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帝劇では9月に素敵♪なトークショー開催のニュースがありましたね。今の状況、残念ながらわたしは、自身の周りの状態から、見にいくことは無理そう。悲しい・・・今は、なんとか配信の方で見れないか画策中ですが、それも前途多難。あ~その後の連休中なら見れたのに・・・じゃなくても、見逃し配信とかしてくれたら・・・悲しい・・・そんなこんなな中、久々に<劇場>に行って来ました。まさに半年ぶり♪・・・と言っても、観劇してきたわけではありません。これまた、残念ながら。「南座 夏の舞台体験ツアー」~歌舞伎の舞台機構「花道」「迫り」「廻り舞台」を南座で体験~なるもの。体験30分で1200円。ほぉ~高いんだか安いんだか?でも、一般人にはなかなか体験できなさそうな企画に心惹かれ、出かけてみることにしました。決められた座席に座り、説明を聞いた後、花道を通らせてもらって舞台上へ。舞台から客席を見渡す、というのは、もう随分と前、「ベガーズ・オペラ」で1度だけ舞台上の席に座ったのと、「キャッツ」の幕間に舞台に上がった時くらい。そして、まずは盆を体験。直径13m(・・・位だったと思う)の盆。周囲にそって皆が立ち、くる~っと一周。わ~い。おもしろい!!その次に迫り。上がるのと下がるのと。上がる方は、あんまり上がってるって感じがしなかったのだけれど、上がりきって止まった時にやっぱりちょっと。こわ、って思った(笑)下がる方のが、下がってから上がるときにだんだん客席が見えてくるところが面白かった。それから搬入口を見せてもらって(扉をあけると通りをはさんで鴨川!)最後は緞帳。客席からは見えない、緞帳の裏側、「火の用心」って文字。緞帳が再び上がって、「チョンパ」で終了。真っ暗な舞台がぱっと灯りがついて・・・きれいでした~。舞台から花道を通ってもとの客席に戻って、おしまい。いやぁ、30分って、十分面白かったぁ。そうそう、カメラOKで、普段だったら、写真はダメですって言われるとこ、客席内やら舞台やら写真とれる、っていうのもなんか新鮮でした。あと、ゆるキャラくんもいました。いたんだ、南座にも。知らんかった~。その後、劇場内にちょっと展示物とかもあり、2階、3階なんかも見学できて。顔見世の「まねき」も少し展示してあった。いつも見上げてるものだけれど、近くで見て、こんなにおっきいんもんなんだ~!とちょっと感動。今年は上がるのかなぁ?無事上がったらいいんだけどなぁ・・・。来年のオリンピックなんて無理なんじゃ?なんて声も聞いたりするし、抑え込んだと思ったらまたあっという間に第二波らしきものがやってきて、世界中でもまだまだ猛威をふるってて、まだまだ収まらないんじゃ・・・って気になってしまうのだけれど・・・コロナで大変になってる人、こと、もの、いっぱいいっぱいだ。こんな大変な状況、来年もまだまだ続いてたらホントにもうどうなってしまうの・・・わたしも、来年のオリンピックなんてできるの?って思ってしまわなくはないのだけれど、できないって状況にまだあったとしたら、まだその状況ってことを想像したら、それがすごいこわい。自分は、そんな役に立つことはできなくて、ただ、他の人にうつすことのないよう、自身が感染しないよう注意する。ただ、そんなことしかできないけど。そんなちっちゃなことだけど、できることをやろう、って思うしかないんだけど。今年の終わり頃には、ほぼ1年ぶりの観劇に出かけられるとよいなぁ、と。そんな状況になっているといいなぁ、って、心から思う。年末の状況は予想つかないけれど、ホントはちょっと無理しても、ちょっとだけ、ちょっとだけでも行きたい。叶うといいなぁ。久々の<劇場>ツアーと劇場内探険で1時間。なかなかな充実感!次回は劇場で観劇を、との願いをふつふつと心の中に沸かせつつ結構満足の1時間でした。
2020年08月30日
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初演を柿沢&小西ペアで見た後、今度再演されたら絶対中川&加藤ペアを観に行く!と固く決めていました。再演も、もしあったとしてもキャストも、全然わからないことだったけど、でも、そう思ってました。で、再演が決まり、キャストもほぼほぼ同じ。ただ、濱めぐさんだけが交代ですごい残念。初演は濱めぐさんも観たくてとにかく見にいったのですから。でも、露崎さんもすごくよかったです。特にエヴァの方。そして、柿沢さん、小西さんも、今回はペアでは見ていないけれどこちらもとてもよかった。初演時の目的を果たすには、24日だけでも良かったのだけれど、ちょっと無理して22日もマチソワで出かけましたが、そのかいがありました。アンリが身代わりとなって処刑されるシーンの曲がとても印象的だったのですが、今回は見ていて、友を信じ、その研究の未来に夢と希望を託して、笑顔で逝くアンリに思わず涙していました。彼らの研究が許されるべきものだったのかはわかりませんが、ただ己の信ずるものに向かって真っすぐに向かっていく人のその心の強さに心を打たれます。自身には残念ながらそういうものが持てなかったので、そういう人にたいする尊敬とうらやましさがあったりするものですから余計です。アッキーのビクターには、何か神がかりのようなものを感じました。ちょっとヴォルフガングを思い出すようでした。その神がかり感に危うさを感じ、心がひりひりするような、そんな思いで舞台をみつめました。先に書いたアンリに涙したというのも、アッキービクターの時の両アンリにでした。加藤アンリは初見ですが、以前観た別の舞台の記憶にくらべて、歌が数段よくなったと感じました。以前は、歌がすごく上手いとは思わないけれど、その雰囲気や演技がとても魅力的で感動させてもらった記憶がありましたが、今回歌もとっても素敵でした。また別の作品でもぜひ拝見したいと思いました。さて、舞台の方ですが、ビクター、アンリは自分たちの研究に強い信念をもっていて、見ていて、その思いには強く心ひかれるのだけれど、その結果は何とも悲しい結末を引き起こしてしまう。この物語には、気持ちの落としどころがない。希望の光が見えない。・・・なのだけれど、ただどんよりとした心持ちで終わるだけ、というわけでもない。ルンゲというキャラクターの存在にも救われてる気もする。それと、怪物はビクターに復讐しようとする。北極で一人彼を動けなくして孤独を味合わせるという復讐を成し遂げ物語は終わる。・・・ビクターは、そして死んじゃうのかな?それとも・・・最後の場面、彼はまだ死んでない。再び生きろと、アンリが自分は死んでも、ビクターに生きてもらって自分の思いを託そうをした時のように・・・怪物は、自分にアンリの記憶はない、といったけれど、でも、それでも、怪物の心の奥深くにはアンリの思いが残っていて、ビクターに、再び生き抜いてみろと、そう言っているのではないかと、ふと、そんな思いもよぎった。それは、ある意味希望なのではないかと、そう思うと、なんだか、まるで真っ暗闇の何の未来もなくなってしまったかのように思えるこの物語の結末に何か明るい、小さくか細いけれど、一筋の光が見えるような、その小さな光が未来につながっていくような、そんな気持ちにもなった。秋にDVDが発売されるそうで、今回願いかなって舞台を観に行けて、DVDは別にいらないな、って思っていたのだけれど・・・24日帰宅後、ぽちってしまいました。コロナウイルスの蔓延で大変な今、無事上演されるのか心配していました。なんとかすべり込みのようなタイミングで無事観劇を終えました。劇場では何度もアルコールを使っての観劇でしたが、見に行けてよかったです。でも、来月に観劇予定だった「天保十二年のシェイクスピア」は上演中止になりました。久しぶりに見に行ける健ちゃんの舞台だったのですごく残念な気持ちでいっぱいですが、こんな状況ですから仕方ないです。自分も感染することないよう、そして人にうつすようなことにならないよう十分気を付けていきたいと思います。
2020年02月29日
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久しぶりに映画を見てきた。「キャッツ」年明け頃だったかにようやっとこの映画の公開を知り、これは行きたい!と思ったのだけど、なんか、ネットでみてると、しごく評判が悪いのだとかなんとか。。。ネコの様子がリアルすぎて、でも顔はおもいっきり人間でだから不気味なんだとか。。。ちら、と映像を見て、うーん、そう言われればそんな気もするが・・・でも、音楽は、あの音楽なんだから、音楽聞きたいから、とにかく行ってみよう!2月1日が土曜だ!ちょうどいいではないか。舞台とは違う。大失敗だったとしても、損害は1/10か1/5程度だ!で、見てきました。うーん、先に聞いちゃってたからかなぁ、やっぱ、不気味と言えば不気味かも。ほんとに思いっきりリアルなネコの”毛皮”なんだけど、姿、形状はヒト。顔もヒト。じゃぁ、どうすればよかったんだ!?せめて鼻とかだけでもネコっぽくすればよかったんだろうか?!舞台は、映像でつくるみたいにはできないから仕方ないってアタマがそう考えてくれる回路ができて、不気味とか思わないのかな。いや、舞台は、メイクこそネコっぽいけど、衣装の柄もネコっぽいけど、実際ネコみたいなふわふわな”毛皮”じゃないから、ヘンなリアル感がないから。だから、大丈夫なのかな?いや、そもそも、そんなこと、リアルでどうだとか、なんだとか、最初からアタマになかったものなぁ。。。なんか、へんな先入観や知識を仕入れてから見に行くことになってしまったけれど、「キャッツ」まぁ、自分は、そんなにいやに思うことはなかった、かな。何も聞かないまま見に行ってたら、ヒトっぽくてちょっと妙な感じもなくはないネコだったかな、くらいだったかも。そして、音楽は、いつも通りの楽しい音楽で、映画は映画で楽しめた。新しい曲も素敵だった。これまでにミュージカルの映画版はいくつか見に行った。「オペラ座の怪人」とか「マンマミーア」とか「レ・ミゼラブル」とか「美女と野獣」とかとか、その、自分がこれまで見たものの中では、一番舞台とはまた一味違うな!と感じた。でも、また一味違うものとして興味深く見れた。そして、最後の「メモリー」はめちゃくちゃ感動した。なんでだか、なんで、何を、何に、感動したのか、いや、確かに心揺さぶられるものと感じたとは思ったけれど、でも、なぜにここまで!?と思うほど、大泣きしていた。その一曲に涙ぼろぼろだった自分に驚いた。なんかわからんが、なんだったのかわからんのだけれど、感動って、こういうのもそうなんだな、こういうのもあるんだな、って、そんな久々の映画鑑賞でした。
2020年02月01日
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相変わらずとっとと書けないうちに日にちがたってしまい、もう2月。またもや今頃ですが、、、「ダンスオブヴァンパイア」」大阪梅田芸術劇場公演結局、3日間4公演のお伺いに終わりました。もっと行きたかったなぁ。。。それでも、やっぱり、楽しかったぁ。東京公演から、(見ている回数は少しなんだけど)ちょっとかたい感じだったのが、どんどんと、ちょっと粗削りな感じもありつつその役を作り上げきたのが見て取れて楽しかったり、再演を重ねてきた組は、漆を塗り重ねていくように艶と深みが増していって、同じようでいるようで全然同じではなく、見ていて伝わってくるものの強さ、厚みといったものが半端なく、カラダにどーん!とぶつかってくるような感覚が毎回すごい満足感を与えてくれた。うん、やっぱり、楽しかった。こういう感覚を体験してしまうと、やっぱり、生の舞台はいいなぁ、と改めて実感させらる。このごろ、東宝の舞台もDVDによくなるので、Vもそうしてくれたらよかったのに!!と思わずにはいられないけれど、でも、そうはいっても、DVDだけじゃやっぱりだめなんだなぁ。。。以前、観たかったけど結局行けなかった舞台がDVDになった。ちょっと心惹かれたけど、やっぱり購入を決めるまでには至らなかった。何か特別は理由付けがあるときは別だろうけれど、ただその舞台を観てみたかった、というのだと、DVDじゃ足りない。まずは生きた舞台だ、生の舞台が先だ!(でも、Vは生でもう見てるから!!!! だから、DVDもあったら、うれしかったのに、、、 すごいうれしかったのに、、、 ひたすら残念。。。)そんなこともまた改めて思った。
2020年02月01日
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すっかり日にちが経ってしまったけれど、東京は千穐楽も観に行くことができた。いつも不思議に思うのだけれど、千穐楽は、もちろん「満員御礼」状態で、劇場内Maxの観客であふれるのだろうけれど、でも、千穐楽以外の日だって、「満員御礼」状態な時は多多、多多ある。・・・のだけれど、どうにも、千穐楽という日は他の日より圧倒的に人がいっぱいいっぱいで劇場内がダントツに賑やかで混み混みになっている気がしてならない。やっぱり、皆心持ちがそれまで以上に高まっていて、そんな皆の「気」が劇場内にあふれ、動きまわっているからなのであろうか。千穐楽、帝劇のお城千穐楽の混み混みの中の一人でいられて楽しかった。今期は、伯爵様の「誘惑」が切々としていてこれまで以上に半端ない感じに思える。歌い方もメリハリを利かせていて、その思いに引き込まれる。この作品は、ただただ楽しい、という印象が強かったけれど、もちろん楽しいのは楽しくてほんとにスキップするような心地で帰路につけるのだけれど、ただ、これまでにはあまり感じることのなかった感覚もプラスαな気がしている。そして、名古屋-御園座これも結構日数が経ってしまった。御園座は3公演観ることができた。リーくんがいなくて、客席が豪雪地帯にならなかったのはちょっと物足りなかったけれどでも帝劇と同じく楽しい時間を過ごせた。もちろん、舞台はその日その日でキャストの方々の様子、自分の感じ方、などなどいろいろ違ったけれど、でもいっぱいいっぱいの元気をもらって帰れた。楽しかった。次は、大阪。残念ながら博多のお城へは行けない。さらに、大阪のお伺いも、結局1日少なくなってしまった。なんとかなりそうな期待をもたされていただけに、これにはかなり凹んだ。いや、凹んでいる・・・まだ継続中。といっても、もうどうにもできないので、凹んだ気持ちを戻すしかないけど・・・。凹みを戻す・・・がんばる。
