよい)予熱したオーブンで軽く焦げ目がつくまで焼けばできあがり!★家庭料理なので、マヨネーズやポテトの量は好みで調整してください。主食にしたので、我が家の普段の量よりじゃがいも多めです。ブラックオリーブも好きな方はもっとどっさりどうぞ!いや~美味しかった~( ̄~ ̄)これ秋冬のじゃがいもが美味しい間はリピート決定です。あと、月曜日フクアリから帰った後の晩ごはん。 どれも以前レシピをご紹介したもののリピートです。たまたま前日にトルコ料理の番組を見たら食べたくなって久々に作った「ラフマージュン」が主役。トルコの薄焼きピッツァで、野菜とお肉を混ぜたタネを生地に塗って焼き、生野菜と一緒に食べます。 詳しくはこちら(改良後)。できるだけ薄めに、そして焼きすぎないのがコツです。ちぎって食べられる程度がベストだと思います。野菜は玉ねぎ・レタスは必須! 黄色いズッキーニで作ったのもトルコ料理の「ムチュヴェル」。レシピはこちら。 この日は基本の材料に加え、ディルとミントを加えて作りましたがハーブ美味しい!フレッシュハーブならより美味しいでしょうが、乾燥ハーブでもかなりいいセン行きます。もう1品ぐらいトルコ料理作ろうと思っていましたが、昼にフクアリでカレー食べた際にライスが買えず、スパイシーなお米料理が食べたい口になってたんですよね。なので急遽作りました。相当簡単な「マクルーバ」炊飯器版。ヨルダンのチキンライスです。 そもそもひっくり返せていないので「マクルーバ」失格ですが、味はこの日食べたい味に作れました。ダンナさん大喜び(o ̄∇ ̄o) 作り方はコチラですが、この日は相当手抜き+油控えめに作りました。チキンは油を使わずに皮目だけ焼いて炊飯器に並べて洗ったお米で多い(米は炒めませんでした)、余った油(鶏から出た油)で野菜を軽く焼いてスープで軽く煮て注ぎ、スイッチオン!余ったのを翌日お弁当にしましたが、美味しく頂けました。おかずは茄子のオムレツとピーマン炒め、いちおうそっち風の味で。お米はタイ米と日本米半々です。ふ~、美味しかった~明日は大宮にとって絶対に勝たなくてはいけない大事な試合、札幌戦です。が、厚別よりドームへ行きたかった私は北海道行きを断念、この土日は名古屋(広島)⇒岐阜(湘南)です。大宮サポの皆さんごめんなさいm(_ _)m「直樹観たい」「瑞穂行ってみたい」「メドウ行きたい(長良川のスタグル食べたい)」で決めた日程ですが、明日の瑞穂はかなりお客さんが入る模様。広島首位だし名古屋も上り調子ですもんね~、楽しみ!でも5時間前の大宮次第では楽しむどころでは…明日はマエシュン復帰だそうで戦々恐々ですが、ここで勝たないと、そして次のマリノス戦も勝たないと残留は非常に厳しい。ドキドキですが絶対に勝ち点3を!私も名古屋から経過は適宜チェックします。現地へ行かれる皆さん、熱いサポートをよろしくお願いいたします!!m(_ _)m ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.09.19
土日は連続サッカー観戦だったため、連休最終日の月曜は休養にあて、のんびり過ごしました。と同時に土曜日発覚した夏バテ。夏バテと言えば水分はじめビタミンCやB、身体を冷やす旬の野菜や果物などの補給が思い浮かびますが、実は同時に足りなくなっているのが鉄分。汗をかく⇒鉄分出て行く的な都合で、貧血っぽくなるのはそのせいなんですね。という訳で月曜日のごはんのテーマは鉄分補給! メインはこれです。◆ポルトガル風鶏レバーのステーキ たぶんポルトガルでは鶏ではなく豚のレバーを使っていると思いますが、調理法・味付け的にどのお肉のレバーでも美味しくできそうです。今回はスーパーで最も手に入りやすい若鶏のレバーを使用。この日は昼間いっぱい食べたので炭水化物は控えめ。この前カシマで買って来た地もののキタアカリととうもろこしをいったん蒸し、その後オーブンで焼きました。緑色のは気に入って何度も作っている、これまたポルトガル料理の「ほうれん草のビネガー炒め」(作り方はコチラ)。ちょっと酸っぱい感じの味つけとにんにくの風味がほうれん草のえぐみを消し、とても食べやすい味になります。やはりレバーにはほうれん草がよく合うなあ 肝心のステーキの味付け、下味にはタイムとローズマリーと塩を使い、焼いた後白ワイン・ワインビネガー・ローリエを使って少し煮るので臭みが気になりません。焼く際に小麦粉をまぶすのでとろみも自然とついてソースも美味しい合理的な調理法。私この味付けかなり好きです。レバー好きにはたまらないはず。レバーだけを主役にこんなに食べる料理って、日本じゃあまりないですもんね。調理自体はすごく簡単なのでささっと作れますが、ダンナさん的に「すごく本格的な味だね」だそう。レバー嫌いじゃなければ来客時にもよいのでは≪簡単かつ本格派の味!「ポルトガル風レバーのステーキ」≫レシピ:2~3人分1) 鶏レバー(あれば豚レバーの方がポルトガルっぽい)1パックは調理前にタイム・ローズマリー・塩をまぶして1時間程度おく。2) 1)に小麦粉を軽くまぶし、オリーブオイル(少し多め、大さじ1以上)を敷いたフライパンでまずは両面焼き目がつくよう中火~強火で焼き付け、白ワイン30~50cc、ローリエ1~2枚、白ワインビネガー4~5振りを加え、アルコール分を飛ばしてから蓋をして3~5分、レバーの中まで火が通るよう煮る。3) 仕上げにパセリを振り、ソースごとお皿に盛ってできあがり!付け合わせは茹で(蒸し)じゃがいもが定番です。ソースに絡めて召し上がれ!簡単でしょ?でも本格的っぽい味に感じるのは、おそらくワインビネガーのおかげだと思います。白ワインとローリエで煮るのは西洋料理でよくあるやり方ですが、ここにビネガーが加わるだけでちょっとはっとする味になるんです。ワインビネガーってポルトガル料理を作り始めて初めて使うようになりましたが(ポルトガル料理はワインビネガーをかなり多用します)、いい調味料。是非1本、悪くないのを買ってみてください。この時のその他のメニューはスープとフルーツ。スープはこれまたポルトガル風の素朴な豆と野菜のスープ、「ソッパ・デ・フェイジャオン」と言うようです。金時豆、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツとスープ用のパスタを塩だけでドロドロになるまで煮る、という感じの作り方ですがほっとする味で美味しい。詳しい作り方はまた別途書くかも。 フルーツは、昼にイタリア料理を作った際に「マチェドニア」として食べたフルーツポンチの微妙な余りにヨーグルトとみかんの缶詰を足しました。簡単ですが、夏場の食卓にこういうのがあると食が進むんですよね。 ちなみにこれに使った桃は、土曜日NACKで頂いた山梨の桃。美味しかったそしてこれだけレバーとほうれん草を食べて「当座の鉄分不足は解消!v( ̄ー ̄)v」と思っていた私にダンナさんが一言。「青春18を買えば完璧だな( ̄▽ ̄)」ええっ「『鉄』分補給」ってそういうこと!?Σ( ̄Д ̄;)・・・と思いましたが買ってしまいましたよ。 まぁ、実はもともと買うつもりではいたんです。今年は使い道が割とありそうで、既に3日分ぐらいの予定は立っていたりするんです。残り2日分くらいはどうにでもなるので、買っておけば空いた平日にふらふら出かけるきっかけができて、家に閉じこもってるよりはかえっていいかなーと。これで鉄分補給は今度こそ完璧、この夏を元気に楽しく乗り切るぞー\(o ̄∇ ̄o)/大宮の補強関連の話題もようやく出始め、楽しみが増えてきました。まずは身体に元気を取り戻さないとなー、という訳で今日は夕方東京ドームへ潜入予定です。むふ( ̄m ̄* )ではではお仕事行って来まーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.07.16
さあさあ今日はこの後NACKでズデンコさんの初采配、VS柏戦・別名野田線ダービーです。とは言え私野田線ってほぼ乗ったことないので「ダービー」と言われてもあまりピンとこないですが(笑)、専用CMも制作されて盛り上がっています。負けられない一戦、システムも4-2-3-1から4-4-2に変わるようですし、江角のリーグ戦100試合出場も達成されるようでとても楽しみ!がんばるぞーという訳で、出発までの短い間の更新は先週日曜日の夜ごはん。お昼ご飯の話題は先日アップしましたが、夜ご飯でも新メニューをお試ししました。◆ポルトガル風じゃがいものビネガー炒め(バタータシュ・アケシーダシュ) なんとも素朴な見た目の一品、材料はじゃがいもと卵、オリーブオイルと塩少々に白ワインビネガー適量、たったこれだけ!これを一品料理として成立させてしまうのがすごくポルトガル料理らしい。この庶民性がたまりません野菜を多用するという点はイタリア料理も同じですが、ポルトガル料理の方が質素な材料だけで作られるメニューが多く、ハーブやスパイスの使用量も少ないので日本人にはより身近に感じられる気がします。お米も普通に主食として食べられますしね。という訳で、こちらのお料理。 作り方はほぼ見たままで、1cm角よりちょっと大きいぐらいにダイスカットしたじゃがいもをオリーブオイルでじっくりこんがり炒め、仕上げに白ワインビネガーをむせるくらいたっぷりかけてなじませ、目玉焼きの黄身を絡めながら食べるという至ってシンプルな一品。「むせるくらいたっぷりのビネガー」に反応して作ってみましたが、美味しーいヽ( ̄▽ ̄)ノ揚げじゃがいもにビネガーと言えば連想されるのがイギリス料理の代表格「フィッシュアンドチップス」。これにはモルトビネガーをやはりむせ返るくらいたっぷりかけるのが美味しく食べるコツですが、ビネガーを熱した際の甘みがこんがり焼けた(揚がった)じゃがいもによく合うんですよね。日本の醸造酢みたいにツンと来ずマイルドです。今日のにもじゃがいもをこ~んがり焼いて全面に美味しそうな焼き色がついてからかなりたっぷりビネガーを振り、ざっと混ぜて蓋をして2~3分馴染ませてから食卓に出しましたが、作り方を知らずに食べたダンナさん、「ん?何だろうこのじゃがいもにしみた甘み」とすぐに気が付きました。そう、食べた感じが「酸っぱい」ではなく「甘い」なのです。日本の酢だと「酸っぱ!」になりそうなので要注意味のポイントはやはり白ワインビネガーだと思います。今日はごく普通にスーパーで売っている安いのを使い、それなりに美味しくできましたがより美味しく作るためには上質のを使ってみると格段に違うかも!今度いいのを買ってみようと思います。≪こんがりポテトにしみこんだビネガーの甘酸っぱさが美味しい!「ポルトガル風じゃがいものビネガー炒め」≫レシピ:1~2人分1) じゃがいも小2個(大きめなら1個)は皮をむいて目立つ芯を取り、1cm強にダイスカットする。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1弱を温め、1)のじゃがいもを転がしながら炒める。最初は中火、強すぎたら少し火を弱めて各面に焼き色がつくよう、焦らず「焼き色がついたら転がす」を繰り返す感じでじっくり炒めてください。7~8分はかかると思います(※ここである程度柔らかくしておきたいので、早めにここまでの手順を行って蓋をし、蒸らしておいてもOKです)。3) 各面にいい感じに焼き色がついて中まで柔らかくなったら軽く塩を振ってざっと混ぜ、少し火を強めて白ワインビネガーをむせるくらいたっぷり(3~4振りぐらいかな)振りかけてじゅっ!と言わせ、全体をざっくり混ぜて蓋をし、火を止めて2~3分蒸らす。4) 別のフライパンで目玉焼きを焼く(黄身が半熟になるように)。5) お皿にポテトを盛り、上に目玉焼きをのせてできあがり!目玉焼きを崩し、ポテトを黄身に絡めながら召し上がれ~★上にも書きましたが調味料がポイントの料理です。油はオリーブオイル、酢は白ワインビネガーを使ってください。でないと普通に和風~中華風のおかずになってしまいそうです(笑)でも敢えてごま油+中国の黒酢で中華風にしてみても美味しいかも。この日の全体メニューはこんな感じ。 スープはにんじん・玉ねぎ・キャベツ。私はにんじんのスープにはキャベツを合わせることが多いです。にんじんだけだと味がきつくなるところをマイルドにしてくれます。繊維も豊富ですしね。◆にんじん・玉ねぎ・キャベツのポタージュ ごはんはポルトガル風に、玉ねぎと主材料の野菜を炒めて多めのお水で炊いたリゾットごはん。ピーマンやトマトがポピュラーですが今日はグリンピースをたっぷり使いました。食べる際、たっぷりオリーブオイルをかけて香りを出すのがコツ。この仕上げには上質のE.V.オリーブオイルを使ってください。◆ポルトガル風グリンピースごはん メインは揚げたお魚。今日はさんまの竜田揚げです。レタスで巻いて食べるととっても美味しい一緒に添えたのはいんげんのフリット、これには野菜を揚げる際よく使うインドの「ベサン粉(ひよこ豆の粉)」を使い、インド料理の場合は加えるスパイスは入れずに粉と水だけで衣を溶いて揚げました。◆さんまの竜田揚げといんげんのインド風フリット(パコラ) ポルトガルでは揚げ物にはこうした野菜入りのリゾットごはんを添えるのがお決まりだそうです。これも日本人の口に合いますよね実際、揚げ物にはさっぱりした野菜ごはんがとてもよく合って、食後感もスッキリ。ベサン粉はひよこ豆のホクホクした風味が魅力の粉。私は野菜を揚げる際(⇒こんな感じ)に使うことが一番多いですが、イタリアではこれを水で溶いておやきみたいに焼いて食べる「ファナリータ」(⇒こちらはこんな)があって、これも美味しい。ちょっと珍しい材料ですがあると重宝します。食いしん坊の方は是非一度買ってみてくださいそれにしてもドキドキします新監督の初采配。「期待しすぎず」と自分に言い聞かせつつ、不安×3ぐらいと期待少々(いやもうちょっとかな)が入り混じった感じの心境。お天気はあいにくので肌寒いですが、なかなか治らない咳の風邪を悪化させないよう温かく+雨対策を万全にしてスタジアムへ向かいたいと思います。ではでは皆さん、後ほどNACK5でお会いしましょう~ ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.06.15
