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耳鼻科まで片道１時間余り、ちょっとしたドライブ気分で通っている。
そのとき必ずといっていいほどかけるＣＤが９３年にリリースされた
氷室京介さんのアルバム Memories Of blue 。
数あるアルバムの中でこれが大のお気に入り。
繰り返し聞くナンバーは KISS ME と RAINY BLUE と
Good Lock My Love の３曲。
彼は
２０１４年７月にコンサート活動の無期限休止宣言をし、
今年５月にファイナルを迎えた。
無期限休止の理由は聴覚障害。← 私もおなじ♪ 転職した理由だけど。
右耳の調子が悪かったが、利き耳は左だからそのままライブをやっていたそう。
それが今度は左もある音域だけが聞こえなくなり、氷室さんは自らそれを
「トーンデフ」といってこれ以上やっていくのは無理だと決断したそうだ。
聴覚障害といえば「突発性難聴」もあり、それを患う歌手や役者も多く
カミングアウト？が相次いでいる。
早期に適切な治療をしないと聴力を失う怖い病気で、宝ープ母さんも
発症したことがある。
聴覚障害という点では私もおなじだったが、手術によって改善されたので
ラッキーだとおもう。
おもうけど人間て欲深なもんでね、
もっと鮮明に聞こえるとおもっていたから正直いって今の状態に
満足できずにいる。
聴力検査の結果、「これだけ聴こえれば御の字」と主治医はおっしゃった。
そうなの？だけどやっぱりもっと聴こえがよくなりたかった。
隣室に置いた携帯のブーブーという音に気付きたかった。
家の中で、車のドアを開け閉めする音に気付きたかった。
それに気づく長女や次女、ダンナが羨ましい。
羨ましいけどこれが私の 限度
限界なのかもしれない。
生活に支障がない程度まで改善されたこと、家族や友人の理解も得られ生活
できていることに感謝こそしても、これ以上望むのは贅沢なのかもしれない。
云々かんぬんいう前に基本的なこと、「生きている」だけで丸もうけなのだ。
うん。
