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『チャンスをフイに』 本日の広島は1-6で横浜に敗れました(動画)。先発黒原は森下が右ひじの張りで登板回避という事態からチャンスを貰ったものの、1番度会に死球を与えて危険球退場となってしまいました。春季キャンプから投球フォームの課題が改善されたのかな?と思ったものの継続できないのか?この日の度会に当ててしまった時の投球フォームを見てみますと、またもや前膝の部分が腕を振り切る前に突っ張ってしまい、右足の形も完全に垂直ではなくかなり斜めの段階で突っ張ってしまっているなど昨季の形になってしまっています。しばらく継続で来ていたので「今季こそは」と期待していただけに、非常に残念です。2番手河野は3回を投げて7安打1死球3失点(7:6:1:1)、3番手大道は2回を投げて4安打1奪三振2失点(3:2:3、1HR)、やはり意外と直球が打者に嫌がられていないところは昨季の頃から変わっておらず、昨季を上回らないと同じでは厳しいのではないでしょうか。4番手塹江はピンチを招くも1回2安打1奪三振無失点(3:1:0)、左打者にも内角へ食い込む球を織り交ぜたいところです。5番手益田は1回2奪三振1四球無失点(0:1:0)、6番手中崎は1回1安打1奪三振無失点でした。 一方野手陣は先発平良に外側からのスライダーの出し入れに左打者が苦しめられ、中盤からはシンカー?気味の球種も織り交ぜられて空振りの山を喫しました。今季初先発の野間が2安打を放ったものの、正直高めの真っすぐという絶好球を思い切り引っ張って長打を打とうとせず、結果としてヒットですが内容としてはちょこんとショートの頭上を押っ付けてのヒットというのは何とも寂しすぎます。昨日も全体的にちょこんと合わせるだけの打撃が多いので打っても単打ばかり、しかも外野手がチャージできるぐらいの打球なので5連打が飛び出しても次の走塁を狙えるような打球でもなく、結果的に機動力も生かせません。かつてもっと鋭いスイングをしていた坂倉が完全に劣化してしまっているのも寂しいですね。結果は出ておらず、低めの変化球で翻弄されてしまっていますが田村のみしっかりとフルスイングできているでしょうか。しっかりと経験を積んでどのように対応していくかを試行錯誤していけるかがカギとなりそうです。 昨日今日と打者の貧弱ぶりが露呈してしまっているように思います。昨季は3連敗しても投手陣は良いものを見せていたので「今季はそれでも良いところまでいけるのではないか?」と記事で書かせていただきました。しかし、今季は投手陣が危機的状況と言わざるを得ず、島内もまた空に向かって投げているような形で投げており、大道もオープン戦での不調が続いている印象、栗林や矢崎もオープン戦そこまで良い投球ができていなかった事、森下が右ひじに張りを訴えていて最悪トミー・ジョンの可能性がある事などを考えると、今季はかなり怪しいのではないか?とまだ明日3連戦の最終日が残っているものの早くも感じてしまうところです。また追い打ちをかけるように新外国人選手2人がそれぞれ負傷で途中交代しており、特にレイノルズは元々左肩の不調で離脱していた時期があり、それが再発した格好ですので一度しっかりと調整した方が良いのではないでしょうか?【4/1まで送料無料!】母の日 お菓子 お返し プレゼント 詰め合わせ ギフト 可愛い スイーツ 洋菓子 お祝い お返し お礼 個包装 のし対応 お供えHFM-30 フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 21個入
2024.03.31
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『待たれる大砲』 本日の広島は3-4で横浜に敗れました。先発九里はヒットこそ8本打たれたものの、変化球中心且つストライク先行の投球を見せ、89球で7回を投げて7奪三振3失点と好投を見せました(8:5:6、内F1、1HR)。二番手島内は2安打に暴投が絡んでピンチを招き、一死満塁から高め要求の直球が真ん中気味に入った事でタッチアップ可能な打球を飛ばされてしまって1失点(1:2:1)、基本的に制球はアバウトなのは分かりますが、島内の場合は担ぎ投げタイプなので最低限高めの直球はしっかりと投げ切れるようになって欲しいところです。 一方野手陣は3回に東を攻め立て、高めに浮いた球を積極的に打って5連打を記録、犠飛も絡んで3得点を奪いました。ただやはり長打力不足である感は否めず、正直高めに浮いたり、長打にしやすい球が来たにもかかわらず、単打に留まってしまうところが弱さを示しているかなと思います。丁度新人度会が高めに浮いたスライダーを叩いてライトスタンドへ持って行ったのとは対照的な打撃となりました。個人的に坂倉が当てに行くような打撃ばかりに終始、初回のレフトフライも打率ランキング2位だった年ならば普通に強振してレフトオーバーのタイムリー二塁打になってそうな球だったのですが…。今日は守備でも拙いプレーが2つあるなど攻守に精彩を欠いてしまったかなと思いました。シャープながらも鋭いスイングを見せていた2021年の打撃は何処へ行ってしまったのか。 開幕戦を見た限りですと、やはり打線の迫力不足が否めないかなと思いました。3番小園は3安打猛打賞で見事でしたが、個人的にはやはり足がグラついてしまうのでどうしても長打になり切れず、レイノルズはやはりタイミングが遅いのか差され気味であり、最後の打席などは前回の記事の通りの打ち取られ方になってしまいました。シャイナーはレイノルズよりは多少可能性はありそうですが、正直デビッドソンよりも期待値は低めとなっており、彼らに多くを望むのは厳しいと思います。そして開幕スタメンに名を連ねた田村ですが、やはり低めの変化球に脆さがはっきりと見て取れ、逆にオープン戦で内寄り~真ん中付近の高めの球が得意なのでそこには投げ込まずに外角高めの方に投げられてしまい、4三振という結果となりました。ここからどのようにして低めの変化球への対応力を身に付けていくか見守っていきたいところでしょうか。 こうなってくると末包の早期復帰が望まれそうで、この日は2番ライトで2軍戦に出場して2安打を記録するなど打撃好調な様子、更に中村奨成も他を寄せ付けない打撃を披露しています。末包の左膝の状態や股関節強化がどこまで上手くいっているのかは分かりませんが、このピストル打線を見せられると一日でも早く復帰して欲しいなと思ってしまいますね。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.03.30
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『画期的な発表』 本日はアジアの野球について見ていきたいと思います。まずはパキスタン、以前の記事にて大学野球リーグの創設や球場建設といった話を紹介させていただきましたが、パキスタン野球連盟のtwitterにて正式にパンジャーブ州に野球専用スタジアムが建設される事が州政府との合意により決定したそうです。これまではパキスタン野球連盟が会長を中心に熱心な普及活動や国際大会への積極的な参加をしてきたものの、あまり政府による理解がなかったそうです。しかしながら今回は遂に地方政府主導で普及や支援が行われる事が決定しており、今後は州内全ての公立学校に野球チーム(野球部みたいなものでしょうか?)ができるそうです。これまであまり支援が得られず、前回のアジア競技大会には予算が下りずに泣く泣く不参加となってしまったパキスタン、しかしながら地道に普及活動やPRをしてきた甲斐があり、プロ野球リーグであるbaseball unitedの創設に加え、州政府の協力も得られるまでになりました。近年野球に積極投資している中国やWBCで注目を集めたチェコのように政府の協力が得られるのはスポーツの普及や発展、振興にはかなり大きな事であり、ようやくパキスタンも野球というスポーツが認められ始めていると言えるのではないでしょうか。 続いては中国、4月6日~4月14日の日程で全国野球選手権大会が開催される事が中国野球に詳しい方のtwitterにて紹介されています。ただこの大会自体は以前にも紹介したのですが、何よりも興味深いのは今回は新たに重慶、福建省の2チームが加わっているという点にあります。その中でも福建省は以前の記事にてドーム球場建設とプロ野球チーム創設の話を紹介させていただきましたが、その新チームのロゴなるものも紹介されています(twitter)。どうやら龍をモチーフにしたロゴですが、これだと四川ドラゴンズと被ってしまいますね…(ちなみにこちらが福建省の野球に関する記事です)。また、現在中国野球リーグに参加しているのは10球団で、新たに加入すると11球団となって奇数になってしまうのですが、しれっと重慶が入っています。という事は重慶にも新たなプロ野球チームが誕生するのかも?しれませんね。こちらも中国政府の野球産業への積極的投資が行われており、中国企業もプロ野球のスポンサーとなるなど認知され始めています(記事)。 WBCでのチェコの奮闘があったので陰に隠れていますが、どちらかと言えば中国が最も野球の普及・発展が急速に進んでいる国なのではないかな?と思います。また、パキスタンを始めとする南アジア、中東でもプロ野球リーグができるなどこちらも目が離せません。アジアも中南米の国々に負けないぐらい熱狂するようになって欲しいですね。\ 早割 クーポン / 母の日 和菓子 プレゼント ギフト お菓子 スイーツ カーネーション 花 花束 食べ物 メッセージカード 花とセット セット 人気 高級 スイーツグランプリ1位 お取り寄せ 栗 100% 岐阜中津川 栗きんとん5個 栗きんとん入り市田柿 干し柿 栗柿5個 送料無料
2024.03.29
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『各国のユース』 本日は中国と欧州のユース世代の情報を少しだけ紹介したいと思います。まずは中国、中国野球の情報について熱心に配信してくださっているtwitterにてU15世代の映像を紹介されています。この選手達は文字通りMLBDCの選手達であり、捕手の二塁送球タイムや遠投、打球速度などが計測されていますが、どの選手も素晴らしい数字が出ていますね(U15で遠投101メートル…、本当なのでしょうかね^^;)。中国は昨年のU15でも日本相手に健闘を見せており、アジア競技大会では社会人選手主体だったものの日本相手に初勝利を収めるなど力をつけ始めています。中国政府も積極的に野球への投資を始めており、ドーム球場や新たなプロ野球チームの創設、最近の新たな情報では中山市にも野球場建設が7月から着工される事が判明しています(twitter)。他には山東藍鯨というプロ野球チームと威海三山広告装飾公司(所謂広告装飾会社)が協力する事も決定するなどスポンサー?なども付き始めているようです(twitter)。これらの動きを見ると、野球というスポーツが中国で明らかに認められ始めている事を実感しますね。 最後に3月27日からスペインのバレンシアでドイツ、フランス、スペインといった国々の野球アカデミー同士で大会が行われているようで、既にフランスとドイツのユースチーム同士が対戦を行ったようです(twitter)。どの国も昨年はWBC本選出場が叶わなかった国で、まだまだ野球が盛んとはいえない国だとは思いますが、チェコのように地道な活動で力をつけてWBC本選へ出場を目指し、まずは政府や自治体から認められる事から始めていきたいところですね。野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.28
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『上々の出来と惨憺たる出来』 本日も2軍の試合を観ていきたいと思います。広島の2軍は5-6でソフトバンクに敗れました(動画、結果)。先発大瀬良は5回を投げて4安打5奪三振2四球無失点、5イニング目は151キロを計測するなど力を入れて投げるなど調整も上々ではないでしょうか。しかし、逆に酷い状態なのが2番手の遠藤、上体が前に突っ込んでいて開きも早い上に球に角度が全くついておらず、いとも容易く打者に直球を弾き返されてしまっています。春季キャンプでも打ち込まれていましたが改善されておらず、個人的にはこのまま投げるよりも2.5軍でしっかりと矯正した方が良いと思います。 一方野手陣では末包が東浜からヒットを放ち、レフトフライも3本処理し、レフトへの二塁打の時もしっかりと走っており、思ったより大分動けていました。この分なら4月上旬に合流できるのではないでしょうか?焦りは禁物ですが、大丈夫そうなのは収穫ですね。ただできれば統計上、打球が多く飛んでくるレフトよりも負担の少ないライトの方が良いのではないでしょうか?そして韮澤がこの日も2安打で絶好調、ただ個人的には2年前でしょうか?特大本塁打を打った時の打撃フォームの方が良いような気がします。現在の打ち方だと長打はそれほど期待できなさそうな打ち方であり、韮澤は俊足という訳でもなく、かと言って四球を多く選ぶタイプでもないだけに、長打をそれなりに打てないと中々スタメンに抜擢しづらいのではないでしょうか。最後に個人的に期待している中村貴ですが、ここまであまり芳しい成績ではありません。以前から少し気になっているのですが、足を上げた際にスッと下すのではなく、何やら膝を内側に曲げてから下す動作がありますね。結果的にこの動作が入る事によってタイミングが少し遅れてしまっているのではないかな?と感じており、この動作を止めてそのままスッと足を下した方が良いのではないかな?と思います。 主力の大瀬良や末包が開幕に向けて順調そうなのは収穫ですが、遠藤がかなり深刻な状態なのが非常に心配ですね。そして取り上げませんでしたが戸根も制球に苦しんで大荒れ、ハッチが謎の戦線離脱状態となっており、新人2投手もオープン戦で結果を残せずに2軍スタートとなりました。今年もドラフトで左投手の指名が必要でしょうね。神戸ピザ3枚セット|6種のセットから選べる ピザ 冷凍ピザ ピザ生地が美味しいと好評 レストラン手作り PIZZA いつでも簡単にトースターで本格的イタリアンの味 スピード調理 忙しい時に大活躍 贈答 ギフト プレゼント
2024.03.28
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『チーム名変更?』 今回は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて見ていきたいと思います。以前にサウジアラビアと提携を結び、3つのフランチャイズが用意された点、カシュ・シェイクCEOがNYで松井秀喜氏と会った事などありました。 そして今回の新情報ですが、既存のドバイ・ウルフズ、アブダビ・ファルコンズのチーム名が変更され、それぞれアラビア・ウルフズ、ミッドイースト・ファルコンズとチーム名となりました。これはサウジアラビア、カタール、バーレーン、クウェート、オマーン、UAEといった国々で構成されるGCC全体にフランチャイズを拡大する事が狙いとの事です(記事)。カシュ・シェイクCEO曰く「この地域には7%の野球ファンがおり、約500万人いると推定される。そして自分達のチーム、地元の雰囲気、存在感、アイデンティティを持つランチャイズを持つ事でGCC6ヶ国全てのファンと有意義な繋がりを持てるようになる」と語っています。つまりのところ、UAE(ドバイ・アブダビ)に限定するのではなく、中東地域の人々達に「オラがチーム」と思ってもらいたいという事なのかな?と思います。確かにインドやパキスタンという人口が多い国が1チームのみに対してUAEが2つ持つというのは少々不自然だった印象だっただけに、この変更も頷けるでしょうか。また、バーレーンやクウェート、オマーンと言った国は人口もそこまで多いわけではない国なだけに、それぞれにフランチャイズを置くというのは難しかったのかな?と思います。ただこの中にサウジアラビアが含まれていますが、記事によれば予定通り3つフランチャイズが置かれる予定となっており、サウジアラビアは対象外なのではないかな?と思います。 そしてもう一つ興味深い新情報としては正式なシーズンは2025年冬に開幕する予定との事で、どうやら今年はシーズンではなく、別の形での試合計画やサウジアラビアの拡張フランチャイズを発表する予定との事です。となると最後の8チーム目の発表は今年は行われないのかもしれませんね。 また、オマーンで思い出すのが名球会とWEB3プロジェクトDAAAMOがパートナーシップを提携して世界に野球を普及する活動を開始するといった発表ですが、スポーツアカデミーの設立にオマーン政府のバックアップと記載されていましたね(記事)。このプロジェクトの進捗状況はどうなっているのか、少し気になるところです。今のところはやはりインドやパキスタン、スリランカといった国がリードしている状況ですが、UAEやサウジアラビア、カタールといった国々は大会を行うなど徐々に野球に取り組み始めており、中東でも野球が盛んになっていく事を期待したいですね。丸三老舗 常陸風土記 6個入【天皇陛下御献上菓】 [ 個包装 和菓子 羊羹 餅入り あんこ ギフト スイーツ 内祝い お祝い お礼 お返し プレゼント 高級 お取り寄せ 茨城 お土産 お菓子 お供え 送料無料 ]【楽ギフ_のし】
2024.03.27
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『待望の復帰』 本日は広島の2軍の試合が行われ、7-2でソフトバンクに勝利を収めました(動画)(結果)。先発玉村は初回に柳町にソロ本塁打を浴びるも6回を投げて4安打1奪三振1四球1失点と好投、全体的にフライが多いなどFB投手らしい投球だったでしょうか。ただやはりFB投手ならば奪三振率を高めていきたいところです。2番手森は3回を投げて4安打2奪三振1失点と好投するも右打者の石塚に内角直球を要求されたものの、真ん中外寄り高めに入って一発を被弾してしまい、やはり昨季からの課題が改善できていないなという印象が拭えません(twitter)。現に被安打4本のうち、3本が右打者となっていますね。それでも7回に佐藤相手に投げた際の内角へのカットボール?はしっかりと投げ切れていますが、グラブをリリースしている際に右胸にある程度抱え込めており、やはりしっかりとグラブを胸付近に抱え込む事を心掛けて欲しいところです。 一方野手陣は末包が2番DHで出場してベテラン左腕和田からライト前ヒットを放つなど復帰早々ヒットを放ちました。打者では7得点を打った中でタイムリーヒットを打った持丸や韮澤がやはり良い形で打てているのかな?という印象です。内田や中村奨成らはもう少し技術面での成長が欲しいかなという印象ですが、内田は昨季より成績を残せるようになっているだけに、ここから上達していく事を期待したいところです。 そして緊急事態として森下が肘の張りがあるという事で開幕2戦目を登板回避、代役として黒原が登板する事となりました。1年目からフル回転してきただけに、少し心配ではありますが、経過を待ちたいところです。それにしても末包が復帰したかと思えば森下が離脱、開幕前からバタバタしています。長崎カステラ お試しセット [ お試し スイーツ 送料無料 ポイント消化 お菓子 和菓子 お取り寄せ ご褒美 おためし 詰め合わせ 個包装] ≪初めての方限定≫ TX601
