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どろんじょ@ Re, 野菜に入っているビタミンCも酸化されて危…
2007.04.17
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カテゴリ: 添加物
(「 酸化防止剤 酸化 」については、4月5日の項にあります。)

4月16日 の続きです。

・酸化を防ぐ「ビタミンC(L-アスコルビン酸)」について―


ビタミンCの特性 については以前(4月5日の項)で簡単に整理しました。

今回は、「 天然のビタミンC 」と「 合成のビタミンC 」の違いについて整理したいと思います。




数百円のものから数千円のものまで、さまざまにあるからです。

買う側とすれば安いにこしたことはないですが、安いものは「それなりの理由」があるはずです。

調べてみると、やっぱり「それなりの理由」はあるのでした。

以下、長々と引用してしまいます。


「体内で作られることがなく、水に溶けやすく、火にも弱い性質のビタミンC。
こんな難しい性質のビタミンCですので、自然のものから抽出するとなると、かなり難しくコストもそれなりにかかってしまいます。」

「普通」は、結構高いものらしいのです。
で、考えるのが人間です、なんとか安くできないものかと。

そこで、価格的にも安くて大量生産ができ、天然のビタミンCと「同じような働きをする」ものを「人工的に」造ったわけです。
それが「合成のビタミンC」というわけです。

「もちろん、『合成のビタミンC』などと表示する義務などなく、私達は合成されたビタミンCがあることなど知らずに毎日を送っています。」


あるいは、人類はついに天然と同じものを人工的に造れるようになったのだ、と思ったりします。これだけ進んだ世の中なのですから。

でも、現実はそうではないようです。

合成のビタミンCは、日夜、工場で大量生産されています。
原料は主にジャガイモやトウモロコシ(その品質にも問題があったりするようです)。
それらのデンプンからブドウ糖を造り、さらにそのブドウ糖から合成されるのだそうです。


ちなみに、本来ビタミンCは無味無臭なのだそうです。


「この時に製造過程でいろいろな薬品を使います。
さらに、凝固剤や増粘剤を加えたり、合成着色料や合成香料も使ったりします。
そして、それらの薬品のほとんどは石油由来のものです。」

合成ビタミンCの全てがこうしたものではないかもしれませんが、これではまるで添加物入りの加工食品と同じです。


「こんなものを毎日食べ続けたとしたら・・・
からだに良いはずのビタミンCが逆にからだに悪影響を及ぼしかねません。」

確かにそう思います。


「合成ビタミン剤はあなたの懐を痛めない代わりに、あなたの胃を痛めるかもしれない」

「これはアメリカの有名な薬学博士が、合成のビタミン剤と天然のビタミン剤はどう違うか聞かれたときの答えだそうです。」

う~ん、名言でしょうか。
ただし字義通り、胃が痛くなるだけならいいのですが。


天然のビタミンCは抽出が難しく、高価なもの です。
一方、人工的に大量生産された、合成のビタミンCは手ごろな価格で販売されています。」

「しかし、合成ビタミンCは大量に取ると体内で デヒドロアスコルビン酸 という、からだに悪い影響を与える物質に変わることが分かり、大量摂取に疑問の声も上がっています。」

4月5日の項 でも触れましたが、ビタミンCは酸化還元をしていく過程でさまざまに変化し、その時からだに害のある活性酸素を発生させるというものでした。

そのあたりをもう少し整理すると、

「アスコルビン酸(ビタミンC)は抗酸化作用の結果、酸化され モノデヒドロアスコルビン酸ラジカル(MDA) を生じ、さらに安定なデヒドロアスコルビン酸へと変わります。
このMDAは、種々の酵素や細胞に傷害を与えることが知られています。」