2019年12月30日
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2週間ぶりにお城へ行ってきました。わぁ!!全然違う、進化☆深化☆今回もまた楽しめました。二人のアルフレートくん、前回ちょっと自分的にしっくりこなかったところも良くなってる!と感じました。どんどん弾けてますね。帝劇はもう少しでおしまいですが、その後の地方での弾けっぷりの進化も楽しみにしていたいと思います。サラ、神田さんはいろいろ経験がある中さらに役を深めてきたなと感じていましたが、桜井さんもがんばってますね!今回は、ラスト、神田サラがバンパイア化するときの表情、様子にすっごく目を引かれました。伯爵様は、墓場のシーンがこれまでになくとても悲し気に見えました。森山さんのダンスと合わせて観ていて、伯爵様の心を思いうるうるきてしまいました。また、ほかのナンバーも歌い方がずいぶん変わったように感じました。すごく説得力を感じます。これじゃぁ、サラもアルフももう絶対誘惑されちゃう!!息子さんのダンスもキレッキレで楽しかった。マグダのヴァンパイアっぷりも相変わらず。2幕からメイクはかなり怖いんですが、それでいてなんかかわいい。いいマグダですね!楽も一応行ける予定。楽しみです。
2019年11月24日
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ようやく今期のVを観ることができました。伯爵様は相変わらずの・・・いえいえ、またさらに進化&深化してらっしゃいました。力強い歌声で迫力満点!!!とともに、長い長い年月にわたって抱えてきた苦悩や悲しみがこれまで観てきた時以上に強く感じられ、切ない気持ちにもさせられる伯爵様でした。本当に、どうしてこんなに常にその役柄を高めていけるのか、いつ見ても、あぁ、最高!と思えるのに、また次には、あぁ、まだこんな高みがあったのね!と感心させられる、そんなことばかりです。なんとか、なんとか、どこかで、チケット増やせないかなぁ・・・・・なんとか、なんとか、と思ってしまいました。今のとこは、もう無理なんだけれど・・・でも・・・さて、新しくなったセット。確かに具体的になりましたね。シャガールの家の中、上と下での動き、面白く観れたけれど、上の部屋が狭いので、ちょっと動きがせせこましい感じはしました。伯爵様のお屋敷も変わって・・・でも、あの螺旋階段も好きだったなぁ、とちょっと残念な気もしました。ちーちゃんのマグダ、噛まれた後の姿が衝撃でした。ヴァンパイア間が半端なかった。動きもすごいゾンビっぽくって!!突きつめてるところとてもいいですね!!見ごたえありました。とにかく、ちーちゃんをまたこの作品で見れることがうれしいです。そして、新しいアルフ。うーん、今回観たところでは、まだなんとも、って感じでした。でも、二人それぞれずいぶん違った感じなので、次回は再来週に行く予定ですが、二人がどう進化しているか楽しみにしていたいと思います。ダンサーさんは、大きくざくっとした感想ですが、森山さんは、伯爵様の苦悩の象徴佐藤さんは、伯爵様の力の象徴という気がしました。もちろん、いろんな場面があるのでお互いそれだけではないのですが。ちょっと、佐藤さんを観たソワレの方、かなり舞台が見にくい状態だったので、次回また観たら感想が変わってくるかも、です。Vはとにかく、難しいことを考えずに楽しめる作品!!!と思っていますが、今回は、観ていてそれぞれの人間模様(ヴァンパイア模様!?)なんかも考えてしまって、しみじみな思いも持ちつつ観ていたのですが、それでもやっぱり、あの音楽にはまったくもって心踊らされ、気分が高揚していきました。やっぱりVは気持ちすっきり、心底楽しめる作品!あー楽しかった♪
2019年11月10日
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祐休期間の観劇、いっこ忘れてました。「怪人と探偵」チケットを取り損ね、もう観劇叶わず、とすっかり諦めていたところ、幸いにも直前になってチケットが手に入り、無事観に行くことができました。いやいや、行けてよかった。小気味よい音楽、テンポよく運ぶストーリー。怪人20面相なんて子供の頃読んだっきりのキャラクターだったので、なんとも懐かしい思いと、それを原案とした物語にすっかり楽しませてもらいました。続編にも続けられそうなエンディングに、また再演を楽しみにするとともに、part2みたいなのがあっても嬉しいなぁ、なんて思ったのでした。そして、あんまり楽しかったので、久々にパンフなんかもついつい買ってしまった。なんだかとっても楽しくって気持ちがやたら弾んだ状態。本当は、終演後どこかでお茶なんかしたりして、舞台の記憶をかみしめクールダウンしたい気持ちでいっぱいだった。舞台を観に行くと時々あるんですよね、、、、その作品、舞台と、自分のその時の状態なんかがすごくかみ合ってどーーーーんとくるような時。観終わった後、いつになくすごくテンションが上がってたりする。そんな時は、ちょっと舞台の感動とともにクールダウンしたい。そんな気持ちになる。残念ながら、今はそんな時間的、気持ち的余裕がなくて。。。「怪人と探偵」の後も大急ぎで帰路につくのみ、でした。毎回の終演後ダッシュ、、、帰宅後の用事に気持ちせかされ、終演後もろもろが終わったら即ダッシュで帰路につく。いつか、慌てず急がず、余韻にゆーーーーったりたゆたえるようなそんなことができる日がくるのを楽しみに、、、今しばらく、日ごろの運動不足をひしと感じつつ -鍛えられてない足腰で、転ばないよう気を付けなくては!!ー終演後ダッシュ継続で、劇場に通います。
2019年10月28日
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今年の夏はカレンダーの関係で長い夏休みになったけれど、相変わらずマッハで過ぎていき、やりたいと思っていたことの半分も、いや/1/4もできなかった。でも、そのあと、世の中ではいろいろとあった。昨日もだけど、大変なこと、そして賑わう晴れやかなことも・・・自身も結構・・・な状態だったりしている。幸い、大きな大事のようなことはないのだけれど、積み重ねられた長年のボディーブローがじわじわきてるって感じ。でも、それでも恵まれてるということはよくよくわかっているので、それをありがたく思ってめげずにがんばっていきたいと思う。で、マッハの夏から、ぼちぼちは観劇にも出かけてました。8月「ノートルダムの鐘」9月「リトルマーメイド」10月「ノートルダムの鐘」四季ばっかりになっちゃったけど。ノートルダムは前回1度行って、なんか心にきたぞ!と思いつつもよく消化しきれなかったので、今回、間をあけて2度行くことにした。10月のフロローは、ジャベール川口さんだった。3回目になるのと、やっぱりちょっと見たことある方が出てると入り込みやすかったのかフロローはじめ、登場人物たちの思い、生き方に心動かされた。リトルマーメイドも昨年初めて見て、一回観たしもういいか、と思っていたけれど、この春テレビでちょっと紹介されていたのを観て、思わずぽちってしまった。でも、こちらの作品も、楽しい内容に作られながらも、生きていく上での信念とか心の強さとか感じされられてなんか、今の自身にとって勇気づけられたなぁ、としみじみ思った。そして、そんなこんなで、秋から冬へと・・・。お城へお伺いする日が近づいてきた。その、、、ボディーブローで疲れちゃってて、なんかあんまり実感も沸いてきてなかったのだけれど、、、その上、しかも、ちょっと、というか、いやいや、かなりショックなこともあり・・・というのが、行く気満々だった某劇城の楽日に行けなくなってしまい・・・やっぱりこの舞台の楽日の盛り上がりを思い出すと、なんで、1年365日あるのに、しかも数年ぶりだったから1/1000くらいの確率だったのによりによってこの日にぶち当たっちゃったかなーと思うと仕方ないのだけれど、すっかりしょげた気分になってしまい、他の日には行けるのだから気を取り直して、と思いつつもなんともなく気持ちが上がってきてなかったのだけれど、さすがに近づいてきて、なかなか開けないパソコン開けてたりして今年のや以前のPVなんか見だすと、そうすると、やっぱり、心躍ってくる。あの音楽!やっぱり楽しい!楽しかった記憶がさらによみがえってきて楽しみ感が増してくる!何かと重い気分になることは多々あって、それは無くなりはしないのだけど、ちょっと、今日はこうやって愚痴も書いて吐き出したし、まだかなり早いのだけれど、何かと時間のかかる自分。仕事のかげんもあるので、出かける準備もはじめよう。そんな作業も、ワクワクを連れてきてくれるものだったりするし♪
2019年10月26日
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毎年夏の恒例、佐渡裕さんプロデュースのオペラ。普段オペラを観に行く機会はなかなかになく、毎年この機会にだけ観に出かけています。が、今年はミュージカルでした。オペラを観れないのは残念でしたが、こちらはこちらで楽しみに出かけました。物語は、相変わらずの予習なしですが、いつも詳しい小冊子をいただけるので、開演前にチェック!!が、それでも、内容がよくわからす、正直なところを言えば、物語としては、あまりその面白さがわからないままでした。本当は、せめてもう1回観れるとよいのですが・・・。でも、音楽はとても楽しくて素敵でした。演奏がフルオーケストラで重厚で素晴らしいもので、まずはその音だけでも聴いていて素敵なのですが、さらにメロディそのものにも早くになじめ、楽しく聴けました。そして、キャストの方々の歌もとても聴きごたえがあってよかった!今年もまた楽しめました。来年はまたオペラのようですが、無事予定とチケットがとれて、また観に来れることを願っています。
2019年07月28日
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久しぶりの劇場。「レ・ミゼラブル」を観てきました。新演出(・・・と言うにはもうずいぶんと再演も重ねているけれど)はこれで3期目。前々回、だったかな、は春にもう自分のレミとしては十分に満たされてしまったので、それと、スケジュールもあまり会わなかったので、観にはいきませんでした。さて、今回、重ねられてきた新演出のどのタイミングで変わったのか、毎回あまり回数を見ていないこともあり、記憶もあいまいでよくわからないのですが、とにかく、今回、原作のエピソードが加えられたり、また変わったな、と思ったところがいくつかありました。たとえば、仮釈放されたバルジャンが、少年の落としたコインをふみつけて奪うところ、エポニーヌがマリウスをかばって撃たれるところなど。また、砦で銃の弾丸を拾いに行ったガブローシュが撃たれたシーンは音だけになってたように記憶していたけれど、今回は砦に上ってきたところで撃たれるようになっていた。アンジョの最後の姿がやはり荷台の上、というのが、以前の大きな見せ場の一つであったこととのギャップを感じ残念な気もするけれど、セットの都合上と、あと、どれだけ大きな志を持っていたとしても、半ば自殺行為のような行動の結果をどうとらえるか、ということを考えると、こういう演出にも納得できる気もしています。上演時間は、休憩込みで約3時間。このところ大きくも小さくも演出が変えられて、このくらいの時間に収められるようになったと感じています。で、レミも、やはり余韻を感じる間がなくなったと思えます。以前は、盆が回っていたから、必然的に、ということもあったけれど、それがなくなって余計に。舞台全体からは、キャストが一新したせいもあるのか、勢いは感じられます。ただ、ファンテーヌの”夢破れて”が、やたら力強く聞こえ、彼女の儚さが感じられなくなったと思っています。でも、だれかとそんな話をしたときに、そういう演出になっているらしいよ、と。その情報源が何かは聞きませんでしたが、そういう話を聞きました。だとするなら、まぁ、しょうがなないか、と思ったりしたのですが、今回、濱田さんのファンテーヌを観て、これまでに聴いたことのないファンテーヌ。歌声に力強さを感じつつも、その苦労や苦悩に日々を感じ、せつなさやはかなさも強く伝わってきて本当に素晴らしかった。どうしても濱田さんのファンテを観たくて、かなり無理して都合をつけて観劇したのですが、観れてよかった、と本当に思いました。上原さんのジャベールも今回観たかったひとつ。上原さんの歌声は大好きなのですが、これまでいくつかの作品で拝見して、その役にしっくりくるときとちょっと違うと思うときがあったので、ジャベールはどうだろうと楽しみにしていました。もう随分をいろいろな舞台を重ねてきてらっしゃるので、今回ジャベールを演じられることになったのはとてもよかったと、観て思いました。吉原さんバルジャン、以前はこういう歌い方ではなかったように思えました。以前はジャベールもされていたと思うのですが、自分的には、ジャベールのほうがよかったかな、と。自分は、やはり、心の琴線に触れてきてくれるバルジャンに感動させられると改めて思いました。でも、やはり、「れ・ミゼラブル」音楽は感動的で、勇気を与えてもらえる物語です。早くも次回再演が決定したようですね。もう遠征してまで観に行くことはないと思いますが、地元で再演があれば、1,2度はぜひ観に行きたいと思う舞台です。2021年・・・自身の周囲も何かとあわただしところなので、2021年・・・どうなってるかなぁ。でも、また見に行けるとよいな、と思っています。
2019年07月21日
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ウルシュスの深い愛情と優しさ、グウィンプレンとデアの澄んだ心、一座の仲間の暖かさ、いっぱいいっぱい感動させてもらい、この日も号泣。悲しい結末の物語だけれど、でも暖かい思いも残る素敵な作品。日生では、歌詞とか台詞とかちょっと聞き取りにくいところもあったのだけれど、御園座では、そんなところもよく聞くことができて(もしかして、自分が聴き慣れてきただけかもしれませんが・・・)さらに物語に深く入っていくことが出来たような気もします。自分的に好きな場面のひとつが、最初の見世物小屋の場面。ウルシュスが舞台の横から歌うグインプレンとデアをみつめているところ。なんとも優しく暖かいそのまなざしに、観ていてそれだけで泣けそうになってしまう。舞台の、物語の中でのウルシュスの、グインプレンとデアへの思いが溢れていると同時に祐一郎さんの、浦井君への感慨深い思いがいっぱいいっぱいに溢れているようでさらに感動!!美しく感動的なストーリーと共に、現実の世界を生きて行く上でも教訓とか、心の持ち方有り様を示してもらっているような深味ある作品。次回観劇は、御園座楽。大切に観たい。