2024.03.27
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『意外な国で選手権大会』 本日はアフリカと中東(欧州?)?の野球について見ていきたいと思います。まずはアフリカですが、本日~31日までベナン共和国にてブルキナファソ、トーゴを招いてシニア国際野球大会が行われるそうです(twitter)。どうやらこの大会はオリンピック予選も兼ねている?そうなので注目したいところですが、どうやって試合結果や映像が見られるのかが気になりますね。ちなみにこのtwitterの方は以前紹介したベナン共和国の有望株選手であり、ウガンダのカスンバ・デニス捕手のように日の目を見られる事を祈りたいところです。ちなみにベナン共和国の投手の映像も掲載されていますのでご覧いただければと思います(twitter)。また、こちらはベナン共和国の正捕手を務める予定の選手ですね(twitter)。最後にこちらはカメルーンの捕手、カスンバ・デニス捕手と同じくSNS(twitter)でアピールしていますが、このような地域では中々スカウト網に引っ掛からないだけに、SNSで自らアピールしていく必要がある事を実感しますね(デビッド・マトマ投手はSNSでPITと選手契約を勝ち取りました)。 そしてそれ以外のアフリカ地域ではJ-ABSがザンビア、カメルーン、ガーナ、ケニア、ナイジェリアなどと会議を行ったとの事で、今後の動きが気になりますね(twitter、twitter)。 最後に意外なところだとトルコのケメル市にてシニア野球選手権大会が行われていた事が判明、3月7日~10日かけて11チーム、203名の選手が出場したそうです(記事)。記事によれば7月にセルビアで行われる欧州野球選手権大会予選にも出場予定で、代表選手選考にも参考にされるようです。トルコでも徐々に野球の投資が行われ始めていますが、半欧州半中東のような国であり、baseball unitedとは提携するのか興味があります。 「グラブ寄付」 タンザニアにグラブ寄付のお願いがありましたので紹介したいと思います(twitter)。タンザニアではタンザニア甲子園、タンザニア野球リーグなども発足するなど徐々に根付き始めており、更に盛んになっていく事を期待したいですね。母の日 JFS★グランプリ受賞★【 送料無料!とろける生大福セット 10個入】TV雑誌で紹介ふわとろクリーム大福ランキング1位 和スイーツ ギフト プレゼント 贈り物 誕生日 御祝 内祝 お取り寄せ 和菓子 ※本州宛送料無料 父の日 お中元 御中元 ホワイトデー
2024.03.26
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『スペインリーグの展望』 本日はスペインとイギリスの野球について見ていきたいと思います。まずはスペイン、既に開幕しているスペイン野球リーグですが、実際にプレーされていた方がスペイン野球リーグの展望について書かれていますので、興味のある方はご覧いただければと思います(記事)。スペイン野球リーグの正式名称は「リーガ・エスパニョーラ・デ・ベイスボル・ディビジョン・オノール」と言うそうで、結構長い名将ですね^^;。スペインは中南米からの移民が多く渡ってくるようになるなど欧州の中でも特に注目すべき国で、ドミニカ共和国との連携も図る予定となっており、より一層の発展を期待したいところです。 続いてはイギリス、これは野球というよりは野球ゲームなのですが、今年25周年を迎える野球戦略ゲームである「out of the park baseball 25」にイギリス国内リーグの選手が登場するそうです(記事)。他にはMLBやKBO、マニアックなところだとオランダ国内リーグのホーフトクラッセの選手達も出場するそうです。野球が定着していない国では「ルールが難しい」という壁があるものの、近年eスポーツとなっているパワプロやこのような野球ゲームを使って簡単なルールを覚えてもらうというのが現代では一番の近道と言えるのではないかなと思います。 欧州にもプロ野球リーグができたら良いなと以前の記事で書きましたが、個人的に現実的にありえそうなのがWBCで注目を集めたチェコと実はスペインではないかなと以前の記事でも書かせていただきました。その理由はやはり中南米からの移民やその移民二世の選手らが揃いつつある点、ESLBというプロ野球リーグの立ち上げを目指している点などにあります。できればMLB傘下という形でも良いですからプロ野球リーグができたらなと願っています(丁度ヨーロッパにあるアメフトリーグがアメリカのNFLの傘下に入っているので、そのような形になってもらえればと思います)。【チーズハニーラスク1袋増量中!】送料込★神戸のラスク1kg福袋★アウトレット《訳あり》ラスクバリューパック福袋(ご自宅用簡易包装)【神戸モリーママ 神戸スイーツ お取り寄せ わけあり アウトレット SALE お得 お試し 洋菓子 焼き菓子】
2024.03.25
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『巡ってきたチャンス』 本日の広島は3-0でソフトバンクに勝利を収めました(動画)。先発アドゥワはベストメンバーのソフトバンク打線を相手に3回を投げて1安打1奪三振1四球無失点と好投、直球となっていますがツーシームも投げており、スライダーと対になる変化球も投げ、カーブやフォークも投げ分けるなど幅を広げてきました。奪三振数があまりにも少ないところが少し気がかりではありますが、オープン戦でしっかりと結果を残したので開幕でも注目したい投手です。また、育成の杉田、岡田の2人も最終戦ながら登板、杉田はスライダーやカットボールで空振りを奪うなど魅力ある球を投げるものの、できればフォークや他の球種も習得したいところです。 一方野手陣は上本と久保のタイムリーで2点あをあげ、代打松山がタイムリーを放つなど3得点を奪いました。面白かったのは上本と久保の連続タイムリーのシーン、何となくですが2人の打撃フォームは比較的似ていますね^^;。 この日は野間が体の張りで欠場し、思わぬ形で出番が回ってきた久保でしたが、しっかりと2安打を打ってアピールに成功、更に好走塁で二塁を陥れ、センターへの打球も好捕するなど走攻守全てでアピールに成功したのではないでしょうか。試合に出場しながら打撃面でも成長していったように感じており、個人的には上本を若くして外野に専念した選手というイメージでしょうか。それでもまだまだ打撃面で課題があるものの(上本と比べるとスイング軌道、下半身などまだまだです)、その成長に期待して起用される可能性が出てきたのではないでしょうか。田村以外にもようやく少しだけ期待したくなる選手が出てきたのは収穫でしょうか。別冊野球太郎 2024春 ドラフト候補最新ランキング (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.25
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『無風』 本日の広島は1-5でソフトバンクに敗れました。先発森下は初回柳田に2ラン本塁打を浴び、2回にはウォーカーにソロ本塁打、その後も左打者に3連打を許すなど3回5安打3奪三振2四球5失点と炎上しました。前回記事でも触れた懸念が出てしまった格好となり、今のままだと危ない予感がします。2番手床田はこの日も変化球主体の投球でソフトバンク打線を相手に5回を投げて1安打2奪三振1四球無失点と好投しました。ただ気になるのはあまりにも変化球ばかりで、本人も変化球の研究に熱心なのですが、個人的には2005年の小山田氏を思い出してしまいます。小山田氏と言えば出だしの頃はサイドから150キロ前後の直球で押す速球派でしたが、この年の小山田氏も床田同様にスカイシュートなる球種を習得し、それが面白いようにハマった事もあり、変化球主体の投球となりましたが、球速がみるみる低下していってしまいました。そしてそのうち打者にも慣れられ始めてしまい、球速も取り戻せずに芯を失った投球で以降は低迷してしまう事となりましたが、どうもそれと被って見えるのですが…。床田も左から繰り出す145~150キロの直球が軸だったはず、それがいつの間にやら140キロ前半の球速帯で推移してしまっており、ピンチの場面でもギアが上がるというわけでもないのでこれはどうなんだろう?と思います。 一方野手陣は悲惨そのもの、元気なのは小園ぐらいで、この日は秋山が左足踝の違和感があったということで既に帰広した?そうです。そして深刻なのが野間、宇草並の走り打ち且つ引っ張れないので弱々しい打球しか飛んでおらず、明らかに状態が悪く、果たしてこれで大丈夫なのでしょうか?と問われれば厳しいと言わざるを得ないでしょう。長打に拘ると語っていましたが、それがマイナスに作用したのか、昨季のような姿すら見られず、2019年に近いように思います。 個人的にがっかりしたのが試合後の新井監督の発言、「オープン戦とシーズンは別物、どうってことないでしょ」と言ったそうですが、結局昨季の春先や前半戦と同じような幕開けとなってしまうのかな?と感じてしまいました。はっきり言わせてもらいますが、野間も秋山も別にレギュラーを確約するような実力を持った打者とは思いません。口では「競争」と言っておきながら結局入れ替えをしないならばただの出来レースです。野間に限った話ではなく、例えば2軍では中村奨成が打っていますが、確か中村貴浩と同様に2軍に降格させた際に「チャンスはある。結果を残せば再合流もある」と言っていたはずです。それなのに再合流させず、逆に直近の打撃内容があまりにも酷い中村健人はまだ1軍帯同というのは納得いくのでしょうか?捕手にしても同様で、結構お粗末な守備が目立ち、打撃でも結果を残せていない石原が1軍に帯同して存在感を見せた高木が2軍というのはどういうことなのでしょうか?結局ほぼ無風のままシーズンを迎えそうですね。 「KBO情報」 本日、一足お先に韓国プロ野球(KBO)が開幕、どの球場もチケットは完売で満員御礼だったそうです。そんな中で元広島で現在NCダイノズに在籍しているデビットソンが開幕戦で見事にサヨナラタイムリーを放ちました(twitter)。私としてはレイノルズやシャイナーよりもデビットソンの方が明らかに良いと思っていただけに、是非とも広島を見返す活躍をして欲しいところです。それにしても勿体ないですね…。個人的にはタイミングの取り方さえ修正すれば普通に打てる打者になれそうでしたし、何より20本塁打期待できる打者が少ないだけに、何故契約更新しなかったのかが不思議な次第です。レイノルズは昨日の記事の評した通りですし、シャイナーもレイノルズよりはマシなのではないかな?と考えているのですが、遠回りのスイング軌道なので「それならデビッドソンで良くないか?」と思うだけに…。 「追記」 デビッドソンがサヨナラタイムリーを打った際の映像が他にもありましたので紹介しておきたいと思います(twitter)。個人的にデビッドソンの課題だと思っていたはバットをグラグラ揺らす動作があるが故にタイミングの取り方が一定していなかった点にあったと思います。この日の打席では投手が始動した際にバットは垂れ下がった状態から始動し、そこから大きく足を上げると同時にバットも引き上げていきます。この場合のタイミングの取り方ならばしっかりと間を取ることができており、内角高めの147キロ直球という結構難しい球でもしっかりとフルスイングして打球も強い当たりを打つ事ができていますね。ところがデビッドソンの場合、投手が始動した際にバットが引き上がった状態から始動する事があり、この場合だと引き上がっているバットを一旦バットを垂れ下げる動作が加わる事となり、一動作が増えた事によって間を取る事ができずにタイミングが遅れてしまい、差されたりしていました。なので常に前者にになるように打撃コーチがアドバイスなりすれば19本塁打打てたわけですから活躍できたと思うのですが…。スイング軌道やトップの際の体勢など見てもレイノルズやシャイナーよりも明らかに良いなと思うだけに、やはり勿体ないなぁと思ってしまいます。【ポイント10倍】母の日 お菓子 お返し プレゼント 詰め合わせ ギフト 可愛い スイーツ 洋菓子 お祝い お返し お礼 個包装 のし対応 お供えHFM-30 フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 21個入
2024.03.24
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『温度差あり』 本日は今季から新たにウエスタンリーグに参加したくふうハヤテベンチャーズ静岡について見ていきたいと思います。昨日の試合では阪神に2-0で勝利を収めて初勝利をあげましたが、ここまで1勝5敗1分となっており、何よりも四死球連発で、7試合で52失点と特に投手陣が厳しい印象がありますね。 そんなくふうハヤテのお膝元である静岡の地元メディアでは観客動員数が伸び悩んでいるという報道が次々とされているようです(youtube)。こちらの記事で観客数が19日は524人、21日は556人に落ち込んでしまった事を取り上げています。どうやら当初は4000~5000人を見込んでいたとの事で、開幕3連戦でもそれぞれ1631人、1306人、1363人だった事が報道されました。 しかし、個人的な意見を述べさせていただきますと、正直2軍の試合ならば大体土日で1000人前後あれば上出来で、ましてや平日且つデーゲームと言っても12~12時半という極めて難しい時間帯での開催(1軍のデーゲームは13、14時とある程度余裕があるのですが)で500人はかなり多い方なのではないでしょうか。実際、私も学生時代に平日の試合を観戦した経験がありますが、100人いたかどうかも怪しいぐらいの観客数でした。最初の4000~5000人を想定していた事自体に無理があったと言わざるを得ず、何となくですが日本ハムが抜けた後の札幌ドームが2024年以降は黒字にできると豪語していた件を思い起こさせ、やはり役人特有の甘さがあるのかな?という印象です。確かに元々NPBも独立リーグなどのプロ野球チーム自体がない静岡という地域なだけに、その辺りの事情を知らなかったのかもしれませんが、観客動員数の結果の反応に大分温度差があるなと感じますね。 2軍にしては上出来な動員を誇っているくふうハヤテですが、だからと言ってこのままで興行が上手くいくわけでもなく、今のままではかなり厳しいと言わざるを得ないでしょう。打開策としては平日は夕方からの開催、土日は14時からの開催などくふうハヤテやオイシックス新潟に配慮した開催時間を考えるべきなのではないかな?と考えます。とはいえ、やはり1軍がない以上は相当厳しいと言わざるを得ない事はそもそもNPBに参入しているわけではない独立リーグの観客動員数を見れば分かる事です。正直、1軍への新規参入があるのではないかな?とは思っているのですが、このままの状態で来季以降も実施されるのならば破綻してしまいかねないのではないかな?と思うところです。野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.23
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『少しの成長』 本日の広島は2-2でソフトバンクと引き分けました(動画)。先発九里は3回を投げて4奪三振1四球で無失点と好投するも球速が144キロ止まりなのが引っかかるところ、それでも変化球主体の投球でソフトバンク打線を相手にヒットを許しませんでした。3番手塹江は1回を投げて1安打3奪三振1四球無失点、ピンチは背負うも無失点で抑え、開幕1軍はほぼ当確ではないでしょうか。そして最後に投げ益田は栗原からツーシームやフォークを駆使して空振り三振、左打者に対してどういう投球をするのかが課題と書かせていただきましたが、今日のようにツーシームやフォークなど逃げていく球種を駆使して低めに集めていけば大怪我しないのではないでしょうか。この2球種の球速は140キロ台と結構速いだけに、直球は投げずにツーシームとフォークだけで良いのではないかなと感じます。 一方野手陣はレイノルズが4三振と非常に不安、特に1打席目が助っ人紹介記事の際に書かせていただいた通り、「選球眼は良いのかもしれないが、積極的にストライクゾーンに投げ込まれて不利なカウントを作られがちになる」シチュエーションとなり、最後はワンバウンドのフォークに手を出して3球三振となりました。やはりトップの体勢で両腕を奥に引きすぎている点やタイミングがやや遅れ気味なところがどうしても気になるところで、2打席目も4打席目も直球に振り遅れて空振り三振、スイング軌道自体はシャイナーより良いと思うのですが、長打もそれほどあるタイプではなさそうですし、今のままだと直球でカウントを稼がれて焦ったところをワンバウンドの変化球で空振りを誘われるというパターンが常態化しそうで厳しいのではないかなと思います。しかしながらそんな中でも見事な打撃を見せたのが久保、剛腕の杉山から直球を振り抜いてレフトスタンドに飛び込む同点ソロ本塁打を放ちました(twitter)。 最後となる3連戦のうちの1試合目ですが、大きな収穫と言えそうなのは久保でしょうか。春季キャンプの頃の映像と比較すると、足を踏み込んだ際のバットを持つ手の位置が春季キャンプの頃よりも高い位置にあります。少し腕が伸び気味で振っていますが、それでも長打が出るようになったのかなと思います。レギュラーかどうかは微妙なところですが、開幕1軍には滑り込めたと言っても良いのではないでしょうか(他の外野手が酷過ぎたのもありますが…)。ピザハウスロッソ
2024.03.23