結婚して10年以上経つ我が家に、ほぼ初めてと言っていい異常事態が訪れています。それは「ダンナさんが太った!」 ( ̄(∞) ̄)原因は明らかで、このところ一時的に夜勤や徹夜が続いて食べる時間や内容が不規則になったためなのですが、ある日気づいたらお腹がポッコリしている!体重を聞くと「72キロ台になっちゃった…」だそう。うわー一大事!!我が家はダンナさん=長身痩せ型、私=小柄標準体型の組み合わせ。ダンナさんの家系はみんなすらっとスリムで太りにくいので、自分が太るのを気にすることはあっても、ダンナさんのを気にしたことは殆どありませんでした。そして元々太りやすく元デブの私はダンナさんの体型には殊の外厳しいのです。70kgを超えることは断じて認めーーーん!!ヽ(`Д´#)ノという訳で、現在ゆるやかにダイエット中です。厳密なのは絶対続かないので、1~2ヶ月かけて69kg前後になればいいかなという感じ。「会社でのおやつはじゃこ(スナック菓子は避ける)」「深夜(仕事中)に油っこいものやインスタント食品を食べない」、つまり「美味しく味わえない状況下で無駄なカロリーを摂取しない」を指示しつつ、家での食事はゆるやか~にコントロール。急に太ったダンナさんの場合、それぐらいで痩せるはず。あ、もちろんスタジアムと遠征先ではリミッター解除です。そんな訳で、少しだけダイエットを意識したある日の晩ごはん。炭水化物を少し少なめにしているのと、揚げ物がないことがそれっぽいかな?全体的にポルトガル風です。 メインはいわしの塩焼き、これには焼いたじゃがいもを添えるのと、下にパンを敷いて出てきた汁を吸わせるのがお決まり。パンは大分で買って来た地粉と全粒粉を使ってみました。もっちりした田舎パンという感じで美味しい。 サラダは3種類。 トマトとモッツァレラにバジルとオリーブオイル少々をたらしたシンプルなカプレーゼと、 ひよこ豆、お刺身用の蛸、刻んだ玉ねぎとにんにく、オリーブオイルと白ワインビネガー、オレガノを混ぜて数時間漬けたマリネ。ひよこ豆はボリュームがあっておなかも膨れるし、繊維が豊富なので翌日腸内スッキリ♪ 私が食べたくて作ったかぼちゃサラダ。レンジで柔らかくして皮ごとつぶし、みじん切りの玉ねぎと粒マスタード、お湯で戻して刻んだレーズン、ローストして刻んだ松の実、刻んだチーズ、プレーンヨーグルト少々を混ぜ、塩・コショウで味つけ。マスタードが良いのです これで大分おなか一杯にはなりますが、もう1品に合うおつまみを作って出したところ、ダンナさん大喜び ◆ポルトガル風マッシュルームのチョリソー詰め焼き きのこ料理は何でも好きなダンナさんですが、マッシュルームに具を詰めて焼いたのは殊の外好きで毎回喜びます。「子供の頃ピーマンの肉詰め好きだった?」と聞くと「うん、好き」だそうなので、「詰めてある」のにテンションが上がるんでしょうね(笑)今日の中身は、くり抜いた軸の部分と刻んだにんにく、そして薄切りにしたチョリソー。 チョリソーからいい味と脂が出るので、これ以上味付けは殆ど要りません。簡単で見栄えがするのでお客様にもよさそうです。ワインを飲みたい日に、是非お試しあれ≪詰めて焼くだけ!簡単でおしゃれで美味しい「ポルトガル風マッシュルームのチョリソー詰め焼き」≫レシピ:2人分1) マッシュルーム1パックは土がついているところを洗い、中をくりぬいてくり抜いた部分を刻む。にんにく1かけもみじん切りにし、マッシュルームと混ぜて笠に詰める。あればイタリアンパセリも混ぜるとより美味しいです。2) チョリソー(お好みのソーセージ)1本はスライスし、1)の笠に1~2枚ずつのせ、耐熱容器に移して全体にオリーブオイル少々を回しかける。3) 200℃のオーブンで10分ほど、チョリソーがじゅわっとするまで焼けばできあがり!★チョリソーから出る味で味付けなしで美味しいです。焼いている間に出てくる汁もパンにつけて食べてくださいね!一般的なダイエットっぽくないメニューですが、この内容なら十分、食べすぎ後の調整になります。夏までにダンナさんのおなかが引っ込んでいますように!(運動不足も明らかなので、スタジアムで跳ねさせないと!)・・・というか、それ以前にその原因になっているプロジェクトが落ち着きますように・・・- -;あの働かせ方で病人が出ないのが不思議だよ…。うん、今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2012.05.09
先週末、鴨ごはんが食べたくなって作ったポルトガル料理のブランチ。 主役はもちろん!鴨ごはん。赤ワインと香味野菜を入れて圧力鍋であらかじめ煮るやり方はいつもと同じですが、今日は秋らしくしめじと茄子を入れてみました。◆ポルトガル風鴨のオーブン焼きごはん(秋バージョン) お米を炊いている間にしめじは適当にほぐし、茄子は大きめにダイスカットして軽く炒め、他の具・スープと一緒にご飯に混ぜる以外は作り方は一緒(→コチラ)です。 でもこれすごく美味しいんですが、鴨の旨味はスープに殆ど出てしまうこともあって、お米に挟んだのはしっとりしたままですが、表面にのせた飾りのお肉は堅くなっちゃうんですよね^^;(骨付き肉を使えばよいのでしょうが、入手が難しい…- -;)そこがちょっともったいない。今度は飾りのを少なめにして、折角の美味しいロース部分は別の食べ方をしてみたいと思います。ごはんがこれだけボリューミーなので(お米は2人で1合ですが具が多い!)、スープは野菜たっぷりにしました。◆カリフラワーとレタスのスープ カリフラワーとスライスした玉ねぎを柔らかくなるまでひたひたの水で煮て、仕上げに千切りのレタスを加えてしんなりしたらフードプロセッサーにかけ、塩・こしょうで味を調えただけのシンプルなスープですが、野菜の旨味が引き立て合って美味しい。ダンナさんが殊に気に入った一品。付け合わせは更に青菜。◆ポルトガル風ほうれん草のビネガー炒め(エシュパヘガード) これ前に作ってかなり気に入ったので、今度はたっぷりめに作りましたがやはりあっさり売切れ^^;酸っぱい味がクセになるんですよね~。パンにたっぷり載せて食べると美味しいです。ヨーグルトもちょこっと一緒にのせると更に美味しい。作り方はコチラ。そして、今日初めて作って「おっ、これ正解!」と思ったのがこれ。◆ポルトガル風ブラックオリーブのマリネ ブラックオリーブって皆さんお好きですか?ちょっとクセがあるので好き嫌いが分かれるかも知れませんが、我が家は2人とも大好きです。最初に食べたのがギリシャ料理やスペイン料理の前菜でだったので、その後も最近まではカラマタ産の美味しいのを食べていたのですが、それらを食べ切って最近久々に買った安い缶詰が「味がない・・・- -;」安いからかも知れませんが、これまで食べていたのに比べてあまりにオリーブ自体に旨味がないので、そのまま食べるにも料理に使うにもちょっとな~・・・と料理本をパラパラ。するとポルトガル料理の中で見つけたのがこれでした。ちょっと玉ねぎを刻んでオレガノ・オリーブオイルと和えるだけなのに、このひと手間で目を見張る美味しさに変身。ダンナさんが「これ美味しいね!」と目を輝かせて食べていました。塩分も自分で調節できるので、市販のしょっぱ~いオリーブみたいに2~3個でじゅうぶん!ではなく、いくつもパクパク食べられます。オイルを使っているので3~4日は冷蔵庫で保存できます。ちょっとあるとワインを飲みたくなった時に嬉しいパンやクラッカー、チーズに合わせて召し上がれ♪≪物足りないオリーブが驚くほど美味しく!ポルトガル風ブラックオリーブのマリネ≫レシピ:適量1) ブラックオリーブ(缶詰、瓶詰など)1/3缶程度は種を抜き、汁気を切っておく。2) 玉ねぎのみじん切り大さじ1、オレガノ適量、オリーブに塩気がなければ塩少々とオリーブオイルを1)にまぶしてよく混ぜ、タッパー等に入れて冷蔵庫に入れる。2~3時間後から美味しく食べられます。★種は抜いた方が食べやすいですが、種ごとつけた方が旨味が抜けないのでお好みで。予めオイルがまぶされているタイプのなら、玉ねぎとオレガノだけを加え、レモン汁等で少々のばしてもよいと思います。これからのパーティシーズン、おつまみはいろいろ知っておくと重宝しますよね。オリーブは見栄えもするし美味しいので、是非ラインナップに加えてあげてください今日もとっても美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.12.15
先日、ヴィーニョ・ヴェルデ(ポルトガルの通称「緑のワイン」)のセットを買ったので、ポルトガル料理の晩ごはんを作りました。 スープはにんじんとかぼちゃのポタージュ。かぼちゃは私は大抵皮ごと使っています。にんじんの甘さといいバランスで美味しい。牛乳を多めに入れるとよりまろやかです。 パンは先日栃木で買って来た地元産の小麦粉で、リュスティック風(⇒レシピはこちら)に長時間発酵させたものを型に入れて焼きました。地粉パン、独特の風味があって美味しい!マイブームです。 卵料理はチーズ入りのオムレツに焼きトマトといわしのトマト煮を添えました。いわしはヴィーニョ・ヴェルデを買った際、おまけに頂いた缶詰です。缶くささを消すため白ワインを少し振って蒸し焼きにし、オリーブオイルとオレガノを振りました。骨ごと食べられますが、けっこうしっかりお魚の味がします。パンに挟んでも美味しい! メインは以前ご紹介した(レシピはこちら)ポルトガルのごちそう料理「豚とアサリのアレンテージョ風」。 前日スーパーでとても立派なアサリを見つけたので「これは!」と思って作りましたが、今日は豚も贅沢をしてなんと!イベリコ豚を使っています(部位はセクレト)。以前これを作った時、もちろん美味しかったのですがなんとなーく豚のコクが足りないように感じたんですよね。現地のはおそらくもっと美味しいんだろうな~と…。そして考えてみれば、スペインとポルトガルはお隣同士、きっと育つ豚の種類も近いに違いない!豚に国境はない!!と考え、使ってみたわけですが・・・ウマイ!!!こんなに美味しいもの食べて罰が当たらないかと思うような美味しさです。豚のコクが大量に使ったパプリカと相まってその汁はポテトに馴染み、豚にはアサリのだしがしみこみ、ホントにもうすべてが美味しいんですよ。いやーこれいい豚肉を使うのは正解ですね。数倍美味しくできました。ちょっともったいない気もしますが、イベリコ豚単体を焼いて食べるのよりは少量で済むし、満足度が段違いです。ポルトガル料理がお好きな方は是非、イベリコ豚がお好きな方も是非試してみてください。そして、今日のレシピはこちらの一皿。 ◆ポルトガル風パプリカのマリネ肉厚のパプリカはお店で安いのを見つけると即買ってしまいます。いろんな料理に使えて便利。今日は缶詰のイワシを開けたので、これに合わせようと思ってマリネにしました。肉厚のパプリカは皮が焦げるくらい焼くと甘みがより引き出され、身もとろん&ジューシーでとても美味しい。甘い中にほんのりあるパプリカやピーマン特有の苦みが、イワシをはじめとした青身の魚にぴったりなのです。もちろん、箸休めやサイドメニューの1つとして作っても便利。パンに合うのでサンドウィッチやオープンサンドの具としてもオススメです。≪肉厚なパプリカがとろん&ジューシーで美味しい!ポルトガル風「パプリカのマリネ」≫レシピ:作りやすい分量1) パプリカ大1個は丸ごと、または縦半分に割ってオーブンか魚焼きグリルで皮が黒くなるまでこんがり焼き、ざるにとって冷ます。2) 粗熱が取れたら手で皮をむき、食べやすい大きさにカットしてボウルに入れ、すりにんにく1かけ分、塩少々、オリーブオイル、レモン汁各適量をかけてよく混ぜ、蓋をして冷蔵庫に入れる。3時間後くらいからが食べ頃で、2~3日はもちますよ。★ピーマンで同様に作っても美味しいですが、この場合は甘みより苦みが勝つので合わせる料理は違ってくるかも。ピーマンだとお肉にもよく合います。ポルトガル料理にはこの手のマリネがつきもの。一品あると嬉しいですよね。彩もよくテーブルが明るくなるので、是非作ってみてください。うん、今日もとーーーーっても美味しかった!今日もごちそうさまでした!↓買ったセットはこちら。お買い得なセットで嬉しい!お店の方も親切です。 ポルトガル特産のグリーンワインを飲み比べ♪≪第5弾≫【送料無料】ヴィーニョ・ヴェルデ6本飲み比べセット★おまけつき※クール便でお届けします。(クール便手数料0円) ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.11.07