2019年05月05日
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あまり回数を見れなかったこともあり、余計にマッハでおわっちゃったな、と感じる東京公演。でも、見るたびに感動させてもらい、心が洗われる毎回の観劇でした。この世界、理不尽なことだらけ。それに立ち向かっていくことは大切なことだろうけれど、それでその理不尽が解消されることは、そう多くはない。立ち向かう気持ちは決して忘れてはいけないのかもしれないけれど、与えられた中でどれだけよりよく生きて行くかを考えることもまた重要。満たされている、って一体何なんだろう・・・不満を言っていても仕方ない、文句も言いたいけど、同時に、現状の範囲の中で折り合いをつけてよりよい毎日を過ごしていくことも考えなくては!などと、自分に置き換えて考えさせられてもいます。ちょっと、まだよく理解できてなくて、自分的勝手解釈も出来上がってない箇所が残ったままなのがちょっともどかしい部分も残っているのだけれど・・・なんとか整理をつけ、さらに作品を深く観ていけたらいいな、と次回、御園座での観劇を楽しみにしたいと思います。
2019年04月30日
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美しい物語。先週のマイ初日に続いての観劇。やはり、見終わってこの印象が一番強く心に残る。大号泣させられるストーリー。祐一郎さんウルシュスがあまりにも可愛そうで悲しすぎる。自らの命よりも大切なものを一度に失ってしまう。祐一郎さんが、ウルシュスの背中が、小さく小さく見える。祐一郎さんが、こんなに小さくか細く見えるなんて初めて。ウルシュスが二人を思う心に深く感動させられ、その深い感動と、それほど大切に思う二人がいなくなってしまうことへの悲しさとで涙が溢れ出て止まらない。それでも、美しい物語ウルシュス、グウィンプレン、デアの心の美しさを深く感じる。とても悲しい物語。舞台上も、全体的に暗く思い印象だし、貴族たちが華やかに登場する場面も、その衣装が全体的に豪華だけれど落ち着いた色合いだったりするせいか、この作品を観ていて、眩いと感じるところはそうはない、という印象。目で見えるものがそう感じるから、だから余計になのかもしれない。ウルシュス、グウィンプレン、デアの心の美しさが、この作品を見終わっての自分の心に中に強く印象的に残る。心の目で見る。自分もそういう目を持ちたい。なかなか難しいことだけれど、、、。
2019年04月22日
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こんなに涙させられる舞台とは思ってもいませんでした。「笑う男」4月13日 マイ初日。結局ストーリーがよくわからないまま、それはそれで楽しみ♪と当日を迎えました。ウルシュスは、勝手に想像していたよりヤクザな(?)感じで、結局子供達を引き受けるのだから優しい人物なんだな、とは思ったものの、あんな素敵な「とうさん」とは!!デアへのなんとも暖かくて優しくて、深い愛情をみせるその姿に涙が溢れました。グウィンプレンとデアが逝ってしまい、残されるウルシュスを見ると、涙涙で辛く悲しいのですが、一方で、ウルシュスは辛く悲しい思いをしつつも、二人が永遠に共に一緒ということに、二人が幸せでさえあれば、という二人への深い愛情を感じました。舞台上は、全体的に暗めで、貴族たちの衣装にもあまり煌びやかな感じを受けなかったのですが、そういう舞台上だからかなおさら、ウルシュスやグウィンプレン、デア達の澄んだ心の美しさ清らかさが深く感じられ、その心の美しさが舞台上に見える気かしました。なんだか不思議な感覚の、心が洗われるような印象の舞台でした。まだ一回観ただけで、ちょっとよくわからなかったところ、もしかしておおきな勘違いをしながら観ているところがあるのではないか、と思ったりもしているのですが、そのあたりも含めて、来週また、再度じっくり見てみたいと思っています。音楽も、自分的に、初めてにしてはかなり馴染めました。美しい音楽も楽しみです。
2019年04月14日
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ぁ~、ついに終わってしまいました。この作品は、初演から作品自体と共に、個人的なターニングポイントとなっているところのある作品で、感慨深く、今放心状態なところです。罪は罪、という思いは消えないけれど、それぞれの人物の思いが胸に迫り、今日の千秋楽は特に特に、格段に、胸いっぱい状態になっております。強い思いが未来を開くのだ、と、何か導く光のようなものが見える気がしています。素敵な舞台をありがとうございました。今日、この舞台を観れたことに感謝です。
2019年02月05日
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東京公演2回目。またもやさらなる深化をかんじさせられた舞台でした。平野さん”わたし”実は、前回観た東京公演で、大阪とは歌い方、というか、声の出し方というか、なんか雰囲気が変わったように聴こえ、昨年大阪で観た時の方が好きだったんだけどな、なんてちょっと思ったりしていたのですが、今回はこれまでで一番すごい!と感じました。1幕「こんな夜に」では”わたし”の不安感がこれまでとは段違いに強く感じられたし、2幕「それは私よ」ではますますダンヴァース婦人を圧倒。始めは優しい笑顔を浮かべているのにだんだんと雰囲気が変わって行き、最後は穏やかにしつつもなんとも怖さを感じるくらいの様子に・・・キューピットを怖るところなんて本当に怖いくらいの意志と強さを感じました。ちーちゃん”わたし”平野さんの創り上げている”わたし”も本当に良いのだけれど、やっぱり、はちーちゃんの”わたし”がしっくりきて、自分的にはこちらが好みかな。千穐楽、楽しみです。涼風さんダンヴァース相変わらずの迫力で圧倒されます。表情、声色の怖さもそうだけれど、レベッカへの愛情の強さがまた恐ろしいほど。でも、「それは私よ」では、ごみ箱に名刺(?か何か)が捨てられるのに、息をのみ声が漏れるような様子(…これまで観たことはありませんでした)そして、壊されたキューピットを拾い集め愛おしくだきしめる様子に彼女にとってはレベッカがどれだけ大切な存在かが思い知らされ、気の毒で思わすじわっと目が潤んでしまいます。彼女が、レベッカは男性との感化鋭は遊びだった、というようなこと言うけれど、あまりにも強い彼女のレベッカへの思いを見ていると、果たして本当にそうだったのか、誰にもレベッカを取られたくないという思い、願望が、そういう考えに至らせていのではないのかと、そんなことを考えてしまうほど。祐一郎さんマキシム愛合わらず、告白シーンが凄い。凄い緊張感。告白内容はもうわかっているのに、それでもなお、あの場面は、緊張で身体を固くして、そして息詰まる思いで見つめてしまいます。あちこちの怒りのシーンも激しくなっていて、こちらもまたここで怒鳴る、とわかっているのに、それでもやはりその場面でびくっとしてします。”ボートハウス”にも、どうか千穐楽まで持ちこたえてがんばって!!と声かけしたくなるほどです。禅さんフランク初演や再演では、ただただいい人。という印象でしたが、今期は、かなり怪しい・・・実によく、いろいろなことを細部まで心得てマキシムを支えている管理人だな、と思えます。三人の”わたし”それぞれで、雰囲気、様子が違うように見えるのも今期の興味深いところ。今期は、これまでになく、いろいろなことを深く考えて、勝手にいろいろ想像して見れているところがまたこの作品をさらに面白く感じさせてくれています。告白の場面、マキシムが”わたし”にまだ自分を愛してくれるのかと問う。以前は座っているマキシムを”わたし”がぎゅっと抱きしめていた。なんかマキシムが可愛らしくって愛おしくって、そのシーンが好きだったのだけれど、今期はマキシムは立ち上がってしまう。なので、ちょっと残念、と自分的には結構思っていたのだけれど、何回か見ていると、プロポーズの時、仮装舞踏会の話の時・・・と、両手広げて待っているのはマキシム。マキシムが守っている方。でも、この場面では、両手を広げて待っているのは”わたし”の方。うなだれてきおつけ姿勢でまるで小学生の子供のようなマキシムが”わたし”の腕の中に飛び込む。あぁ、対照的なシーンだなぁ、と。ここからマキシムと”わたし”の立場が変わるんだなぁ、と。そう思うと、おっきいんだけれど、うなだれているマキシムもかなりいじらしく愛おしい。このシーン、かなり、相当、好きになった。ベアトリスが話すマキシムの子供のころからの性格のころなんかも、”わたし”を安心させるためにそういうことにしただけ、の話ともとれるけれど、そうせはなく本当にそういう性格を持っているのだとしたら・・・彼の子供のころとか、若い頃とか、一体、マキシムってどんな人だったんだろうか、とか、もし、不安定なところのある性格の人だったなら、レベッカのこと、って、マキシムの話でしか、聞いてなくて、マキシムだけからの話で、レベッカって、奔放すぎるとんでもない女性!って思ってるけど、それって、どこまで本当の話と思っていいのかなぁ・・・もしかして、レベッカにはレベッカの言い分があったりするのかも・・・とか、考えたりもしてしまう。初演のころ、何回か原作を読んでいたのだけれど、今は結構内容は忘れてる。また読み返してみたら面白いと思ってはいる、けど、今のところは、舞台だけみて、舞台から感じることだけで、いろいろと考えてみたい。千穐楽を見届けて、その余韻がうっすらしてきたら、その頃に、また改めて原作を読み直してみたいな、と考えています。
2019年01月27日
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東京公演 マイ初日でした。昨年は大阪公演しか観ていませんが、大阪公演から、演出やキャストの歌い方など、いくらか変わってました。マチネは、保坂さん・平野さんペア。保坂さんダンヴァース、大阪より怖くなってると感じました。平野さんわたし、相変わらず歌が上手くて感情が良く伝わってきますが、ちょっと声の出し方?歌い方?の印象が違ったように聴こえ、自分的には大阪で観た時の方が好きだったな、と感じました。ダンヴァースに追い詰められる場面では、その演技もさらに真に迫っていて、観ていてもさらに緊張感が増していてすごく良かったです。平野さんのわたしは、後半の変化は本当に怖いほどで、マキシムのためならどんなことでも、たとえ犯罪でさえも犯しかねないと感じられるほどの強さを感じました。ソワレは、涼風さん・大塚さんペア。やはり涼風さんダンヴァースは圧巻。存在感がハンパないです。屋敷で最初にわたしと対峙する場面、ダンヴァースがわたしの方に近づくとわたしの方が後ろにのけぞるかのように見えるほどの威圧感。そして、レベッカ愛がものすごい。本当に心の底から、全身全霊で彼女を崇拝し、愛している。レベッカは彼女のすべて、いや、彼女自身!?とまでいやほど感じさせられる。彼女は本当にマンダレーの屋敷の中にレベッカを見ているし、その存在を実感している。その思いの凄さに圧倒され、恐れおののかされる。それだからこそ、壊されたキューピットを拾い集め抱きしめる場面や、彼女の中からレベッカが消えてしまった時の悲しみ、喪失感に、彼女の悲しい心を思い思わず涙してしまう。祐一郎さんマキシムもさらにマキシムとしての感情が高まっていました。告白の場面は、これまでもすごかったけれど、さらにまたその凄さが増しています。その感情の高まりは、駅でのシーンまで続いていて、ソワレではそのシーンでの歌もすごい感情が入っていて、胸に迫ってきました。マキシムという人についての自分的な捉え方として、レベッカが病気で余命いくばくもないという電話を受けた時に、レベッカは自殺だったんだと言うマキシム。確かに、自身を殺させるように仕向けたということは、自殺するのと同じ意味、マキシムを道連れにした無理心中のようなもの、と考えられるけれど、故意ではなかったにせよ、図られたことだったせよ、マキシムが手をかけてしまったことは事実で、だから、そのシーン、マキシムは、レベッカは自殺だったんだと、フランクに話すと同時に、自分自身にあれは自殺だ、あれは自殺だったんだと言い聞かせ、自身を正当化したい、という気持ちがあっただろうと、そういうことを自分的にはずっと感じていたのだけれど、この日のマチネでは初めて、なんともマキシムが清々しい思いでいるように感じられた。自身に言い聞かせるというのではなく、全く持ってレベッカは自殺だったんだと、本当に、その思いがすっきりし、レベッカの呪縛から放たれたような、そんなふうなマキシムに見えた。そう見えた自分自身にちょっと驚き、あぁ、面白いなぁ、とまた改めてこの作品の奥深さを実感した。マキシムの告白で、レベッカがどういう女性だったのかが知れる。また、その後のダンヴァースの話からもレベッカという人のことがいくらか想像できる。でも、と同時に気になるのが、では、マキシムはどういう人だったのだろうか、ということ。ベアトリスのわたしへの電話で、子供のころからすぐかっとなる、かっとなると自分を忘れてしまう、という話をしている。わたしへの気遣いで、大げさに言っている、ということでないなら、急にかっとなって激昂するなんていうのは、ちょっとコワイ性格と感じる。由緒ある家を継いだその重みが彼の性格とかそういったものをひどく歪め精神状況を不安定なものにしてしまっていたのか・・・とすると、レベッカってどこまでよろしくない女性だったのか、またその他にも、彼女の行動に影響してくるような人物、出来事があったかもしれないし、もsかしたら、彼女なりの理由、言い分があったかもしれない。なんだか、レベッカですごい悪女みたくなっているけど、ホントにそうとだけ思っていていいのかしら、などとも思えたりもする。マキシムを道連れにしようとした理由・・・ただただ彼女の悪意だけからだったかもしれないけれど、もしかして、他の理由があったかも・・・とか。禅さんフランクも、三人のわたしに対して、それぞれに雰囲気が変わるので見ていてとても興味深い。彼は、あのボートハウスで、レベッカが何をしていたのか知ってたように見えるし、だから、事件の真相には、本当は気づいているのではないかと思える。マキシムが電話を受けた後、自殺だったんですね、という言葉にも、彼の深い意味を感じてしまう。フランクという人、レベッカのことを自分が知る限り最も美しい、と言っていたけれど、彼自身レベッカにどういう思いを持っていたのだろうか・・・なかなかそのヒントは見つけられなけれど、ちょっと気になったりもする。なんだか、妙にいろいろ考えてしまう今期の「レベッカ」観劇の機会も残りわずかとなって来て・・・ま、もともとそんなに回数はなかったのですが、東京マイ初日にしてすでに、劇場に行く嬉しさ楽しさと同時に、千穐楽へと近づいていく寂しさを感じているところです。次の遠征は、再来週。またどんな思いを持って観ることになるのか、楽しみです。