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『遂に来日・ゴジラ中東に上陸?』 今回はインドネシアとbaseball unitedの情報となります。まずはインドネシアというよりも九州アジア独立リーグに準加盟する佐賀インドネシアドリームズについて見ていきたいと思います。長らく更新がなかった公式サイトですが、一新されて遂に選手構成が公開されました。instagramなどでも来日した事が発表されており、4月13日に初陣となります。また、このチームにはスリランカの選手も在籍しており、スリランカ国内でも報道されて話題になっているとの事です(記事)。このチームにはインドネシアやフィリピン、シンガポール、スリランカ、パキスタンとシンガポール以外の国の平均月収は高くなく、彼らの国の人々にとっては夢のある環境となるだけに、これらの国々でも野球という競技が注目されてプロを目指す選手が出てくる事を期待したいところです。丁度インドネシアではアジア甲子園も開催されるだけに、相乗効果となる事を期待したいですね。 そしてbaseball unitedですが、カシュ・シェイクCEOがNYを訪れており、何と元巨人・NYYなどでプレーした松井秀喜氏と面会した事をtwitterで明かしました。この感じですと、ひょっとするとリベラやベルトレらと同じく共同オーナーとなる可能性もあるのでしょうか?松井氏はアフリカの野球振興にも熱心で、タンザニア甲子園とも関わりがあるなど精力的な方ですね。誕生すればNPB出身選手で初のbaseball unitedオーナー誕生となりますが、果たして?【3/1 10:00 ~ 4/28 23:59まで!母の日早期購入特典ポイント10倍】 母の日 2024 母の日ギフト 母 母親 義母 おしゃれ 高級 かわいい ギフト プレゼント 内祝い 内祝 パティスリー キハチ 焼菓子8種15個入 送料無料 スイーツセット お菓子
2024.03.22
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『イタリアに続く』 本日はイスラエルの野球について見ていきたいと思います。イスラエルはWBCにも出場しており、2017年は二次リーグに進出、2021年に行われた東京五輪予選にも出場を果たし、昨年行われたWBCも死の組と呼ばれたプールDに入るなど徐々に野球でも度々目にする国になりつつあります。 そのイスラエルですが、歴史的な背景もありますが、ユダヤ人は様々な地域に散らばっており、WBCで主力となる選手たちは主にユダヤ系アメリカ人となる選手達であり、この辺りは近年のイタリアによく似ているでしょうか。そのイスラエルにてこの度イスラエル野球アメリカ連盟(IBA)が発足しました(サイト、twitter)。そしてこのメンバーの中にかつてMLBを代表する選手だったキンズラーやユーキリスなども参加しているようです。この連盟の目的としてはイタリア系アメリカ人野球財団と同様にイスラエル野球協会とパートナーシップ協定を結んでおり、アメリカ大陸でユース選手の育成などを支援していくようですね。 イタリアと同じ方針で、5~12歳というかなり若い年齢のカテゴリも作り、最も野球が発展しているアメリカで選手を育てていこうという意図が見えます。近年ではイスラエル出身の選手がプロ選手になるなど徐々に本土出身もぽつぽつではありますが出てきているだけに、これをきっかけにイスラエル本国でも野球が盛んになる事を期待したいですね。羽二重餅 織福 8個入り 第22回全国菓子博覧会 名誉総裁賞受賞 【ポスト投函可能】 北陸 福井 銘菓 餅 和菓子 スイーツ お菓子 ギフト 贈り物 お土産 お供え 内祝い お返し バレンタインデー お中元 敬老の日 お歳暮 1000円ポッキリ 送料無料 ゆうパケット
2024.03.22
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『投手王国となるかも?』 昨日は韓国ソウルシリーズとしてSD対LADの開幕戦が行われました。結果は5-2でLADがSDに勝利を収め、先発ダルビッシュは制球に苦しんで球数が嵩んでしまい(ピッチクロック違反も)、3.2回を投げて2安打3奪三振3四球1失点と結果的には抑えたものの、やはり先発投手があまり長いイニングを投げられなかったのは痛かったでしょうか?小刻みに継投する策を取りましたが、やはりこれだと誰かが打たれてしまいますね…。また、4番手は楽天からSDに移籍した松井が登板、いきなりピッチクロック違反となるも0.2回を投げて1奪三振1四球無失点に抑えました。ちなみにLADからは元広島のブレイシアが登板、三者凡退1奪三振無失点と好投しました。野手の方では大谷が2安打1打点1盗塁と活躍しましたが、帰塁の際にまさかの二塁踏み忘れでアウトになるというミスもしてしまいました。この試合はラックスの打球をクロネンワースが捕球したかに見えましたがグラブの紐が切れて?通り抜けてしまう珍事も起き、ピッチクロック違反も続出するなど途中までは少し塩試合気味だったかなと思います。 前置きが長くなりましたが、ここでは視点を変えてブラジルの野球情報を見ていきたいと思います。現在試合が行われているブラジルですが、以前の記事でも紹介した19歳のキン・オモサコ投手という有望株が在籍しています(開幕メジャーはならず)。他にはTOR傘下1A+でプレーしている日系三世のパルディーノ投手(過去記事)がMLBオープン戦にも参加しています(twitter)。また、アカデミー出身のマティアス・ユウゾウ・サトウ・ドス・サントス投手がSEAと契約、ジョアン・ガブリエル・マロスティカ投手は独立リーグの栃木GBに入団するなど投手の台頭が多くなっていますね。そして日本球界からは今年のドラフト候補であるヤマハの沢山優介も父親が日本人とブラジル人のハーフでブラジル代表の資格を持ち、昨年行われたパン・アメリカン競技大会での銀メダル受賞に貢献しました。更に現在西武でプレーしているボー・タカハシ投手や元巨人で現MILビエイラ投手、メキシカンリーグでプレーする元巨人ダニエル・ミサキ投手、元広島の仲尾次オスカル投手、先日の日欧野球で潮崎・高津シンカーを彷彿させるチェンジアップを投げたダシルバ投手(twitter)もブラジルとイタリアの二重国籍なので資格があり、詳しい方の情報によればATLのリリーフ左腕ディラン・リー投手もどうやら資格があるようで、投手陣に関しては中々の陣容が揃いそうです。 次回のWBCではこれらの投手らが主力を担ってくれることを期待したいところ、野手では鈴木誠也の同僚であるCHCのヤン・ゴームズやTORのビシェット(昨季.306、20本塁打)らに加え、かつてWBCで楽天田中から快音を響かせたレジナットなどが中軸を担う事となりそうです。また、栃木GBでは左の強打者である23歳のコウチーニョ内野手(twitter)も入団しており、昨日の試合で満塁本塁打を放つなどパワーを見せており(twitter)、NPB入りを目指しているそうです。近年選手の輩出が増えてきているブラジルには要注目しておきたいところです。※ もう一人、レオナルド・ヨシオカ投手も93マイルを計測するなど注目株です(twitter)。\ 早割 クーポン/ 母の日 お菓子 プレゼント ギフト 和菓子 スイーツ和風 個包装 詰め合わせ 高級 スイーツグランプリ1位 お取り寄せ 栗 100% 岐阜中津川 栗きんとん5個 栗きんとん入り市田柿 干し柿 栗柿5個
2024.03.21
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『ハイボールヒッター』 本日の広島は5-6で西武に敗れました(動画)。先発大瀬良は3.0回を投げて4安打3奪三振3四球3失点、序盤は良かったのですが、3回に一挙に3失点を喫しました。そして3番手として育成選手となった岡田が復活登板、151キロの直球を計測するなど球速は復活したものの、1回を投げて3安打1失点でした。グラブを上へ掲げすぎなのが影響しているのか、トップの際も後傾姿勢で解説していた元阪神藤川氏が島内に言及していた「空へ向かって投げるような」形になっており、更に沈み込み過ぎで球に角度もない印象、もう少し振り下ろす形にした方が良いのではないでしょうか。そして心配なのが5番手の大道、この日も不安定な投球で1回2失点で逆転を許して敗戦投手となりました。選手個別記事でも不安視していましたが、今のところ懸念が的中してしまった格好となっています。 一方野手陣では上本やレイノルズが西武新人の武内からライト前タイムリーを放ちました。ただレイノルズはやはり少々振り遅れ気味な印象で、今のままの形だと直球に刺され気味になるのではないかな?と気になるところです。そんな中で一際目立ったのが田村、内角高めのボール球を振り抜いてライトスタンドへ運ぶ逆転2ラン本塁打を放つ見事な打撃を見せました(twitter)。これで3本塁打目ですが、打った球は全て高めの球であり、やはり高めが得意なのでしょう。後は低めの球をどうやって長打にするかを見てみたいところです。 これまでの試合を観ると、昨季勝ちパターンで投げていた救援陣が揃って不安定な投球を見せる事が多く、かなり心配なところです。これは参考になるか分かりませんが、最近MLBの救援投手の登板間隔と球数の直球の球速との関連を調べた研究がなされた事をtwitterで紹介してくださっている方がいました(記事)。研究結果としては登板時の球数を15ー20球に抑え、連投を避ける起用法が理想との事ですので、今後NPBもこのような研究結果を参考にしても良いのかも?しれませんね。ただこれだとできる限り先発投手には長いイニングを投げてもらうか、もしくは2パターンの勝利の方程式の構築が必要となってきそうですが。銀座千疋屋 銀座 ガトーセレクション 6種類 計15個 SK2435 バウムクーヘン フルーツサンド フルーツクーヘン 千疋屋 スイーツ 洋菓子 送料無料 個包装 常温 お取り寄せ 母の日 2024
2024.03.21
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『躍進へのライナー』 本日の広島は1-3で西武に敗れました。先発玉村は初回こそバタバタしたものの、その後は尻上がりに調子を上げ、課題の中盤でも見事な投球を見せて5回を投げて5安打5奪三振1四球1失点と結果を残しました。この投手は序盤こそ140キロ後半を計測する事もあるなどエンジン全開なのですが、いつも中盤以降にバテて掴まってしまう傾向にありましたが、この日は初回に打たれたものの立て直したという点に成長を感じさせます。 一方野手陣は小園が内角低めの球をすくい上げてライナー性の打球がライトスタンドに飛び込むソロ本塁打となりました(twitter)。打球はややライナー性の打球で、この打球でそのままスタンドに突き刺すのは何となくかつての金本氏を彷彿させますね。打ち終わりも金本氏に近いものの、やはり以前にも書きましたが、やはり足が思い切りブレてしまうところが勿体ないところ、ここさえ改善されれば更に凄みを増すのではないかと思っています。 敗れはしたものの、先発候補の玉村や3番打者であろうの小園の成長を感じる試合となり、塹江や矢崎も好投するなど一安心できる試合内容だったのではないでしょうか。特に小園は2本塁打目、元々高校時代に高校対大学で現西武の松本から木製バットでライトスタンドへ運ぶなど長打力を秘めた選手だったのですが、小さくまとまってしまっている印象がありました。しかしながら昨季はようやく長打力の片鱗を見せ始め、今季もまだオープン戦ながら継続できており、今季こそは二桁本塁打を期待したくなりますね。 『二軍情報』 続いては二軍の試合を観ていきたいと思います。広島二軍は4-5でオリックスに敗れました(動画)。先発森は池田に本塁打を打たれて6回を投げて5安打8奪三振1四球3失点、詳細を見ていきますと、結局甘く入ったスライダーを打たれ、それ以外の右打者にもカットボールやスライダーを上手く扱えずに直球とチェンジアップに頼る投球となっているなど課題が解消されていません。オフに球速アップや縦のスライダー云々言っていて「果たして課題はそこ?」といった事を書かせていただきましたが、どうも取り組むべき課題を間違えてしまったかなと思わざるを得ませんね。 一方野手陣では中村奨成がこの日も本塁打を放つなど猛アピール中、正直下半身はそこまで上手く使えているかと言われると微妙ですが、それでも体が少し大きくなっただけでここまで飛ばせるようになるのは飛ばす力を持っている証拠だと思います。そして一番嬉しいのが中村貴浩、この日は2安打を放ちましたが、その中でも2安打目が中村貴浩らしい綺麗なスイングで打ち終わりも昨季の良い形になっており、良かったと思います。一軍は貧打に喘いでおり、熾烈と言われた外野争いも結局のところ…といった状況なだけに、入れ替えても良いのではないでしょうか。 「追記」 オフに中村奨成を指導されていた方のtwitterにて動画が掲載されていました。やはりまだまだ回転する際に下半身が伸び上がる動作があり、まだまだスイングしている際の腕も伸び気味になっており、技術的にはまだまだなところはあります。それでもここから更に良くなっていく事を期待したいところです。ホワイトデー お返し 内祝い ギフト 洋菓子 井桁堂 ガトープルポ16個入00082 新築 お礼 引越し 志 仏事 送料無料 あす楽
2024.03.20
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『もっとスポーツビジネスの魅力を』 それでは欧州野球が発展していくにはどうすれば良いのかを素人ながらに提案してみるというシリーズの最後の記事となります(前回記事1、2、3)。前回は全文にするとかなり長くなったので後編1と後編2に分けさせていただきましたが、今回が最後となります。 最後に取り上げたい部分は野球という競技のスポーツビジネスとしての利点です。率直に言えば野球という競技は儲かるスポーツだという事をもっと欧州各国の野球連盟が各国の政府に働きかける必要があるのではないでしょうか。例えば野球普及のネックとして挙がるのは「用具代がかかる」という点、確かに競技する側からしてみればサッカーやバスケ、バレーボールなどと違って様々な用具を必要とします。しかし、逆に視点を変えて売る側に回ってみたらどうでしょうか?サッカーの場合、極論ですが合計22人プレーする選手がいても売れるのはサッカーボール1つだけで大した儲けになりません。逆に野球ならばこれも極論ですがバット、グローブ、ボールの3つは必要であり、つまりのところサッカー選手22人よりも野球選手1人の方が売上は高く、大げさな言い方をしてしまえば経済効果も遥かに高いのです。 続いてはスタジアムやスポーツ興行の収益、よくサッカー専用スタジアムで問題となるのは赤字になってしまうという点、Jリーグを見ていきますと、基本的に土日のどちらかでしか試合は行われておらず、しかもホームとビジターが交互に行われる形となっています。1ヶ月は基本的に4週ですから単純計算で月に2試合しかホームで試合が行われないという事になり、当然ながらこれだと中々売上を積み重ねるのが難しく、スタジアムだけでなくチームも見ていきますと、実際Jリーグ全56クラブのうち5クラブが債務超過となるなど苦しい経営を強いられています。しかしながら野球ならば基本的任は週6日の日程で試合が行われてNPBなら143試合、MLBでは10連戦以上こなすなど162試合あり、しかもそこからプレーオフ、開幕前にはオープン戦などもあります。つまりのところ、野球という競技は収益を上げやすく、球団経営は好調な球団が大半を占めており、スタジアムにしてもマツダスタジアムは黒字となっています。また、試合が行われる事による経済波及効果もこれだけの試合数が行われますから他のスポーツの追随を許さない程圧倒的なものとなっており、国の経済を潤す役割も果たせる事に繋がります。 欧州各国の野球連盟やこれらの国々の野球に携わる人々のtwitterなどを見ても大体が野球の「競技性としての魅力」や他だと野球を通じての「教育的側面」しか発信しておらず、このような経済的な側面のメリットを提示して発信している人はほぼ皆無だなと感じます。本当に野球の普及や振興、発展を目指すのならばやはり資金源が必要ですが、その資金を生み出す事ができるスポーツだともっと国の政府や自治体などにアピールする事も必要なのではないでしょうか。まずはそういった人材を招聘して野球の競技性の魅力だけでなく、ビジネスとしての側面を訴えていく事がまず何より先決なのではないでしょうか。個人的には賛否両論ありますが、堀江貴文氏のようなやり手の実業家を招聘する事が何より必要不可欠なのではないかな?と思います(動画)。 最後となりましたが、これまでの文章を簡単にまとめて終わりにしたいと思います。・ 欧州野球発展の為にはプロ野球が必要・ その為にはまず野球事業に詳しい実業家の招聘が必要・ 国の政府や自治体にスポーツビジネスの利点を訴えて支援を要請する・ 球団経営に興味のある日系企業など外資系、もしくは起業家などを募集・ 欧州人の特性に合ったルール変更などを行う・ 競合が少ない平日での開催を行って集客を目指す(外食の傍らで来てもらう)・ アジアのような応援グッズや「野球場へ行こう」などの曲なども導入・ イベントや子供も楽しめる球場作りを行う・ 資金に余裕ができればボールパークなどの構想も 後半は既にNPBやKBO、CPBL、ボールパークはNPBやMLBがやっている事だと思いますが、何よりも先決なのはまず売り込む事ではないかな?と思います。単に野球の競技性の魅力や単にスポンサー募集するだけでなく、今後のビジョンやビジネスとしての利点を提示していかないとスポンサー獲得も中々ないですし、政府や自治体の協力も得られないでしょう。幸いチェコはWBCでの躍動を認めてもらい、国から支援すべき競技種目に選ばれただけに、ここを商機と捉えてもっと積極的に動いていってもらいたいところです。 「追記」 例えばチェコにはアマチュアリーグですが、エクストラリーガというリーグがある事はWBCで皆様も知ったと思われます。このエクストラリーガの一部に所属している球団や一部にはない場所をフランチャイズとしている二部以下の球団をプロ化していくのも手ではないかな?と思います。これらの球団が日系企業などの外資系にスポンサーや親会社になってくれるように依頼するのも面白いのではないでしょうか。ただ現在各球団のオーナーは「それだと完全に買収されてしまう」という懸念はあるかと思いますが、ならばアメリカのような複数オーナー制といったシステムを導入しても良いのではないでしょうか。本当に野球を盛り上げていきたいというのならば現状から一歩踏み出す必要があるのではないかなと思います。
2024.03.19
