ＣＲＹＳＴＡＬ　ＤＥＷ

　　はい、はい、は～い　おっはよーございま～す

　　お引越しから一夜明けました。

　　いつもは用意周到なワタクシですが、昨日はもうどうにでもなれ～ってかんじで

　　半ばやけくそ気味でのお引越しでした。

　　要・不要、直前まで迷い迷って、

　　「迷うくらいなら残しとけば」という長女の言葉に後押しされ残しました

　　昨日は朝から晴れ。　各地で被害をもたらしていた大雨がうそのようだ。

　　丸ちゃんの声がけで集まってくださった会社の同僚（というには先輩ばかり）が５名。

　　プラス、長女・次女のムコ殿。丸ちゃん入れて男性８人。

　　「わしら、年くっとるけどなぁ～（笑）」といいつつも、さすがです。

　　某大手運送会社に勤務している人たち、力があります

　　ベッドにたんす、あるわあるわ、めちゃくちゃあるわ。

　　心配のひとつだった母。ガタガタしている事情がよくわかってないようだ。

　　母は前もってお願いしておいた知り合い（新居？のお隣さん）の家で預かってもらう。

　　行くのを嫌がっていた母だが、皆がやさしく声をかけてくれてその気になってくれた。

　　「男の人は優しいでねぇ～」と、日ごろ喧嘩ばかりしている私をチラ見しながら言う。

　　ええ、ええ、なんぼでも言っておくれ、好きなだけ。

　　「ちょっと着替えなあかんなぁ～」と口紅こそ引かなかったがまゆ毛は描いて

　　久しぶりにおめかしをした母。

　　「おお～、久しぶりにおしゃれな格好したやん」と長女が誉める。

　　「２０年前買った服やで」　うん、物持ちがよろしおます。

　　口元をほころばせちょっぴりはにかむ母。

　　今夜から隣家で新しい生活が始まるとは理解していないと思う。

　　遊びに行く感覚なのだろう。まあいい。とにかく母をあずけて作業をしなければ。

　　午前中にはほとんどの作業が終わった。

　　真っ青な空の中、汗だくだくになりながら作業してくださった皆様、ありがとう。

　　３部屋のうち１部屋は納戸状態。

　　テレビの配線はひとつだけ。テレビがつかない。

　　母は何度も聞いてくる。何度も繰り返し答えるうちに面倒になって大声で答える。

　　「何もそう大きな声で言わんでも・・・」とムッとした顔して言う母。

　　「明日電気屋さんがくるから待っててよ」

　　そう言ったけど・・・　　はぁ～・・・