2019年01月14日
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初演とは別物、と思って観には行ったものの、想像をあまりにも超えた別物になってました。マリーとフェルセンが中心になっていて・・・いやそれを承知で観に行ったわけですが、やはり自分的には、物語として面白味は減りました。わかりやすくなって受け入れられやすいストーリーになったのだろうとは思うのですが、初演の幻想的な感じ、ちょっと哲学的で深みのある物語、その世界観・・・好きだったな、と改めて思いました。初演の時から、どうしてもマリーには思いが寄り添えなくて、そのことがこの作品を観るにあたって、自分的にちょっとした壁になってはいたのですが、物語の創りと、音楽はともて好きだった。なので、充分に観に行きたくなる作品ではありました。で、今回、マリーが中心になって、マリーに心が添わない自分としては、ストーリー的に苦しい作品となってしまいました。さらに、たとえ別物になっても、音楽はあの音楽!と、エリザベートの新演出なんかをイメージして行ったのですが、それも予想以上に相当に変わっていて・・・確かに登場人物もかなり変化があるのだから、エリザベートと同じにはいかないのかもしれない、にしても、遥かに予想を超えていて、自分的には残念でした。別キャストの方で、もう一回観れたらいいのにな、と思いっていたのだけれど、もう充分にまんぷくになっちゃったかな、って感じています。でも、ソニンさんのマルグリットは良かったな〜 すごく激しいマルグリット。こういうキャラの方がこの物語には納得できるな、って、思いました。ルイの佐藤さんも素敵な歌声でした。でも、こちらは、、、ごめんなさい、禅さんのルイのキャラが忘れられません。マリーには心が添わないのだけれど、禅さんルイには涙させられます。新演出を見てもこの作品の音楽の記憶があまり蘇ってこなかったものだから、久しぶりに以前のCDを聴きなおしてみました。あぁ、こういう物語の創り、やっぱり一般的に受けは良くならないのかなぁ、、、、ちょっと難解といえば難解だものなぁ・・・あの頃は平日に劇場行ってだんだけど・・・・楽の挨拶で、高嶋さんが、ちょっと心配した、みたいなこと言ってたような気がするなぁ、、、でも、オープニングとか、幻想的な感じですごく素敵だったなぁ、、、、ごめん、マリーにはやっぱり心添わないけれど・・・でも、涼風さんのマリーは好きだった。とてもしっくりくる、いろんな面ではまってる。音楽はとにかく、本当によかったなぁ、それぞれのキャストもすごく素敵だったし・・・あぁ、何がいけなかったんだろう、、、等等等・・・いろいろ思う、今年の観劇第一回目になりました。
2019年01月06日
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昨日より今期レベッカ、ようやく参戦。今日は早くも凄すぎました。マキシムの告白。 他のシーンも良くて、一幕から泣きまくり。感動やらなんやらもう胸がいっぱいで、まだ朦朧としてます。今からこの調子でどこまで上がっていくんだろう…嬉しすぎる心配。
2018年12月23日
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8月に「モーツァルト!」大千穐楽を見届け、「レベッカ」開幕までの間を、大いに楽しみにしつつも心寂しく過ごしている今日この頃ですが、観劇は続けております。で、今頃、今更ですが、さらっと記録のみ。。。9月22日「ナイツテイル」チケットが手に入らず、いったんは諦めていたのだけれど、なんとか入手がかない、見に行ってきました。落ちついたシンプルな造りの舞台でしたが、ショーのような賑やかな舞台でした。シリアスな内容と思って観に行ったのですが、コントのようなやり取りが結構出てきたのが意外でした。でも、楽しく観れました。10月22日「タイタニック」初演は見逃したので、今度こそは行きたいと思っていました。はやり、映画の印象が強かったのですが、ああ、こういう視点からの作品だったのね。と。勝手に漠然としたイメージを持っていたのですが、大きく事前のイメージを覆された感あり。胸にずしんとくる作品でした。場内に入って、やけに着席している人が多いと思ったら・・・席が後方だったこともあり、人形が舞台にいるのかと一瞬驚かされました(笑)10月27日「ジャージーボーイズ」こちらも初演は見れなかったので、今回こそは、と思っていた作品。できることなら両方のキャストとも見たかったけれど、残念ながら時間の許されたホワイトのみ。作品の造りが面白く、また聴きごたえ満点の舞台でした。やっぱりアッキーはすごい。本当にひき込まれる。と改めて実感。後方席で見切れもあったため、最初はその歌声がアッキーとはわからず!。びっくりした〜(笑)無事観に行けて本当によかった♪11月23日「リトルマーメイド」四季の舞台は、基本的に遠征はしないので、ようやくの初見となりました。見ていて本当に楽しい舞台でした。曲は、今回のみでは特に印象に残るものはなく、物語の展開も、まぁ・・・。でも、舞台はみていて楽しく、うまくつくっているなぁと感心されられ、楽しめました。さて、もう一回観に行くか・・・それは、悩ましいところですが。さ、そうして、来月はいよいよ「レベッカ」マイ初日は、開幕からかなり後になるのがなんとももどかしいところですが、年末のあわただしい時期だし・・・なんやかやとばたばたしている間にその日がやって来てくれることを願っています。
2018年11月24日
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祐休中ですが、そこそこ観劇が続いています。「ゴースト」映画がすごいヒットしてた時も身に行ってなかったし、多分TVでやったときに見たのだと思うけれど、その時もちゃんと見てなかったんだと思う。”ゴースト”になるのは女のひとの方だったけ?なんて思ってたくらい。なので、チケットとってなくて・・・やっぱり見てみたいな、と思った時にはチケットは既に完売。公演日も近づいてきて、いったんは諦めたけれど、ダメもとで劇場に電話してみたら、まだブリーゼシートが残ってた!!。バルコニー席で見切れるけど、見れないよりはずっといい。そして、当日。席位置のせいか、音がものすごく聞き取りづらかった。セリフが多かったけど、何を言ってるのかよくわからずちょっと困った。なもんで、ストーリーにもついていけす、最初はどうしたものか、と思って観ていたけれど、でも、だんだんと物語に引き込まれていき、森久美さんのパワフルな歌声に圧倒され、そして、オダ・メイを介して再び会えた二人を見て感動した。悲しい物語だけれど、でも、理不尽な運命にも負けず生き続けて行くヒトの強さが感じられた作品。生きて行く勇気と元気をもらった。未来に明るい光が見えて来るような舞台でした。「恋におちたシェイクスピア」志を強く、持ち続けることの大切さを思わせてくれる作品。でも・・・どちらかというと、やっぱ、ミュージカル仕立てで見たかったかな、、、
2018年09月16日
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5月末から続いた「モーツァルト!」の大千穐楽♬御園座公演を見届けて来ました。チカラの入った、そして思いもいっぱいに入った、渾身の舞台でした。予想外のチケット難で、一時は、もう観に行けないかな、と諦めた時もあったので、無事見届けることが出来て感慨ひとしおでした。今回は、観劇回数としては多くはなかったのですが、初日から観に行くことが出来て、帝劇、梅芸、そして御園座と、日を追うごとに進化&深化していったのが感じとれて観ていてごく充実感がありました。これは、新演出で、新しいキャストも多くいらしゃって、初日観た時には・・・・な感じだったのが、だんだんと、良くなっていくのが観られたということがあったのでその分も充実感を大きくしてくれたかな、と思います。新ヴォルフや新コンスがどんどん良くなって行くのに驚き、そうして進化してそれぞれの持ち味を見せてくれていったのが良かったです。そして、シカネーダー!!大変、大変、失礼ながら、帝劇初日を観た時には、本当に・・・で、観ていて、他の人達の中にまぎれてしまって、えっシカネーダーどこ?って思ってしまうこと多々でした。でも、それが、だんだん素敵で魅力的なシカネーダーになっていかれて、すごく生き生きとしてきたように思いました。ベテラン陣は相変わらずの安定感でしたね。猊下は、馬車シーンの変更が残念でしたが、当初期待したように、新しい演出をだんだんと深化させてくれて、大いに楽しませてくださいました。猊下は、ヴォルフの敵役になるし、欲しいのはヴォルフの才能、その音楽だけ、なのでしょうけれど、でも、なんか、今期の猊下を見ていると、どうにも、これまでの猊下と違って、モーツァルトその人自体への何か愛情というか、優しさというか、そういうものが感じられて仕方ありませんでした。モーツァルトパパは、いつだって息子への大きな愛で溢れていましたが、今期は特にそれを、さらに強く感じさせられました。息子を案じる気持ちでいっぱいで、なんだかもう悲痛なくらいでした。男爵夫人も、男前な婦人涼風さんと、慈愛感満載の香寿さんとで、まったく雰囲気が違うのでそれぞれ楽しく見せていただきました。最初は、やっぱり、どちらかというと、以前の演出のが良かったな、と思っていましたが、新演出には、新しい曲も入って、今では、この曲は絶対外せん!と思え、そうするともう、どっちとは、もう決めかねてしまうことになってしまいました。。。(そもそも、べつにどっち、と決めんでもいいのですが(笑))とうとう大千穐楽も終わってしまって、次の目標は、今年の終わり。長い・・・。しかも、プレビューや名古屋には仕事で行けない。大阪の、それも中盤あたりにようやく・・・か。長い、あまりにも長すぎる・・・。ちょっと今は脱力して呆けてる状態・・・しばらくM!の余韻に浸ったら、久しぶりにDVDで新旧を思い起こしつつ見てみようか、と、そんなことをしつつ秋を過ごそうかな、思ったりもします。
2018年08月20日
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「ソング&ダンス」劇団四季〜6月30日 随分と前のことになってしまいましたが・・・四季の「ソング&ダンス」 今回久しぶりに観に行って来ました。 まだ観たことがないアラジンの曲が聴けて楽しかったな。 とても楽しくておすすめの作品だそうなので、早く観てみたいのだけれど、 遠征しないもんで、近場で上演されるのを待ってる状態。 観れるまでにはまだまだ時間がかかりそうですね〜。 なんせ、この秋ようやくリトルマーメイドがお初なのだ。 で、ソング&ダンス、聴き慣れない曲が多かったりしたけれど、 こういうのはこういうので また面白いものですね。「魔弾の射手」佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ〜7月28日 年に一度のオペラ。毎年のお楽しみ。 音楽に馴染みがほとんどない上に、字幕読まなくちゃなんないし、 席は見切れるとこでしか観ないしで、どんだけアタマに入ってるのか!? なんだけれど、でも、ここの劇場に行って、雰囲気を楽しんで、 佐渡さん指揮のオーケストラの演奏を聴けて、オペラも観れる。 と、とにかくトータルで楽しい一日。 今年の作品は、映像も使われていて面白い演出でした。 舞台に映像、というのは、ミュージカルの作品ででも、自分的にはいろいろと 考えてしまう演出方法なのだけれど、今回の作品では、すごくインパクトがあって面白かった! って思いました。「モーツァルト!」御園座〜8月13日 御園座は、当初、楽だけ観に行くつもりでした。 ・・・のに、まさかのチケット確保できずの状態に。 が、おかげで、楽がだめなら他の日で、ということで、この日観に行くことに。 結局、楽も無事行けることとなり、おまけに、この日もマチソワになって・・・。 よい舞台でした。 大坂からまたさらに深化していて! 木下コンス、オープニングのところも、2幕のソロなども、演技や歌に深みが出ていて良かった。 古川ヴォルフも、はじめの方、何か言ってはその後に笑いが付くのが自分的には気になって 仕方なかったのですが、いやいや、後半変わっていくヴォルフ感じさせてくれる表現のひとつに なっていると、ここにきて思わせてくれた。歌も随分と良くなってきたと感じた。まだ不安定さは 感じるけれど、そさがまた、心が不安定になっていくヴォルフに重なって、観ていて気持ちが添う。 公演はまもなく終わってしまうけれど、また次回もぜひヴォルフをやってほしい! 猊下はいつも通り好調♬。貫禄満点の大迫力。馬車のシーンでちょっとあそびを入れてくれるように なったのもうれしい(大阪よりちょっと客席の反応が鈍かったのが残念だったけど)。 歌は、これまで聴いていたより低音がよく響いているように聴こえた。魅力的な低温の響きに大満足♪ さぁ、これで残りは楽の1回だけ。あぁ、なんとも名残惜しい。 新しい曲も入ったことだし、DVDは無理でしょうけれど、CDでいいから出してくれないかなぁ。。。