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『韓国代表、希望の兆し』 本日は昨日から行われているソウルシリーズでの親善試合について見ていきたいと思います。LADからは大谷翔平が2試合出場しましたが、いずれも無安打に終わりました。他にもLADには山本由伸、SDにはダルビッシュ有、松井裕樹投手らが在籍していますが、今回は韓国の代表について見ていきたいと思います。 まずはやはりご当地選手であるSDのキム・ハソン内野手、今日の試合では2本塁打を放つなど強打ぶりを発揮、アジアNO.1内野手と呼ばれる韓国凱旋を飾りました(動画)。更にWBC戦前の発言(どうも言わされた?らしいですが)コ・ウソク投手もSDの一員として凱旋、一発を許したものの試合を締めました。そんな中で注目したいのが昨年から台頭している韓国の若手投手達、まず昨日の試合で先発したムン・ドンジュ投手は韓国人で初めて100マイル(161キロ)を計測する投手として有望な19歳の投手です(twitter)。更にこの試合投げたキム・テギョン投手はまだプロ入りしたばかりの18歳、LAD打線を相手に94マイル(151キロ)を計測する浮き上がるような球質の直球で2者連続三振を奪うなど圧巻の投球(twitter)、この日先発したクァク・ピン投手も最速155キロを計測する先発右腕で、こちらもまだ24歳と若い投手です。 WBCでは投手陣の世代交代の遅れが指摘され、アン・ウジンやリュ・ヒョンジンといった投手も不在だった事もあり、豪州代表にまさかの敗戦で一次ラウンド敗退となってしまいました。それでもアジア競技大会以降は投手の世代交代に成功しており、アジア競技大会では優勝して金メダル、アジアプロ野球チャンピオンシップでは日本に引けを取らない戦いぶりを見せたのは記憶に新しいのではないでしょうか。また、アジア競技大会で金メダルを獲得した事で兵役免除された投手らが多くおり、これも追い風となってくるのではないでしょうか。次のWBCではこれらの投手の脂が乗ってくる年齢となってくるだけに、手強い相手となってくるのではないでしょうか。今週末に早くもKBOは開幕しますが、プレミア12を見据えての事だそうで、昨年から強化に取り掛かっている韓国に注目したいところです。WBCでは3大会連続一次ラウンド敗退で、昨季は観客動員数の伸び悩みが懸念されましたが、蓋を開けてみれば意外と観客動員は好調だったそうなので、それに関してはありがたい事ではありますが、故に次の大きな国際大会では結果を求められそうですね。 『ウガンダの若きエース候補』 少しだけウガンダの情報を見ていきますと、102マイルを計測するデビッド・マトマ投手の投球動画がtwitterで掲載されていましたので紹介しておきたいと思います。何度も書かせていただいていますが、ウガンダには日本の独立リーグに在籍する投手やソフトバンクのトライアウトを受けている投手、アメリカの大学に進学して登板している投手など多くの有望株がおり、ひょっとしたら次回WBC予選に選出されるかも?しれませんね。野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.19
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『新たな難敵?』 本日の広島は2-2で横浜と引き分けました(動画)。先発アドゥワは初回に一死満塁のピンチを背負うも石上と蝦名を打ち取ってピンチを凌ぎ、それ以降は5回を投げて5安打3奪三振2四死球1失点に抑えました。結構逆球が多いものの、右打者は腕の位置で打ち難そうな印象、問題は益田同様に左打者に対してどうなのかでしょうか。ただ今日の試合を観た限りだと石上から空振り三振を奪った際の直球はカット気味に食い込んでくる球質だっただけに、あの球を有効に使えれば左打者相手でも何とかなりそうです。ただそれでも度会、佐野らにそれぞれ2安打を許しており、やはり左打者への対策は課題ですが、長打はないところは救いですが。 一方野手陣は新外国人左腕のケイに沈黙、今永が抜けてましたが新たにケイという厄介な左腕が入団してきましたね。 「2軍情報」 本日の広島2軍は8-0で阪神に勝利を収め、結果的に3連戦は2勝1敗となりました(この試合を現地観戦された方が動画をあげてくださっています)。先発黒原は前回教育リーグでは大荒れだったそうですが、それも少し分かるかな?という投球フォーム、この試合では時折前膝が突っ張るタイミングが以前同様に早くなる場面もしばしば見られ、恐らく教育リーグではそれが顔を覗かせたのかな?と感じました。しかしながらこの試合では突っ張るタイミングを修正できている事もしばしば見かけ、結果的には5回を投げて2安打4奪三振2四球無失点と好投を見せました。 一方野手陣は初回に実績ある先発秋山から羽月、W中村、宇草らがヒットを放ち、いきなり3点を先制します。その後も矢野を除いてスタメン全打者がヒットを放つなど阪神投手陣を打ち砕きました。また、この試合では中村奨成がレフトスタンドに叩き込む本塁打、あわやサイクルヒットの3安打猛打賞を記録しました。個人的に阪神で少し心配なのが椎葉投手、結構緩く投げた球が羽月目掛けて投げられてストレートの四球、球速も触れ込みの割には出ておらず、イップスの兆候か何かでなければ良いのですが。打者で心配なのは中村貴浩、ヒットの時も犠飛の時もあまり良い形で打てているようには見えず、迷走状態です。 アドゥワと黒原が揃って好投し、開幕ローテ入りはどちらになるのか気になるところです。また、打者では中村奨成が結果を残しており、1軍に帯同している外野手が揃って結果も内容も良くないだけに、1軍再合流の可能性も出てきたでしょうか。【チーズハニーラスク1袋増量中!】送料込★神戸のラスク1kg福袋★アウトレット《訳あり》ラスクバリューパック福袋(ご自宅用簡易包装)【神戸モリーママ 神戸スイーツ お取り寄せ わけあり アウトレット SALE お得 お試し 洋菓子 焼き菓子】
2024.03.18
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『主力投手への懸念』 本日の広島は3-2で横浜に勝利を収めました。先発森下は3回を投げて2安打1奪三振無四球無失点と好投、しかしながら以前の投球と同じくリリースしている最中に右足甲が地面に押さえつけられず、矢崎のように宙に浮いた形となってしまっています。結果的に低めにしっかりと投げられずに殆ど真ん中付近~高めに集まっていました。森下の強みと言えば高めに威力のある直球を投げる事ではありますが、同時に低めに変化球を投げるだけでなく直球も投げ込んで見逃し三振を奪える事にもありました。それが1年目の奪三振率にも繋がっていただけに、年々それが薄れつつあるのが気になります。更に大道も左足を着地させる前に右足を爪先立ちさせるなど少し投球フォームの部分に狂いが生じている印象、矢崎、栗林らもピリッとしない投球、前回日本ハム戦で先発登板した九里も投球フォームが固まっておらず、ハッチもツーシームなどがあると思っていたのですが高めにばかり投げ込むばかりで現状アンダーソンと変わらず、床田も球速があまり出ていなかったのが気になります。開幕まであまり期間がないですが大丈夫でしょうか?主力投手らがここまで軒並み懸念材料が噴出する状態となっています。 一方野手陣はシャイナーが2安打1四球とようやく当たりが出始めています。秋山は現状前足をかなり我慢できている印象で、この日も逆方向に好捕されましたが強い三塁ゴロを打っています。ただ打撃結果は最近6試合で16打数4三振2安打1四球で長打なしで打球もゴロばかり、移籍1年目の時からBB/Kの極端な落ち込みを指摘しており、杞憂だと思いたかったのですが昨季も同様の打撃内容で期待とは程遠い打撃成績に終わりました。そして現状でも打撃内容は改善しないところを見ると、もう西武時代の打撃を期待するのは難しいと言わざるを得ないでしょう。 ここまでのオープン戦での戦いぶりを見ると、勝敗こそ5勝5敗でまずまずの結果ですが、それぞれの内容を見るとお世辞にも良いとは思えず、正直最下位の可能性も十分出てきていると言わざるを得ないかと思います。特に野手陣で引っ張っていけそうな人材がおらず、期待の田村にしても課題の低めの変化球にやはりバットが空を切ってしまうなど弱点がはっきりしています(見極めるか、カットするかして辛抱して欲しいところですが)。末包もさすがに開幕は無理という自己判断を下して4月中での復帰となるなど期待していた強打者不在も大きく響いています。正直なところ中日の方が細川の打撃フォームはしっかりしていて今季も期待できそうですし、中田も昨季の打撃フォームに戻して復調気配、村松も良い形で打てているなと感じ、石川など期待株もおり、投手陣も大野や梅津らの復帰などが見込め、上昇していける可能性を秘めているように感じます。秋季キャンプからホークアイによるデータ収集がなされて参考にしているという話を聞きますが、正直なところ個々の打者の打撃フォームや投球フォームを見る限りあまり活かされているとは到底思えない状況(益田などはどう見ても昨季後半の方が良かったですし、中村健人などは最初だけ宮崎に寄せていますが、肝心のトップの体勢は昨季と全く変化なし、矢野も相変わらず引っ張れずに追い込まれてからはひたすら逆方向)に危機感を抱いています。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.03.17
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『野球以外の魅力発信も必要』 久々となりますが、欧州野球が発展する為にはどうすれば良いのかを素人ながら提案してみる、というシリーズの最後の記事となります。前回までの記事はこちら(1、2)にありますので宜しければご覧いただければと思います。最後のシリーズは野球のルールや観戦での振興、それ以外での部分にも触れてみたいと思います。 まずは野球のルール部分ですが、野球の魅力と言えばやはり「間」のあるスポーツだという点、サッカーやバスケなどでは盛り上がる場面が一瞬で過ぎ去ってしまうのですが、野球の場合はチャンスの場面では皆が盛り上がり、逆にピンチの場面では固唾を呑んで見守るという時間が長く、そこが売りだと思います。ただどうも欧州の人々はそれを「止まっている時間が長い」、「試合終了まで長い」という声が聞かれ、実際MLBやNPBといった各国プロ野球でも試合時間の長さにはメスを入れ始めており、実際MLBではピッチクロックを導入して時短に成功し、結果として人気面でも上昇が見られ、アンケートでも概ね好評だった事も判明しました(前回記事)。現代の「若者はタイパ重視」と言われていますが、我々のような中堅以上の世代も知らず知らずのうちに染まっているのかもしれませんね。しかしながら野球が盛んな国以上にそのような印象を持つ欧州の人々ならばより時短を重視する必要性があると思われます。そこで個人的には『7イニング+ピッチクロック』などが良いのではないでしょうか。ちなみにMLBの延長戦を除いた平均試合時間は2時間40分なので160分、単純計算で1イニング辺り約18分という事になるので7イニング制ならば126分で、約2時間で試合終了となります。参考資料としてプロのサッカーの試合時間は前半後半合わせて45分、ハーフタイムが15分、アディショナルタイムが5分前後加算されるので約2時間となり、サッカーと同じ試合時間となるのです。これならば欧州の人々でも野球に関する不満もある程度改善されるのではないでしょうか。 続いては野球観戦についてですが、ありきたりですが盛り上がる為にはアジア式の応援歌を流したり、チアの導入なども必要となってくるのではないかな?と思います。実際チェコで開催された欧州野球選手権大会では太鼓などで応援したり、応援グッズなどを配布して子供も楽しめたそうで、まずは楽しんでもらう事が大事なのかな?と思います。ただ個人的により大事だと思うのは「まず球場に来て野球に観てもらう」事が大事であり、「平日での開催」が打開策となるのではないかと思います。日本とは違って野球があまり盛んでない国で週末に開催しても他に選択肢があるので野球は選択肢に入らなくなってしまいます。しかしながら平日ならば皆仕事があり、明日も仕事が控えているので選択肢は外食ぐらいしかないはず、なので「外食のついでに野球」といった感覚で野球観戦してもらうのも手ではないでしょうか(その為にも飲食を充実させる必要があるでしょう)。こちらの動画で堀江貴文氏が「野球は酒のつまみでお花見みたいなもので良い」と語っていますが、野球好きの私は決してそんなことはないですが、スポーツビジネスの観点からだと確かにその通りだと思います。特に野球は平日開催が可能で、週に6試合、MLBならば10連戦以上行われますが、そこが野球の興行としての強みだと思いますが、欧州では最大の強みを活かしきれていないように思います。 とりあえずは2つ程挙げさせていただきました。やはり盛り上げていく為には不満や機会提供の二つが大事となってくるのではないでしょうか。そして次回が最後となりますので、もうしばらくお付き合い願えればと思います。
2024.03.16
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『今年も当たり?』 今回は広島の2軍について見ていきたいと思います。本日、ウエスタンリーグが開幕しましたが、結果は1-13で阪神に大敗しました。先発野村は久々に映像を見ましたが、下半身の形がバラバラで肩の開きも早く、角度もついていないなど厳しい状態でした。2番手新家は左打者相手にサイドハンドで投げるも大荒れの内容、以前にも書いたのですが、サイドハンドは止めて振り下ろす投球フォーム一本にして改善すべきところを矯正していった方が良いのではないでしょうか。3番手松本は投げ終わった後の体勢が1年目の頃よりも良くなった印象、1年目の頃は左膝が突っ張らずに少し折れた形だったのですが、現在はしっかりと突っ張り、右足が豪快に引き上がっていますね。野手の方では韮澤が2安打を放ちましたが、正直以前よりも魅力が半減しているのかな?と感じてしまいました。 続いては2軍の若手打者の映像がyoutubeにてありましたので見ていきたいと思います。まずは昨年ドラフト2巡目で指名された内田(動画)、鈴木誠也と自主トレしたという事で楽しみにしていたのですが、正直この映像を見る限りではまだまだ道は険しそうだなという印象を受けました。下半身はあまり使えておらず、スイングも遠回り気味と結構厳しいですね。続いては今年育成ドラフト2巡目で指名された佐藤(動画)、こちらはまだフォームが固まっていませんが、打ち終わりはスラッガーのような豪快な体勢となっているので楽しみに待ちたいと思います。ただ個人的には構えの際にもう少し両肘に余裕を持たせた方が良いのではないかな?と思いました。続いてはロベルト(動画)、教育リーグにて本塁打を打ったシーンですが、かなり強烈なドアスイング…というよりかは最早横振り?となっていますね。ただ前肩を内側に捻りすぎるという動作はなく、下半身もそこまで悪いというわけでもなさそうなだけに、スイング軌道だけある程度改善していきたいところです。最後はドラフト4巡目の仲田(動画)、最初は苦戦気味でしたが、後半はスイング軌道も悪くない形で打てているように感じ、ボール球はしっかりと見逃す事が出来ています。前足もブレないで打てており、中位以降で指名された高校生にしては案外技術面はしっかりしているのではないでしょうか。 2軍戦は非常に残念な結果となりましたが、仲田が案外早く頭角を現してくれるかもしれない?と思いました。仲田はドラフト4巡目、ドラフト4巡目と言えば現在売り出し中の田村や正捕手の坂倉など該当しますが、仲田もそれに続くことができるでしょうか?注目です。JFS★グランプリ受賞★【 送料無料!とろける生大福セット 10個入】TV雑誌で紹介ふわとろクリーム大福ランキング1位 和スイーツ ギフト プレゼント 贈り物 誕生日 御祝 内祝 お取り寄せ 和菓子 ※本州宛送料無料 母の日 父の日 お中元 御中元 ホワイトデー
2024.03.16
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『baseball 5の影響?』 本日はフランスの野球について見ていきたいと思います。ミスターベースボールというサイトにてフランスの野球リーグであるディヴィジョン・1についての書かれた記事が掲載されたので見ていきたいと思います(記事)。 今年パリ五輪が行われますが、残念ながら野球は実施競技から外されました。しかし、記事によればフランスで全国的に野球への関心と認知度が高まってきたそうで、野球をやりたいと思う子供達が増えてきた事を明かしています。これは簡易版野球、手打ち野球と呼ばれるbaseball 5の影響が大きいのではないかな?と思われます。実はbaseball 5の世界ランキングトップは何とフランスであり、この競技自体もフランスが提唱したものであり、野球やソフトボールへの入り口になり得る競技として導入されたものです。実際、世界大会でもフランスは上位に入っており、好結果を残しているからこそ子供達もそこから興味を持ち始めてきているのかな?と思います。 今季からディヴィジョン・1のルール変更としては1部が10球団から8球団へと減少しますが、試合数が28試合に増えて総当たり戦となるそうです。また、試合に出ている9人中5人はフランス人でなければならないとするルールを設け、更に週末に行われる2試合の18イニング中7イニングはフランス人が投げなければならないルールを設けました。これはNPBなどで設けられている外国人枠と同様で、フランス人選手の機会確保の為の措置だと思われますが、これもフランス野球の底上げを図る意図が見て取れますね。ちなみに独立リーグのBC神奈川にも在籍し、WBCフランス代表としてプレーした経験を持つ杉浦投手のtwitterでも触れられています。また、モンペリエでは打てる日本人遊撃手を募集していたそうで、こちらもtwitterで触れられていました。 今回の日欧野球ではフランス人選手はいませんでしたが、日本の独立リーグにもフランス人投手が入団し、昨年はMLBからアメリカの大学リーグでプレーしていたフランス人投手がドラフト指名されるなど徐々にではありますが、前進しているようですね。オランダやイタリア、スペイン、チェコ、ドイツ、WBCでチェコと同じく初勝利を記録したイギリスの陰に隠れているものの、フランスでも徐々に盛り上がっていく事を期待したいですね。
2024.03.15
