ＣＲＹＳＴＡＬ　ＤＥＷ

　　今日は検査。

　　保育園行くついでに送ってもらおうと車に乗り込んだ。

　　保育園の駐車場はこんなです。

　　園庭も同じようなもんかも。今日はゆきだるまをこさえて遊ぶのかな。

　　９時８分受け付け。

　　採血・採尿・心電図・レントゲン。喉と鼻の検査。

　　雪のせいか、患者は少なげ。

　　ほとんど待つことなく終わったのが９時５０分。４０分少々。

　　さてと、帰りはどうするか。

　　晴れ間も出てるし、こないだみたいに歩いて帰ろ。

　　歩道はごらんのとおり。

　　雪道は慣れてるけれどテクテクテクと慎重に。

　　『あと１５分くらいかなー。靴に水、滲みこんでこなええなー』と思っていたら

　　前から一台、軽トラがやってきた。

　　『雪水跳ね返すんやないで』と横によけた。

　　「お」

　　「あ」

　　同級生の○○くん

　　「乗せてったろか」

　　「ほんとぉ　うれしぃ～」

　　軽々しく乗っちゃっていいの？　

　　いいんです。ぜ～んぜん気にしなくていい相手だもん。

　　「ほれ」

　　「あら、助手席乗してくれるんや」

　　「荷台なわけねーやろ」

　　「ありがとー。よかったぁ～　この道歩いとって」

　　「はははは」

　　「病院帰りなんやて」「どっか悪いんか？」「どっか？頭やて」「頭悪いのは前からや、知っとる」

　　「しっつれいなー　うん、顔やて」「顔ぉ？顔かぁ～。それはぁ～・・・それはなー。

　　・・・っと、昔はちっこくて可愛かったな、そういやー。」

　　へぇ～。

　　ワタシ、彼の記憶では可愛かったんや

　　ほんとぉ　ほんとかなー

　　いや、記憶が曖昧になるほど年いってないし、ホントなんやわ

　　んまてyuriso。勘違いかもしれん。大いなる勘違いかもしれん。

　　今の私を見て、かもしれん。

　　昔はちっこくて可愛かったに、今はなんでこんなんて

　　じつにネガティブー　あははは。

　　「歯ぁ悪くて、６本抜くんやて。１週間の入院やて。」

　　「６本抜くってか　ひぇ～～～」

　　「オレもなー奥歯グラグラしとるんやわ。治しようがない言われた。」

　　「人のこと言えんけどさ歯は大事しなかんよ。病院いってきゃーよ。」

　　なんちゃらかんちゃらあっというまの７分間。

　　「ねーねー。家さー、一番奥。行ってくれんの」

　　「奥まで行けってか？おらぁ、バックしなかんのやぞ。頼むわ」

　　「しゃーない。頼まれたるわ、ここでいい。ありがと。」　なんて上からyuriso（笑）

　　「ほんならなー。」

　　「ほんなら。ありがとー　またね。」

　　どっか行く途中やったに、送ってくれてありがとう。

　　○○くん、いい一日でありますようにっ