先日、水戸のスタジアムでもらった元気な肉厚ピーマン。生でサラダに入れても、そのまま焼いてもジューシーでとっても美味しそう!でもその日はポルトガル料理が頭を巡っていた私、迷わずこれを作りました。 ◆ポルトガル風ピーマンごはんポルトガル料理には、鴨のスープで炊いた贅沢な「鴨ごはん」やタコのだしをたーっぷり吸った「タコのリゾット」等、主役級の美味しいごはん料理がありますが、野菜や豆を使った炊き込みご飯もいろいろあります。それだけお米が身近な食材で、その日にある食材と上手に合わせて使っているんですねそのひとつが、このピーマンごはん。帰り道で「今日はピーマンごはん!」と宣言していたのですが、これ名前を聞いただけだとあまり美味しそうな感じがしませんよね?^^;なのでダンナさんも正直あまり期待していなかったようですが、出来上がったブツを見て「へえ~、こんなのなんだ」と興味がわいた模様。ひとくち食べると「あ、これ美味しいね~」と感心し、その後も何度も「美味しいね~ピーマンごはん」「美味しいものだ」と噛みしめるように連発。いひひ、大好評ですそう、美味しいんですよピーマンごはん。想像しているのとはちょっと違う感じの味だと思います。いい感じのボリューム感があって、ピーマンの青臭さはありません。ポイントは、炒めた玉ねぎとビーフブイヨン、そして隠し味程度にちょっぴり使ったにんにく。これがピーマンの美味しさを膨らませてくれます。ピーマンににんにくを合わせるとこんなに美味しくなるんですねとっても簡単で美味しいので、皆さんに是非おすすめしたい一品。肉料理や揚げ物に合わせると美味しいですよ!≪隠し味のにんにくがポイント「ポルトガル風ピーマンごはん」≫レシピ:2人分1) 玉ねぎ1/2個(大きければ1/4個)とにんにく1かけは粗みじん切りに、ピーマン3個はヘタと種を取って1.5cm角ぐらい、食べやすい大きさに切る。2) 厚手の鍋(私はル・クルーゼ使用)にオリーブオイル大さじ1/2を敷いて温め、にんにくと玉ねぎを炒める。玉ねぎが透き通るぐらいになったら、洗っていない米1合とピーマンを加えて火を少し弱め、米に油が行きわたるよう優しく混ぜるように炒める。3) ここにビーフブイヨン1/2個と水1.5カップを加えてさっと混ぜ、蓋をして煮たつまでは中火、その後は弱火で12分程度、普通にご飯を炊くように加熱(2)の後炊飯器に入れてもいいです)。4) 水気があらかた飛んだら火を止め、少し蒸らせばできあがり!お好みで黒コショウを振ってどうぞ!★同じような作り方で他の野菜を使って作っても美味しいごはんです。トマトごはんも美味しいですが、トマトの場合はブイヨンは不要。複数の種類ではなく、1種類の野菜で作るのが美味しいと思います。★お米はタイ米みたいな長粒米でも、普通の日本米でもどちらでもOK。日本米を使う場合は水気を気持ち少なめにするか、古米を使うと美味しくできます。玄米を混ぜてもOK!うーんこれ美味しい是非作ってみてくださいね!さあ、あいにくの雨模様ですが今日はこの後名古屋戦!相手は優勝争い、こちらは残留争いの真っ只中とは言え、順位ほどの圧倒的な差はありません。名古屋は決して相性の悪い相手ではないし、前回のアウェー対戦では青木が2得点してドローに持ち込んでいます。今日も青木の活躍に期待!ケネディ、増川、闘莉王と長身の選手が多いので、長身ボランチの青木には攻守両面で大奮闘して欲しいです。来週末はJ1の試合がなく、11/3の川崎戦まで間が開くので、良い形で小休みを迎えたいなあ。その意味でも勝ち点が是非とも欲しい!!ではでは、いってきまーす ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.10.21
土日はスタジアムでお肉や油多めのごはんを食べることが多いので、その前後の食事で野菜をたくさん食べたくなります。水戸から帰った日の晩ごはんはこんな感じ↓ 見事に野菜中心ですポルトガルっぽい感じのメニューで揃えました。スープはポルトガル風というより、ヨーロッパ全土でよく食べられている感じの野菜のポタージュ。もうサラダよりもスープが美味しい季節ですね。 ◆野菜たっぷりポタージュ(にんじん、玉ねぎ、ほうれん草、トマト)にんじん、玉ねぎ、トマトはスライス、ほうれん草は適当に刻んで全部一緒にひたひたの野菜のブイヨンで柔らかく煮込み(水だけでもいいです。野菜の旨味が出るので大丈夫)、フードプロセッサーにかけた後水を加えて好みの濃さに。塩・コショウで味を調え、最後に少し濃いめの牛乳を加えるとクリーミーな感じが出て美味しくなります。かぼちゃやじゃがいも、豆など炭水化物に近いものを一種類入れるととろみが出ますが、ボリュームも大分出るので私は入れないことも多いです。野菜はその時あるものを合わせて使いますが、緑の野菜が一種類入ると味が落ち着く感じ。キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、どれでもいいです。ほうれん草とかぼちゃはことのほかよく合うのでオススメの組み合わせ。ごはんはポルトガル風のピーマンごはん。これは別途作り方をご紹介します。簡単だけど美味しくて、ダンナさんにも大好評でしたそしてこれも簡単で美味しかった! ◆ポルトガル風いんげんのフリットたまたまあったイカも一緒に揚げていますが(こちらは小麦粉をはたいてさっと揚げるだけ)、主役はいんげん。ポルトガル風の、卵を泡立てた衣で揚げたフリット。これ初めて作りましたが美味しかった! 野菜のフライや素揚げ、フリットは香ばしさに加えて野菜の甘みも引き出せて美味しい調理法ですが、フリットの衣でいんげんを揚げるという発想は私にはなかったので新鮮。いんげんが安かったので1パックまるまる使って試してみましたが、美味しい揚げることでいんげんの青臭さが和らぎ、代わりに豆特有のほくっとした感じが適度に出てとても食べやすく、どこか「ビーノ」等の豆のスナック菓子みたいな風味を感じます。私はいんげんの青みがちょっと苦手ですが(「嫌い」と言うほどではないです)、それが全く気にならず、むしろ美味しく感じました。ポイントはよく揚げることと、2~3本まとめて衣をつけること。これで食感が面白くなるのです。意外性のある美味しさ、是非お試しください≪卵を泡立てた衣で驚くほど美味しくなる!「ポルトガル風いんげんのフリット」≫レシピ:2~4人分1) フリットの衣を作る。卵L玉1/2個(小さいサイズなら1個)はもったりして膨らむまでハンドミキサー等でよーく泡立て(面倒でなければ卵白だけ別にして泡立てた方が泡がたちやすいかも)、塩ひとつまみを加えて泡が消えないようにし、薄力粉大さじ3~4をふるいながら加えてフリットの衣を作る。2) 揚げ油を180度に熱する。2) 新鮮ないんげん1パックは長すぎたら半分に折り、2~3本まとめて1)の衣をつけ、熱した油に入れてきつね色になるまでこんがり揚げたらできあがり!塩を振ってどうぞ~!★衣が余ったら別の野菜をつけて揚げてももちろん美味しいです。玉ねぎ、にんじん等が美味しくなるのでオススメ。★レシピ文中にも書きましたが、共立て(全卵)よりも卵白だけ別に泡立てた方が、泡はよく立つと思います。今回は分量が少なかったので共立てにしました。ポルトガル料理は食べるとほっとする感じのものが多くて好きです。家庭料理っぽい素朴さが感じられて嬉しい。日本人の舌に合うものが多いので、是非お試しくださいね!うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.10.18
大型で強い台風12号の動きが気になります。というのも、明日(9/2)埼スタでの北朝鮮戦観戦予定の方も気が気でないと思いますが、我が家、土曜日から遠征予定なのですよ…。3日の朝の便で羽田から博多へ飛び、以下の2試合を観戦して月曜日の昼に戻ってくる予定なのです。 ◆9/3(土)18時キックオフ J2第4節 ギラヴァンツ北九州 VS 横浜FC ◆9/4(日)19時キックオフ J2第4節 ロアッソ熊本 VS 湘南ベルマーレ飛行機が欠航にさえならなければ、多少の遅れでも試合開始には間に合うと思うのですが、一昨日あたりから進路予測がずれ込みだし、最も強い影響を受けそうな日・時間帯がまだ読めない状況。ファンは最悪試合に間に合えばOKですが、チームは前日入りが必要なので、2日中に移動できなければ試合にも影響があるかも知れません。困ったなぁ…- -;さてさて、日曜日のごはんの続き。土用の深夜に飲んだワイン2本がようやく抜けたので(^^;)、夜は普通にワインが飲めそう!とがんばって作った晩ごはん。ポルトガルワインが飲みたくて作った一式ポルトガル料理のディナーです。 ワインの写真を撮り忘れましたが、この日飲んだのはポルトガルのアレンテージョ地方の赤ワイン。ポルトガルでは日常的に飲むワインはお魚にも赤が定番なのだそう。なので、魚主体の晩ごはんでも大丈夫かなと合わせてみましたが、飲み口は「味が薄い」と感じるほどの主張のなさ。でも喉を通る時にカーッと来るドライな感じが特徴的で、これなら確かにお魚でも大丈夫、というかすごくお料理に合います。ぶどうの品種の違いなのか、イタリアやフランスの赤とはずいぶん違うなあ~。面白いです。ごはんは4品。今日は前半の2品をご紹介します。まずは前菜。 ◆ポルトガル風ひよこ豆のサラダ「サラダ」と言うと、我々日本人には口をさっぱりさせるサイドメニューのイメージが強いですが、これは「サラダ」と言うより「前菜」「おつまみ」「箸休め」の感覚でとらえるのが適切な一品。マリネに近い作り方で、美味しくて割とおなかにたまります。ポルトガルではレストラン等に入ると最初にパンやオリーブ等の前菜が出てきて、食べた分だけ支払うシステムなんですって。行ってみたいな~。これは以前にも作り方をご紹介したことがありますが、今回はよりポルトガル寄りに美味しく作れた!自負があるので改めてご紹介。食べる1日以上前に作っておくと味がしっかりしみて美味しいです。≪作り置きできて美味しい前菜!ポルトガルの「ひよこ豆のサラダ」≫レシピ:適量1) 乾燥のひよこ豆ひとつかみはたっぷりの水に半日以上つけて戻し、その水ごと鍋に入れて加熱。沸騰したら水を替え(これでガスが抜けます)、適度な柔らかさになるまで20~30分ほど茹でる。茹で上がったらざるにとり、熱いうちに塩少々と白ワインビネガーをまぶす。2) 玉ねぎ1/4個とにんにく1かけをみじん切りにし、1)の豆を入れて混ぜ、オレガノ、(あればでいいです)イタリアンパセリのみじん切りを加え、全体にオリーブオイルをまわしかけてよく混ぜ、味をみて塩・コショウで調味。3) タッパー等に入れて3時間後ぐらいからが食べごろですが、2~3日はもちます。1日以上経ってからが美味しい。食べる際にレモン汁を絞るとより美味しいです。★オレガノとパセリ、できれば両方使った方が美味しいですがオレガノは必須、パセリは「あれば」という感じです。イタリアンパセリがない場合、普通のパセリよりもパクチー(香菜、コリアンダー)を使った方がポルトガル料理にはよく合います。完全に「おつまみ」。ダンナさんはこれを出して放っておくと延々食べ続けます。そういうクセになる味。ちなみに、たっぷり作って余ったらフードプロセッサ等でペースト状にすると、ホムスみたいで美味しい。少量作るのは面倒なので、作りやすい量で作ってください。そしてやっぱり乾燥豆から作った方が断然味がしみるので、乾燥豆で作ることをお勧めします。慣れるとなんてことはありません。あとの3品のうち、2品は鱈を使ったお料理。2人分で1品1切れ、計2切れしか使っていないですが、結構なボリュームです。これも何度も同様のものが登場していますが、今日は美味しくできたな~ ◆パタニシュカシュ・デ・バカリャウ(干し鱈のかき揚げ)鱈を使った揚げ物はコロッケ風とかき揚げがあり、どうやらコロッケ風の方は「ボリンニョ」、かき揚げは「パタニシュカシュ」と呼ぶようです(違ったらごめんなさい^^;ポルトガル語は全くわかりません)。前者はブラジル料理としてもお馴染み。私はじゃがいもを入れたコロッケ風も大好きですが、今日はより軽めに食べられるかき揚げを・・・と思って作りだしたら予想外にけっこうなボリュームに。でも、ダンナさんは一口食べて目を見開いています。「ウマイ!これチョーうまい」と大喜び。「前にもこんなの食べたことあったような、でもこんなにふっくらしてたっけ??」と言っていますが仰る通り。以前に作った時のはこんなにふっくらしていませんでした。そして作り手の側も、ここまで「ふっくら」作る予定ではありませんでした(笑)どちらかと言うと日本風の「パリパリ」を目指すはずだったのが、卵を入れすぎたんですね^^;上の写真をよく見て頂くと、手前の2つと奥の4つで微妙に形状が異なるのがわかるでしょうか?先の4つを先に揚げてみて、思ったよりも膨らんでしまったので後から水を足し、残り2つはパリパリを目指してみました。これは「ふっくら」の断面。 いやー、普段卵入りの衣で揚げ物をしないので、ここまで「ふっくら」するとは思っていませんでした。でも美味しい。鱈の風味の魚臭い部分を玉ねぎと香菜、卵が優しくカバーして、深い旨味だけが際立っています。ここまで味わいがよーくわかるのは「ふっくら」バージョンだから。香ばしさを追求した「パリパリ」だと、焦げた香ばしさが加わる一方で、ふくよかさはあまり感じなくなります。どちらも美味しいので、お好みで。でもこれ、塩鱈1切れしか使っていないんですよ!それでここまでのボリューム。余ったら翌日サンドウィッチにしても美味しいと思います。鱈があまり好きでない方でも美味しく食べられること請け合い。簡単な材料で作れるので、是非作ってみてください。≪「ふっくら」または「パリパリ」、お好みでどうぞ!ポルトガル風鱈のかき揚げ「パタニシュカシュ・デ・バカリャウ≫レシピ:2~3人分(6~8個分)1) 甘塩の鱈はレモン汁を振って冷蔵庫に入れて少し〆る感じにする(冷凍しておいた場合は既に身が締まっているので、解凍後そのままレモン汁を振って使ってOK)。その後、手で皮や骨を取り除きながら細かくほぐす。2) ボウルに1)の鱈とみじん切りにした玉ねぎ1/4~1/3個分、イタリアンパセリの葉またはパクチーの葉をみじん切りにして加えて混ぜ、薄力粉40gと溶き卵(Sサイズ)1個、塩・コショウ各少々を加えて混ぜ、「ふっくら」の場合は水を少なめに、「パリパリ」の場合は水を幾分多めに加えてよく混ぜ、揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておく。3) フライパンまたは揚げもの鍋に揚げ油(私はキャノーラ油かひまわり油を使うことが多いです)を2~3cm以上の深さで熱し、2)のタネを大さじ1.5程度すくって入れる。「ふっくら」の場合はラグビーボール型っぽく丸く、「パリパリ」の場合は薄く広げる感じにするとうまく行きます。両面こんがりするまで揚げればできあがり!レモン汁をかけてどうぞ。★鱈と玉ねぎのバランスも好き好きかなと思います。何度か作っていると好みがわかってきますが、私は幾分「玉ねぎ多め」が好み。イタリアンパセリ(またはパクチー)はあった方が断然美味しくできます。★水の量でできる個数が変わるので、「ふっくら」だと数は少なめ、「パリパリ」だとよりたくさんできます。この辺りも食べる人数や好みで調整してください。残りの2品は明日改めてご紹介しますが、もう1切れの鱈で作ったお料理、初めての感じでしたね~。今まで作った各国料理の中でも驚きの大きかった一品です。これを作るためにコーンの粉でパンをわざわざ焼いておいてよかった(涙)明日もお楽しみに!!うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします
