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2025.09.10
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『下剋上達成』

 今回はドイツの野球について見ていきたいと思います。
ドイツの国内リーグであるDBLは既にプレーオフ決勝戦が行われ、ハンデンハイムがレーゲンスブルクを3勝1敗で下して見事に優勝を果たしました(​ 公式サイト ​)。
レギュラーシーズンでは南地区2位とレーゲンスブルクの後塵を拝す結果となりましたが、プレーオフにて北地区1位だったボンを下し、その勢いのまま強豪レーゲンスブルクを下しました。
ちなみに第4戦は延長戦でタイブレークに突入し、10回裏にて大逆転勝利を果たしての劇的なサヨナラ勝ちで決めました(​ twitter ​)。
また、ハンデンハイムで行われた試合は客入りも好調(​ twitter
実はこのハンデンハイムは近年かなり強いクラブで、今年はチェコなどのクラブで争われたEuropean Champions Cupでも優勝を遂げています(​ twitter ​)。

 ドイツでは現在行われているU18W杯でも豪州(MLB契約したエバンス投手を相手にしての快挙)に初めて勝利を収め、台湾がノーヒットノーランを食らったアメリカ相手にも敗れたものの3得点を奪うなど徐々に力をつけつつあります。
その台湾にはタイブレークまでもつれ込むなど健闘したものの、終盤に守備のミスが重なって8-4で敗戦と肝心なところでの守備のミスがやはりまだまだ目立ちますね。
ただこの辺りは検討されているプロ化や取り組みによって経験を積み重ねていけば自ずと解消されていくかと思います。
ユースの監督をされているブル監督は「~系アメリカ人や二重国籍の選手ではなく、自国出身且つ自国で育った選手の育成を行うべき」と語っており、これは私も同感です(​ twitter ​)。
チェコがそうであったようにやはり自国出身の選手且つ自国のリーグでプレーする選手達がしっかりと代表メンバー名を連ねて国際大会で1勝をあげたからこそチェコは徐々に野球に対する認知や人気が進んでおり、あくまでも代表戦ではあるもののチェコの人気スポーツであるアイスホッケーのエクストラリーガに引けを取らない視聴率を記録しているそうです。
ドイツでもレーゲンスブルクアカデミーやバイエルンアカデミー、ベルリンアカデミーなどがあり、ドイツ野球の底上げを支えています。
また、他にはこちらの​ 記事 ​にもあるように野球クラブによるアメリカンスポーツデーが開催されました。

その成果もあって142キロを計測した左腕Jona Widmann投手や台湾相手に3打数3安打を記録したJakob Huber選手、最速150キロ越え常時140キロ後半を計測していたこちらも左腕のTom Apfelbaum投手など目を見張る選手がいます。

 DBLはプロ化も目指しているだけに、今後もより一層野球の底上げを期待したいですね。
次なる課題としてはプロ野球として成立する為の興行面での成長となりそうで、確かに客入りは好調だったとはいえ、そもそもの収容人数が少なすぎる点や球場をもっと魅力的な施設にする必要性、選手の給与、それを支払うクラブの財政力などプロ化する為にはまだまだ課題は山積みだと思います。
ポッドキャストには副会長によるリーグの今後の展望を語っていましたが、ドイツ語なので私には分かりませんでした^^;。
やはり中南米のように貧困でMLBアカデミーを経てMLBを目指すという構図が完成している国々とは違って先進国のドイツではやはり日本・韓国・台湾のように自国のリーグが盛んにならなければ中々人気を一段上に引き上げていく事は難しいかと思います。


野球の場合はMLBという最高峰のリーグが存在しており、ましてや母体となる国は経済大国アメリカですからサウジアラビアといった国々の資本を引っ張ってくる以外では恐らく資金力で太刀打ちできないでしょう。
そうなってくると欧州では中々馴染みがないかもしれませんが、アジアのプロ野球リーグの形でのプロ化の方が安定した経営もできるのではないかな?と考えています。
もしくは日本の社会人野球に近いクラブ経営で複数企業が共同オーナーとして参加し、その複数企業の正社員としてプレーするという形でもアリなのかもしれないなと考えています。
現状はどのようにプロ化していくのかは不透明ですが、欧州にて野球で生計を立てられるプロリーグが誕生して欲しいところです。





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最終更新日  2025.09.10 14:30:05 コメントを書く
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