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『期待株の一発・課題の露呈』 本日の広島は4-4で日本ハムと引き分けました(動画)。先発床田はツーシームに頼らない投球を実践しているそうで、スライダーも125キロ前後のものと130キロ後半(記事ではカットボールとなっていました)を2種類使い分け、チェンジアップも多投するなどすっかり変化球マニアとなりましたね。日本ハム打線を相手に3回を投げて2安打2奪三振2四死球無失点でした。ただ球速があまり出ていないのは引っかかるところで、昨季は肘に不安を抱えながら投げていた事を明かしており、それが原因で球速が低下していたのかな?と思いますが、この日も球速があまり出ていないので肘の方は大丈夫なのかが気になるところで、投球フォーム自体もかなり脱力した投げ方になっていますね。 そしてサブタイトルの通り、課題を露呈させてしまったのが益田、左打者に連打を浴び、細川には四球、スティーブンソンにも犠飛を浴びるなどいずれも左打者にやられました。以前から「左打者への投球が課題」と書かせていただきましたが、正に不安が露呈する格好となってしまいました。確かに右打者は打ち難そうなのですが左打者はさほどでもなさそうで、そもそも球自体が高いので容易に打たれてしまうだけに、左打者には直球ではなくツーシームの方が良いのではないでしょうか。ただそれ以前に左打者にはもっと低めに投げる意識を持たないといけないと思います。 逆に塹江は失点こそしたものの、左打者への投球にありがちな直球とスライダーだけではなくチェンジアップなども織り交ぜるなど工夫した投球、河野も昨季までは右打者には直球とスライダーしか投げていませんでしたが、フォークやシュートなども織り交ぜるなど工夫が見られました。ただ塹江はやはりリリース時や投げ終わった体勢のグラブの抱え方が一定になっておらず、制球面の向上の為に固めていきたいところです。 一方野手陣は期待株田村が何と2打席連続の一発を放ち、完全に開幕スタメンを手中にしたと言って良いのではないでしょうか。打ち終わった後の体勢は鈴木誠也や大谷翔平といった領域には達していないものの、一昨日の記事で小園が4安打を放った際の動画を載せましたが、小園と比べると田村の場合、スイングしている最中は前足がブレずに回転しきっているのがお分かりいただけるかと思います。2打席連発本塁打の時は少しブレてしまっていますが、小園程大きく動くといった事がないのも比較してみれば分かるかと思います。前足を地面に着地させて回転するからこそ特大の一発となるなど飛距離も十分に出るのだと感じ、以前の特集記事でも触れましたが、小園が15~20本塁打打つ為に改善させねばならないのはこの部分だと感じ、できれば田村のような形になってくれることを願いたいですね。そして田村は同点のチャンスの場面でも浮いたフォークを捉えて同点のタイムリーヒットを放つなど値千金の一打を放っています。この時の打席は1発目同様に前足がブレずに地面に着けたまま回転できていますね。 この日は田村デーと言っても良い程、相手ファンにも印象付ける活躍ぶりでした。何よりもエースの伊藤大海や150キロ後半を連発するザバラから本塁打や同点タイムリーヒットを打ったというところは見事です。以前から思っている事ですが、田村は真ん中やや高め~高めの球を得意としているのかな?と感じます。その分低めの球は体勢を崩されがちになるだけに、そこが最後のステップとなるのかな?と思うところですが、近年は球数を考慮した継投策の時代なので積極的にストライクゾーンに投げ込んでくる傾向が強いだけに、低めは最悪カットか体勢を崩されながらも拾うぐらいに留め、甘く入った球をしっかりと仕留めるというスタンスでも良いのかな?と思います。今日はその甘い球を逃さずにしっかりと捉える事ができたのではないでしょうか。贅沢 ピザ 5枚セット 明治 北海道 十勝 生モッツァレラ 使用 【贅沢ピザ】
2024.03.14
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『春瀬良』 本日の広島は6-1で日本ハムに勝利を収めました(動画)。先発大瀬良は最速151キロの直球を投げ込むなど順調そうで一安心、変化球主体の投球で2回に突如制球を乱すもヒットは許さず、3回を投げて3奪三振2四球無失点でした。この試合一際輝きを見せたのが斉藤、前回の巨人戦では2回7安打2四球6失点の大炎上という結果に終わりましたが、この試合では最速156キロの直球を投げ込むなどヒットを許さずに3奪三振1四球無失点と見事な投球を見せました。この試合では上体が突っ込むのを修正してきており、しっかりと振り下ろしたフォームに様変わりしていたのも良かったと思いますが、右足が三塁側に下りてしまう場面もあり、そこを修正できれば更に凄い投手になるのではないでしょうか。6番手滝田は149キロの直球を投げ込むなど光る一面は見せたものの、大学時代からの制球難が顔を覗かせて大荒れの投球内容、この日は投げ終わった後が前回の登板と違って体が大きく三塁側に流れてしまっていましたね(やはりまだフォームに安定性がないという事でしょうか)。7番手益田は見事な火消しを披露、塹江との対になりそうな存在で、かつての遠山・葛西コンビを彷彿させますね。危ない場面に来る球が多いのですが、やはり右打者は対処し難そうに見えますね。 一方野手陣は堂林とレイノルズがそれぞれ一発を見せるなどようやく待望の長打が飛び出しましたが、何より侍ジャパンに選ばれた根本から打てたのは収穫でしょうか。足を踏み込んだ際には既にバットを出し始めており、更に内角やや低めという一番本塁打が出やすいコースということもあり、特大の一発となりました。 大瀬良が手術明けではあるものの、順調であることが一安心で、今季も得意の春先では安定した投球が期待できそうですね。そして斉藤もしっかりと結果を残しており、開幕1軍ではないかもしれませんが将来大黒柱になってくれそうな期待感を抱かせました。益田は個人的に少し怖い印象はあるものの、右打者には強さを発揮しており、塹江が対左ならばこちらは対右として目処が立ちそうですね。
2024.03.14
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『先を行くKBO・MLB情報』 本日は韓国プロ野球(KBO)とMLBについての情報を見ていきたいと思います。まずはKBOですが、NPBと同じくオープン戦戦が行われている最中ですが、自動ボール・ストライク判定システムを導入しており、投球追跡成功率が99.9%を記録した事を発表しており、2024年から1軍の試合で正式に導入される事が決まったそうです(記事)。KBOは以前から一早くビデオ判定導入に踏み切るなどフットワークが軽く、良いと思ったものはすぐに取り入れており、今回もアメリカ独立リーグやマイナーリーグで導入されるとすぐに動きました。また、これ以外にもMLBですでに導入されたピッチクロックも導入されており、平均試合時間が2時間35分と23分短くなるなど時間短縮にも成功した事を発表しました。ピッチクロックに関しては台湾プロ野球(CPBL)やチェコのエクストラリーガでも導入が決まっており、やはりNPBは遅れてしまっていると言わざるを得ず、やはり一早く導入した方が良いのではないでしょうか。確かに「間」を楽しむスポーツではありますが、時代のニーズに合わせる事も必要だと感じ、そもそも指名打者制度の導入や昔は九球だったのが六球、現代の四球へとなるなど様々なルール変更が行われてきた柔軟性のある競技なだけに、その辺りも柔軟に考えていくべきではないでしょうか。 続いてはMLBですが、昨年物議を醸したベースを塞いで走者にタッチしたプレーを取り締まる為にNPBが設けたブロッキングベースをMLBでも導入する事が決まりました(記事)。日本基準が初めて導入された事となる…とありますが、フレーミングも昔の「ミットずらし」が源泉だと思うので初めてというわけでもないのではないでしょうか(フレーミングはあくまでもストライクをストライクと判定してもらう為の技術という声もありますが、実際のMLBを見てみると露骨にミットずらししていますからね^^;)。また、OAKはラスベガスへの移転が決まっているのですが、ラスベガスに誕生する新球場のデザインが発表されています(twitter、記事)。シドニーを想像させるような形の球場ですね。 それぞれのプロ野球リーグの動きをまとめてみました。また、3月20日にはソウルシリーズとして大谷翔平や山本由伸擁するLADとダルビッシュや松井が在籍するSDが開幕戦を行います。SDには共にWBCにも出場したMLB屈指の守備力を誇るキム・ハソン内野手や今年からFA移籍したコ・ウソク投手が在籍しており、アジア勢の活躍も楽しみですね。1戦目はLADが移籍してきたグラスノー、SDは何とダルビッシュと発表、2戦目はLADが山本由伸、SDはマスグローブが先発予定と発表されました。いきなりダルビッシュ対大谷、山本対キム・ハソンが対決するなど非常に楽しみですね。 そして最後にMLBの明るい話題でですが、野球の競技人口は1670万人で公式最高記録となったそうです(記事)。観戦などの数字も上昇したことが発表されるなど「野球人気低下」と言われがちですが、実際は競技面でも観戦面でも上昇が見られるそうですね。ただ『プロ野球』の場合は興行なのでどちらかと言えば観戦面の方が大事だと思いますが(というのも競技人口は確かに高いに越した事はないですが、上のレベルに進めるのは僅か1~2%の上澄み層で、後の人口は将来的に観戦に回る人々、言い方は悪いですが「競技する人ではなくなる」のであまりそこの上下には意味がないと思います)、肝心の観戦面でも若年層の割合が上昇しているだけに、32球団拡張へ弾みとなるでしょうか。
2024.03.13
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『不動の3番へ』 本日の広島は4-4で日本ハムと引き分けました(動画)。先発九里は7.1回を投げて6安打4奪三振1死球2失点、ただ投球自体は投球フォームが定まらずにバラバラだったのが少し気になりました。投球フォームが安定するにはもう少し調整が必要に見えました。二番手塹江は追い込みながらも江越に死球、その後に細川を内野フライに打ち取った時と死球を与えてしまった時ではやはりグラブの抱え方が異なっており、内野フライの時はグラブが体から離れているものの、徐々に引き上がって体の近くに据える事ができていおり、この形で固めていった方が良いのではないでしょうか。 一方野手陣はレイノルズや坂倉らがタイムリーを打ちました。ただレイノルズはトップの際に背中が見えすぎているのではないかと感じ、ボットを持つ手が頭の右側からはみ出しており、直球には差し込まれやすそうな印象を受けました。シャイナーはこの日も2三振と投手ゴロと奮わない結果となっており、このままだと「デビッドソンを残しておけば…」となる日が確実に訪れそうです。そんな中で一際目立ったのが小園、5打数4安打の見事な固め打ちを見せました(動画)。少し面白いのが追い込まれてからの打撃、前足を思い切り踏み込んだ際にはもう既にバットが出ている事が多い小園ですが、最後のレフト前タイムリーの際は我慢できているように見えます。打撃スタイルは積極的に打ちに行くスタイルですが、追い込まれてからこのように我慢する形を継続できればBB/Kなどの改善が見込まれ、更に打率も急上昇していくのではないかな?と思われます。 今日は最終回にお粗末な守備が見られましたが(以前から持丸は野手に専念した方が良いと思っているのですが)、小園がそれをかき消す見事な活躍を見せてくれました。ただあくまでイメージですが毎年オープン戦は好調なものの、いざ開幕するとパッタリと打たなくなってしまっているように感じるだけに、今季こそスロースターターを返上して欲しいところです。巷では田村を前田二世と呼ばれるようになっていますが、個人的には小園こそが前田二世なのではないかな?と思っています。
2024.03.12
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『サウジアラビアの裏で』 本日はインド亜大陸の野球を見ていきたいと思います。先日、前回の記事でも書かせていただきましたが、サウジアラビアとbaseball unitedが提携を結ぶと同時にフランチャイズを3つ置かれる事が決まりました。元々リヤドに球場を建設中だったのである程度予想はできましたが、まさか3つもフランチャイズを置かれるとは予想外でした。したがって追加される4球団のうち3球団はサウジアラビアが決定しましたが、残る1つはドーハで開催予定とされていたので恐らくカタールではないかと思われます。これで8球団のうち6球団は中東地域という事になりそうですが、やはり資金力に余裕のある国が選ばれたのかな?と感じます。丁度UAEもサウジアラビアもカタールも野球に取り組み出していたのでタイミングも良かったのかなと思います。 そんな中で同じくbaseball unitedと連携を取っているパキスタンですが、twitterにてパンジャーブ大学に新たに野球場を建設中との事で、更に2025年にはパキスタン初の大学夏季野球リーグが開幕する予定との事です(twitter)。将来的にはインドやスリランカ、アフガニスタン、ネパール、バングラデシュから大学野球チームを招待する事も考えているとの事です(twitter)。パキスタンは野球アカデミー(twitter)も開校されており、昨年行われたアジア野球選手権大会にも有望な投手が数人出てくるなど徐々に草の根活動が実りつつあるようです。今後は欧州のようなアマチュアリーグもできればより試合経験を積む事ができるのではないでしょうか。 続いてはインド、インドと言えばクリケットリーグのイメージが強いですが、実はインドも野球人口はそこそこいるようで、既に小さい子供達が野球をプレーする割合も徐々にではありますが増え始めています(twitter)。また、パキスタンと同じく野球連盟(twitter)も存在しており、パキスタンと同様にbaseball unitedと連携を取っています。ちなみにインドでは大学野球や選手権大会(twitter)(twitter)などが開催されており、baseball unitedのショーケースにも参加したアクシャイ・モア投手は大学野球でMVPを受賞しており、球速も91マイルを計測するなど実力も十分な投手で、もう一人のサウラブ・ガイクワッド投手は92マイルを機計測するなどこちらにも有望な投手はいます。聞いた話によると、野球とクリケットを兼任している選手も多いそうで、これまでは野球に目指すべき場所がないので高校生になるとクリケット一本になりがちだったそうですが、これからは野球にもプロ野球ができただけに、野球を選ぶ子供も増加や途中から野球に復帰するという選択も新たに生まれてくるだけに、野球人口が更に増加する事を期待したいですね。 最後はスリランカ、こちらはbaseball unitedではなく、インドネシアで発足したNEOアジアプロ野球リーグの方になりますが、野中寿人氏が発信した情報では新たに4人の選手と契約した事が発表されました(ブログ記事)。ブログの情報によると、エース投手と中軸3名の野手が新たに加わるとの事で、どのような選手なのかが楽しみですね。baseball unitedの方にはショーケースにハシャン外野手が参加しており、スリランカのプロ野球選手は5人になりましたね。 「追記」 新しい情報としましては巨人がJICAと連携を取ってバングラデシュで野球指導を行っていたとの事です(twitter)。独立リーグにもバングラデシュの選手が入団し、baseball unitedにもバングラデシュの選手が1名選出されており、ある投手は最速144キロを計測するそうなので、こちらも楽しみですね。 確かに中東諸国でもドバイカップなどが開催されて徐々に野球選手が増えているのだろうと思われますが、やはり現状で主体となりそうなのはインド亜大陸の選手達なのではないでしょうか。ショーケースでは元MLB選手やマイナーの選手達が多く集まりましたが、やはり人気を博そうとするのならば当該地域の選手達がプロ野球選手になる事は必須ですし、中東地域にフランチャイズが偏ったのも恐らくは自国の野球の底上げをしたいという思惑があるからだろうと思われます(前回の記事にて台湾のBFA会長が打ち明けていました)。その為にも草の根レベルでの選手育成は必須で、まずは小学生、中学生、高校生、大学生の段階で経験を積む場を作っていく必要がありますが、今回パキスタンでそのような動きが見られ、更に他国の選手も参加させてお互い発展していこうという意図が見えたのも感心させられます。元々パキスタン野球連盟の会長は普及に熱心で、そもそもカタールやサウジアラビア、イランなどに働きかけたのもこちらの会長さんであり、長年の夢だったプロ野球リーグ創設もようやくその第一歩を踏み出す事に成功しており、正に「行動は力なり」を体現していますね。baseball unitedが誕生して野球で夢を掴む環境ができた西アジア地域で野球がどのように発展していくのか非常に楽しみですね。野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.12