2011.08.31
先週ほぼ電車で帰れなかったダンナさん、結局土日ともに出勤でした- -;職業柄仕方のないところもあるのですが、もう勢いで乗り切れるほど若くないので睡眠不足は心配(私自身もそうですが、30の声を聞くと途端に睡眠不足がこたえますよね)。それでも金曜は電車で帰って来られたので即寝るのかと思いきや「チーズ食べたい。飲みたい」だそう。まぁリラックスも必要です。落ち着かないと神経がさえて眠れないもんね^^;という訳で、「食べてから出勤」という土曜日のブランチ。お酒が飲めないのは残念ですが、前日スーパーでまるまる太った新鮮ないわしを見つけ、絶対これにしよう!と決め、わざわざ上野まで美味しいパンを買いに行ったのです(だから結果的に「森香るBar」にも行けたのです。笑)。 えー、ご覧のとおり「イワシの塩焼き」がメインのブランチですが、これはれっきとした「ポルトガル風イワシの塩焼き」。ご存知の方も多いかも知れませんが、ポルトガル人は干し鱈だけでなくイワシも大好きで、毎年6月の「聖アントニオ祭」にはなんと「イワシ祭り」も併催されるくらいだそう。獲れる時期には日常的に食され、愛されている模様です。で、その調理法のもっともポピュラーなのが「塩焼き」!日本とまったく同様に、塩をして炭火でまるごと焼くスタイルです。嬉しくなりますね。ただ日本と違うのは 「塩は粗い粒タイプ」「パンをお皿にして食べる」「付け合わせはじゃがいも」がほぼお決まりだということ。それを真似てみた訳です(我が家は七輪がないのでガスのグリルで焼きました)。それと、現地では多くの場合イワシには赤ワインを合わせるようですが、これもいいんじゃない?? 「ヴィーニョ・ヴェルデ(緑のワイン)」。ポルトガルワインと聞いて真っ先に思いつく、若いワインです。微発砲タイプが多いですが今日のは泡なし。赤の若いワインは単純に味が薄いだけのことが多いですが(ボジョレーみたいに)、ヴィーニョ・ヴェルデに関しては「(若いけど)実は味わい系だよね」というのが我が家の共通見解。さっぱりして飲みやすいですが、そこそこ味わい深く、力強さもあって美味しいです。余計な甘さがなく、どちらかと言えば酸味が効いているのも私好み。という訳でさっそく!いっただっきまーす (なんとなく左右が逆な気がしますが、私実は隠れ左利きなんです。だからかも^^;)基本はこの「丸ごとパンに載せた状態」からスタート。多くのポルトガル人は皮は食べないそうです(炭火で焼くと真っ黒になるのと、塩もかなりバサバサ振るみたいなので。あと、うろこも取らないみたいですね)が、我々日本人は当然食べます!そのための程よい塩加減。もちろん焼く前にうろこは洗い流しておきます。 うふ、美味しいすごく新鮮なのを買えたので、ほろ苦いワタも食べられます。これもポルトガルの人は食べないんですって。もったいないなぁ。鮮度の問題かしら??そして、程よい塩気と脂に、蒸したじゃがいもが意外なほどよく合います。蒸したお芋ってホクホク感に加えてねっとり感も出るので、それがまたいいんだな~。あ、これも現地では皮はむきます。我が家はお芋は皮ごと食べるので、皮付き(芽は取ってあります)。で、パンをお皿代わりに、時にはギューギュー押し付けながら身をはがしたりひっくり返したりする過程を経て、一尾食べ終える頃にはこんな感じになっています。 ふっふっふ。「いわしパン」のできあがり。この、魚の脂と香ばしさ、塩気をみーんな吸ったパンが、うまい~~~みんな仕上げにこれを食べるのが楽しみで、敢えてパンの上で食べているとしか思えません(でもおかげで食後の皿洗いがラクです。油汚れが殆どつかないから)。トルコ辺りでは焼いたサバをパンに挟んだ「サバサンド」を食べると聞きますが、似たような発想ですよね。うーん美味しい。私は一尾+パン一切れで満足ですが(けっこう大きなイワシだったので)、ダンナさんは二尾食べて「食べ方わかったぞ」とご機嫌。ナイフで丸焼きの魚を食べる機会ってあまりないもんね。パックには六尾のイワシが入っていましたが、中でも鮮度が良さそうな弾力だった三尾を塩焼きにして、残りは手開きにしました。開いたイワシの食べ方でいちばん好きなのがこれです。 トルコ風のイワシのフライ(「ハムシィ・タヴァ」。作り方は以前取り上げています。コチラ)。と言ってもコーンの粉をまぶして揚げ焼きにしただけ。薄いのですぐに熱が通ります。それをレタス等の葉っぱにのせ、レモンを絞って食べるのがウマイ!もちろんパンに挟んでも美味しいので、翌日のダンナさんのお弁当にもなります(笑)。あと、全体的に水分が少ないメニューなので、サラダは欠かせませんが更に添えたのが、久々に作ったコチラ。 スペインの冷たい野菜スープというかジュースと言うか、爽やかで美味しい「ガスパチョ」。これもかなり前に作り方を載せています(コチラ)が、今日はクミンとパプリカ、コショウを加えてスパイシーに仕上げ、氷を入れて供しました。美味しかった!(なんとなく先日のブラッディメアリみたいかな^^;お酒入れてもおいしそうですよね)そんな訳で、「昼に飲めないなら今飲もう!」と実は前夜にヴィーニョ・ヴェルデを半分以上空けてしまい、お昼は二人ともグラス1杯程度(ダンナさんはかなり少なめでしたけど)でとどめてダンナさんは会社、私はNACKへ。今日はほぼ「イワシを焼く・揚げる」だけで調理が終わってしまったので、明日はもうちょっと手の込んだ晩ごはんが登場します。でも新鮮なイワシ、美味しかったな~満足度の高いブランチでした。うん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした! ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.08.21
という訳で、昨日の記事の続き。ポルトガル料理のブランチの2品目です。ポルトガルには360種類を超える干し鱈を使ったお料理があるそうで、まぁよくそんなにも!とびっくりさせられますが、入手しやすかったからだけでなく、味が好きだからという理由も大きかったのだろうと思うと、親近感がわきますよね実は私は白身魚は全般好きですが、鱈だけはあまり好きではありませんでした。というのも、鱈特有の匂いが苦手だったから。日本料理では鱈はお鍋や鱈ちりなど、風味をほぼそのまま生かした料理が多いので、よほど鮮度の良いもの以外はあまり・・・^^;あと、身がブヨブヨした感じなのも苦手だったんですよね。でも、地中海料理を作ったり食べたりする機会が増えて、トマト味の鱈やカリッとフリッターにした(「フライ」ではなく)鱈を食べるようになるとその美味しさに目覚め、ポルトガル料理にも興味を持つようになった今では、冷凍庫に常に2~3切れは常備されています。もちろん「干し鱈」ではなく、ごく一般的にスーパーで手軽に買える甘塩または生の鱈です。という鱈のお料理。いつもはフリッターにすることが圧倒的に多いですが、目新しい料理を作ってみたくなったのと、クリーミーなグラタン系の味が食べたくなったので、前々から気になっていたこれを作りました。◆バカリャウ(鱈)のグラタン 甘塩鱈をレンジでさっと加熱してほぐし、同じように茹でたじゃがいも・ほうれん草と合わせ、その上にたっぷりの炒め玉ねぎをのせ、最後にホワイトソースをたっぷりかけてオーブンへ。オリーブを飾るのがポルトガルっぽいですが、私的には「炒め玉ねぎをたっぷり」というのがなんとも美味しそうに思えたのです。 これは取り分けたところ。鱈をほぐしているので、一見わかりにくい感じもします。現にダンナさんはしばらく食べ進んだ後で「・・・これ、ひょっとしてバカリャウ??^^;」と言ったくらい(笑)実はこの日は鱈が1切れしかなかったので(ごめんよダンナさん)味も目立たなかったのですが、よーく炒めて甘みと香ばしさを出した玉ねぎにほっくりとしたじゃがいも・ほうれん草、茹で卵、なめらかなホワイトソースを合わせただけで美味しい組み合わせですよね。そこに鱈の優しい風味っと独特の塩気が加わって、いかにもポルトガル料理らしい素朴で優しい美味しさになりました。グラタンとは言えバターはホワイトソースを作る際にちょっぴりしか使っていませんし、材料は至ってヘルシー。お子さんにも喜ばれる味だと思いますので、是非お試しください!≪たっぷりの炒め玉ねぎがポイント!ヘルシーで優しいポルトガル風「鱈のグラタン」≫レシピ:2人分1) 甘塩の鱈1~2切れはラップをしてレンジに2分ほどかけ(半生でOK)、骨を除いて食べやすくほぐす。茹で卵(固ゆで)1~2個はスライス。2) じゃがいも1~2個は茹でて皮をむいて適当につぶすかダイスカットし(お好みで)、ほうれん草1/2束も軽く茹でて水気をしぼり、4~5cm長さに切る。これらと鱈を合わせ、塩・コショウで軽く下味をつけ(塩は鱈の塩気に合わせてください)、薄くバターを塗った耐熱容器に敷く。その上に茹で卵を並べる。3) 玉ねぎ1個はスライスし、にんにく1かけは粗みじん切りにしてフライパンで炒める。玉ねぎの色が濃くなるまで炒めるとより甘さとコク、香ばしさが出て美味しいです。これを2)の上にのせる。4) ホワイトソースを作る(市販のでもOK)。フライパンにバター小さじ1をとかし、小麦粉大さじ1を炒め、粉っぽさがなくなったらダマにならないよう少しずつ牛乳180ccを加えていき、とろみがつくまで煮詰め、塩・こしょう・ナツメグで味をつければできあがり。5) 4)を3)の上にまんべんなくかけ、180~200度に予熱したオーブンで軽く焦げ目がつくまで焼き、種を抜いたグリーンオリーブを飾ればできあがり!★今日はホワイトソースを使ったバージョンですが、ホワイトソースを使わず、玉ねぎをもっとたっぷり載せてコーンのパン粉を振って焼くバージョンもあるそうで、そちらにも興味を持っています。コーンの甘みと香ばしさが鱈に合いそう!という訳で、それを作りたくてコーンのパンを焼いて硬くなるのをわざわざ待っています(笑)やっぱりポルトガル料理は日本人の舌に合うな~と、新たなメニューを試すたびに思います。ぜひ旅行で行ってみたいな~。言葉覚えないと難しいかな~・・・。でも夢は膨らみます。いつか行ってみたい!うん、今日も美味しかった今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.07.21
暑くなると飲みたくなるのがさっぱりとした、どちらかと言うと酸味が強めな白ワイン。そして、そういう白ワインに合わせたくなるのがポルトガル料理です! という訳で、久々に一式きちっとポルトガル風に・・・一部なってないですが、ポルトガル料理のブランチ。サラダのみ、作っている途中でどうしてもオレガノを振りたくなり、微妙にギリシャ寄りになってしまいましたが(トマトときゅうりが入っているサラダにピーマンを入れるとオレガノ振りたくなるんですよね)、他の2品はちゃんとポルトガルです。・・・という、問題のサラダ。 ちぎったレタス、輪切りのきゅうり、スライスした玉ねぎ・ピーマンをざっくり塩で和え、コショウとレモン汁・オリーブオイルで混ぜ、ダイスカットしたトマトと軽く油を切った缶詰のツナをのせました。ここまではポルトガルでも普通にありそうな感じですが、最後につい振ってしまったオレガノは、ポルトガルでは使わないと思います(でもとても美味しかった・・・)。ガラスの器で焼いた白いのは、グラタン。前々から作ってみたかったポルトガル風の鱈のグラタンです。初めてつくりましたが、いろんな食材と鱈がよく合って美味しかった。このレシピは明日のエントリでご紹介します。 そして!今日イチ評判がよかったのがこちら! ◆ポルトガル風タコごはん(Arroz de polvo)これは何度か作っているメニューですが、今回はたまたま手に入ったタコの足がとても太くて立派だったので「これ予め煮て(だしを取るため)小さくしちゃうのもったいないな・・・」と思い、生から作ってみました。調理用のワインも、なかったので割愛。すると。いやー別物!ダンナさんも「これうまい!フレッシュでタコ柔らかくて美味しいね~」と大好評。私もそう感じました。とにかくタコが柔らかいし、だしの味自体がフレッシュで海鮮寄り過ぎず、とても美味しかった。「生から炊いたから」なのか「素材がよかったから」なのかは一概に言えない気もしますが、最初にタコを茹でてから作ったのより全般的にフレッシュで爽やかな仕上がりです。以前作った「茹でてから炊く」バージョンはこちらの過去エントリにレシピを掲載してありますので、比べてみてください。手順としても生から作った方が簡単なので、お店で立派なタコを発見したら、是非!お試しあれ≪ワイン不使用、下ゆでなしでよりフレッシュに!ポルトガル風タコごはんパート2≫レシピ:2人分1) 生だこ250~300gは食べやすい大きさに切る(今回は直径が4cmくらいありそうなタコの足1本を使用、厚めにスライスしたのを半分に切りました)。にんにく1かけは粗みじん切り、玉ねぎ1/2個はスライスする。米1合は洗わずに用意(洗うとだしを吸いにくくなります)。2) 厚手の鍋(ル・クルーゼ使用)にオリーブオイル大さじ半分を敷いて温め、にんにく・玉ねぎを炒める。よい香りがして玉ねぎが透き通り、柔らかくなってきたらたこを加えて一緒に炒め、表面の色が変わったら蓋をして弱火で7~8分、タコから水分(だし)が出てくるのを待つ。3) タコから水分が出きったら米を加えて全体をざっくり混ぜ合わせ、塩・コショウ各少々で軽く下味をつけ、ホールトマト1/6缶(ほんのちょっと)または完熟の生トマト半分程度をつぶして加え、水250~300ccを加えて蓋をし、煮たつまでは中火、その後弱火で15分程度、時々そっと混ぜながら(その際、足りなければ水を少し足してください)米の芯がなくなり、水っぽくなくなればできあがり!★仕上げにイタリアンパセリまたは香菜を振ると香りがよいです。トマトはあくまでごく少量、入れすぎないのがポイントです。★米は普通の日本米でOKですが、日本米は崩れやすいので、混ぜる際「そっと」を心がけてください。私はリゾットはタイ米と日本米半々または3:7ぐらいの割合で作ることが多いです。いやーこんなに簡単なのにこんなに美味しくていいの!?と思うほど美味しかった。タコはえらいです。夏場、体力が奪われがちな時期ですが、疲労回復によく効くタウリンをたっぷり含んだタコをいっぱい食べて、元気に過ごしたいものですねうん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.07.20