2018年08月15日
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なかなかPCを開けないままに、大阪M!も千穐楽を終えてしまいました。今回観に行けたのは、7日マチネ&ソワレ、13日、14日マチネ&ソワレ、16日、18日千穐楽の7公演でした。7日、先月16日に帝劇で観て以来久々☆両ヴォルフ共、前回観た時とあまり印象は変わらず。ただ、山崎ヴォルフの、自分のヴォルフを創り上げようしていていいな、と思いはしつつも、これまでに聴いたことのないリズムで歌う歌い方にちょっと違和感を感じていた部分が、随分と治まっているようだったのは自分的には聴きやすかった。木下コンスタンツェがすごく良くなったろ感じた。帝劇では、歌はいいのだけれど、セリフの部分とかはちょっと・・・と感じたのだけれど、その部分もとても良くなっていて驚かされた。梅芸では前半はずっと3階席から観ていた。新演出になって、もちろんそれも良いのだけれど、自分的には以前の方がよかったな、と思わなくもなかったのだけれど、3階の高い位置から舞台の奥まで眺めつつ観てみると、その巧みな創りにすっかり感心させられ、こちらはこちらで面白い!とつくづく思わせられた。新演出の猊下登場の場面では、猊下が階段を上がった来るところからずっと観ることができ、さらに、長いマントを巧みにさばきながら右へ左へと動くのを観れるのも嬉しいところ♬最後、マントをぶわっと広げてはけていく猊下の後ろ姿が特にお気に入り。翌週14日古川ヴォルフがものすごく良くなったと感じました。歌は、まだこれからがんばって!と思う部分が多いのだけれど、そんなことより何より、その感情表現がすごく豊かになっていて、観ていてすごく惹きつけられました。ただ一点、多々笑いを入れるという役作りはちょっと自分的にはあまり好きになれなかったですが。アマデは、1幕最後の場面が凄いな、といつも見入っていました。ペンが書けなくなってからのアマデ、小さな、一見可愛らしい子供なのに、あの必死の姿!!書けない書けないと必死になっている様子は狂気さえ感じるし、ヴォルフの血をインクにして譜面を一心不乱に書く姿は観ていて恐ろしくなるほど。本当に凄い。特に、憲史郎くん。凄かったな。楽の美空ちゃんも良かった。シカネーダーさん。帝劇では、あまりにも圭吾さんが懐かしく思えて仕方ありませんでしたが、遠山さん、しっかりシカネーダーになってらっしゃいましたね!!堅さとかがなくなって、開放されかの様に弾けてました。手拍子も入って盛り上がってました!猊下は、ずっと好調を保たれていて、圧巻。新しい曲も、かっこいい猊下が観れて嬉しい。馬車のシーンは、新演出になって残念なところもあるけれど、ちょっとずつ、以前のテイストを加えてくれてきていて、特に楽は楽しかった♪さて、来月はいよいよ最後の地、名古屋。一応、2回だけ観にいく予定、さらなる深化が楽しみです。
2018年07月19日
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5月の初日からようやくの2回目。古川ヴォルフ初見。古川ヴォルフ、これまでの美しい王子様イメージの殻脱却の努力を感じました。古川さんという俳優さんを観るにしても、ヴォルフガングというキャラクターを観るにしても新鮮な感じを受けました。ただ、何か言ってはへへんと笑うのが多かったのは、ちょっと個人的には気になりました。が、名古屋公演最終日までまだまだ先は長い。今後の進化&深化+変化を楽しみにしたいです。山崎ヴォルフ、やっぱり歌はうまい。なんか、歌い方変えたのかな?歌い方のリズムが変わったような・・・。こういう歌い方、いろんな歌手の人が、それまでと変えて歌おうとしてよくやる。でも、個人的にはあまり好きではない。山崎ヴォルフ、表現が豊かになったようには思えたけれど・・・それはとってもいいと思えたのだけれど・・・でも、個人的にはちょっと、微妙。。。猊下とヴォルフの新曲、初日の感覚がうそのようにすっかり馴染んで聞けました。この日のマチネは上手端っこ。歌い終わって戻る猊下のお顔が見えました。なんか、ちょっと悲し気で辛そうな表情に見えた。猊下は、本当にモーツァルトの才能というものを理解していて、その浪費し、消費しつくしてしまうような才能の使い方を惜しんでいると感じました。祐一郎さん猊下の圧倒的な存在感を感じられるこの新曲、DVDこのシーンがないのが残念。でも、この曲がある、ということは、あの!シーンがない、とうことだから・・・うーん・・・仕方ないか。今回で帝劇は見納め。ちょっぴししか観れなかったな、、、悲しい、、、次に観れるのは大阪。名古屋にはいまのところ1度しか行けない予定なので、出来たらチケットを追加したい、と密かに企んでいたけれど、、、大阪もすっかりチケットが売り切れてしまっている様子。企みはなかなかうまくは運ばないようです。
2018年06月17日
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ここしばらく、そして、去年からさらに、思うように出かけられず、観劇にも出かけにくい状況になっている。劇場に行けても、それがやとこさで、力尽きて、こちらに備忘録を残すのもなかなか。トップも今に追いついてなくて去年ままですんごい気になってはいるけれど、そちらもなかなか・・・もう今年はあきらめて、来年からのしたほうがいいくらいかも(苦笑)さて、昨日は「1789 バスティーユの恋人たち」を観に行ってきました。急に仕事の予定が変わり、うまいこと都合よいチケットが手に入り、出かけることができました。初演も観たけれど、あまり良く覚えてなかった。ただ、自分的には印象に残る音楽は少なかったな、という記憶。初見では心に留まらなかったものが、次回観た時にはうそのように魅力的に感じられることもあるのだけれど、そこまででもなかった。そして、やはり、マリー・アントワネット、どうもこのヒトに心を添わせるのは、自分には難しいようだ。なので、どうしても物語にがっつり入りにくい。う〜ん、、、と思って見ていたのだけれど・・・それが、最後にはすっかり感動してしまって、涙涙、であった。音楽も素敵だったし、とにかく一生懸命に生きている人の物語は感動させられる。えっつ、あぁ、ここで死んじゃうんだったっけ、、、なんて思ったけれど、なんか、本当に、人の心の真っ直ぐさとか、一生懸命さとかに感動させられた。ラマール坂元さんの間合いも絶妙。ずんと重たいテーマの作品の中で、笑わせてももらえて、ほっと息抜きできて、固くなりすぎずリラックッスして観れた。観に行けて良かった♪楽しめました。それから、メリーポピンズ。もう半月ほど前になるけど、観てきました。予定が合わず諦めていたのだけれど、お薦めの舞台と聞き、なんとか行けないかと思案。こちらもうまく予定とチケットの手配がつき、無事劇場へ!心温まる作品でした。なんとも心がうきうきした感じになって、楽しい気分になって。見終わってほっこり、あー癒されたぁ〜って感じでした。観に行けて、本当によかった!このところは、出かける時、いつも時間に追われていて気ぜわしくて、劇場へ出かけるのもそうで、帰りも大慌ての帰路になるので、なんか、楽しみ半分、って気分になってしまうのだけれど、それでも、やっぱり、こうした素敵な舞台を観れると、やっぱりやっぱり、万難排してがんばって劇場いくぞーっ!!って思います♪さっ、週末はようやくのM!。初日以来です。いろいろ難関突破しての遠征になりそうですが、楽しみだっ♪
2018年06月10日
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新演出モーツァルト!初日を観てきました!舞台セットはかなりの変わり様です。(以下ネタバレあり)今までの舞台のカラーは「黒」それが、今回からは「白」!ピアノのセットです。音楽の流れには大きな変化はありませんが、ちょっとテンポが速く感じるのと音楽やちょっとしたシーンが削られているのとかには気づきました。そぉして、とっても残念なことに、やはり猊下のおトイレシーンもなくなってました。。。おトイレだけでなく、アルコ伯爵とのちょっとしたやりとりも楽しかったし、衝立倒したり、マント着せてもらってのキメポーズなども楽しんで見ていたので、なくてすっかりあっさりなシーンになってしまって残念。この場面はこれからはDVDで楽しむしかないですね。。。さらに、お取込みの場面、開始のシルエットもなくなっていました。あれもちょっと妖艶な感じでステキだったので残念。こちらも今後はDVDで。セットは今までの前後の動きではなく盆になって回転。シーンは途切れなく進むようになってますが・・・新しい見せ方、とか、時間の都合、とかいろいろあるのでしょうけれど、個人的には以前のセットが好きでした。映像も使われるようになっていて、お墓とか、別荘とかが映し出されるようになりました。個人的には、この映像もあまり・・・でした。すいません・・・でも、煌びやかで美しい舞台にはなってました。さて、猊下おトイレシーンがなくなり・・・新曲が入る、と聞いてはいたけれど、ホントに?追加されるんだったら、ヴォルフのじゃないの?とドキドキ心配しつつ観ていました。ら、ありました、ありました!猊下とヴォルフとが歌う新曲♬猊下がヴォルフにその才能をすり減らすようなことはするな、というような歌・・・だったかな。音楽はいきなりはピンとくるものではなかったけれど、でも、これからだんだんと馴染んでいきたいです。このシーンとか、またそれまでにも猊下を見ていて感じていたのですが、今回、ちょっと、猊下のヴォルフへの思いがこれまでとは、ちょっとですけど、違うよう感じたりもしました。その辺は、これから何回か見て、自分がどう感じていくか、楽しみにしているところです。コンス綾さん、良かった!ソロの曲にすごい感情が入ってて、ヴォルフが壊れていくのと同じに、コンスも心を保っていけなくなっていってる、ってすごく感じさせられました。和音さんのナンネールも可愛いお姉さんでした。アン・ブーリンと全然印象が違う!シカネーダーは・・・あぁ、、、圭吾さん、カムバーック!!!Vの時もそうでしたが、喪失感大きすぎ。レベッカが続投で本当に良かった。次回観に行けるは、来月半ば。随分と先です。その時にはようやく古川ヴォルフも観れる予定。作品自体もまた、ぐぐっと進化してるかな、楽しみです。
2018年05月27日
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もうすぐ大阪公演もおしまい、ということで最後の見納め。30日はめずらしくs席。抽選で当選した結構な前方席でした。4日はいつものc席3階席。やっぱ前方席はいいなぁ〜迫力もあるし!!としみじみ思いましたが、3階席の方も、遠くからながらも全体が見渡せてこちらもなかなか悪くはない。四季でなかなか贅沢はできないけれど、またいつかこの作品を観る機会があった時にはまた席種織り交ぜて観れるといいな。この作品、何がどう、というのではないけれど、音楽も素敵だし、観ていて楽しいし、なんか元気出るし、この連休終わっちゃってまたいつもの日常が始まるけれど、またがんばろうっつ!!って思わせてもらえました。この2日とも同じキャスト。タガーは、声はあまり自分的に好みじゃなかったけれど、見ていて素敵でした。反対にマンカストラップは歌声が素敵でした。グリザベラのメモリー、歌い方はちょっと好みではないな、と感じたのに、それなのにすごくドラマティックで!!2日とも思いっきり感動してしまって涙うるうるでした。難しく考えて観ることなく、ストレートに楽しめ、と同時に、心が洗われた2日間でした。劇場を出るとダッシュで帰路に・・・一気に気持ちが慌ただしく。。。穏やかな心持で余韻に浸れないのが今はちょっとツライところ。出掛けられるだけで充分幸せなことなのだから贅沢は敵!ですが。。。
2018年05月05日
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この日のキャスト怪人 :佐野さんクリスティーヌ :岩城さんラウル :鈴木さん1幕はじめ、劇場の地下へと誘いだしたクリスティーヌを結構乱暴に扱う怪人。やはり今日も、この前観た時のように”獣”っぽい怪人か、と思ったけれど、結局前回感じたほどではなかった。クリスティーヌも気の強さというのはあまり感じず、ずっと以前からもっていたクリスティーヌの印象だった。気の強いクリスティーヌ、というのも興味深かったけれど、わたし的にはこの日のようなのがやっぱり好きかな。怪人も、荒々しさより、やはり切なく悲しい心を見せてほしい、と思ってしまう。けど、この日の佐野さんは、静かに伸ばす高音がなんかすごく出しにくそうだったように聞こえた。張って出す声はこれまで聴いてきたのと同じに良く出ていたから、調子が悪かった、という風でもなかったように思うのだけど。(後半、ちょっときつそうなのかな?と思う箇所も少しだけあったけど)岩城さんという人はたぶん初めて観たと思う。わたし的に気持ちを添わせられるクリスティーヌであった。でも、歌の方は若干しっくりこなかったかな。そして、メグ・ジリー結構、いつも最後のメグ・ジリーの表情に注目していて、残された仮面を手にして振り返る、その最後の表情が、この物語の妖しく謎めいた世界を表し締めくくってくれるのを楽しみにしてるのだけれど、なんか、この日はそれがものすごく普通っぽくて・・・相変わらず魅力的な音楽、キャストについてもいつもハズレはなし。やはり四季はいつ見ても安定していると感じます。この日の公演も十分に楽しめましたが、これでまたしばらくはこの作品を観る機会がないだろう、と思うとちょっとだけ心残りになる日でもありました。
2018年04月22日
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大千秋楽にふさわしい凄すぎる舞台でした。色々…はありましたが、ロバートの思いが胸に迫って迫って迫ってきた舞台。凄かった。祐一郎さんのテンションもすごく高く、かテコでもめいっぱい楽しそうだったのが嬉しかった。この千秋楽を観れたこと、幸せでした。夢の中のような、別世界のような、そんな世界にいたようで、今はぼーっとした感覚がまだ続いています。充実の大阪公演でした。あぁ、なんとか早く現実復帰せねば!