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『小園海斗』 本日は久々に広島の選手を見ていきたいと思います。今回は小園内野手、昨季は春先精彩を欠いて2軍降格しましたが、7月に復帰して以降は打撃の成績は上向きになっていき、最終的には80試合に出場して打率.286、6本塁打、OPSは.749と規定打席には到達していないもののキャリアハイの数字となりました。 まずミートですが、290打数38三振で7.63と高い数字を記録しており、2021年の7.88に近い数字となりました。続いて選球眼ですが、IsoDは.030と非常に低い数字なので四球を選ばずに積極的に打ちに行くタイプなのは変わらず、BB/Kは.263と非常に低く、やはり小園の最大の欠点は選球眼の脆さにあるのかな?と思われます。そして長打力ですが、IsoP.148と.150に近い数字を記録するなど遂に中距離打者の範疇へと到達しました。 続いてbatted ballですが、122GB:90FB:21LD:13IFFB:6HRとなっており、GB/FBは1.12とややGBの方が高いものの、以前と比べると大分フライやライナーを打つ割合が増えており、今後も継続して欲しいところです。そして打球別打率ですが、GB打率が.279、FB打率が.284、LD打率が.857となっており、GB打率がFB打率とさほど変わらない数字となっていますが、これは内野安打の多さが原因ではないかなと思います(34GB安打中11本が内野安打)。長打力を増しただけでなく、元々足は速い方なので内野安打で安打を稼ぐことができるというのも一つ強みですね。次に打球方向ですが、レフト方向が41、センター方向が42、ライト方向が49となっており、右投左打の選手にしては珍しくライト方向への打球が一番多い結果となっていますが、基本的には満遍なく打ち分けるタイプでしょうか。そして打球方向別打率ですが、レフトへの打率が.366、センターへの打率が.405、ライト方向への打率が.735となっており、全体的に少し物足りない結果となっており、まだ打球が外野手に捕球されてしまう理由があるのかもしれませんね。 最後に打撃フォームですが、こちらの動画から見ていきたいと思います。やはり広島の中でも屈指のスイング軌道の良さを誇っているように思います。ただ個人的な印象だとバットを振り始めるのが少し早いのかな?という印象で、前足を完全に着地した時には既にバットが下りて来ています。この辺り選球眼が非常に悪い宇草と少し似ているのかもしれず、積極的に打ちに行くタイプなのでIsoDはともかく、依然としてBB/Kが悪いのもこの辺り原因があるのでしょうか?また、これは以前から気になっている点ですが、スイングしている最中に前足が我慢できずにブレてしまい、最終的に動いてしまっています。末包の時も比較したのですが、鈴木誠也(動画)は終盤一発を量産しましたが、レフトスタンドへ完璧な本塁打を放った際は全く前足がブレず、最後に振り終わってから爪先が投手側へ向いていますね。この動画では高く引き上がって完璧な本塁打かな?と思いきや、案外スタンド前列に着弾してしまっているのも下半身がブレてしまっているからなのかも?しれませんね。 2軍暮らしがしばらく続いたものの、長打力を増すなど結果的にパワーアップして帰ってきた小園、今季は3番遊撃手としての期待がかかります。ただ現状だとやはり選球眼やアプローチ部分での脆さがまだ残っており、1年間しっかりと3番を務められるのかが少し不安はあるでしょうか。もう少し選球眼の悪い部分や鈴木誠也のように前足を我慢できるようになれば一段と長打も増えるのではないでしょうか?個人的に小園のポテンシャルはもっと上だと思っているだけに、今季は3番打者として頼れる存在となり、3割15~20本塁打、OPS.800は越えて欲しいなと思います。【送料込み】クワトロフォルマッジ・ロッソ5枚セット※北海道、沖縄は別途送料 ☆ ギフトにも最適 福袋
2024.03.11
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『昨日と同じ』 本日の広島は0-3で中日に敗れました。先発ハッチはやはり高めに球が集まり、初回に先頭大島に二塁打を浴びた後、失策の後にディカーソンにレフト前タイムリーを浴びて失点しました。それ以降は抑えて3回を投げて4安打2奪三振1四球1失点と好投しましたが、今のままだとアンダーソンとほぼ変わらないかな?という印象を受けるのでもっと変化球を増やしても良いように思いますが。二番手河野はディカーソンに一発を浴びて2回1安打1奪三振無失点、一発こそ浴びたものの全体的に投球内容は良かったと思います。右打者相手にもフォークを使うなど昨季の課題を改善しつつあるのかなと思います。三番手益田は1.1回を投げて1安打1奪三振1四球無失点、やはり右打者には強さを発揮できているように思います。五番手島内は1回を投げて2安打1奪三振1四球1失点、結局変化球はチェンジアップのみなので新球習得は上手くいかなかったのかな?と思います。 一方野手陣は何と僅か3安打で無得点、それもそのうちの1本は内野安打に終わり、貧打ぶりが深刻な状況となっています。ようやくシャイナーが二塁打を打ちましたが内容はあまり良くなく、本来ならば思い切り引っ張って豪快にレフトスタンドにまで飛ばせる球だったと思いますが、振り遅れて右中間へと飛んでいます。シャイナー自体も打ち終わった瞬間の体勢が何やら「あっち向いてほい」の形となっており、要するにボールを見ようとしすぎて振り遅れてしまったという事だと思います。元々荒くともパワーを見込んで獲得した選手なのでこういった傾向になると少し不安な気がします。 昨日と同じくやはり野手陣の成長をあまり感じない試合となりました。そしてもう一つ懸念として挙がってきたのが先発、昨日のアドゥワにしても今日のハッチにしても今の投球ならばリリーフの方が良いのかな?と感じる次第で、森も結局課題を改善できずに直球と縦の変化球2つで勝負しがちでこちらもリリーフっぽい投球、益田もリリーフへの配置が決まりました。先発ローテ入り確実な投手を除き、競争していた中で今のところ1軍の先発で投げても大丈夫かな?と思えたのは黒原のみとなっており、野球の核となる先発と打者が共に不安となるとかなりシーズンが怪しいのではないでしょうか。
2024.03.10
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『もう少し深掘り』 引き続き、前回の記事の続きを書いてみたいと思います。前回ではこれまで通り欧州選手を主体としたプロ野球リーグの創設が必要ではないか?という意見を出させていただき、その為には外資系企業や外部の実業家(主に日系企業や堀江貴文氏やbaseball unitedの創設者カシュ・シェイクCEOといった方々)の誘致が必要だとしました。ではどこを拠点とした方が良いのか?という点ですが、個人的にはスペイン、チェコ、日本の3つが候補地ではないかな?と思います。 まず候補地を絞った理由としては『人件費』の問題、こちらのサイトに世界各国の平均年収が掲載されているのですが、こちらのサイトでは日本の平均年収は581万とされていますが、実際に公開された平均年収は458万円なので123万円程の乖離がありますね。それを照らし合わせた場合、イタリアやオランダ、ドイツ、フランスだと日本よりもかなり平均年収が高いのでハードルが高いですが、スペインなら日本とほぼ同等(サイトの平均年収600万)、チェコは日本よりも安い(469万円)のでハードルはまだ低い方でしょうか。ちなみにインドネシアの平均月収は2.9万円、インドネシアプロ野球リーグを立ち上げましたが、インドネシアならば物価はまだ安い上に人件費も非常に安いので確かに狙い目ですね。 そしてもう一つは野球がある程度盛んかどうかという点にあります。スペインは以前の記事でも詳しい方の記事を掲載させていただきましたが、スペイン語圏且つ野球強豪国からの移民が急増し、その二世選手が誕生しています。更に以前からこちらでも紹介させていただいているESLB(知らない間にサイト更新、instagram)という欧州にプロ野球リーグ創設を目指して活動している(中々苦戦しています)団体も6つのフランチャイズを見ると主にスペインやポルトガルに3球団置いているだけに、ESLBの存在をプロ野球に興味を持つ日系企業や実業家に知らせてお互いが連携を取れば面白いのではないでしょうか。ちなみに前回の記事でもスペインに進出している日系企業は非常に多いですね。 続いてチェコですが、上述の通り平均年収が一番安いので人件費も多少は嵩みにくく、球場も改修こそ必要でしょうがある程度のインフラは整っているのではないでしょうか。何よりもWBCで自国内でも注目が上がりつつあってメディアでも取り上げられるようになり、欧州野球選手権大会では史上最多の観客動員数を記録し、視聴者数も非常に多かったそうです。その影響もあり、政府は優先的に支援する競技種目に野球が入ったというのも大きく、国や自治体との協力が見込めそうで、日本ではJリーグやBリーグなどが自治体の支援を受けてスタジアムやアリーナを建設していますが、そういった協力が得られやすいかもしれません。何よりも既に日系企業が千葉ロッテとのプログラムでスポンサーとなった企業もあるだけに、この辺りが強みとなるでしょうか。 最後は日本、こちらの場合はNPBという巨大な存在があるという点はネックですが、他の独立リーグとは違って欧州選手主体(別にアフリカや東南アジアの選手が入っても良いと思いますが)となるリーグで一線を画す構想にすれば興味を持ってもらえるのではないかな?と思います。そしてこれは元千葉ロッテの里崎氏が自身のyoutubeにて提案されている事を少し借りますが、静岡や新潟を筆頭に長崎、熊本、岡山、京都、大宮、川崎辺り候補地にしても良いかもしれませんね。利点としては既にプロ野球を開催できる球場インフラが整っているという点や日本で立ち上げるので日系企業や日本の実業家すんなり入ってきやすい上、野球ファンが多い日本なのでNPBとの差別化がしっかりとできれば根付く可能性もあるのかな?と思います。既存の独立リーグは客観的に見ると、どうしてもNPBから漏れた選手というイメージがついてしまい、活躍してもドラフトで指名されて抜けてしまったりするのでどうしても定着しにくい部分がありますが、そもそもが外国人主体のリーグなのでNPBと同じようにドラフトやFA制度を設けてある程度定着させる事も可能かと思われます。 一応候補地はこの3つを挙げさせていただきました。ただ改めて見ると円安の影響がここでも直撃してしまっていますね。助っ人選手の年俸高騰も問題となっており、しかもMLBが32球団に拡張するのがほぼ既定路線となっている状況で、更に良い選手を獲得する事がこれまで以上に難しくなるでしょう。なので尚更こういった欧州球界の選手の重要性が上がってくるのではないかなと思います。野球太郎No.049 2023ドラフト総決算&2024大展望号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.10
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『素人なりに考えてみる』 今回は少し変わった企画として「海外で野球を発展の為にどうすれば良いのか」というのを素人なりに考えてみるという企画です。きっかけとなったのは以前紹介したtwitterの件、こちらの方はヨーロッパの野球情報を翻訳したサイトを立ち上げています(きっかけは欧州野球選手権大会を観戦されてとの事とtwitterにて投稿されています)。昨年はWBCでチェコ代表選手達の奮闘から始まり、同国内で開催された欧州野球選手権大会でも史上最多の観客動員数を記録するなど大きな躍進を遂げました。しかしながら現状でもまだまだ野球が盛んとまでは言えず、逆に中国では野球への投資が盛んに行われ、中東地域にはプロ野球が創設されました。となると以前の主張通り、やはり欧州にもプロ野球リーグが必要なのではないでしょうか。 ただプロ野球リーグ創設と言っても資金面での問題が出てきますが、現状の欧州経済事情は景気低迷が続くなどあまり芳しいものではなく、日本を抜いたと報道されたドイツですら2024年もマイナス成長となる事が予測されており、そんな中であまり盛んとはいえない野球にスポンサーや投資しようという動きは極めて厳しいのかなと思います。となると、ここでターゲットとしたいのは外資系企業、特に日系企業だと思います。 実は他国のプロ野球リーグやプロ野球球団に日本企業が出資した事例は過去記事にて紹介しましたが、2つあります。まずは豪州プロ野球リーグ(ABL)ですが、そこに参加しているブリスベンという球団に日本人オーナーが誕生しており、ブリスベンの株式を取得しましたが、かなりの割合を占めるぐらいの株式を取得したとの事で、その際の記事(1、2)を紹介したいと思います。そして同じく昨年にインドネシアプロ野球リーグとなるNEOアジアプロ野球機構が創設されましたが、このプロ野球リーグを創設した際に出資したのが日本企業です(記事)。こちらは日本国内の話ですが、NPBファームリーグ拡大構想で2球団が新たに2軍戦に参加するなど球団を持ちたいという日本企業や団体は複数あるのです。 しかしながらNPBは中々1軍の球団拡張には消極的姿勢を崩しておらず、実際大手企業のビズリーチなどは説明会に参加したものの、やはり1軍への道筋が見えないからか申請しなかったようです。他には堀江貴文氏やサイバーエージェントなどもプロ野球経営に興味を持っていると聞いており、堀江氏に至ってはNPBとは別に独立球団を立ち上げたのはご存知の方もおられるのではないでしょうか(動画1、2)。ならばこれらのプロ野球経営に興味のある企業や実業家の方々を欧州野球に誘致して親会社、もしくは資本提携、スポンサーになってもらうというのも一つの手なのではないでしょうか?特に堀江貴文氏らやり手の実業家などは様々な策もあるだけに、連携を取ってプロリーグ運営のノウハウなどを学ぶのも良いかと思います。※ baseball unitedを立ち上げたカシュ・シェイクCEOのような実業家を招くのもありちなみに日系企業の欧州進出状況調査(サイト)が発表されていますが、これを見ると欧州主要国にはかなりの日系企業が進出している事が窺えますね(スペインが案外多めで、チェコも多い方)。他には欧州地域ではなく、日本を拠点とした独立リーグを新たに立ち上げますが、NPBと完全差別化する為に欧州の選手を主体とした欧州プロ野球の立ち上げなども面白いのではないでしょうか(過去記事)。上記2つの案を書いてみましたが、どちらの構想もメリットとしてはトップリーグを運営できるという点にあり、まず前者の方は欧州には完全なプロリーグがない(寧ろドイツに至っては選手が参加費を払って参加する形になっています。note)わけですから自分達がNPBのような存在になれるという点にあります。続いて後者ですが、これは上記の過去記事に書かせていただいたので見ていただければと思います。 そして我々個々人でできる事と言えばやはりtwitterで書かれているように有料化されたチェコの野球中継への課金だったり、グッズ購入、欧州野球の魅力を発信・拡散などを行っていければと思います。現在人気youtuberが欧州野球旅(twitter)といった企画を立ち上げいます。以前にも書きましたが、こういったそこそこ名の知れた方々が欧州野球の動画などで宣伝してもらい、色々な人に見てもらう事で巡り巡ってスポンサー獲得や欧州地域各自治体、有名人の目にも触れる事に繋がると思います。かつてピコ太郎が一世を風靡しましたが、あれもジャスティン・ビーバーがtwitterで「お気に入り」としして紹介した事で瞬く間に拡散されて世界中で再生されたのは記憶に新しいでしょう。実際、WBCでのチェコの野球に感動したからこそ千葉ロッテとのベースボールブリッジも提携され、そのスポンサーに名乗り出た企業もありました。そういった意味ではこういった地道な拡散活動も我々のような庶民でもでき得る一つの支援ではないかな?と考えています。 「追記」 また、その為にも欧州各国の野球連盟はtwitterなどのSNSで日本語アカウントを作ってアピールしてみるのも面白いのではないでしょうか?ABLやパキスタン野球連盟が日本語アカウントを立ち上げて積極的にPRしており、特にチェコは日本語アカウントを作っても面白いかもしれませんね。 「追記」※ とりあえず考えをまとめたもの・ プロ野球球団を持ちたいと思う日系企業、実業家を欧州に誘致する・ こちらで欧州版NPBを創設できる事をPRしてみる・ 欧州経済が芳しくないので親会社を持つ企業型スポーツの方が良いかも・ もしくは日本で新独立リーグ・新球団設立を目指す団体に欧州主体を提案する・ 個々人では欧州野球の情報を積極的に引用や拡散する・ 欧州各国野球連盟も日本語アカウントを作る・ そのアカウントで誘致を呼び掛けてみる野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.10
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『抱いていた違和感』 本日の広島は2-2で中日に引き分けました。先発アドゥワは3.1回を投げて1安打無四球無失点と好投、最速147キロを計測するなど145キロ前後の直球に加え、スライダーや復活させたカーブを駆使した投球でした。ただやはりリリース時にグラブが完全に体から離れているので危ない球も多くあり、やはり長いイニングとなると怖いなという印象、それでもしっかりと体を使って投げているので打者を差し込めてはいるだけに、どちらかと言えばリリーフの方が良いのでは?と思いました。二番手塹江は150キロを計測する直球で圧倒、四番手野村は3回を投げて3安打2奪三振2四球2失点と苦しい投球、五番手はお披露目会の一人となった杉田が登板、1回を投げて1安打1奪三振無失点と初デビューを飾ったものの、今日はあまり良い形で投げられていない印象でした。 一方野手陣は侍ジャパンを経験した田村が早速スタメン出場して2安打を記録、ただ映像を見ている感じだと開くのが少し早いのかな?とい印象で、低めの変化球に翻弄されているなど課題も見受けられる打撃内容だったのではないでしょうか。元々右足を踏み込む際に既に爪先が投手の方を向き気味なだけに(パキスタンやフィリピンといった国の選手達と同じ様な踏み込み方)、素人考えですがその辺り影響しているのかも?しれません。下半身の形も左足がブレたりしており、その辺り長打が中々出ない理由かもしれません。また、シャイナーがこの日も無安打で連続無安打記録が継続中、ただ特別悪い感じではないのですがスイング軌道自体遠回りなので打ち損じが目立っています。そして秋山がレフト前ヒット、元々野間や宇草らと同じく走り打ちタイプで、この日も走り打ちの形になりましたが、足元が我慢できていて逆方向に強く振ることができていたように思います。ただこれが我慢できなくなると力のない二塁ゴロなどを量産するので常時レギュラーではなく、週に3か4日ぐらいのスタメン出場で考えていきたいでしょうか。 春季キャンプでは「外野陣の争いが熾烈」といった事が書かれており、内野でも林や矢野など話題として出てきました。しかし私は春季キャンプの頃から一貫して「投手は思わぬ収穫が多いので底上げできそうだが、野手は乏しいように感じる」とブログでも書いており、徐々にオープン戦でそれが露呈してきたのではないでしょうか。野手で名前を挙げるとすれば久保や高木ぐらいで、その2人自体もまだ1軍のレギュラーを窺うといった存在ではないと思います。田村は元々昨年から注目されていた選手ですので底上げといえるかは微妙で、寧ろ中村貴浩が悪くなってしまい、末包も故障で今のところ出場機会がないなど寧ろ弱体化しているとさえ感じます。正直、今日の試合を観ていると少しまずいなという印象はぬぐえませんでした。 昨日の日欧野球ではチェコのフルプ外野手やスペインのエンカーナシオンといった有望な若手選手(25歳、24歳)のポテンシャルが高そうでしたが、彼らはそれぞれ独立リーグやイタリアの野球リーグでプレーするなど決して恵まれた環境ではありません。しかしながらこの2人は今の広島の若手やドミニカアカデミーから育成選手らよりも間違いなくレベルは上でしょう(正直ラミレスやロベルトよりもフルプ、エンカーナシオンを育成選手で契約した方が有望では?とも思います)。にもかかわらずNPBという恵まれた環境でプレーしている機会を与えてもらっているだけに、その事にもっと感謝して日々の練習に励んでところです。【スーパーSALE!ポイント3倍!】ピザ 小麦粉 ピザ粉 カプート サッコロッソ クオーコ1kg !