無理をすると熱を出しやすい私。大宮の試合の翌々日辺りに微熱が出るのはデフォルトなので、37度前後なら気にしないのですが、ここ1~2週間は上がる熱がそれより高く、体力も落ちて気がかり・・・と思っていたら、今日は朝から37度台半ば。仕事を早退してフラフラで帰宅した夕方には38度弱でしたうーん。これ、昨年の5~8月辺りに苦しめられた「不明熱」とまったく同じ症状なんですよね。症状としては「恒常的に熱が高く体力が奪われる」以外ないのですが、風邪と違って休んでも治らない。昨年は6月に前職を辞め、よりゆるやかに働ける現職に移って3か月ぐらいで自然と平熱に戻ったのですが・・・確かに最近仕事が忙しくなっていたとは言え、原因はたぶん、体力的な要素ではないと思っています。経理という職性上、働き方が正社員でもパートでも経営の核に近いところで集計と分析を行うことに変わりはないので、経営状況がよくないと根を詰めて考え、原因や因果関係を探るクセがついています。そこには当然簡単には解決できない各会社固有のコリみたいなものがあり、解決策や改善へのプロセスを考え出すと…いつしか熱が上がりプシュ~と倒れ込んでしまうorz感じ。今もそうです。なので、しばらく各種活動がおとなしくなるかも知れません。ひょっとしたらあっさり元気になるかも知れませんが、更新頻度が落ちたら熱のせいだと思って、気長に待ってやってくださいませm(_ _)m以上、閑話休題!いつものおいしいお話に戻ります。さてさて、土曜日につくったペースト各種。 のうち、最も美味しかった!こちらのご紹介。 濃い緑が印象的。いかにも身体によさそうです◆ESPARREGADO DE ESPINAFRE(ポルトガル風ほうれん草のペースト)「エシュパヘガード デ エシュピナッフレ」って読むらしいです。舌噛みそう(笑)ほうれん草のペースト(ディップ)はトルコ風のをよく作っていましたが、ポルトガル風は初めて作りました。「ほうれん草の付け合わせ」という書き方でいろんな本で見ていたのですが、「酸味が効いている」というのに興味を惹かれてトライ。 いやコレうんまーい身体が疲れていたせいもあると思いますが、ワインビネガー特有の柔らかな酸味が意外なほどほうれん草とよく合って、最初によくよく炒めたにんにくの風味も夏らしくてうまい!カリカリトーストにたっぷりのっけて、ダンナさんと取り合うように真っ先になくなりました(笑)ポイントは上にも書いた通り、「にんにく」「酸味」、それにほうれん草の葉の部分をたっぷり使って凝縮させることです。本当は小麦粉を入れてもったりさせる感じに作るもののようですが、今回はそこまで量がなかったので割愛しています。小麦粉を入れると若干味が変わるので、牛乳で粉臭さを消すようです。≪にんにくの風味とビネガーのさっぱり酸味がポイント!ポルトガルのほうれん草ペースト「ESPARREGADO DE ESPINAFRE」≫レシピ:作りやすい分量(1~2人分)1) ほうれん草の葉の部分1/2束は洗ってラップにくるみ、レンジで2分加熱。粗熱が取れたら軽く水気を絞り、包丁で細かく叩く。2) フライパンにオリーブオイル大さじ半分、みじん切りにしたにんにく1かけを入れて温め、にんにくをよーく炒める。焦がさないよう注意。3) 2)に叩いて細かくしたほうれん草を加えて水分を飛ばしながら炒め、水分が多すぎるようなら小麦粉少々と牛乳ごく少々を加えてもったりした感じにし(今回はこのプロセスはなしです。少量作る場合はなくてもまとまります)、塩・コショウで軽く味付け。4) 最後に白ワインビネガーを少しずつ加え、好みの酸味になったらできあがり!★ワインビネガーがなければ普通のお酢でも大丈夫だと思います。少しずつ、様子をみながら加えてください。★レモン汁やパルメザンチーズを加える作り方もあるようです。お好みでどうぞ。★ほうれん草の茎は食感が若干邪魔になるので今回は入れませんでした。フードプロセッサー等で砕くといいみたいです。また、菜の花やカブの葉っぱで作られることもあるんですって!そちらもおいしそういやー疲れている時のほうれん草って美味しいですよね。ポパイの気持ちがわかるぞ!(笑)肉料理にすごく合うと思うので、ジューッとお肉を焼いた時や、ソーセージをガブッと行く時にでも添えてみてくださいうん、今日もとっても美味しかった!今日もごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.07.05
そんな訳で(前々日からの流れ)、そろそろ美味しいものを作って食べないと心身もろもろもたなーい!・・・と思い、土曜日のお昼は久々にポルトガル風の「鴨ごはん」を作ってポルトガルワインを飲みました。 主役はもちろん鴨の旨味がしっかりしみた鴨ごはん。あとの2品は、疲れていて生野菜をモリモリ食べたかったので山盛りのサラダ(ちぎったレタス、スライスしたきゅうり・玉ねぎに塩を振って予めざっくりと手で混ぜ、冷凍しておいたかにかまをレンジで解凍する際出てくるスープに醤油・酢・からしを混ぜてドレッシングに。ほぐしたかにかまとトマトを飾って、上からドレッシングをかけて完成!)に、仕事が込んでくると目が痛くなったりかゆくなったりするので(経理・会計のお仕事って目にくるんですよね)、そういう時自然と食べたくなるのが人参やブルーベリー。今日はフランス風のにんじんサラダ、先日ご紹介した「キャロット・ラペ」です。◆ポルトガル風鴨ごはん 数年前から何度も作っている鴨ごはん。最初は基本のレシピ通りにしか作れませんでしたが、最近は気候やその時の体調・好みに合わせて作るようになった結果、どんどん「さっぱり」めの方向になってきています。詳しい作り方は以前アップしたこちら(基本)とこちら(野菜とワインで煮るバージョン)の記事をご覧ください。今日の作り方は、より鴨を減らして野菜を増やし、さらに最後にオーブンで焼く際、大きめのお皿に薄く大きく広げて卵で覆う面積を広くしました。こうすることで、表面がパリッ、中がほわっとする要素のバランスがよくなって美味しいあと、腸詰的なものがなかったので、風味を補うため鴨を煮た後のスープにオールスパイスやセージ、ナツメグを加え、米と玉ねぎを炒めてスープを吸わせる段階でホールのブラックペッパーも使用。チョリソーを使わなかった分より鴨のだしや旨味を強く感じられ、かつさっぱりと食べられる夏向きな鴨ごはんになりました。上の写真で2人分、お米は1合しか使っていません。とてもヘルシーで満足度の高い一品、私もすごく美味しく感じましたがダンナさんも大喜び!そしてそれから約9時間後、三ツ沢から帰った後の食卓。 いひ、ちょっといい感じでしょ?最近こういう感じの、ちょこちょこペースト・ディップ系のおつまみを盛り合わせてワインを飲む的なことをしていなかったなーと思い(満足度が高い割におなかが膨れないので、夜飲むのにいいんですよね)、出かける前にいくつか仕込んでおきました。これに関してはレシピをご紹介したいものもあるので別途記事にしますが、中でもダンナさんが「今日はこれ最高にウマイ!」と大喜びしていたのがこれ。 ◆若鶏のレバーペーストレバーは時々食べていますが、そういえばこの頃レバーペースト作ってなかったな~、カリカリトーストにたっぷりのっけてワイン飲みたいなーと昨日スーパーでふと思い立ち、レバーを購入。レバーペーストは作るのがとても簡単!思い立ったら10分程度で作れます。これもだいぶ前に作り方をご紹介していますので、こちらをご覧ください。が、これも今日は夏向けに一工夫。たまたま野菜室にあったエシャロットを、玉ねぎの分量を少し減らし、玉ねぎと同様に加えて作ってみたのです。これが大好評「今日のレバペなんかすごくさっぱりして、でも全体的に味に統一感があって美味しいね~」とダンナさん。白ワインも比較的さっぱりした感じのものを使ったからかも知れませんが、確かにそんな感じ。レバーの鮮度もよく、全体的にとても「夏向け」な感じに仕上がりました。上の写真のようにカリカリに焼いたトースト(私は6枚切りの食パンを冷凍庫に常備していて、カリカリトーストの時は半解凍の状態で厚みを半分に切ってから大きさを8等分し、16片分にして両面を焼きます)にももちろん合うし、クラッカーやグリッシーニ、タコチップスなんかに合わせてもいいと思います。茹でたじゃがいもと合わせても美味しい。夏バテしそうなこの時期、お肉や鉄分もしっかり摂取して強いカラダを作りましょう!うーん今日も美味しかった!今日もごちそうさまでした↓ポルトガルワインは「若い白」のイメージが強いですが、赤や泡も美味しいんですね。 今回飲んでいるのはこのセットの赤と泡です。気に入りました! 日本初登場アイテム満載!!【送料無料】60セット限定!ポルトガルワイン6本セット《第5弾》【YDKG-k】【ky】(代引手数料・クール代別途) ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.07.02
6月16日は結婚記念日。10周年でした。↓ダンナさんが買ってきてくれたお花。ピンク~紫が基調で色合いはエレガントですが、丸いお花がポンポンとあってかわいらしい 当日は私が仙台帰り+大宮大敗でヘロヘロ。ダンナさんも帰りが遅かったので、直近の週末の今日、若干お祝いめのごはんを作りました。 この後スタジアムへ行く予定なので幾分遠慮していますが(笑)そこそこがっつりワインを飲める内容。最近ポルトガルワインを買ったので、ポルトガル料理寄りなメニューです。◆ラムラックのグリルと焼き野菜 夫婦そろって羊好きな我が家は、お祝いとなると「羊焼くか~」になります。今日は1日前からローズマリーとオレガノ、粗塩をすりこみ、オリーブオイルをかけてマリネしておいたラムラック(背骨つきの塊肉)に焼く直前にレモン汁をまぶし、最初にフライパンで皮目を焼きつけてから180度のオーブンで40分じっくり焼きました。ローズマリーやオレガノを使うのは地中海沿岸諸国っぽい味付けで、イタリア・ギリシャ・ポルトガルあたりでは割と共通しています(スペインはにんにくを多用するのでちょっと違うかも)。付け合わせは前日茨城で買ってきたキタアカリとにんじん、アスパラ。これらも事前にレンジでさっと柔らかくした後、ラムと一緒に(ラムの下に敷いて肉汁を吸わせます)オーブンで焼きます。肉汁をしっかりまぶして食べると文句なしのおいしさ!◆鶏肉としめじのリゾット ポルトガル料理の主食はパンまたはお米。家にポルトガルっぽいパンがなかったので、急遽リゾットを作りました。ポルトガル料理のリゾットは「素材から取っただしをお米にたっぷり吸わせる」のがポイント。塩コショウした皮付きの鶏もも肉少々を水で煮てたっぷりだしを取り、炒めた玉ねぎ、裂いたしめじ(←裂くのがポイント、味がしみやすくなります)、だしを取った後細かく切ったお肉と一緒にお米を優しく炒め、だしを少しずつ加えながら20分ほど弱火で煮ればできあがり。パセリまたはパクチーで風味をつけるとスッキリします。ダンナさん、「旨味がじゅわーっとして美味しいね」と気に入った模様↓ラム肉から出る肉汁を吸わせても美味しい。お米ってだしを吸わせるとウマイですよね。 ◆そば粉入りのガレット風にらたま 昨日茨城で柔らかくておいしそうなにらをたっぷり買ってきました。にらたまにするのが一番と思ったものの、赤ワインに合わせることを考えて、卵を少なめにし、水に溶いたそば粉も少し入れてみました。そば粉の風味が赤ワインによく合い、食感も幾分「もちっ&パリッ」とします。ポルトガル料理に合わせてもケンカしない一品。もともとポルトガル料理って和食にかなり入り込んでいるので、和風な食べ物とも相性がいいんですよね。◆生マッシュルームのポルトガル風サラダ 生マッシュルームって美味しいですが、鮮度の良いものでないとなかなか食べられません。これも昨日の戦利品。そのまままるごと食べたくなるような鮮度でした。ポルトガルでも生マッシュルームのサラダをよく食べるそうで、味付けは「塩+ミント+ワインビネガーとレモン汁+オリーブオイル」が基本。ミントを使うのがスペイン~ポルトガルっぽいです。今日は他の料理に合わせてすりにんにくも加え、上記の材料を混ぜたドレッシングをしっかりまぶして冷蔵庫で30分程度寝かせ、水っぽくならないよう、盛り付ける際にレタスとトマトと合わせました。