広島カープ考察

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2023.11.01
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カテゴリ: 野球
『ミス&悪手合戦』

 本日、阪神対オリックスの日本シリーズ4戦目が行われ、阪神が4-3でサヨナラ勝ちを収めました。
初回に先頭近本が山崎福からヒットを打ち、犠打で送って森下がタイムリーと理想的な先制点を奪いますが、2回に頓宮のフェンス直撃の当たりを近本がクッション処理を誤ったことで三塁打となり、一死三塁から紅林の詰まらせた打球がポトリと落ちるタイムリー、昨日の記事でラッキーボーイ的存在と書きましたがこの日も片鱗を見せました。
しかしながらこの場面で何故か前進守備を敷いた事が阪神側の悪手、そもそも才木はフライボールピッチャーですし、この日のオリックス打線は才木の高めに来たボールは誰も捉える事が出来ておらず、ならば高めに投げさせて内野フライを打たせる打ち取り方で良かったはず、結果的に紅林を完全に詰まらせたのにラッキーヒットとなってしまいました。

 2回に二死から木浪がボテボテの内野安打となりましたが、正直ゴンザレスがグラブで捕球してしまったのがある意味ミスだったと言え、アウトにするならば素手で掴んで送球するしかなく、恐らく菊池やMLB選手達ならばそうして恐らくアウトにできたと思います。
続いて才木にまさかの四球を与えたのもミス、ミスが二つ出て近本に勝ち越しタイムリーを浴びました。
そして5回も何でもない犠打を山崎福がまさかの悪送球、これも大山の遊撃ゴロの間に追加点を奪われてしまいました。

 そして7回は何でもない三塁ゴロを佐藤が失策、そして宗ですがはっきり言って高めに投げておけば全く怖くない打者だと思うのですが、何故か高めは投げさせずに低めのボールをセンター前へ弾き返されて同点に追いつかれました。
続いて運命を分けたのは9回のオリックスの攻撃、宇田川が続投する気配を見せたものの森がヒットで出塁してしまい、宇田川を降板させて代打石川を送ってしまった事も悪手だったと思います。

無得点でも宇田川が続投できますし、次はラッキーボーイ的存在の紅林からとなりますし、続く打者は好調な廣岡、焦る必要はなかったと思います。
この判断が後のサヨナラ勝ちへと繋がってしまいます。

 9回はワゲスパックが大荒れ状態、近本に四球を出すと中野の打席で2回も暴投してしまってたちまち一死三塁、中野を敬遠して一死一三塁かと思いきや、まさかの森下も敬遠で満塁策にしましたが、これが最悪手となりました。
そもそもこれだけ大荒れの状態で満塁にしてしまってはワゲスパックはもう直球しか投げる球がなくなってしまいます。
中野の打席の暴投はいずれもチェンジアップで、全く制球できていませんでした。
最後はフルカウントから大山に直球しか投げられずに三遊間を破られてのサヨナラ負け、もしこの場面が一死一三塁(走られて二三塁だったとしても)ならば思い切ってチェンジアップを要求できたと思いますし、基本大山は直球待ちなので恐らく振ってくれたのではないでしょうか?
結果的に敗戦へと繋がる一手となってしまったばかりか、このシリーズ冴えていなかった4番の大山にサヨナラ打を打たれるという今後のシリーズでも響きかねない敗戦となりました。

 「追記」

 通常、確かに満塁策は定石ですが、投手の状態によっては却って苦しくしてしまう事に繋がってしまうという事だと思います。
例えるならば一昔前の「正面で捕球しなさい」というのと似ていると思います。
今では「時と場合によっては逆シングルで捕球しなさい」という指導が行われ始めていますが、状況によって臨機応変に対応していかないと落とし穴に繋がるという良い例だったのではないでしょうか。

定石では確かに「逆転の走者を出す」と表現されますが、打者一人抑えればチェンジなのですから打ち取れる確率の高い打者で勝負した方が良いでしょ?といつも思う次第です。

 今日は何でもないセンターフライを落球したり、サードゴロも弾いてしまったりと、両チーム共に非常にミスの多い一戦となりましたが、ミスや悪手がより多かったオリックスが星を落としてしまったという印象で、昨日とは逆の展開となりました。
ここまで8-0からの0-8、ミスや判断ミスによる自滅からのミスや判断ミスによる自滅とまるでオセロのような展開なのは面白いですね(吉本劇場のつもりなのでしょうか?^^;)。
ただ今日の試合は完全に監督の采配で落としたと言っても過言ではない試合となっただけに(しかも相手の4番を目覚めさせたかもしれない)、これが明日どう響くかでしょうか。

 個人的に気になったのは捕手の配球、昨日もそうでしたが両捕手共もうすこし高めの直球を投げて詰まらせてさっさと片付けるという手を使ったも良いのでは?と思いました。

特に宗は特別パワーのあるわけでも長打を生み出せそうな打撃フォームをしているわけでもなく、他の球種は使わないで高めの直球一本で容易に打ち取れる打者だと思います。
逆に大山は関西地区在住なので阪神戦をちょくちょく観戦する機会がありますが、どの場面でも基本直球一本待ちの選手で、小木田の見え見えの変化球でもあっさり打ち取れる事が多いだけに、最後は変化球で良いのではないかなと思います。

 『TEX情報』

 MLBですが、TEXがAZの猛攻を受けるも何とか11-7で大勝、これにて敵地では何と10連勝、明日はイオバルディが先発、前回は打ち込まれただけにリベンジといきたいところです。
そしてシーガーがこの日も一発、セミエンも昨日目覚めたおかげか今日もタイムリー三塁打と本塁打と爆発、ここに来てのお目覚めは非常に大助かりです。
そしてガルシアに代わって出場したのはジャンコウスキー、出塁率が売りの打者ですが、この日はタイムリーを2本打つなど代役をしっかりと全うしました。









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最終更新日  2023.11.01 23:40:35
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