2018年04月02日
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今日もまた深く感動。涙溢れる舞台でした。ロバートが本当に幸せそうで・・・祐ロバートの優しく穏やかな声が胸に響く。フランチェスカには家族がいて、子供達の成長とかそういった幸せもあるけれど、ロバートにはフランチェスカとの愛しか幸せがないのに、一緒には行けず一人っきりで生きて行くロバートがせつなくて、悲しい。でも、悲しい思い、辛い思いをしていても、それでも、フランチェスカに出会ったこと、彼女との愛に大きな幸せを感じ決して後悔はしていないであろうと思うとロバートが幸せなことが嬉しくて涙が出て止まらない。悲しみもあり、喜び、幸せもあり。まさに人生。生きていくって、こういうことだな、なんて改めて思ってみたりもする。原作の物語、自分にとっては苦手系。流行った頃には手にも取らず。今回を期に一度は読んだけれど、それっきり。借り物だったし・・・。でも、もう一度改めて読み直してみたいと思っている。まだ見てない映画の方も。きっと、原作の方がしっくりくるはず。やっぱり気になるフランチェスカのきゃぴきゃぴした元気良すぎるところ。でも、今日は皆を送ったあとのはなうたなかったな、元気すぎるトーンもちょっと落ち着いてたように感じた。バドも元気いっぱい、愛いっぱい、隣人も暖かく限りなく優しい。それぞれの人がそれぞれに一生懸命生きている姿が描かれているのは、そういう姿は胸に響き、元気ももらえる。舞台版のこういう描き方、好きだな、って思う。でも、やっぱり、ロバートに一番気持ちを持って行ってしまうから、元気すぎるフランチェスカにはどうしても違和感をもってしまう。そこんとこだけ、ちょっと自分的には残念なとこ。でも、そこんとこだけちょっと横に置けてしまったらすんごい悲しいのに、それでいてすごく幸せもいっぱいで、じん、と心暖かくなるなんとも深い作品。素敵な作品を観ることができて、それは有難い。
2018年03月30日
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クリエ2回目、行ってきました。マチネ、良かったです。2幕終わりのロバートの切ない思い、歌声に今回も爆泣き。でも、ちょっとお疲れ気味かも、、、と思いました。ソワレ、なんてこったい!!同じ2幕終わりのロバート、歌、というより、叫び、と言った方がいいかも、と思えるような歌声。凄すぎて・・・フランチェスカからの電話を待ち続ける日々は辛く哀しいかったろうな、でも、それでもとても幸せでもあったろうな、と思うともう・・・爆泣き。祐一郎さん自体、これまでの他の作品よりも自身の気持ちがより一層入り込んでいるのでしょうか・・・圧巻でした。ロバートは、穏やかで、人当たり良い感じだけれど、でも、周囲に対して、どこか、何か壁を作っていて、結婚した女性とも結局うまくいかなくなってしまった。お互い憎み合って別れたわけではないでしょう。なんか、悲しい別れの状況も目に浮かぶようで、悲しい気持になりました。そんな彼がフランチェスカには永遠の愛を感じられたのですね。二人で過ごす間に、何度もバドからの電話が入る。その時のロバートの表情はとても切なかった。ついに、思いを弾けさせ共に行こうと彼女に言うけれど、結局彼女は家庭を捨てられなかった。待ち続ける彼は辛かっただろう、その気持ちを思うととても悲しい。でも、彼は家族に恵まれなかったようだから、もし、フランチェスカが家族を捨てて彼と共に行ったとしても、彼女が家族を忘れ去ることなどできないだろうし、また彼女の子供たちもどれほど悲ししい思いをするか。彼は、そのことを考えずにいることはできないはずだから、だから、きっと彼は苦しい思いしたはず、と思う。だから、彼は家族を選んだフランチェスカを理解したのだと思える。彼は、彼女と共に生きるという願いは叶わなかったけれど、彼は、幸せだった。そう思うと、2幕最後のロバートの歌を聴い切なくて、悲しくて、でも、幸せな思いも感じられて、涙が出て出て、出て出て、止まらなくなってしまうのでした。祐一郎さんのロバート、凄すぎ、です。で、フランチェスカですが、フランチェスカってちょっといいとこ取りだったのでは、?なんて話になって・・・確かに、最初からちょっと気にはなっていたのです。なんか、フランチェスカが明るく元気すぎるような・・・って。ロバートと話していてもやたらとテンションが高い。いや、これは、彼女自身舞い上がってしまっている、ということなんだろう、と思えなくもないのだけれど、バド達が出発したあとも鼻歌歌ったりしてとっても元気。なんか、自分的なイメージだと、一人になってほっとした開放感だとしてももうちょっと彼女の心の奥の奥底の重い部分を垣間見させてくれてもいいんじゃないか、と思ってしまうのでした。子供たちはバドとの間に衝突があったり、フランチェスカに対しても反抗することもあったかもしれないし、彼女は気苦労が絶えなかったかもしれない。何もない土地、ない物の方が多い土地で掃除洗濯食事の支度、畑仕事、同じことをずっと繰り返す日々に気を滅入らせていたかもしれない。でも、バドは彼女に対してものすごく愛情を持っている(ように見えた!)し、子供たちもいくらかは反抗があったとしても、彼女を慕っている。隣人は親切だし、周囲の住人たちも何かあればお互い助け合っている。・・・ので、彼女の現状が、彼女が他の男性に惹かれていってしまう、ということの理由になるように思えてこない。もちろん、彼女がアイオワに来ることになった理由というものが根本にある、というのはわかるのだけれど、彼女があまりにも元気で日々楽しそうで、そしてあまりにも綺麗で日常の疲れを感じさせてくれないので、どうにもそこんとこが、彼女が気持ちを他の男性に走らせてしまうということに対してしっくり来てくれないのでした。子供たちも立派に成長して幸せで充実しているようなフランチェスカに対して、ロバートはひとり孤独でとても寂しそう。だからでよけいにでしょうか、フランチェスカがロバートとは行かないことを選んだのは、仕方ない。ラスト、ロバートの手紙を胸に抱く姿とか彼女のロバートへの愛も感じられはする。でも、あと少し、あと少しだけ、何かロバートの気持ちに報いる彼女の姿を、何か、あと一つでいいから、見せてほしいと、ちょっとばかし、そんなことも思ってしまいました。
2018年03月18日
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プレビューから一週間後の3日にマチソワで観に行ってきました。プレビューでは、まだ音楽にも馴染めず、正直、純愛もののストーリーというのがそもそも苦手だったので、ソワレでは随分入り込めるようにはなったものの、自分自身あまり感情の高まりというものはありませんでした。が、この3日のマチネ、ラストに近づくにつれなんとも感情が高ぶってきて、最後のロバートの熱唱の時にはもう大号泣状態となってしまいました。こういうことはあまり経験がないので、ちょっと自分自身でも意外でした。で、何でかな、と帰路の途中考えていたのですが、ロバートとフランチェスカの4日間の思いは真実で、ロバートはこのままずっとフランチェスカと共に生きたいと願い、フランチェスカもその思はあったけれど、でも、叶わなかった。ロバートはフランチェスカを待ち続け、悲しく寂しい思いもしたかもしれないれど、同時にそういうフランチェスカだから愛したのだとわかっていて、あの4日間を思い出しては幸せな気持ちでもいられたのだろうと思えた。だから、ロバートを見ていて、彼の悲しい気持と幸せを感じていたことを嬉しいと思う思いが入り混じって、自分自身これまでにあまりない状態になったのかな、と思ったりしています。この作品、ロバートとフランチェスカの4日間を中心に、彼女の家族やその隣人の家族の物語も描かれていて、いろいろ考えさせられ思わせられる。なんか、最初プレビューを観るまでは、ある意味単純な物語をどう見せてくれるのかな、と思っていたけれど、涙あり、笑いあり(!)、深い想いありの素敵な作品になっていると感じています。そうそう!、まさか、笑いあり、とは思わなかったものな〜全くもって、これっぽっちも!(笑)まだ映画は観てないのですが、これもまた原作とは随分違うのだとか、?舞台の方も、祐一郎さんのロバート、涼風さんのフランチェスカにしっかりなっているので、開幕したばかりですが、大阪千穐楽までひと月足らず。自分もあとあまり観劇回数は残っていないので、舞台はこれからもどんどん深化&進化していくことと思いますが、自分の観方をどれだけ深めていけるかわからないですが、残り少ない観劇の機会を大切に観ていき、出来るだけいっぱいの思いを自分自身のチカラにもしていけたらいいな、と思っています。
2018年03月04日
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「マディソン郡の橋」開幕!シアター1010、これまではこの劇場に縁遠く、今回ようやくこの劇場のプレビュー公演に来れました。 この作品がとても話題になっていた頃、恋愛モノがどうも苦手なわたしは、本を読むことはありませんでした。なので、映画ももちろん見ませんでした。 でも、なんとはなくの印象は心の中にあって、最初にこの作品のビジュアルを見た時には、なんか、イメージとは違うなぁ、と感じていました。そして、舞台化されることになってようやく原作を読み、ますます原作とは違うなぁ、という思いを感じさせられていました。 そんな心持ちで観たこのプレビュー、観ながらあちこちでつい原作のイメージと比べてしまって、どうにも違和感を消せないままに観ていました。フランチェスカはキレイで可愛らしく積極的、ロバートは荒々しさなくすこぶる優し気でなんともキュート。リードするのはフランチェスカ!? セリフも多くてストプレっぽく、音楽もすごく難しく初見ですっと心に残って来る曲調ではない感じで・・・そして、フランチェスカの家族も、こんななっちゃうんだ、とその描かれ方に驚いたり・・・ でも、すごく充実感がありました。一幕が終わった時、その実際の時間以上にすごく長い時間だったように感じました。観ていて、その時間以上に長く感じられるものって、自分的に内容がすごく充実している。一方、飛ぶように過ぎっていってしまったものはどうも中身が薄く思える。これは、楽しい時間はあっという間、というのとはちょっと違った感覚、 そして、遅ればせながら、確かに「マディソン郡の橋」が原作の作品だけれど、でもまた全然別物の新たに出来上がった物語なんだ、と思って観れるようになると、ぐっとこの作品に入りこめるようになってきました。 原作では、ただただ二人の物語、だったけれど、この舞台では、他の人たちのことも描かれているし、まさか!?の笑わせどころもあちらこちらに散らばってる。 フランチェスカの子供たちのやりとりがちょっと騒々しくて、わたし的にはやや苦手感もあったのだけれど、それもまただんだんと気にならなくなっていくのかも・・・ ソワレでは、だいぶんと音楽に馴染めるようになったと感じられ、特に最後のロバート祐一郎さんの熱唱は早くもマチネ以上で、これ、これからもっともっと歌い込まれていくんだ!って思うと、これはすごいことになっていくに違いないと、今後がさらに楽しみでいっぱいになりました。 恋愛モノは苦手だけれど、日々を一生懸命に生きている人たちの物語にはとても興味深く気持ちが深く入り込んで行きます。 この作品、これからクリエで初日を迎え、さらに深化していくことと思います。自分自身のこの作品に対する思いの変わり具合も楽しみにこれから観て行きたいと思えました。
2018年02月25日
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近場で公演しているうちに、と先月に引き続き今月も観に行ってきました。キャストはファントム 橋元聖地クリスティーヌ 苫田亜沙子ラウル 鈴木涼太の方々、など。ファントム、初めて観た方でした。後で調べてみたら、結構前にファントムデビューされていたようですね。私は以前にウバルトをされている時に観ていたようでした。今回はファントムが悲しい心を強く表現していて、こういった方が先月観た”獣”タイプの最後まで荒々しい感じのファントムより私的には観ていて充実感があったりするのですが、ただ、この橋元ファントム、ファントムをされるだけあって、重厚な声で歌われてはいたのですが、それぞれのナンバーで、なんか、どうも、最後にところで、歌に張りや力強さが足りないように感じられ、観ていて自分の中でいまひとつ盛り上がらず。ラストのクリスティーヌをラウルと行かすところも、本来なら胸にぐっときてうるっとしてくるはずがその手前で感情の盛り上がりが止まってしまったようになってしまって、わたし的にはかなり残念なファントムでした。苫田さんは、前回これまでの記憶を上回る良さで、今回も同じくとても良かったです。前回は荒々しいファントムに対峙するクリスティーヌで、気の強そうなところが印象的でしたが、今回は可憐さを強く感じさせてくれるクリスティーヌでした。予定では再来月もう一度観に行く予定です。音楽は文句なし、やっぱり好きな作品の一つなので、次回はもっと感情が盛り上がることを期待したいと思います。
2018年02月18日