2024.03.09
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『今後の欧州野球の展望は?』 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。一昨日から日欧野球が行われ、残念ながら2試合連続無得点に終わりましたが、2戦目は日本投手陣の完全試合達成の裏で欧州投手陣が奮闘して日本打線を僅か5安打2得点、それも自責点は0と見事堂々と亘り合いました。球速は各投手が145キロ前後を計測し、ダシルバ投手はかつてのヤクルトの守護神高津監督や西武の黄金期を支えた潮崎氏を彷彿させるようなチェンジアップ(あれシンカーでは?)を投げる投手がいるなど興味も惹かれ、着実にレベルアップしている事が窺えます。※ このような記事が掲載されたいましたので是非ご覧いただければ幸いです。そんな欧州の今後の動向について見ていきたいと思います。 まずは東欧と北欧、今回の日欧野球では東欧や北欧出身の選手が参加しませんでしたが、MLBが北欧出身の選手を対象とした育成キャンプが開催されました(twitter)。西欧や中欧では同じような育成キャンプが開催されていますが、東欧や北欧で開催されるのは珍しい事で、元広島のネバラスカスも登場しています。特にフィンランドはコンスタ・クリッカ投手がbaseball unitedでドラフト指名(ネバラスカスもドラフト指名されました)されて恐らく今年のリーグ戦に参戦する事が予想され、ポーランドはWBC出場を目指してポーランド系アメリカ人をリクルート中です(twitter)。チェコ野球もそうですが、東欧は社会主義体制だった為に野球の普及が遅れたのですが、逆に言えば全く新しい無地の状態ともいえる環境なので変なしがらみもなく、大きく伸ばせる余地があるという事でもあり、そこに期待したいですね。※ ポーランドからは5名の選手が参加したそうです(twitter)。 続いてはチェコですが、MLBにてこのような記事が掲載されていました。WBC戦後、千葉ロッテとチェコ野球協会がベースボールブリッジを提携し、チェコ代表の打撃コーチが来日して千葉ロッテのキャンプに参加しました。今後はチェコの選手が来日して知識や技術などを学ぶ予定されており、更に再びチェコ代表が侍ジャパンと再戦する事が期待されており、何と次戦は欧州で行われるかも?しれないそうです。これまでは日本で開催されてきましたが、欧州での開催は非常に有意義なものとなるのではないでしょうか。そして地に足のついた興行としての取り組みとして、これまでは無料だったチェコの野球中継が有料化する事に踏み切り、将来に向けた更なる投資を行っていくとの事です(twitter)。オランダ野球に詳しい方の情報ですが、以前にも書いたのですがホーフトクラッセはプロ化を進めており、チェコもその流れに乗っていければと思います。※ チェコ野球協会もtwitterで発表されています。 そして欧州野球の現状や課題となる記事(1、2)がそれぞれ掲載されていますがです。今回の日欧野球で投手コーチとして参加した元オリックスのマエストリ氏がインタビューされていますが、曰く「プレーしている選手はたくさんいる。しかし教え方を知っている人が十分にいない。野球を指導できる人が必要」と話しており、昨年ドイツでプレーした元千葉ロッテ・阪神・横浜の久保投手と全く同じ事を言っていますね(以前の記事)。そこでマエストリ氏は「日本人が欧州でアカデミーを開いてくれたら素敵だね。オリックスのアカデミーができたら最高だよ。もしくはNPBが指導者を毎年派遣してくれたら嬉しいね」といった発言をしています。広島がドミニカアカデミーを設立しているようにNPBが共同出資でアカデミーや育成リーグなどを設けるといった事やMLBのように上記の育成プログラムを開催するといった取り組みがあっても良いのではないでしょうか。現状でもあれだけの球を投げる事ができる投手は揃っているだけに、上手く導けばNPBのエース級にもなり得る投手はいくらでもいるのではないでしょうか。野球が盛んな国として何かしらできる事を探って欲しいなと思います。※ 欧州野球情報を積極的に配信されている方の意見もtwitterにありました。※ オランダではハーレム・ベースボールウィークという大会が開催予定です(twitter)。※ チェコではプラハ・ベースボールウィークという大会開催予定です(twitter)。※ どちらも大学日本代表が出場します。
2024.03.08
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『発展を願って』 本日の日欧野球は2-0で日本が欧州に勝利を収めて2連勝となりました。本日の先発は広島がドラフト1巡目候補との1人としてリストアップしていた関西大学の153キロ左腕金丸投手(twitter)、制球良く151キロを計測する直球とフォーク、チェンジアップなど縦の変化球が冴えて2回4奪三振無失点でした。投球フォームは「今永を彷彿させる」という声が聞かれますが、見た感じだと確かにテイクバックこそ今永に似ていますが、腕の位置はスリークォーターでクロスファイア気味に投げ込んでくる投手なので今永とは少し違う印象を受けました。ただグラブを抱え込めていないところは気になるでしょうか。2番手は愛知工業大学の157キロ右腕中村投手(twitter)、広島はまだ名前を出していませんが、東海地区は広島が力を入れている地域なのでリストアップはされているのではないでしょうか。155キロ前後を連発するなど剛腕ぶりは見事ただ腕の位置はスリークォーターなのでオーバーハンドのホップする球質ではなさそう、スライダーが冴えているので今後はツーシーム辺りも必要ではないでしょうか。日本投手陣はそれ以降も欧州打線に安打や四球を許さず、見事完全試合を達成しました。 一方の欧州投手陣はドイツの投手が印象残りました。先発はドイツのエース的存在と言われるソルバック投手、トミー・ジョン手術を経ての復帰登板となりましたが、最速148キロの直球にカットボール、ナックルカーブ、チェンジアップとオーソドックスな本格派右腕で、2回を投げて1失点(自責点0)に抑えました。そしてのシューラーもドイツの投手、サイドハンドから最速149キロの直球を投げ込むなど面白そうな投手でした。他にはイタリアの大ベテラン投手ダシルバも146キロの直球に110キロ台のチェンジアップで翻弄するなど光りました。それ以外の投手も全体的に145キロ前後(最速140キロ後半)を計測するなど日本打線を僅か5安打に抑え込むなど動く球を駆使して日本投手陣に負けじと見事な投手リレーでした。 日本の投手陣のレベルはやはりトップクラスと言っても過言ではないと思います。近年益々投手の高速化が進んでおり、山本由伸がまだMLBで投げていないにもかかわらず破格の契約を勝ち取るなどMLBからも高く評価されています。 そして欧州代表ですが、若い打者や代表で中軸を任される打者には光るものがあり、今日投げた投手達はアマチュアとは思えない投手達でした。昨日の記事でも書かせていただきましたが、本来ならば「今後が楽しみ」と言いたいところなのですが、欧州にはセミプロリーグやアマチュアリーグはあれど、プロ野球リーグがないのが実情です。欧州にプロ野球という環境がないので多くの試合で成長を重ねていくという事が難しい上に野球で生活設計できない、専念する事が難しいという点がどうしても足を引っ張ってしまうのです。かと言ってMLB挑戦かと言われると、やはりそこまで達しているわけではないと思います。それでも日本や韓国、台湾、メキシコなどならば自国でプロ野球選手になれるのですが、彼らにはプロ野球選手になれる環境がないのが何とも言えないもどかしさを感じてしまうところです。 欧州の野球を更に発展していくにはやはり環境の改善が必要で、今回参加した選手達ならば十分プロ野球選手としてプレーできる実力はあると感じますし(NPBに所属している数多の選手らよりも彼らの方が実力は上だなと感じる選手は何人もいました)、欧州の各国のリーグは年間20~50試合弱と少なめの環境ですが、仮に日本韓国台湾のように動作解析や年間100試合する事ができれば今の状態でもこれだけのプレーができる選手達ですから更なる底上げも期待できるのではないでしょうか。今日の試合はチェコでも放送され、イギリスやイタリア、スペイン、ドイツ、フランスなど欧州各国でもストリーミング配信されていたそうなので、このような国際試合を機運にプロ野球リーグができる事を願っています。現在ESLBという欧州プロ野球の立ち上げを目指している組織もあるだけに、何とか上手くって欲しいですね。WBC チェコ代表 キャップ 2023 World Baseball Classic 59FIFTY Cap ニューエラ/New Era ネイビー
2024.03.08
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『日欧の若き大砲候補』 本日は日本対欧州代表が試合を行い、5-0で日本が圧勝する形となりました。まずは広島の選手から見ていきますと、森下はヒメネスに二塁打を浴びるも2奪三振無失点、151キロを計測してカーブも織り交ぜるなどまずまず順調で、後はカットボールやチェンジアップが時折が高めに浮くところがあるのでそこを修正したいところでしょうか。最後に投げた栗林はエンカーナシオンに二塁打性(結果的に転んで単打で二塁憤死)の打球を浴び、セルベンカにもカーブが浮いたところをヒット、ムジークに四球を出すなど少しピリッとしない投球でした。 続いて気になった選手を取り上げてみたいと思います。まずはチェコのシュナイダー投手、本業は消防士でWBC予選では本選出場決定戦にてスペインを相手に好投して初出場に導いたベテラン投手でチェコ野球界の英雄です。そのシュナイダーを投げている姿を生中継で見られたのは光栄で、日本の打者を相手に老獪な投球を披露するなどWBCで投げたサトリア投手を彷彿させました。ただその後に右肩を抑えて倒れてしまって緊急降板、既に年齢も38歳と高齢な上に肩となると本業に影響を及ぼしかねないので何とか無事を祈りたいところですが…。 続いて印象に残ったのはやはり青山学院大学の西川外野手(twitter、twitter)、代走で途中出場して2打数2安打を記録して守備では背走捕球で好守を見せるなどドラ1の片鱗を見せました。打撃フォームは見た印象ではトップの体勢までは広島の菊池に近いかな?という印象ですが、スイングの軌道は菊地よりも間違いなく良いですし、踏み込んでから足下がブレずに回転できるなど非常に非凡なものを感じました。個人的には踏み込んだ前足が既に投手寄りに向いてしまっているのが勿体ないかな?と感じますが、それでも並のドラ1候補ではないように思います。 そしてもう一人はチェコのフルプ外野手、1打席目は西武平良から追い込まれてから変化球を見て四球、山下からは150キロ後半の直球をしっかりと弾き返して良い当たりのセンターフライを打つなどこちらも印象に残りました(twitter)。スイング軌道は悪くないと思いますが、トップをもう少し深くしても良さそうな印象で、少し上体が強い打ち方なのかな?と思いました。最後は転んでしまったエンカーナシオン、二人共それぞれまだ25歳、24歳と若い選手なので今後が楽しみ…と言いたいところですが、やはり野球が盛んな国との環境を比べると中々に厳しいので先を見通し難いところがもどかしいですね(それに関しては明日触れたいと思います)。他にも栗林からヒットを打ったチェルベンカやムジークといったチェコ勢なども光りました。※ シュナイダーは肩を脱臼したという情報が入りました。※ 欧州代表の昨季の成績をまとめてくださっているnoteがありました。【楽天総合ランキング1位獲得】干し芋 訳あり 1kg 干しいも 訳アリ 国産 無添加 茨城県産 紅はるか べにはるか 切り落とし 干し 芋 スイーツ お菓子 和菓子 さつまいもスイーツ さつま芋 和スイーツ 食品 食べ物 お取り寄せスイーツ N
2024.03.07
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『サウジアラビアに野球がやって来る』 本日は西アジア地域・インド亜大陸を対象としたプロ野球リーグであるbaseball unitedについて見ていきたいと思いますが、深夜にかなり驚きの情報が入ってきました。 こちらの記事やinstagram(1、2)にて発表されていますが、baseball unitedはサウジアラビア野球連盟と正式にパートナーシップ協定を結び、サウジアラビアの都市であるリヤドやジェッダ、ダンマームにフランチャイズを立ち上げる事が発表されました(まさかの3球団創設)。昨年の段階からカシュ・シェイクCEOはサウジアラビアにも赴いて会合が行われた事は明らかとなっており、てっきりサウジアラビアのチームを発表するのかと思いきや、まさかのUAEに2球団(ドバイ、アブダビ)創設されました。しかしながら8球団に拡大される予定だったのでやはりサウジアラビアにもチームが創設されるだろうなと思っていましたが、まさか3球団も創設されるとは予想外でした。そしてinstagramによると、まずはリヤドを本拠地とする球団が発表される予定との事で、近日中に様々な事を発表する予定であることが綴られています。 また、baseball unitedが発表している記事によると、今後はサウジアラビアに子会社を設立する予定で、インドやパキスタン、UAEと同じくサウジアラビア野球連盟とも連携を取って野球を発展させていく事を目指しているそうです。ちなみにプロ野球リーグやトーナメントの開催は無期限で開催されるとの事(UAEはひとまず15年という期限が設けられましたが)で、つまり破綻しない限りは未来永劫という事になります。2019年にサウジアラビア野球連盟を立ち上げてドバイ大会や自国での選手権大会開催などに取り組んでおり、どうやらサウジアラビアは本気で自国内での野球の成長や発展、振興を目指していることが窺えますね(ちなみに既にサウジアラビアの政府系ファンドPIFとも会合を済ませています)。 昨年は4球団発表され、残る4球団は何処かと予想していましたが、まさかサウジアラビアに3球団創設されるとは予想外でしたね。となると残りの1球団は開催予定地がドーハとなっていただけに、恐らくカタールとなる事が濃厚なのではないかな?と思います(こちらも既にカタール投資庁と会合を済ませています)。スリランカやブータンは残念ながらひとまず見送りとなりそうですが、このプロ野球リーグが順調な成長を続けることができればいずれ球団創設も期待できるのではないでしょうか。様々な地域で野球の普及が進みつつあり、非常に楽しみですね。※ ちなみにこちらがサウジアラビア野球連盟の公式サイトです。PIZZA★ロッソ人気の『銀』セット 【ピザ】【RCP】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_メッセ】【楽ギフ_メッセ入力】【150905coupon500】【150905coupon300】【150905coupon100】
2024.03.06
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『アジアメジャーリーグ構想』 本日は非常に面白い情報が入ったので見ていきたいと思います。先日まで巨人は台湾遠征を行い、去年のアジア野球選手権大会の会場にもなった台湾の新ドーム球場である台北ドームにてCPBL(台湾プロ野球)の楽天桃猿や中信兄弟と試合を行い歴代1位の観客動員数を誇るなど最高潮の盛り上がりとなりました。そのNPBとCPBLが合体するかもしれない?という話が夕刊フジの記事にて明らかとなり、そればかりかCPBLコミッショナーが中国やタイといった国を巻き込んだアジア版メジャーリーグ構想を掲げている事が判明しました。この記事だけだと「どこまで信憑性があるの?」と思われるかもしれませんが、面白い事に夕刊フジ以外の外国の記事にも今回同様に台湾がアジア版メジャーリーグ構想を掲げている事を示す記事が見つかり、しかもこちらはCPBLコミッショナーとは別人で現在アジア野球協会(BFA)会長を務めている顧中亮氏が語っており、どうもアジア版メジャーリーグ構想というのは台湾野球界の共通の目標と考えても良さそうですね。 記事によれば今後は中国、インド、タイ、スリランカ、インドネシア、パキスタンなどがプロ野球を推進していくと書かれており、「まずは東南アジアに力を入れて東南アジア諸国にプロ野球を設立した後、次にアジアプロ野球リーグを統合して設立する事だ」と書かれています。他ではカタールやサウジアラビアがアジア競技大会を開催しますが、「中東の王室の方々から野球をアジア競技大会の種目にしたい(実際に現在球場建設中)、プロ野球を育てたい」と語っていたそうです。また、日本、韓国、台湾の野球強豪のリソースを通じてアジアのプロ野球市場の成長を牽引する事を望んでいるとあります。現在、中国がプロ野球チーム8球団に加えて福建省にも1球団創設予定でドーム球場建設計画があるなど野球に積極投資中、更にインドやパキスタン、スリランカ、UAE、カタール、サウジアラビアといった西アジア地域・インド亜大陸にはbaseball unitedが設立され、東南アジアではインドネシアにて野中寿人氏らによってNEOアジアプロ野球リーグが誕生し、インドネシア人やフィリピン人、シンガポール人などが入団するなど一連の動きとも合致しますね。 個人的にはさすがに規模が大きすぎる上に球団数も現在日本が12球団、韓国が10球団、台湾が6球団、中国が9球団(1球団は予定)、baseball unitedには8球団(4球団追加予定)、NEOアジアプロ野球には1球団と既に46球団もあり、国境を跨ぎまくりのプロ野球リーグというのはさすがに無理があるのではないかな?と感じます。そもそもbaseball unitedの開催時期は秋冬制のウインターリーグなのでやはり統合するというのは無理があるでしょうか。しかしながら各国にプロ野球リーグができて欲しいというのは常々「欧州にプロ野球がない」と書かせていただいている私としても願っている点であり、現在各国でも野球に取り組みだしている国は多々あり、全ての国がプロ野球リーグ設立とはいかないまでもbaseball unitedが西アジア地域・インド亜大陸、NEOアジアプロ野球が上記3ヶ国だけでなく、野球リーグが発足したマレーシアに加え、カンボジア、タイ、ベトナムの選手達も入団する事ができるようになれば全地域カバーできるようになると思うだけに、アジアシリーズだけでなくとも去年行われたアジアチャンピオンシップのような大会も開催できると思うだけに、是非ともそうなって欲しいですね。
2024.03.05