サワサワした独特の食感に加えてミントの爽やかさ、にんにくのパンチがいい感じ。身体が元気になりそう、かつワインにもぴったりなヘルシーサラダです。美味しかった! ◆にんじんのラペ(フランス風にんじんのすりおろしサラダ) 大分前に一度ご紹介したことのあるマリネ風のにんじんサラダ。フランスがルーツのようですが、イタリア・スペイン・ポルトガルあたりでも同様のサラダが好まれています。今日は西洋おろし金でにんじんをおろしましたがこれ正解!繊維がしっかり切れるので味がしみやすく、にんじん臭さも取れて柔らかくなります。時間をおくと美味しくなるのでたっぷり作って2~3日楽しみました。最近ダンナさんにはサンドウィッチのお弁当を持たせているので、そちらの具としても大活躍。とても美味しかったので、レシピを再び書いておきます。≪西洋おろし金を使うのがポイント!たっぷり作って食べたいフランス風「キャロット・ラペ」≫レシピ:作りやすい分量1) にんじん2~3本(にんじんの大きさに合わせてください。今日は小さめのを3本使用)は皮をむき、西洋おろし金ですりおろして塩少々を振ってしんなりさせる。2) ドレッシングを作る。塩・コショウ各少々、オリーブオイル小さじ1、ワインビネガーまたはりんご酢など美味しいお酢大さじ2(少しだけ甘みを加えるとぐっと美味しくなります。なのでりんご酢はオススメ)、マスタード小さじ1.5をよーく混ぜ、1)のにんじんを加えてしっかり混ぜ、タッパー等に入れて冷蔵庫で1時間以上ねかせればできあがり!2~3日はもつのでたっぷり作るのがオススメです。★盛り付けの際にパセリを振ると彩がきれいで食欲をそそります。★サンドウィッチの具にするのはかなりオススメ!茹でたチキンや海老と相性抜群、サラダ菜かレタスをあしらえば文句なし!豪華サンドのできあがりです。これに限らず言えることですが、数年前に作った同じ料理でも今の方が確実に美味しく作れており、掲載済みレシピを修正すべきか時々迷っています。でも「分量」の問題ではなくあくまでちょっとしたコツや好みが影響するので、レシピに反映させるのが難しい。。。なので最近はレシピの前後の文章をある程度しっかり書いて、コツ的なものをお伝えするよう心がけていますが・・・伝わってるかな??^^;私的には、自分が好きな風味や食感の傾向をつかむのが、美味しく作るいちばんのコツかなと思っています。暑くなってくるとスペインやポルトガルのお料理が食べたくなります。特にポルトガルの白ワインをごくごく飲みたい!最近サッカー観戦が忙しく、家でゆっくりごはんを作って食べる時間があまりないのですが、近日中に実行しようと思っています。「ヴィーニョ・ヴェルデ」を買ったので、合わせてお料理するのが楽しみうーん今日も美味しかった!ボリュームはありますが、野菜が多いのでヘルシーなごはんでした今日もごちそうさまでした↓西洋おろし金、あると便利です。うちのはこの手の四面タイプ。★今だけ!エントリーでポイント5倍★送料100円キャンペーンCP 4面チーズグレーター (073984) ↑ ↑ ↑ お料理ブログランキングに参加しています。 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.06.19
このところ、数ヶ月間にわたって私の中でポルトガル料理がブームです。先日作ったイワシの酢漬けもそうですが、数週間おきに何らかのポルトガル料理(主に魚介)が頭の中にと明滅。そうなると作らずにはいられなくなり、手持ちのレシピ本や紀行本、ネット上のレシピを漁りまくってメニューを決め、一気呵成に夢中で作ります(この集中力、他に活かせないものかとよく思うんですけどね・・・^^;)。・・・という、ある日のディナーがこちら。 きっかけはアサリが安く買えたこと。それでメインは確定しましたが、周辺メニューをどうしようか考えていてどうしても試してみたくなったのが、手前にどーんとあるお鍋。よそうとこんな感じになります。 「アソルダ」というポルトガルのスープ。要はオリーブオイル、にんにく、香草がたっぷり入ったパン粥です。ところによって、魚や海老、魚卵が入ることもあるようで、仕上げに卵を落として半生に仕上げた上で、グチャグチャにかき混ぜて食べると非常にうまい!日本人の舌にとても合う!!といろんなところで読んだので、是非食べてみたくなって作ってみましたが、どうなんでしょうねこれ^^; うーん、アリでもあるけれど、でももうちょっとどうにかなるような・・・。とにかく、本来もっと美味しく作れるはずのものであることだけは間違いありません。何か物足りない感じ。海老を加えた他に、市販の魚だし(ヒュメ・ド・ポワソン)も入れてみましたが、味と言うよりパンチが足りないのかな??・・・と考えると、おそらくは、もっと思い切ってコリアンダー(パクチー)とにんにくを入れるべきだったんだろうと思います。なにぶん食べたこともなく、レシピ情報も乏しい未知の一品だったことに加え、私がパクチー苦手なので乾燥のを申し訳程度にしか入れられなかったのが敗因かと・・・覚悟が足りませんでした^^;ごめんよダンナさん・・・。そのうち再挑戦して、成功した暁にレシピを掲載したいと思います。できればその前にどこかで本物を食べてみたいなぁ~。都内のポルトガル料理屋さんで食べられるかな??(もし、ポルトガル在住、もしくは現地で食べたことのある方が本記事を目にされましたら、作り方・味・入っていた具等、何でも結構ですので情報をいただけないでしょうか。よろしくお願いいたしますm(_ _)m)一方、こちらも初めて作りましたが、これは成功と言えるんじゃないかな~。 ◆豚とアサリのアレンテージョ風。これは日本のポルトガル料理店にもほぼ必ずあるような名物料理なので、ご存知の方も多いかと思います。豚とアサリを両方使った贅沢なお料理。ポルトガル南部、アレンテージョ地方の名物だそう(うーん行ってみたい・・・)。さて、これ食べたい!と思ったきっかけは、アサリも豚も好きだからですが、更に揚げポテトが入っていること! 揚げたお芋って、だしの旨味をこれでもか!!と言うほどたっぷり吸ってくれますよね。これはアサリだしも豚の旨味もたっぷり吸ってくれて本当に美味しい!芋好きの私には、ポテトだけ大量に食べてお腹いっぱいになりそうな危険な料理です^^;でもこれ、本当に美味しいです。ポテトだけでなく、豚にアサリの旨味がしみるんだ!ということに驚き。パプリカやにんにくの濃厚な風味も、いかにもポルトガル料理っぽいどっしり感。レモンの酸味も欠かせない味付けです。そして、この重さを爽やかに引き締めてくれるのが、ここでもなんと香草(=パクチー、コリアンダー)。ポルトガル料理ではイタリアンパセリを使うことも多いですが、なんでもアレンテージョ地方はパクチーを多用するのが特徴なんですって!意外な気がしますよね。・・・でも、この日家の近くのスーパーで生パクチーが買えなかったため、イタリアンパセリで代用してみました。結果は△。悪くはないですが、パクチーを入れた場合の風味・効果を想像するとかなりの差があります。やはりパクチーで作るものはパクチーでないとダメなんだな、とつくづく思い知らされました・・・。作り方です。≪旨味をたっぷり吸ったポテトが美味しい!豚とアサリのアレンテージョ風≫レシピ:2人分1) 豚肉150g程度は2cm角ぐらいにカットし、塩コショウ、パプリカ大さじ半分、すりにんにく1かけ分、白ワイン30ccを混ぜたものをまぶし、ローリエ1枚も加えてできれば冷蔵庫で一晩、少なくとも2時間以上置いてから常温に戻しておく。アサリ1パックは塩水につけて砂を吐かせておく。2) じゃがいも大1個(小さいものなら2個)は芽を取って一口大に切り、油で揚げておく(現地ではラードらしいですが、私はオリーブオイル使用)。3) フライパンに油適量(これも上記同様)を中火で熱して豚肉を炒め、表面の色が変わったらアサリも加えて蓋をし、殻を開かせる。開きにくい場合は上下を返すと開きやすくなります。4) アサリの殻が全て開いたら2)の揚げポテトを加えて全体を混ぜ、アサリから出る水分が多いようなら少しぐつぐつ煮つめ、器に盛ってできあがり!パクチーと串型に切ったレモンを添え、レモンをギューッと絞りながら召し上がれ♪うーん、これホント美味しかったな~・・・。でもラードで作ったらさぞかし濃いんだろうな~(笑)いやーホントにポルトガル料理、もっと知りたい!食べてみたい!!ポルトガル行ってみたいです。ポルトガルとスペイン(料理もいいけどサッカー観たい)を一週間で両方回れるツアーなんてないかしら。お詳しい方、情報お待ちしておりますm(_ _)mうん、今日もたっぷり美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります! 本日もポチッと応援、お願いいたします。
2011.01.20
という訳で、金曜日の記事の続き。ポルトガル名物、絶品の鴨ごはんと鱈のかき揚げ(コロッケ)のお話です。過去記事を読み返してみると、私鱈のコロッケは何度も取り上げてるのに鴨ごはんは作っただけでご紹介していませんでした^^;ちょうど前の職場が忙しくなりだし、更新が滞っていた時期です。ごめんなさいm(_ _)mなので改めてご紹介。ポルトガル名物「鴨ごはん」、簡単に言うと鴨と腸詰の旨味を吸わせた贅沢な炊き込みごはんです。メインディッシュにあたる一品。鴨から出た脂とだしで玉ねぎと共に炒めた米を軽く炊き、だしをとった鴨とポルトガルソーセージ(本来、鴨の血が入ったものです。入手しにくいので私はブラジルソーセージかイタリアの生サラミで代用)をのせ、表面に溶き卵を塗ってオーブンでパリッと焼きます。卵で蓋をされるので、表面はパリッ、中はほわっと美味しく炊けるのです。いひ、作り方を聞いただけで美味しそうでしょ?今回作った改良バージョンはこれ。 一方、以前作ったバージョンはこちら。 アップで比較してみます。↓新 ↓旧 見た目から大分違いますが、好みは分かれるところかな?と思います。最初に作った方は余計な材料を入れず、シンプルに鴨・玉ねぎ・米・ソーセージ・卵のみで作りました。味付けは塩・コショウ・パセリのみ。鴨のだしの味をそのまま最大限に使ったため、鴨の旨味も脂も十分味わえますがその分だけちょっとくどくてもたれる感じ。私的には、美味しいけれどたくさん食べられる感じではありませんでした。一方、今回の方は予め表面を焼いた鴨を赤ワインと香味野菜でじっくり煮込んであります。米を炊き込む際に使うスープも、このワイン入りのスープ。このことで、全体的にあっさりとクセの少ない、それでいて味わい深く仕上がっています。下煮したので鴨も柔らか!よりワインに合う、オトナの味に仕上がりました。使ったお米や鴨の量は一緒なのに、私が食べた量の違いは歴然(笑)私、イタリアンパセリは元来苦手ですが、こうして使ってみると「うーんやっぱり使った方が美味しいな」と納得。やはりその国の料理はできるだけ現地のレシピに忠実に作るのが美味しいんですね^^;今回は改良バージョンの作り方をメインでご紹介しますが、旧バージョンも付記しますので、お好きな方で作ってみてください。簡単な割には失敗なしでとても美味しくできるので、おもてなしにも最適ですよ!≪ワインと香味野菜で味わい深いオトナの風味に!ポルトガルの絶品「鴨ごはん」≫レシピ:2人分1) 鴨ロース250gは予め塩をまぶしつけておく。人参1/4本分と玉ねぎ1/2個分は粗みじんに刻み、皮は捨てずにとっておく。イタリアンパセリ(或いは普通のパセリ、セロリでもOK)の茎や残りの部分適量はたこ糸等で適当にまとめておく。2) フライパンを熱して1)の鴨を皮を下にして入れ、フライ返し等で押さえつけながら焼きつけてじっくり脂を出す。ほどよくカリッと焼けて脂が出たら、裏返して身の方もさっと焼き、フライパンからいったん取り出す。3) 圧力鍋に2)で出た脂少々を敷いて人参・玉ねぎを炒め、2)の鴨と赤ワイン80cc、イタリアンパセリ、人参と玉ねぎの皮を加えてかぶる程度の水(2~3カップ)を注ぎ、圧力(強)で20分ほど煮込む(この時、あればベーコンやソーセージの切れ端も一緒に入れるとより美味しいです)。圧力が抜けたらそのまま冷まし、野菜の皮や茎を取り除いて塩で味を調え、鴨は表面に飾るスライス分を除いて食べやすい大きさにカットする。4) フライパンに残った脂で米1合分を軽く炒め、全体に脂が回ったら3)のスープを具ごと注いで蓋をし、最初は強火、煮立ったら弱火で7分程度炊く(この後焼くので、硬めでOK)。水加減は多めにしてください。オーブンは180度に予熱。5) 耐熱容器に4)のスープごはんを入れ、表面にスライスした鴨と腸詰をのせ、全体に溶き卵を塗ってオーブンで10分程度、中のごはんがぐつぐつ言って表面の卵がパリッとするまで焼けばできあがり!★旧バージョンでは、最初にフライパンで鴨を焼く際出てきた脂でそのまま玉ねぎと米を炒め、水と粒コショウを加えてスープを取り、肉だけ除いて米を加えてそのまま炊き、後はほぼ同様の手順(耐熱容器に米を入れる際、半分入れた段階で切った鴨を加え、サンドイッチ状にしています)で焼きます。このバージョンもコショウが利いて美味しいですが、個人的にはあっさりした新バージョンの方が好みです。★お米は普通の日本米でOK。ポルトガルのお米は長粒タイプではないようです。そして、鱈のコロッケというか今回は敢えて「かき揚げ」を目指したコチラの一品。 ポルトガル語では「パタニスカス・デ・バカリャウ」。干し鱈のてんぷらです。以前は都内のポルトガル料理店やブラジル料理店で食べたコロッケ風にまとめていましたが、どうやら現地では「かき揚げ」的なものらしいと知り、表面パリッ、中フワッにしてみたら美味しいかなーと、タネの部分は基本に忠実に作り、揚げる際にいったん平たく形を作ってからフリッター衣をまぶして揚げてみました。これが正解! 外サクッ、中ふんわりダンナさんいわく「よりお店の味に近くなったね~、素人の味じゃないみたい」だってこちらは作り方をざっくり。1) 塩だら2~3切れは生のまま皮と骨をとって粗くほぐす。玉ねぎ1/2個分はみじん切りに。イタリアンパセリは葉の部分を適当にちぎる。レンジでチンしたじゃがいも小1個はマッシュしておく。2) 1)を混ぜ合わせ(塩分は塩ダラから出るので味付け不要)、4~5cmぐらいの薄いハンバーグ形にまとめる。3) 溶き卵適量と小麦粉適量を氷水で溶いた衣をまぶし、180℃の油で両面カリッとするまで揚げたらできあがり!レモンを絞ってどうぞ♪簡単でしょ?でもすっごく美味しいですじゃがいもは入れなくても美味しくできますが、まとまりにくくなるのでこの場合は片栗粉か小麦粉少々を加えた方が作りやすいかも知れません。ワインにぴったりの一品です。現地では干し鱈を水で戻してから使いますが、私はいつもスーパーの塩鱈をそのまま使用。冷凍して水分が抜けたものなら尚良いので、冷凍庫には常に塩鱈が入っています。ん~やっぱり美味しいなーポルトガル料理サッカーも強いし、行ってみたい国リストの上位に来つつあります(今年はずいぶんサッカー遠征したのでしばらく貯金ですが^^;)。歴史的背景もあって、スペインよりも日本人に合う気がするんですよねポルトガル。うん、今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.09.13