今までこのMDAは、その毒性は低いといわれてきたそうですが、ここにきて、「さらに詳しい研究が望まれる」状況が出てきているようなのです。

ちなみに、MDAは、「MDA還元酵素によって再びビタミンCへと変わることが可能」だそうです。



では、買おうとしているビタミンCが、そんな危ない「合成ビタミンC」なのかどうかの見分け方はあるのでしょうか。



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あるのです。
それも結構 簡単な見分け方 です。


1.原材料表示の欄に「ビタミンC」と書いてある

天然の原料、例えば、レモン、ライム、タンジェリン、グレープフルーツなどの柑橘系の果実や、ローズヒップ、アセロラ、クランベリー、オレンジ果皮、ピーマンなどと記載されずに、ただ「ビタミンC」と書かれているものだそうです。

つまり、原料となっている天然由来の食物が記載されていない=デンプンから合成されたもの、というわけです。


2.粒が小さめである

「現在、 1g当たりに100mg以上の天然ビタミンCを入れることは大変困難なこと 」なのだそうです。

「例えば、『1粒で1000mgのビタミンC』なんて書いてあるものは、本来、天然ビタミンCで作ると1粒が小さなカップのゼリーくらいの大きさのものになってしまいます。」

「小さな粒状に天然のビタミンCを入れるのは、技術・コスト共に今現在は大変難しいこと」なのだそうです。


3.粒の色が白い

天然のビタミンCは原材料そのものの色なので、基本的に白色にはなりません 。」

新谷博士ではないですが、白い食べ物はからだに悪い、というところでしょうか。

白いビタミンC=化学的なものなのだそうです。


以上の項目に1つでも当てはまったなら、そのビタミンCは天然ではない可能性が大きいということです。


「特に1.の場合、ほぼ間違いなく合成ビタミンC」だそうです。


これを参考に、本物のビタミンCを摂取したいと思いますが、本物はやはり値段がそれなりにします(そこが、残された問題のひとつです)。


次に、 ビタミンCの摂り方 についてです。


「ビタミンCは水溶性で、必要量以外は水分となって身体の外に出て行ってしまいますので、 一度に多量に摂ってもムダ になってしまいます。」

「一日一回で必要量を摂るよりも、 数回に分けて摂る のが効果的です。」

さらに、「一度に500mgを超えて摂取しても、体内吸収に大幅な増加は見られない」のだそうです。


しかも、「空腹時よりも食後に摂取すると、ビタミンCの吸収が持続するので、 毎食後に摂るのが一番理想的 」なのだそうです。

知りませんでした。



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結論。

せっかく健康を考えて摂取するビタミンCなら、やはり本物の「 天然由来 」のビタミンCにするべきです。

天然由来には、ビタミンCのほかにも いろいろな有効成分が自然な形で含有している といいます。
ひょっとしたら、 ここが大事な点 なのかもしれません。

そしてできれば、無農薬などのいい原料を使い、製造工程もしっかりしたところで作り、そして原料にあまり他の添加物が加えられていないものがいいのでしょう。

人工的なものはいくらまねをしても、自然のものとはどこかが違っているというのは、他の食品添加物、例えば、化学調味料などをみれば一目瞭然です。

化学調味料は、単にニセモノであるというだけでなく、健康に悪影響を及ぼす最悪の食品です。
合成のビタミンCも、天然のものに比べて、少し効果が劣るだけというレベルのものなら特に問題はないのですが、本当のところはどうなのでしょうか。


また、ビタミンCは、強力な「抗酸化物質」であると同時に、「酸化防止剤」としても使用されています。

上述の理屈からすると、「酸化防止剤」として使用されるビタミンCは、ほぼ間違いなく「合成」だと思われます(コストや手間を考えると)。

ということは、やはり清涼飲料水などに添加されているビタミンCは、人工的に薬品で造られた上に、酸化してしまっている、体によくないビタミンCということになります。

お茶などの清涼飲料水以外にも、酸化防止剤としてビタミンCが使われている加工品には、果実加工品、漬物、惣菜、パンなどがあるようです。

最近は、「安全な酸化防止剤」として、使用頻度も高くなっているようなのですが。





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Last updated  2007.04.24 19:44:44 コメント(2) | コメントを書く


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