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『今年も左腕を指名?』 本日は久々に広島のドラフト情報が出ていたので紹介したいと思います。前回の記事では1巡目候補として明治大学の宗山内野手、大阪商業大学の渡部外野手、関西大学の金丸投手の3人の名前を挙げた事を取り上げました。 それ以降は中々ドラフトについての情報があまり出てきていませんでしたが、セガサミー対明治大学のオープン戦にてセガサミーの左腕荘司投手を苑田スカウト部長が視察していた事が判明しました。荘司はこの試合に登板して最速146キロの直球にカーブやチェンジアップを交えて2回無安打5奪三振1四球無失点と好投を見せました。そして荘司について苑田スカウト部長は「大学時代(国士舘大学)も社会人1年目も殆ど見ていなかった。カーブとチェンジアップが面白いのでまた見てみたい」とのコメントを残しました。大体いつもリップサービス系のコメントを残す苑田スカウト部長ですが、荘司については初めて目に付いたという割と現実的なコメントを残していますね。ちなみにセガサミーの監督は元広島の西田真二氏が務めていますが、これまでセガサミーから選手を指名した事はないのですが、果たしてどうなるでしょうか?また、この試合では他にもセガサミーの155キロを越える直球を投げる古屋敷投手や明治大学の154キロ右腕浅利投手も登板しました。浅利は早くもプロ1本を表明しており、苑田スカウト部長のコメントを見る限りだと恐らく荘司以外の投手目当てできたのではないかな?と感じており、個人的には浅利の視察に来たが荘司という思わぬ収穫があったという事ではないかな?と思います。 そしてこちらは情報ではなく、広島のドラフト展望の続きとなります。これまで2回ほど広島に縁のありそうな選手(主に地元出身選手やかつて評価していた選手)を挙げさせていただきましたが、今回も2人紹介したいと思います。まずは広島県広島市出身で広島経済大学の寺本外野手、一見170センチと小柄の左打者なので俊足巧打タイプと思われがちですが、実は長打力に魅力のある打者で、22年秋に3本塁打、23年春に2本塁打、23年秋には再び3本塁打放つなど宗山や渡部以上にコンスタントに本塁打を量産している強打者です。そして俊足な点も売りで、23年秋は4盗塁を決めるなど二塁到達タイプは8.18秒と非常に速く、肩は115メートルの強肩と正に三拍子揃った外野手のようです。左打ちの外野手は秋山や野間など高齢化してきている上に大盛や宇草らが伸び悩み気味で実は補強ポイントと言える箇所であり、宗山や渡部に隠れているものの、かなりの逸材ではないでしょうか。もう一人は北九州市立大学の石橋内野手、こちらは185センチの大型右打ち遊撃手で、昨年補強ポイントとして挙げておきながらスルーした右打ちの二遊間にピッタリと合致します。こちらも22年春からコンスタントに本塁打を2本ずつ打っており、50メートル走は6秒2を計測するなど普段は1番、3番を任される事が多いそうです。 今年は宗山、渡部を筆頭に高校生では高尾、大学生投手では高井、山川など紹介させていただきましたが、寺本も捨てがたい選手ですね。今年は広島出身選手が粒揃いなだけに、地元ドラフトになり得る可能性が高いかも?しれませんね。贅沢 ピザ 5枚セット 明治 北海道 十勝 生モッツァレラ 使用 【贅沢ピザ】
2024.03.05
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『巧打者の予感?』 昨日の広島は3-2で楽天に逆転勝利を収めました(動画)。先発ハッチは2回を投げて無安打1奪三振1四球無失点と好投しました。個人的にはリリースしている最中に右足甲が完全に浮いてしまっているからか、高めに集まりがちなのが気にはなり、2イニングだけなので球威で押せたものの、果たして長いイニングを投げるとなるとどうなのでしょうか?そこだけ少し不安が残ります。もう少し右足甲を浮かずに粘る事が出来れば低めに投げられそうですが…。二番手黒原はこの日も4回を投げて2安打3奪三振1四球無失点と見事な投球、この日もしっかりと課題の右膝は修正されており、カウントを悪くしても押し切る事ができていました。押し出すような投げ方ではないのでカーブもチェンジアップも振り下ろして投げる事が出来ているのでカウントを稼げたり空振りを奪えたりしています。五番手塹江は押し出し四球を出すも9回は無失点、ワンポイントというよりは矢崎のように四球を出してもイニングを完了させる役割の方が良いのかもしれませんね。 一方野手陣は何と言っても高木でしょうか。9回に逆転タイムリーを放つなど2打数2安打でオープン戦打率.571となりました。ストライクゾーンギリギリの内角球を上手く左肘を抜いて打ったのは見事でした。巷では鈴木誠也に似ていると呼ばれていますが、どちらかと言えば今日の巧打ぶりや打ち終わった後の体勢を見ると元横浜・ソフトバンク・ヤクルトの内川氏を彷彿させますね。久保と同じくこの選手も中々面白い存在ではないかなと感じ、もう少しだけスイング軌道を良くすることができれば一気にレギュラー争いに割って入ってこれるかも?しれませんね。 個人的に気になるのは高木と現在2軍ですが持丸の扱い、どちらかと言えば2人も打撃が売りの選手に見えますが、現状は捕手に専念しています。現状捕手は坂倉が正捕手となっているので出番が限られてしまうだけに、できれば一塁のポジションにも挑戦してみても良いのではないでしょうか?シャイナーやレイノルズが不振に終わった場合や堂林がゾーンに入っていない時期などは彼らが一塁を務められれば選手起用の幅も広がりますし、打撃力も落とさずに済むかも?しれません。そして黒原はこの日も好投、ただ首脳陣は秋季キャンプでの絶賛ぶりを見るに森に期待をかけている印象なのでまだ当確は出ていませんが、個人的には自身の課題を克服できたか否かの部分で結果や内容に置現われているので「勝負ありかな」と思っています。【期間限定54%OFF!5,000円→2,300円!】5種の味から選べる!超ド級500gのスーパージャンボクーヘン(500g×3) バームクーヘン スイーツ お菓子 送料無料 訳あり 在庫処分 人気 お取り寄せ ギフト プレゼント 詰め合わせ 食品 アウトレット お取り寄せ
2024.03.04
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『期待株の一発と出場国の実情』 本日は欧州の野球について見ていきたいと思います。本日、今季から新たに2軍戦に新規参入する事となったくふうハヤテと6日から始まる日欧野球の為に来日した欧州代表が試合を行い、4-4の引き分けだった事が分かりました。 その中で一際目立ったようなのがマレク・フルプ外野手、実はこの選手は去年のWBCチェコ代表で3番打者を務めていた当時アメリカの大学でプレーしていた右の強打者で、佐々木朗希の163キロを打ち返して二塁打を放つなど片鱗を見せていた打者です。そのフルプ外野手が8回に3ラン本塁打を放つなど存在感を見せつけました(twitter)。以前の記事にも触れたのですが、フルプはMLBを目指してアメリカの大学へ進学するもドラフト指名はならず、昨年はアメリカの独立リーグでプレーし、ソフトバンクのウォーカーにも負けず劣らずの打撃成績を残しました(twitter)。今年も同様にアメリカ独立リーグでプレーするとの事です。 そしてかつてスペイン球界でプレーされていた方が執筆されたスペイン球界の実情が掲載されており、ご本人様のtwitterにて紹介されていました。以前の記事でも書かせていただきましたが、現在スペインは同じスペイン語圏という縁もあってドミニカ共和国やベネズエラからの移民がスペインに入国しており(特にベネズエラは政情不安からスペインにやって来る人が多いとか)、その影響で野球のレベルが格段に上昇してきており、昨年は欧州野球選手権大会で見事に全勝優勝を果たしました。以前の記事でも触れましたが、スペインとドミニカ共和国の間で野球連盟創設の話も出ており、今最も欧州で野球が強くなっていきそうな国がスペインではないかと思われます。 このように見ていくと、地道にコツコツと選手育成を重ねて強くなっていったチェコや中南米からの移民によって格段に力をつけてきたスペインなど方法論は違うものの、どちらも野球が徐々に根付きつつあるのではないでしょうか。しかしながらホップ・ステップ・ジャンプのうち、ホップまで来るのですが、どうにもその2段階跳ね上がる事が出来ないのはやはり欧州にプロ野球リーグがないからではないかな?と思ってしまう次第で、これは以前の「欧州野球の発展雑感」シリーズを読んでいただければ幸いです(1、2、3)。スペイン球界の記事にて目に見える形でアイドル的存在が必要だと書かれていますが、プロ野球リーグがナノでどうしてもMLBに行かねばなりませんが、以前に書いた記事の通り、今の段階の欧州球界でMLBに行っても淘汰されてしまうのです。確かにフルプは「チェコの至宝」ではあるものの、客観的な意見を言えばそれはあくまでも「野球強豪国以外での至宝」という域を出ておらず、MLB球団からはドラフト指名されなかったという現実がそこにあるのです。しかしながら本来であればフルプのような選手がMLBには届かずともNPBのようなプロ野球リーグがあればスラッガーという事もあって欧州地域では皆が憧れるようなスター選手になれます。しかしながら結局如何せんプロ野球リーグがないので結局日の目を浴びる事ができずとなり、ここが欧州野球最大のネックとなっているのではないかな?とやはり感じてしまいますね。幸いチェコではスポンサーや政府からの支援が得られるようになるなど資金面は以前よりかは良くなりつつあるだけに、ここを乗り越えてステップ・ジャンプへとつなげられるかがカギとなりそうです。
2024.03.04
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『先発ローテ入りへ』 今回は広島の選手について見ていきたいと思います。まず、youtube限定コンテンツにて黒原が取り上げられていました。黒原は春季キャンプの時から好投を続けており、立ち位置的には秋季キャンプにて新井監督から名前を挙げられていた森や玉村らよりも下の位置にいたと思いますが、ここに来て逆転での先発ローテ入りが現実的なものとなっています。何故好投できるようになったのか?ですが、個人的にはやはり技術面での向上が大きいのではないかなと考えています。 以前から黒原の欠点として「投げている最中に踏み込んだ右膝の突っ張るタイミングが早すぎる」という点を挙げさせていただいていました。実際、春季キャンプの始まった頃の段階ではこの課題が解消できていない事を以前の記事にて指摘させていただいていました。しかしながらシート打撃や紅白戦の時点では解消されており、実際にオープン戦でもしっかりと継続できています。 そして改めて今回掲載させていただいた動画を見比べていただきたいのですが、まず動画では2023年8月のヤクルト戦での投球が出てきます。見てみますと、0:55の時点で既に右膝が突っ張ろうとしているのが分かります。そして上体の姿を見ても何やら押し出すような投げ方をしているのですが、これらは恐らく踏み出す歩幅が広すぎたのが原因となっているのかな?と感じます。歩幅が広すぎる事によって右膝がかなり早い段階で突っ張ってしまい、それによって上体が沈み込もうとするのを阻害してしまい、結果的に力が球に伝わっていなかったのではないかな?と思います。それに対して2024年日南キャンプにて中村貴浩に対して投げている映像や千葉ロッテ戦で藤原?に対して投げている映像が映りますが、上体はしっかりと振り下ろす形に変わった上に何より注目なのが右膝で、しっかりと腕を振り切ってから右膝が突っ張っるように変わりました。これによって球速以上にキレや球威も良くなったのではないかなと感じるところで、実際基本的に制球はそこまで緻密なタイプではなく、中村貴に対しても真ん中寄りの直球を投げていますが完全に差し込んでいます。 矢崎が長年燻っていましたが、開きを抑えた事によって勝手にそう考えています劇的に良くなって2022年は見事な活躍を見せましたが、本当にちょっとした事によって投手は嘘みたいに活躍する事ができるという事を示しています。黒原も矢崎と同じ道を辿って欲しいところですが、まだ個人的にはそこまで信頼できていません。というのも実は昨年も黒原はこの時期に課題を解消できていたのですが、シーズンが始まると元に戻ってしまっていました。今のところは継続できていますが、これをシーズン終了までしっかりと継続する事を期待したいですね。
2024.03.03
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『昨年と一転』 本日の広島は1-3で楽天に敗れました(動画)。先発九里は新フォームを引っ提げての登板、球速はかなり寒い中でも144キロを計測するなど4回を投げて1安打5奪三振2四球無失点と楽天打線を抑え込みました。昨年のこの時期も新フォームを引っ提げて登板したものの芳しくない投球が続き、最後の最後でようやくフォームが安定し出して開幕へと繋がりましたが、今年は一転して順調な滑り出しとなりました。今年は踏み出す歩幅を狭くしたとの事ですが、森浦も九里を参考にした方が良いのではないかなと思っています。そして滝田が2試合連続で無失点、大学時代は投げ終わりやテイクバックなどバラバラな印象でしたが、この日はある程度同じ形で投げられているので良くなっている印象を受けました。できればもう少し右膝が突っ張る形になれればもっと力を伝えられるようになるのではないでしょうか。逆に残念な結果に終わったのが益田、8回に左打者らに連打を許して途中降板するなど2.1回を投げて6安打2奪三振1四球3失点でした。前回の記事で書かせていただきましたが、右打者は打ち難そうではあるものの(フランコは引っ張ったつもりがライト前へポトリなので詰まらせることはできています)左打者へはどうするのか?といった点が浮き彫りとなり、相変わらず高めに集まるところも課題で、新井監督は評価していますが、私自身はやはり昨季の方が良かったと思っています。 一方野手陣はレイノルズに初ヒットが飛び出しました。シャイナーも初回の打席は当たり自体悪くなかったように思いますし、レイノルズもタイミングさえ早くしていけばスイング自体はシャイナーよりも良さそうなので楽しみにしたいところです。そして宇草が2軍からの推薦を受けて1軍合流を果たし、この日1番レフトで初スタメンとなりましたが、正直言って全く変わっていない印象です。相変わらず前肩を内に捻りすぎで、踏み込んだ際にも既にバットを出し始め、そして踵に体重がかかりすぎて走り打ちの形になっている点など良くなったと感じる部分がなく、非常に残念な次第です。はっきり言ってこれなら中村奨成か中村貴浩のどちらかをまだ1軍で見たかったなというのが率直な感想です。厳しい言い方になりますが、かつて広島に在籍したメヒアと同じく、いくら2軍で打っても打撃フォームの技術面に改善がない選手を昇格させても1軍で活躍するのは無理だと思っています。 個人的には九里と滝田が良い内容だったのではないかなと思いました。特に滝田は素材型という印象でしたが、今日見た印象だと課題こそあれ大学時代よりかなり良くなっていそうなだけに、後は体重移動が改善されれば案外早く出てくるのではないでしょうか。
2024.03.02
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『中心打者』 本日の広島は4-2で楽天に勝利を収めました(動画)。先発森下は3回を投げて2安打1奪三振無四球無失点と好投、落差の大きいチェンジアップとスライダーを試投したとの事です。本人曰く「今日は駄目だった」というコメントを残していますが、確かに左足を踏み込んで投げている最中に右足が粘れずに完全に浮いてしまっていました。矢崎などはそういった形になるのをよく見ますが、森下はそうではないだけに、確かに慣れない地方球場に四苦八苦していたという事でしょうか。そして最後に投げた塹江は三者凡退に抑えて無失点、今回は四球を出さない投球を見せました。 一方野手陣は小園が本塁打を含む3安打猛打賞と大当たり、来週に控えた日欧野球にも良い景気づけとなったでしょうか。ライトスタンドへの一発は見事な当たりで、弾丸ライナーではなくある程度放物線を描いた打球でしたが、今後もこのような打球を打っていって欲しいところです。そして中村健人と久保がそれぞれタイムリーヒットを放つなどアピールを見せました。ただ正直言わせてもらうとやはりどちらも課題を残しているように思います。 まず中村健人はやはり前肩を内側に捻りすぎるところが気になり、スイングも遠回り気味などあまり特別どこかが変わったという印象はなく、1年目から巻き込む形のスイングで左投手にはある程度の対応は見せていたので特別良くなったという印象は正直なところありません。 続いて久保ですが、春季キャンプの時からスイングの軌道自体は1年目の頃に比べれば劇的に良くなった印象で、この日もやはりスイングは良いのではないかなと感じ、中村健人と比べると成長を感じさせます。ただやはり気になるのは左足を踏み込んだ際のバットを持っている両手の位置や動作、両肩よりも大分低い位置にバットを持つ手がある上に踏み込んだ際には既にバットを振り始めています。これだと長打は殆ど見込めない上に変化球で誘いに来た低めのボール球にもバットが止まらないのではないかな?という印象を受けます。上本がインサイドアウトスイングこそできているものの、あまり長打が出ない理由はバットを持つ両手の位置が頭よりも低い位置にあってバットを加速させる距離(上手く表現できませんが^^;)?自体が短いからではないか?と思っているのですが、久保の場合はそれよりも更に低い位置にあります。小園と比較してみると分かりますが、小園は右足を踏み込んだ際にはバットを持つ両手は頭ぐらいの位置にあり、まだバットを振り始めていませんね。 小園が日欧野球に向けて万全なのは良い事だと感じます。これまで小園や坂倉をあまり取り上げてきませんでしたが、私の中では彼らはもう主力打者という位置づけで、開幕までに合わせてくれればそれで良いと思います。今季の小園にはもう少し長打に拘って欲しいところで、本来もっと長打を打てるポテンシャルはあるはず、今日の本塁打は見事だったので今季は15~20本塁打ぐらい期待したいですね。そして結果を残した2人に少し厳しい意見となりましたが、久保はスイングや前肩を捻らないなど良い部分もたくさんあると思います。後はアドバイスをもらった小園のトップの姿勢を比較して改善していけば面白い存在になるのではないでしょうか。野球太郎No.050 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2024 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.03.01
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