ひところの猛暑もやっと落ち着き、陽が落ちた後はそれなりに涼しくなってきた首都圏。そろそろ温かいスープも美味しく感じられる季節です。という訳で、久々に新作スープ。 「カルド・ヴェルデ」。ポルトガル風の野菜スープです。本来はケールの葉っぱで作るようですが、日本で入手しやすい野菜では、キャベツの外側の緑の濃い部分が似ているそうなので代用。キャベツは好きでよく使いますが、外葉って硬くて使い辛いな~と思っていたのでこれはナイス!以前、キャベツでポタージュを作ったことがありましたが、材料的にはかなり似ています。こちらはじゃがいも・玉ねぎを前もって水で煮てポタージュ状にし、ここに千切りのキャベツを加えて葉っぱの食感を残しています。味付けは塩のみ。浮かべたのはソーセージの薄切りです。じゃがいも、玉ねぎ、キャベツとも加熱すると甘みが出る野菜なので、とても優しい味。主菜を食べ始める前に胃腸を整えてくれそうなスープです。≪ポルトガルの緑のスープ・野菜が甘~い「カルド・ヴェルデ」≫レシピ:スープ皿2~3杯分1) じゃがいも小1個、玉ねぎ1/2個は皮をむいて適当にスライスし、かぶる程度の水で柔らかくなるまで煮て粗熱をとる。2) 具のみ取り出してフードプロセッサーにかけ、ピューレ状にして鍋に戻し、水を加えてポタージュのゆるさに整える。水の量は適宜調整してください。3) ここに千切りにしたキャベツの外葉(できるだけ緑が濃いもの)1~2枚分を加え、ひと煮たちさせて塩で味を調えたらできあがり!お好みで腸詰のスライスを浮かべたり、オリーブオイルをひとたらししてどうぞ♪★野菜の甘みがすごく出るので、私は食べる際にコショウ少々を振って甘さを引き締めた方が好きです。お好みでどうぞ。この日は無性にポルトガル料理を作りたく(=食べたく)なって、ポルトガル料理で揃えました。 メインの「鴨ごはん」、「塩ダラのかき揚げ(コロッケ)」共に以前ご紹介したメニューで、我が家では時々登場するお馴染みさんですが、より美味しく作りたくてレシピ・手順を若干変更しました。詳しくは別途アップしますので、お楽しみに鴨ごはんはよりあっさりかつ味わい深く、タラのかき揚げはより本格的にできましたよんうん、今日も美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.09.10
ギリシャ・スペインならびに南米料理にはまって以来、我が家の冷凍庫には割とよく塩ダラが入っています。ギリシャ風のフリット、ブラジルやポルトガル風の鱈のコロッケ等用途はさまざま。それまで鱈ってちょっと苦手だなーと思っていたのですが(鍋にした時の臭みが苦手)、美味しさがわかるようになりました。今日は久々にポルトガル料理が食べたくなって、ポルトガル料理で揃えたブランチ。サラダも含め、いちおう全部ポルトガル意識のラインナップです。 サラダは、以前ポルトガル料理屋さんで食べた具沢山の贅沢なサラダをイメージ。レタス・きゅうり・玉ねぎ・トマトの基本の材料に加え、コーンやツナ、ブラックオリーブ等が入っています。味付けはオリーブオイル・塩・レモン汁とイタリアンパセリ代わりの乾燥香菜。 塩ダラは新メニューに挑戦してみました。ポルトガルでは一、二を争うほどポピュラーだという家庭の味「バカリャウ・ア・ブラス」。 鱈とじゃがいも、玉ねぎの卵とじです。材料から味の想像がつきそうですが、切り方や鱈のほぐし方で大きく違いの出そうな一品。いろんなサイトや本で作り方を調べたり写真を見たりしましたが、基本路線としては「鱈はほぐして使用」「じゃがいもは予め短冊に切ってフライドポテトにして使用」「卵は半熟」という点で共通していますが、鱈をどの程度細かくほぐすか、じゃがいもの大きさがどの程度かの点にばらつきがある模様。おそらくレストランでは鱈は細かめ、じゃがいもはスナック菓子のポテトほどに細く短く・・・というのが高級で、家庭ではポテトも鱈も素朴にもうちょっと大きめに、という感じじゃないかなー。という訳で、まずは丁寧に作ってみました。鱈は細かめ、ポテトもできる限り細めに。 正体を知らずに食べたダンナさんの反応。「じゃがいも、玉ねぎ、オリーブ、卵、・・・あと何?すり身系?」うーんまぁ、細かくするとわからないかも知れませんね^^;私「ポルトガルと言えば?」「ポルトガル・・・あぁ、鱈ね素朴で美味しいねー」家庭料理なので、一口食べて「ウマイ!」と感激する種類の主役クラスのお料理ではありません。でも私、これけっこう好き鱈の塩気と柔らかい食感に、じゃがいもの素朴な風味フライにした香ばしさ、玉ねぎの甘さがよく合います。これらを卵でとじると輪郭のはっきりしない味になりそうなところをオリーブがうまく引き締めていて、全体的に口の中が美味しくまとまる感じ。現地では主食扱いでモリモリ食べるようですが、日本人の我々的には「ごはんにのっけて食べたい」感じの飽きない味だったりします。美味しい!おかずとしてお弁当に入れるのにも良さそう。じゃがいもと鱈の大きさについては好みが分かれるところでしょうが、個人的にはそれぞれもっと大きめにした方が好きかなーと思います。という訳で、作り方。≪鱈とフライドポテト、玉ねぎのポルトガル風卵とじ「バカリャウ・ア・ブラス」≫レシピ:約2人分1) 塩だら(本来は干し鱈を使うようですが、塩だらで代用)2~3切れは皮と骨をとって細かめにほぐす(大きさはお好みで)。2) じゃがいも1~2個は細め・短めのフライドポテトにする(冷凍食品を使ってもよさそうです。現地ではなんとスナック菓子を使う方もいるとか!)。玉ねぎ1/2個分は薄くスライス。3) フライパンにオリーブオイル小さじ1程度を敷いて玉ねぎを炒め、透き通ってきたら鱈も加え、鱈に火が通りかけたらポテトも加えて全体をざっくりと混ぜ合わせ、溶き卵2個分を流し入れて半熟に仕上げる。4) 皿に盛り、2~3つに切ったオリーブ5~6粒(グリーンでもブラックでも、お好みのものを)と刻んだイタリアンパセリを散らしてできあがり!メインは、以前も作ったことがあるポルトガルの蛸のリゾット。 以前取り上げた際はいろんな具を入れてそれっぽく作りましたが、今回はたまたまスーパーで生のタコが安かったのでシンプルにタコと玉ねぎ、トマトのみです。 いやーでも当たり前ですがシンプルなこっちの方がウマイ!それこそ「一口食べて感激」クラスの美味しいごはんです。白ワインが進んで進んで・・・仕方ないですね^^;生のタコがお買い得なとき、是非作ってみてください。間違いなくウマイです。≪生タコを使ったポルトガル風蛸ごはん「Arroz de Polvo」≫レシピ:約2人分1) 生のタコ(今回は大きめの足1本使用)は切らずに、かぶる程度の水に赤ワイン1/4カップ弱を加えた水でやわらかく煮る(今回はル・クルーゼで20分程度)。茹で上がり、粗熱が取れたら食べやすい大きさに切る。煮汁はごはんを炊くのに使うのでとっておく。2) フライパンにオリーブオイル大さじ1を敷き、種を抜いて2~3つにちぎった赤唐辛子1本、粗みじんに切ったにんにく1かけと玉ねぎ1/2個分を炒め、1cm程度の角切りにしたトマト1個とスライスしたピーマン1個を加えて混ぜ合わせ、火を止める。3) 1)の鍋に洗っていない米1カップ(今回は長粒米と日本の普通のお米を半々にして作りました。長粒米を加えるとベタつかずに美味しくできます)と1)の煮汁を入れて、水加減が多少多めになるよう水を加えて調整し、味が足りなければ塩・コショウ少々で調味。上から2)の具を載せて煮立つまでは中火、その後弱火で15分ほどコトコト煮たらできあがり!途中で水が足りなくなりそうだったら調整してください。食べる際には、あればイタリアンパセリを散らしてどうぞ!いや~タコうまいタコのパウル君もすごかったですが美味しさ的にもタコすごい。美味しいです。にんにくも効いていますが唐辛子の強すぎない辛味もポイント。この辛味が、微妙~なタコの臭みを消し去ってくれる気がします。ウマイ。文句なし!夏になると地中海とかスペイン・ポルトガル辺りのお料理が食べたくなります。白ワインが美味しく感じるからかなー。今日もとっても美味しかった!ごちそうさまでした ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2010.07.11
以前から、「もっと美味しくできるんだけどなー、なんかもうひとつだな」と思って何度か作り続けている料理があります。それは「干し鱈(バカリャウ)のコロッケ」。ブラジルやポルトガルでよく食べられるらしく、私はポルトガル料理屋さんで初めて食べて感激し、レシピを探し回ったら主にブラジル料理として紹介されていました。ポルトガル語圏ではすごくポピュラーなのだと思います。当初は、見つけたいくつかのレシピにかなり忠実に作ってみました。 材料は、塩鱈(干し鱈がないので代用)、玉ねぎ、じゃがいも、卵、パン粉、塩・コショウ・パセリです。この場合の作り方は、皮や骨を取ってほぐした塩鱈(2~3切れ)に、レンジでチンしてマッシュしたじゃがいも1個、みじん切りの玉ねぎ1/4個分程度、パセリ適量、溶き卵1/2個分ぐらい(様子を見て調整)を混ぜ、塩・コショウで軽く味付けしてパン粉で硬さを調整し、食べやすい大きさにまとめて(先のとがったラグビーボール的な感じ)揚げる、というもの。これも美味しいんですよ。素朴でいかにも家庭の味という感じ。日本人にも普通に好まれる、お弁当とかに入ってても違和感のない味。でも!私が求めているものとは違うんです!レストランで食べたのはもっと洗練されたオトナの味だったし、もっとクリーミーというか、ホクホクした感じではありませんでした。なので、じゃがいもの量の問題なのかなー、それともチーズとか入れて硬さを調整するのかなーなんて思ってました。でも、その後いろいろ調べていくと、「じゃがいもを使わない作り方がある」との情報を入手!ならばと思ってさっそく試してみました。 あはは、色的にすごいことになってますが、小麦粉→卵→パン粉的な手順を踏まず、生地自体を丸めて揚げるとこういうことになっちゃいます^^;でもコゲコゲではないんですよ、食べごろです。ではでは、レタスに巻いてガブッと行ってみます(本場ではこういう食べ方しないのでしょうが、この方が食感のコントラストもついて美味しいですよ♪)。 ウマイ!!^0^私が言う前にダンナさん狂喜です。「これメッチャうまい!完全に今までのと別物だねー」「うん、材料違うから」「じゃがいも入れないだけでこんな違うの?」「ううん、他にもいろいろ。オリーブ入れたりとか」「そうかー、それでこんなオトナな味になったのかー。ワインにはこっちの方が断然合うねー」いひひ。成功成功!という訳で、作り方です。≪オトナの味です!ワインのお供に最適な塩鱈のポルトガル風(ブラジル風)コロッケ「ポリンニョ・デ・バカリャウ」≫レシピ:約2人分1) 塩鱈(150gぐらい)は、皮と骨を手で取って(この状態で120gぐらい)ぶつ切りにし、フードプロセッサーですり身状にしてボウルに入れる。2) 玉ねぎ1/4~1/3個はみじん切りに、オリーブの実(今回はブラックを使いましたがおそらくグリーンの方がよく合います)4~5個は種を抜いて適当に刻み、こちらもボウルへ。3) 2)に卵1個、乾燥パセリ小さじ1/2程度(割と多めに入れて大丈夫です)を加えて混ぜ、コーンスターチ30g程度を少しずつ加えて硬さを調整する。お好みで、ここで粉チーズを加えても美味しいです。4) 3)を適当に丸め、オリーブオイルで揚げたらできあがり!レモンを絞ってどうぞ!私が「クリーミー」だと思ったのは、どうもコーンスターチが出すとろみだったようです。今回はコーンスターチが殆どなかったのでコーンミールと半々で作りましたが、スターチだけで硬さを調整するとよりクリーミーな感じにできると思います。あと、オリーブの風味もすごく合うので、なくても十分美味しくできますが、あれば是非入れてみてください。それと、私は海外の鱈料理を作る際「一度冷凍して解凍し、水気を絞った塩鱈」を使っています。冷凍することで水分が抜けるため、より干し鱈の風味に近づく感じがします・・・とか言って、長期保存の言い訳でもあるんですが^^;干し鱈を使った揚げ物と言えば、以前「鱈のアクラ」をご紹介したことがあります。当時はまだ上記レシピが仕上がっていなかったため、イマイチ両者の違いが際立たなかったのですが、こうしてみるとまったく別物。アクラはビールによく合って美味しいし、ポリンニョは白ワインに合わせると最高に美味しい。アクラは特に揚げたてが一番なので、その点でもビール向きかなと思います(冷めてもそこそこ美味しくはあるのですが、揚げたてとの差はやっぱりあります。ポリンニョの方が、冷めても美味しさを維持できる感じ)。キーンと冷やした白ワインが美味しい季節です。ワインのお供に美味しいポリンニョ、是非作ってみてくださいね♪ ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2009.08.08