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日々慌ただしく、あっという間に2017年も終わり、明けて新年ももう8日。今年も、早い!昨年は、「レディ・ベス」で観劇が終わり、感想を書き留めておこう、と思いつつなかなかで、そうこうしている間に日々が過ぎていってしまった・・・結局、昨年の最後は、アッキーのコンサートで締めでした。本当に久々に聴きに行けたアッキーのコンサート。カラダにココロに響き染みわたってくるような歌声。よいしめくくりになりました。さて、本年の観劇第一弾となったのは「オペラ座の怪人」四季は基本C席で観ると決めているのですが、先だってのこの公演のチケ取りで、はじめてS席にチャレンジしてみました・・・が、やはり決断しかね、結局いつものC席で確定してしまったのでした。で、6日に観に行って・・・あー、やっぱりたーまにはちょこっと前の席にしてみたらよかったなーとかなり後悔してしまったのでした(苦笑)その「オペラ座の怪人」四季を遠征で観ることはほぼほぼないので、これまた本当に久々のオペラ座でした。周囲からも、久しぶりやぁ〜という声が複数聞こえてきていました。この日のファントムは佐野さん、クリスティーヌは苫田さんでした。その他で知っている名前の人は、マダム・ジリーの早見さんさけでした。相変わらず四季には疎いです。さてさて、舞台の方ですが、数少な〜い観劇回数ではありますが、佐野さんのファントムも数回は観ていています。また、他の方のファントムも含め、今回のように感じたのは初めて。”獣(ジュウ)”のようなファントム!なんとも荒々しく、悪者感満載。瞬間「美女と野獣」のビーストがアタマをよぎりました。人を殺してしまうような人物なので、心に歪があるというのは当然感じられることなのだけれど、それでもなお、ラストには彼の悲しみや哀れさを感じさせられ、悲しい気持にもさせられていたものですが、今回は、そういう思いも感じられませんでした。それにまた、クリスティーヌにものすごい気の強さが感じられ、ラストのファントムとの決別も、いつもは、指輪を帰しに戻って来る場面でも昔は心を捧げた相手への悲しさが感じたのだけれど、今回は、極端に言えば、こんなものいらないから、みたいに感じられた。その上にラストシーン、メグ・ジリーがやって来て仮面を手に取り正面を向く場面。これまでは、驚きやら何か謎を感じているやら不思議な気持ちやら、でも、何かこれでわかった、やら複雑な表情に見えていたのだけれど、今回は、なんともその表情がコワかった。久しぶりに聴くオペラ座の音楽はやはり魅力的だったけれど、作品を観た印象がすごくこれまでと違って感じられてしまい、ちょっととまどった。でも、それはそれで興味深く感じられたことではあったので、面白く観劇できました。この作品、あと2回観に行く予定になっています。次の機会にはまたキャストがどうなっているかわからないし、それによってまた印象が変わる可能性大なので、次回をまた楽しみにしています。四季の俳優さんのことはほぼほぼ無知なので、もう少し自分自身にデータがあればもっと楽しめたりもするのかな、といつも四季の作品を観るたびに思ったりもしますが、作品は決まっていてもキャストは直前まで定まらないようなので、あんまり強く、このヒトが観たい、このヒトで観たいというようになってしまってがっかりするようになるのもあまりよろしくないなと思ってしまうので、ま、今のままで作品を楽しむ気落ちだけで観に行くようにしていたらいいかな、とも考えるようにしています。
2018年01月08日
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東京千穐楽で観たときよりさらに熟成した舞台でした。楽の時とWキャストの方は違ってたりはしていますが、それぞれのキャストの歌、セリフにさらに深みが増していて、込められた気持ちがさらに深く感じられて来ました。花總さんは、東京で観た時は、ちょっと歌声に強さが感じられないように思えていましたが、今日はとても力強くてよかったです。そして、とても可愛らしさを感じるベスだな、とも思いました。加藤くんは東京と同じくとっても感動させられます。ベスにいろいろ”アピール!”する時の動きも楽しくて好きだし、ラストのベスとの別れも場面も相変わらず涙させられます。平方くんも細かく表情を変えていたりしていてフェリペというひとをよく表しているし、歌も聴きごたえあってとってもいい。もっと歌も出番もたくさんあったらいいのに、と思ってしまう。未来さんもさらに迫力満点、パワー満点でした!涼風さんの歌もさらに力強くなっていて深い思いがこもっていて聴かせてくれます。今回の再演、初演から変わった部分で、ちょっと残念と思ったところもあったけれど、それ以上に観ていてとても充実感を感じられています。DVD・・・王家もいい舞台でしたが、やっぱり宰相さまより先生はたくさん舞台に出ていてくれて歌を聴かせてくれるので、嬉しい。どんなふうに仕上がるのでしょう、楽しみです。
2017年11月29日
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先月末に遠征してから久しぶりの観劇でした。それぞれのキャストの方々が、歌にセリフにと深い思いがこもっているのをすごく強く感じることができて、これまで以上にさらにこの物語の世界に入りこめてさらに感動させてもらいました。弱さも見せつつ、でも信念を貫き通す姿を見せてくれるところにとても気持ちを添わすことができて、とてもリアルに勇気とチカラをもらえる作品だと感じています。大阪公演も楽しみです。う〜む、、、なんとかもうちょっとでもチケット増やせないかなぁ〜増やしたいなぁ〜
2017年11月19日
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先週に続き2度目の遠征。キャストの組み合わせは、フェリペが入れ替わった以外は前回と同じ。前回同様マチネは2階席上手からでした。先週は、なんだか全体に音が小さい中アン・ブーリンだけがやけに大きく響いてくるように感じましたが、今回はそのようなこともなくバランスよく聴こえました。2日とも、マチネは2階の遠くからソワレは1階前方からという席だったので、見え方の加減もあったかもしれませんが、4公演見終わってみて、ベスは、平野さんの力強くまた表現力豊かな歌に惹かれました。ロビンは、加藤くんがものすごく良かった!。動きも表情もセリフも歌も、ちょっとした細やかな部分から何からとても魅力的で目が離せない感じでした。ラストのベスとの別れも、観ていて本当に切なくて・・・。別れの涙そしてその後の笑顔にじんとさせられました。メアリーは、歌は未来さんがやはり迫力あって聴きごたえ満点なのですが、吉沢さんも今回はとてもパワフルに感じました。メアリーの女王としての雰囲気、心の中闇や屈折した感じは吉沢さんのメアリーからより感じられてわたしは好きです。フェリペは、平方くんの細かい作りが見ていて面白く好きです。結婚式の時のこまかな表情の変化がとてもいいです。古川くんの方は、全体的な雰囲気で作り上げているように感じます。フェリペはそれもありかな、とも思いますが、ヴォルフはやはり繊細で細やかな天才の感情を表現し見せてほしいと願っているので、この作品を観ながらもついつい来年のM!に思いが行ってしまいます。キャットは相変わらずしっかりとした芯がありつつ同時に可愛らしい女性。やっぱり涼風さんの歌ももっと聞きたい!と今回も思ってしまいました。アスカム先生も同じく絶大な信頼を寄せられる存在。でありつつも、キュート♬(笑)キャットがベスの様子をとても心配している一方で、大丈夫だろうと思いのほか楽観的なアスカム先生。偉大で博識なアスカム先生も女心には疎いのか・・・そんな様子のベスを残してまで出かけようとしたのはどこなのか、そこで一体何をしようとしていたのか、しかも嵐の中を出かけて行こうとするほどに・・・なんかすごい気になるっつ(笑)この作品もまたDVDで発売されるのですね!!情報をキャッチできていなくて今回は予約して来れませんでした。残念。楽までもう行ける機会がないので、その時か、または大阪でもきっと予約できるでしょうから、そこであか、いづれにしても予約する気まんまんです♪このところ、DVDになる作品が多いですね!もっと早くからやっといてくれたらよかったのに・・・とつい思ってしまうところです。
2017年10月29日
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遅ればせながら、ようやくのマイ初日です。演出がいくらか変わった、という情報、でも、自分で観るまで内容は極力知りたくない、ということで、また王家みたくに変わってたらやだなぁ、、、とちょっとドキドキしていました。でも、それほどには変わってなかったので良かったです。新しい曲が入った分、短くなったところとか、セリフや歌詞がちょっと変わってたりはとかいろいろ気づきはしましたが、大きくは変わっていなかったようですね。冒頭の変更などはっきりしてますが、その他のところでも、状況がわかりやすくなっていると思いました。こういう印象は最近他の作品でもよく感じます。すっきりできるしいいことだな、と思うこともある一方で、場合によっては、いままでいろいろ想像を広げていろんな解釈を面白がっていたのが、そういうのが減ってしまってちょっとつまらないな、と思ってしまうところもあります。今回のベスだと、二幕終わり頃の、ガーディナーが死んでしまう場面。ワイングラスに毒が塗られていたのだということを、ベスが自分に赤いグラスを勧めたという話なども入れて、しっかり説明されていました。確か初演では、フェリペが「何故」と言っただけくらいだったように思います。「何故」と言ったのだから、何故死んでしまったのか?と?に思った、ということでフェリペの理解としては変わりなかったのかもしれないけれど、初演で観ていた時には、もしかして、「何故」は別の意味の「何故」で、フェリペはガーディナーの企みをなんとはなしに感じ取っていて、わかっていてわざと赤のグラスを勧めたのでは、なんていうことも考えてもしそういうことなら、もしフェリペがそういう人なら、と勝手に想像を膨らませて楽しんだりしていました。今回のベスにはあまり観にいける機会が少なくて、大阪を含めてもあと残り僅かですが、再演のベスにまた自分なりのツボを見つけて楽しめるといいな、と思っています。
2017年10月22日
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新演出初回は観に行ったのだけれど、前回は行かず、で久しぶりのレミ。若さと勢いを感じる舞台でした。わたしのいい加減な記憶では、新演出になって、結婚式でのテナ&マダムテナの歌がなくなって(か、減って)残念だ、と思ったような気がしていたのだけれど、今回、以前の通り(ほぼ?)でした。そんなせいか、それはわたしの勘違いで他の部分のためか、なんだかわかりませんが、曲と曲の間がなんか、短く感じてせわしななく、余韻が感じられないように思いました。ほんのわちょっとしたことですが、それは残念でした。 一幕ラストの行進が、常にアンジョが先頭ではく皆が入れ替わり、隊形も四角になったりもしてました。みんなで進むんだ!!感はありましたが、アンジョのリーダー感がちょっと少なくなってしまったようにも思えました。また、逃げようとするバルが、人形や銀の燭台を愛おしく大切そうにトランクにしまうシーンがないのも改めて寂しく思ってしまいました。冒頭から波しぶきとか映像をうまく使っているし、せっともしっかり作られて、どの場面もある意味わかりやすくなったな、と思いながら観ました。と同時に、以前の盆での演出は、最低限のセットでシンプルだったけれど、その分、いろいろ、その場面の様子や、人の思いとか、より自分の中で想像を広げながら見れていたな、と感じました。相変わらず遠くの席から見ていることもあり、市長様の時の場面など、声はすれども姿が・・・バルじゃんどこ?どこにいるの???状態だったりもしました(笑)映像と生の舞台をうまくコラボさせた作品もまた新鮮で面白いものになるのだろうと思いますが、そういうものに頼らない、以前のレミのような舞台には、やはり、生の人間の力、生の舞台の想像の力にはとてつもなく圧倒されるものがある、と今回改めて感じました。それぞれにそれぞれの良さがあると思うので、また今後いろいろな作品でベストなものを見ていけることを楽しみにしていたいと思います。マダムテナは言うまでもありませんが(笑)、ファンテ、エポ、コゼもまたパワフルでした。この3人はそれぞれに、もちろん力強、芯の強さを持っているとは思うのですが、特に、ファンテとエポは同にはかなさも感じていたのですが、今回はあまりそういう印象を強く感じることはありませんでした。また、コゼはマリウスに対して積極性をこれまでになく感じました。登場人物に対する印象がちょっと変わって、それはそれでまた面白かったです。二幕ラストはいつも涙するシーンですが、ヤン・ジュンモさんバルは、既にバルが泣いていみたいだったので、先制攻撃状態でした。でも、遠くから蝋燭の炎と共にバルを見ていると、かつてのあの慈愛に満ちたバルじゃんが目にうかび号泣でした。席位置のせいでしょうか、バルとジャベの対決シーンなど、それぞれの歌、言葉が非常に聞き取りにくく、また他の部分でも騒々しく聴こえてしまったのは残念でした。結婚式のテナとマダムテナの曲のシーンがとても好きです。もしかして、今回一番拍手した箇所だったかも、くらいです。彼らは決して善人ではなく、小悪党なんだけれど、すごく、「人間」というものを感じさせてくれる。人の生きる強さというもの感じさせてくれる。なんか、いろいろ大変だけど、がんばって生きていかなくっちゃな、と思わせてくれる。個人的には、やっぱり、以前の演出のレミが好きだったな、と改めて認識しました。でも、それでも、やっぱり、この作品は好きです。その時々のいろんな、しんどかったりする思いが、消えてくれるわけではないけれど、なんか、ココロをリセットしてもらえるような、そして、また、とにかく進もう!と思わせてくれるような、作品。もっといろんなキャストでも見たかったけれど、なかなか事情が許さず、2公演見るのがやっとでした。次の機会がきっとあるでしょうから、また、その時を楽しみにすることにします。この日の昼公演で和音さんが大楽でした。知らなくて、あら、早い、と思いましたが、そーだった!和音さんは、”イギリス”に行かなくっちゃいけないんですものね。このところ、更に劇場に出かけるのが難しい状況になってきました。来月からの”イギリス”にもあまり行けそうにはなく・・・少しでも行けるだけ幸せなことなので、出かけられた時にはしっかり目に焼き付けて来られるよう、最近なんか不順で、風邪をひきそうになったりする気候ですが、体調だけはしっかり整えておきたいものです。
