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昔々聴こえていたすべての音を聞きたいだけなのに・・・
私にとっての「すべての音」とはいったいどのくらいあるのだろう。
赤ちゃんが少しづつ言葉を覚えていくように
体験と知識から音の種類や聞き分けができるようになっていった。
私が認識、理解している「音」はいったい何種類あるのだろう。
自分だけが知らない「音」がまだあるかもしれないな。
難聴だということを小中学校のときにはあまり気にしてなかったようにおもう。
母が担任に「席は前の方にお願いします」と言っていたのを聞いていて
『私って耳が悪いんや』とぼんやり意識したくらい。
とくに不便も感じてなかったんじゃないかしらん。
だけど
その状態を「恥ずかしいこと」と思い始めたのは思春期ごろ。
『耳が聞こえない』という肉体的なハンデを知られたくないと思っていた。
友人たちとのコミュニケーションはちゃんと取れてたのかな。
記憶にないだけでおそらく何度も聞き返していたんじゃなかろうか。
話せば楽になるんだよね。
少なくともわかってもらえる。聴こえづらいってこと。
聴こえなくなったことを隠さず言えるのは年齢かな。悟りかな、諦めかな。
補聴器を使うことになっても、その方が今後の生き方に影響がある筈だから
すすんで取り入れようとおもう。
意地を張って人に迷惑をかけ、自分も不快な思いをするよりいい。
補聴器ってピンキリでしょ?お値段が。補助とか受けられるのかな。
私の聴力じゃ障害認定に値しないし・・・
医療費控除の対象になるかとか、もっと調べなきゃ。
いうてもまだ、決定じゃないですけどね。