最近では羊を食べる機会の方が多いですが、我が家はもともと鴨好きで、レストランでも牛や豚、鶏肉等のポピュラーなお肉よりは、鴨、羊、鳩や鹿、或いは内臓や腸詰等、その他の種類を選ぶことが圧倒的に多いです。今回はそんな鴨のとっておき!以前、ポルトガルの「タコごはん」的シーフードごはんを取り上げましたが、今回ご紹介するのはそれとは毛色の違った、でも激ウマなポルトガルのごはんメニュー。鴨のスープをたっぷり吸わせたごはんで鴨をサンドして焼いた、香ばしくてものすごく美味しいごはんです。 これが焼き上がり。表面に塗った卵がいい感じに焦げて、食欲をそそります^^ 取り分けたらこんな感じ。表面のパリパリ感と中のジューシーな感じが伝わるかな~?鴨の脂でツヤツヤしたごはんがホント、今思い出しても垂涎モノです。あーまた食べたい!写真のイメージの10倍はウマイですよ。もうねー、ホントにウマイんですよこれ。表面のパリパリと、内側のリゾット部分との食感のコントラストもよいし、何より鴨の美味しさを余すところなく丸ごと味わえるんだもん。鴨もウマイし、その脂を吸ったごはんも激ウマ。鴨ってそのまま焼くと脂がたくさん出て、取り除かなければなりませんが、これだとその脂でご飯が美味しくなるので、捨てるところがないんです。すごくお得。とにかく、鴨を買って一度試してみてください!絶対に損はさせませんから!!≪感涙にむせぶ、鴨の美味しさがぎゅ―っと詰まったポルトガル風鴨ごはん≫レシピ:約2人分 <材料> ・合鴨肉(今回は胸フィレーを使用) 200~250g ・(あれば)チョリソー、サラミなど 少々 ・米 1~1.25合 ・玉ねぎ 1/2個 ・粒コショウ 6~7粒 ・塩 適量 ・パセリ 適量 ・溶き卵 1/2個分程度1) 玉ねぎは粗みじんに刻む。鴨は室温に戻しておく。米はざっと洗ってざるに上げ、水気を切っておく。チョリソーまたはサラミ、干し肉等は薄切りに(半分をスープ用に、半分を飾りに使います)。2) フライパンに鴨を皮を背にして加熱し、脂が出てきたら玉ねぎと粒コショウ、チョリソー等を加えて、玉ねぎが半透明になるまで、鴨を焼きながら(両面を焼き付けるように)炒める。3) 2)に水400ccを加えて蓋をし、鴨に火が通ってスープが出るまで、10~15分ほど煮込む。スープが取れたら、鴨のみ一旦引き上げる。4) 3)のスープに塩を加えて味を調え、洗った米を加えて蓋をして中火で10分程度、時々混ぜながら加熱し、固めに炊く(この後オーブンで焼くので、完全に炊き上げる必要はありません)。スープから上げた鴨は、食べやすい大きさに切っておく。オーブンは200度に予熱。5) 耐熱容器に4)の米の半量、切った鴨肉、残りの米の順に重ね、上に残りのチョリソー類をのせて溶き卵を塗り、パセリを振る。これをオーブンに入れ、表面がパリッとして内側がぐつぐつ言うまで15分程度焼いたらできあがり!★鴨からいいスープが出るので、チョリソーやサラミはなくてもよいですが、香辛料の風味が効くので入れるとより美味しくなります。入手できる方は、ポルトガルソーセージかブラジルのリングイッサが特におすすめです。入れない場合はコショウを強めにしたり、お好みのスパイス・ハーブ(ナツメグ、オレガノ、ローズマリーなど)を加えるとよいと思います。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^
2008.08.24
先日行ったポルトガル料理屋さんで食べたポルトガル名物「タコご飯」。タコがふわっととろけるように柔らかく、海鮮だしがたっぷりご飯に染み込んで最高に美味しかった!イタリアの「チーズたっぷり」的なリゾットもウマイですが、ポルトガルのはもっとご飯も柔らかく、おじやとか雑炊に近い感じ。オリーブオイルとハーブの風味が利いて、あっさりした味わいです。あの立派なタコを入手するのは難しいだろうけど、ああいう感じの海鮮リゾットを家で作れたらなぁ~・・・と思い、シーフードミックスと特売のイカで試してみました! 見た目、けっこうそれらしくできてます。そして味的にも、目指した感じにかなり近い^^vポイントは何と言っても「シーフードのだしをできるだけ引き出す」の一点に尽きます。具の海鮮を予めさっと茹でてだしを取り、このだしでご飯を炊く(煮る?)のですが、使う海鮮の量が少ないとどうしても旨味が足りないので、市販の帆立だしや魚のだし(できればカツオじゃない方がよいと思います。一気に和風テイストになってしまうので^^;)を足して味を調整してください。私は今回、たまたまあった帆立フレークを一緒に入れてだしを強化しました。 そしてこのリゾット、イタリア的にアルデンテを目指すものではないので、出来上がるまでずっとそばについていなくていいのもラクでよいです。見た目ご馳走風なのにかなりチープかつ簡単!ホームパーティでみんなと談笑しながらでも作れてしまう・・・んじゃないかな(笑)ともかく、簡単でオイシイのでとってもおすすめです!シーフードミックスや冷凍のイカがあったら、是非お試しあれ!≪海鮮だしをたっぷり吸ったご飯が最高にウマイ!ポルトガル風海鮮リゾット≫レシピ:2人分 <材料> ・米(日本の普通のお米でよいです) 1合 ・水 650cc ・シーフードミックス 150~200g ・(あれば)その他、お好みの海鮮 好きなだけ ・にんにく 1かけ ・唐辛子 1本 ・ピーマン、トマト 各1~2個 (トマトは缶詰でもOKです。この場合、1/3~1/2缶) ・玉ねぎ 1/2個 ・(お好みで)ほうれん草 3~4束 ・オリーブオイル 大さじ1~2 ・塩 適量 ・(お好みで)パプリカ 小さじ1 ・(お好みで)香菜、パセリ 適量1) 米は作る直前に軽く洗ってざるにあけ、水気を切る。にんにくは包丁の腹でつぶして香りを出し、玉ねぎはみじん切り。トマトは角切り(缶詰ならつぶす)、ピーマンは6つ割または8つ割、ほうれん草はざく切りに。2) 小鍋またはフライパンに分量の水を入れてわかし、シーフードミックスとその他の海鮮を入れて硬くならないようさっと茹で、スープと具を分けておく。3) 鍋にオリーブオイル・にんにく・唐辛子を入れて熱し、にんにくの香りが出てきたら玉ねぎを加えて半透明になるまで炒め、トマトも加えて水分を飛ばす。4) ここに2)のスープを加え、沸騰したら米、塩少々、パプリカ、香菜の茎の部分を加えて蓋をし、弱火~中火で15分ほど煮る。ピーマン、ほうれん草は途中で入れてください(最初から入れるとクタクタになりすぎるので)。5) 米が柔らかくなったら2)の具を加え、温まったらできあがり!お好みで香菜、パセリをちらして召し上がれ♪★現地ではかなり香菜(生のコリアンダー)を利かせて作るようですが、私は苦手なのでこれを控え、代わりにブラックペッパーやオレガノを加えて作りました。また、ほうれん草はいろんなレシピではあまり見かけないのですが、私が行ったお店では入っていて美味しかったので具のリストに加えました。★お好みでチリペッパーを加えても美味しいです。また、卵を落として半熟の状態にして食卓に出すのもいいですね^^(お店では卵がぐつぐつ言ってました) ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.06.28
しっかり味の染みこんだ豆のサラダって、どんな味付けのでも美味しいですが、今回取り上げるコレが最もシンプルかも知れません。ポルトガルでは非常にポピュラーだという、シンプルな豆と玉ねぎのサラダ。 お好みの豆(今回はひよこ豆使用。大豆や緑豆、金時豆など、何でも美味しいです)を温かいまま、ゆで汁少々と共にスライスした玉ねぎにかけ、塩・コショウ・ワインビネガーまたはお好みの酢、オリーブオイル少々で味付けしただけ!温かいまま食べても美味しいですが、食べる数時間前に作って冷蔵庫で冷やすとよく味がしみてより美味しいです。それと、今回は基本的な作り方に従ってワインビネガーを使いましたが、若干物足りない気がして食べる際にレモン汁を絞りました。最初からレモン汁オンリーで作った方が、私は口に合ったかも。一般的な穀物酢でも構わないと思います。シンプルに豆と玉ねぎのみで味わうサラダもなかなかよいですよ^^是非、お試しください!≪豆と玉ねぎの旨味をシンプルに!温かくても冷たくても美味しいポルトガルの豆サラダ≫レシピ:2人分 <材料> ・お好みの豆(水煮缶でもOKです) 1/2カップ程度 ・玉ねぎ 1/2~1個 ・お好みの酢 大さじ2 ・塩、コショウ 各適量 ・オリーブオイル 適量1) 豆はゆで汁または缶汁が少々(大さじ2~3)残る程度に水切りしておく。缶詰を使う場合はこの状態でレンジ等で軽く温める。2) 玉ねぎは薄くスライスし、この上から1)の豆を汁ごとかけ、酢・塩コショウ・オリーブオイルを加えてよく混ぜる。3) 温かいままでもOKですが、冷蔵庫で2~3時間冷やすとより味が馴染んで美味しいです。お好みでどうぞ!^^★これは最もシンプルな作り方です。ここにバジルやオレガノなど、お好みのハーブを加えてもよいですし、おろしにんにくや味噌少々を加えたり、チリパウダーを振ったりしてもアクセントがつきます。いろいろアレンジしてお楽しみください。 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.05.28
アボカドは好きなので、安い時に買っておいて熟すのを待ちます。が、これはホントはもっと硬い時に作った方が美味しかったかも知れません^^;↓ スペイン~イタリア的ディナーの日の副菜に作った、アボカド・フリートス(アボカドのフリット、ポルトガル風)です。「フリット」と言われると、卵入りのモッサリした衣を想像させますが、これは粉+氷水だけの、まさに天ぷらと全く一緒のサクッとした薄づきの衣(揚げるものに応じて、いろんな衣があるらしいです)。やっぱり日本の天ぷらってポルトガルから伝来したのか~、と改めて再認識させてくれる一品です。だけど揚げるのがアボカドなので、どこか洋風に見えてしまうから不思議なものです。レモンを絞って、塩で食べるのがとっても美味しい!アボカドのクリーミーさにホクホク感が加わって、ビールでも白ワインでもどんどん飲めちゃいます。アボカドだけでは寂しかったので、一緒に玉ねぎとピーマンも揚げてみました。これも美味しい(当たり前)↓ この日は塩だけで食べましたが、スペインのアリオリ・ソース(にんにくマヨネーズを牛乳でちょっとのばした感じのソースです)や、ケチャップにサルサソースを混ぜてピリッとさせたソースなんかもよく合います。冷蔵庫にちょっとずつ残っている野菜も、こうして揚げると楽しく食べられますよね。「天ぷら(精進揚げ)」のイメージではなく、敢えてパスタやサンドウィッチなど、洋食メニューに合わせるのがまた目新しくて気分が盛り上がります^^作り方のコツは、「衣を必ず氷水で溶く」ことと「溶いてすぐに(氷の塊が残っているうちに)ネタにつけて揚げる」ことです。揚げるものと油との温度差が大きければ大きいほどサクッと揚がるので、もたもたせずにサッと揚げ、すかさず食卓に運びましょう。この日は生でも食べられる野菜ばかりを揚げたので、表面がサクッと美味しそうな色になればOK!「ちょっと固かったな~」というアボカドを買ってしまった際にでも、是非お試しください!^^≪まさに天ぷらの元祖!ポルトガル風、ホックホクのアボカド・フリートス≫レシピ:2人分 <材料> ・アボカド(やや熟し方が足りないもの) 1個 ・ピーマン、玉ねぎなどお好みの野菜 適量 ・揚げ油(オリーブオイルを混ぜると香りがよいです) ・レモン 1/4個 (フリットの衣) ・薄力粉 50g ・水 60~70cc ・氷 4~5個1) アボカドは半分に割って種を取り、皮をむいて1cm程度の厚さに切る。他の野菜は食べやすい大きさ・厚さに切っておく。揚げ油は180度程度に熱しておく。2) フリットの衣の材料を手早く混ぜ合わせ、油が適温になったら素早く野菜にまぶして揚げる(アボカドは特に崩れやすいので、手で衣をつけた方がやりやすいです)。表面がサクッとして美味しそうな色がついたらOK!3) 皿に盛り、レモンを添えてできあがり!塩やケチャップなど、お好みの味付けでアツアツをどうぞ~!^^★イカやタコなどを揚げる場合のフリットの生地は、小麦粉を炭酸水またはビールで溶くことが多いようです。また、小麦粉をはたいた後で溶き卵をつけて揚げるやり方もあるとか。バリエーション豊富なんですね^^★精進揚げは低温の油で、と言われますが、これは高温でサッと揚げる方が美味しいです(中まで火を通さなくてはならない材料を使っていないため)。野菜類(特にアボカド)は作る30分~1時間前には冷蔵庫から出して、サッと揚げただけでも冷めにくいようにしてください。 ↓ポルトガルからの伝来品と言えばカステラ!その元祖がコレです!! 中がトロっと半熟状態なんですって!!!^0^ 日本のスイーツのルーツ!ポルトガルから種子島へ。そして・・・カステラへ。ふわとろの元祖!パン・デ・ロー 神戸洋菓子倶楽部 ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^
2008.02.15
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