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きょうは母の命日です。
あの日 は土砂降り でした。
葬儀もしたのに未だ亡くなったと思えない感情が続いている。
どこかにいる。
そういう感覚。
荼毘にふして骨壷にあるそれは紛れもなく母の遺骨だ。
なのに亡くなったと思えないなんて不思議な感覚。
母の死を受け入れられないとか
認めるとか認めないとか、そういうことじゃない。
肉体はなくても魂だけは、ともちがう・・・
ん~・・・
傍にいないだけ、そういことかなー。理屈じゃないんだ。
私の心の中にいますとか、いつも空から見ていてくれます、とか
そういうファンタジックな思いもない。
言葉にするって難しいな~。
『あ~・・・ 最近顔見に行ってないなぁ~・・・元気かなぁ~・・・』というのが
ずっと続いている。
父もそう。兄貴もそう。
母をおもうのと同じ。
どっかにいるんだろうけど、ただずっとご無沙汰しているだけという感覚が続いてる。
天国で三人仲良くしてるだろう、とかだって思わない。何にも思わない。
それぞれ「遠い何処か」にいるんだという思いしかない。
母の居場所はそのときの自分の気持ちで変わるんだとおもう。
なんか・・・
そう思えてしかたないんだもん。