2017年09月13日
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初演も観ているのだけれど、相当記憶があいまい。でも、前回に比べて、 浦井くんの凄味度が半端ない!と感じた。ライトの狂気な部分がすごく出ていて良かった。凄すぎて、ちょっと高校生に思えないぞ!と感じたくらい(笑)。エリザベートのルドルフが格段に凛々しくて良くなったとき、こんなに凛々しすぎてはヘタレのアルフが出来ないんじゃない!?なんて、嬉しい心配をした時のことを思い出した。小池さんのL。初演の時は、自分的に映画のLの印象が強すぎて、どうなんだろ〜と思いながら観て、おおっ、こちらもなかなか♬と思った。今回、更に迫力。ただ、そのせいか、Lのへんな人感は、少なく感じた、かな。 濱田さんには春の王家に続き、またまた涙させられた。 みさみさへの深い思いに感動。出番は少なめなのに、存在感は絶大!引き込まれました。 俵リュ-ク。 急なことで大変だったでしょうね。でも、ものすごく頑張ってた!! 初演の吉田リュークが凄く良くて、チャーミング、それでいて、なんともいえない凄みと不気味感をまとっていた。作品の中で、でーん!と存在していたな、という印象があったので、さて、今回はいかに!?と興味津々でした。すごく躍動的なリュークでしたね。テンションが高く、やや騒々し感はありましたが、月、Lと共に主役張ってた、と感じました。 ラストでは、やはり凄味度不足を・・・初演ではゾクっとしたほどだったので・・・感じましたが、高すぎるかと思うほどにテンションが高かった分、ラストの行動との落差を感じる結果になって良かったと思いました。でも楽しいリュ-ク。吉田さんとはまた違ったリューク。面白かったです。月のお父さん・・・事前にキャストを良く見てなくて・・・一幕ではずっと誰がやってるんだかわからなかった(汗)幕間に別所さんだったんだ!と気づき、かなりびっくり(笑)3階席の上方から見ていたせいもあるのか、なんか四角い顔の輪郭に見えていて・・・メガネのせいもあったのかな?別所さんは面長、というイメージがあったので・・・ホントずっと誰だかわからなかった(苦笑)この作品、いろいろ考えだすと本当に深い。 月にもLにも正義はない、が、それぞれに信じる正義を持っていると思える。 何が正しくて何が間違いなのか。それはこうに決まっているだろう、と考えても尚、でも・・・だけれども・・・という思いにもひっかけられてしまう・・・。自分の日常にも思いが流れ、改めて考えさせられる。
2017年08月24日
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予定していなかった観劇でしたが、チケットが手に入り観に行くことに。前回はちょっと自分的には入り込めないグリザベラでしたが、今回はすんなり観れました。唯一名前の知ってるキャストだったタガーちょっとやくざな感じのタガーだったな、(笑)近場で公演してる間にあと1回くらい観にいけると良いな、と思います。次回こそはぜひもうちょっと舞台に近い席で!!ところで、この日に気づきました。大阪デスノートでリューク役の石井さんが休演なんですね。初演の吉田さんが予想を超えてすごく良かったので、キャストが変わってしまって残念とは思っていましたが、石井さんのリュークもまたすごくいい感じだと思っていました。日程の都合で、観に行けるかどうかわからなかったのですが、ようやく行けそうな気配になり、なんとかチケットも確保出来て、楽しみにしていただけになおさら残念です。でも、代役を務める俵さんのリュークも楽しみにして観に行きます。そういえば、去年も奇跡的に休みがとれて、行く気満々になった舞台が急遽中止になったんだっけ。なんか、すんなりいかない夏が続くな、いや、今年はこの夏以上に、秋冬が危ない・・・チケ取りもあまりうまく行かなかったけれど、なんとかとれたところでさえ諸事情のため、実は危ない・・・無事出かけるられるための算段を考えてはいるのだけれど・・・嗚呼、なんとか無事に出かけられますように。。。
2017年08月13日
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わかってはいたことですが、なかなかに手ごわい作品でした。恥ずかしながら原作は読んだことがなくて・・・あー読んでおけばよかったな、と初めてつくづくに思いました。人生はとうに折り返し地点を過ぎていいて、どううまくまとめて終わるか、ということをリアルに考える”お年頃”(笑)・・・っていっても、ま、フツーに行けば、まだまだ先は長いんですが、、、なんか、大きな問いかけをされ、ずん、と胸にくる物語でした。今回はもう観に行く機会はないけれど、またいつか、ぜひとももう一度じっくり観てみたいと思いました。
2017年07月30日
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祐一郎さん、青のジャケットがツボすぎる。一流企業、役職・・・自分には縁のない世界だけれど、なんとも懐かしさを感じる部分あり、しみじみ切実さを感じる部分あり、エンディングもまた懐かしい。祐一郎さんのキャラ、またまた第一印象をひっくり返してくれることを大いに期待。今後が楽しみ♪
2017年07月09日
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本日ナビザのチケ取り。10時には出遅れたけれど、わーい♬久々の良績ゲット!!途中カードがなぜか決済できず、やり直すも無事決済。が、その喜びもつかの間・・・あぁぁぁぁぁ〜ま、間違えた〜〜〜唯一持っているS席の日時であった。。。(涙)時間を直前に勘違いしてしまった。一応ちゃんと日時を確認してチケ取りに臨んだのであったが・・・あぁぁぁぁ。。。悲しい。。。ちょっとここでぐちってちょっと気を取り直す。さぁ、出かけてこようっと。でも、涙。
2017年07月02日
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1年ぶりのキャッツ。楽しみにしていたのだけれど、数日前から体調がいまイチ。ちょっとふらふら状態の観劇になってしまい残念。そのせいなのだろうか・・・なんか、ラストの”メモリー”にあまりぐっとこなかった。なんか、これまで聴いてきたのとはちょこっと違う感じがした。グリザベラ・・・見た目はズタボロなんだけど、その心はとても澄んでいてとても美しい。そんなイメージだったのだけれど・・・今日はその美しさを感じることが出来なかった。去年は張り切って、めずらしく1階S席をとった。今回はいつも通りのC席。舞台が奥まで見渡せてたり、猫たちの居場所がいつも良くわかって良かったけれど、やっぱりキャッツだけは1階席で観るのがおもしろいな、と実感。もしも機会があるなら、もう一度1階席から見て観たい。次回四季は京都で「ノートルダムの鐘」こちらもいつも通りのC席。年末はまた京都で「オペラ座の怪人」が開幕する様。この作品も一度だけ1階席から観た。こちらもできればまた一度くらいは1階席で見て観たいな。
2017年06月17日
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改めて!初日の観劇から一週間。格段に良くなったと思いました。帝劇ではなんか物足りなく思えた音響も良く、キャストの方々は皆熱唱、熱演ですごいです。それが、さらにまた良くなったと感じました。アイシス濱田さんには一幕からうるっとさせられ、二幕ではもう号泣。アイシスの想いに感情移入して聴けて涙涙涙、特に何がということがあるわけではないけれど、思いが叶わないことっていっぱあるよな、叶わないことだらけだよな、とつくづく思わされてまた涙。メンフィス浦井くんは、荒々しさがまたさらに増した感がいっぱい。そして、喜怒哀楽といった感情のそれぞれをさらにくっきりはっきりと表現されていて、メンフィスの気性の激しさがさらに強く感じ取れた。メンフィスという人物をさらに一歩極めたように思えました。やはりキャロ子さんは歌唱も表現もすごく巧みですね!その貫禄もあって、キャロルのイメージより少し”お姉さん”というところはありますが、とにかく見ていて何の心配もないところがストレスなくていいです。2幕のメンフィス、イズミル、アイシスとの曲も堪能させてもらえました。今回一番の変化を感じたのが、マモミルさん。声もよく出ていて歌特に問題なしなのだけれど、なんか、アニメ仕様ということなのかどうもパンチのみが効きすぎてるというように感じられていたのですが、今回、表現がとても細やかで繊細になったと感じられ、迫力のある歌声はそのままに、表現に彩が出てきてすごく良い!と思いました。宰相様の歌声もさらに力強く、そして暖かく包み込んでくれます。おじいちゃんだけど、せっかく舞台を観に来ているのだから、やっぱりその姿を見ながらその歌声にひたりたいけれど、その一方で、目を閉じてその歌声だけに集中したいという欲求にもかられます。DVDが届いたら家で・・・音の迫力は全然違うけど・・・やってみるかな♪しつこいですが・・・ラストの違和感は、相変わらずです。随分とは慣れましたが。昔、ジョーズとか、何かに何人かの人が襲われるというような映画では、最後、襲ってくるものをやっつけて、あーよかった、助かった、ってなって終わるけど、たいてい、最初にいた仲間のほとんどは死んでしまっていて、助かるの2人くらい。っていうのが多かった。で、そのあーよかったって喜んでいる姿を見ると、つい、でも仲間のほとんどは犠牲になって死んでしまった。その人たちへは何かないの?という思いになってしまったのでした。もちろん、助かったのだから、よかったと喜び安堵するのは当然で、まぁ、絵にはならないけれど、落ち着いたら当然犠牲者を悼むのだろうと想像はつくのだけれど、それでも、どうにもこの違和感なしには見ることができなかった。なんか、そういう自分的な見方がこの再演にもくっついて離れていないように思えています。大ラス前の宰相様の歌の曲では、ミタムンとそしてセチも出てきて、そして二人ははけていく。セチはお母さんの前に行って、それから去っていく。すごい悲しい。。。大ラスは生きている人達のシーンなんだな、と思った。キャロルたちのために犠牲になった命がある。大ラスの曲は、明るくて楽しく幸せに満ちた曲。これからの輝かしく幸せな未来を思わせる。結婚しました。めでたしめでたし。それはそれでいいと思う。見ていて楽しいし、気持ち良く見終われるのは作品としてありだし、そうするならそれでいいと思う。確かに作品はテーマがはっきりしてわかりやすくなって洗練されたと思う。でも、なんか、自分的には、犠牲になった命が心に懸かって仕方がない。宰相の曲で二人のそしてエジプトの明るく幸せな未来を願い、でも、幸せだけではないという現実も見る。それが真実なのだから。だから、初演のように、ただ幸せな二人を見せて終わるだけではなく、これから乗り越えていかなくてはいけない困難や苦難もあるということも見せてほしい、と思ってしまうのだろうな。相変わらずしっくりこないのは、初演の時のそれがないからなのだろうな。
2017年05月21日
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今日はまた格段に良くなっていました。祐一郎さんの歌声も暖かで伸びやか!素敵でした。感想はまた改めて書きたいと思います。つまらないことですが、ちょっと↘なことがあったので、気持ちを晴らすべく、、、終演後、腕時計とにらめっこしつつ、電車に乗るべくダッシュしてたら、完全に間合うはずだったのに電車は出発してしまいました、、、なぜ、、、なんと!時計が数分遅れていたのでした。去年だったか、劇場で、まだ時間があると思っていたら開演していた!!時と同じ.....結構気に入っている時計ですが、さすがにそろそろダメかも。
2017年05月20日
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