広島カープ考察

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2025.11.21
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カテゴリ: 海外リーグ野球


『遂にNPB球団が動く!』

 今回はNPB情報について見ていきたいと思います。
何と西武が海外戦略を策定(​ 公式サイト ​)し、将来NPBで活躍が見込まれる外国人選手の発掘・育成体制を整えていく事が発表されました。
更にインドネシアやフィリピン、カンボジア、スリランカ、パキスタンといった主に東南アジアや南アジアの選手で構成された独立リーグ球団である佐賀アジアドリームズとも業務提携を結び、アジア各国の有望な選手の情報収集やスカウティングを行っていく事が発表されました。

 そして驚く発表として北海道の独立リーグであるHBLに所属している旭川にてプレーしていたスロベニア出身のトーバー選手、ウガンダ出身のフレッド投手とアゼッド投手と育成選手契約を結んだ事が発表されました(​ twitter ​、​ twitter ​、​ twitter ​)。

それにしてもチェコやスロバキアはアメリカの大学野球や3Aでプレーしている選手を知っていますが、スロベニアは非常に珍しく、今年行われた欧州野球選手権大会にも本選出場できていなかったはずです。

 そしてウガンダの2投手は過去記事(​ ​、​ ​)にて紹介させてもらった投手で、フレッド投手はLADアカデミー出身の投手で、最速154キロを投げられる投手です。
そしてアゼッド投手は昨年時点で19歳とまだ非常に若い上に最速148キロを計測していた投手で、実は元々アメリカの大学からオファーがありましたが、どうも折り合いがつかずに残念ながら話が流れてしまい、心配していましたが旭川でのプレーする事ができて一安心していました。

 ウガンダではLADにも何名か在籍しており、そしてPITには最速162キロを誇るデビッド・マトマ投手が在籍しており、それ以外にもアメリカの大学でプレーしている選手がいます。
また、上記の投手以外にも独立リーグでプレーしている選手は何名かいますが、NPBでプレーする事になるのは2投手が初めてとなります。
以前から非常に身体能力の高さを感じていたのでウガンダの野球を結構推しており、独立リーグ(旭川)は熱心に獲得してきましたが、「MLBだけではなく、NPBなどアジアのプロ野球に進む選手が出てきて欲しいな」と思っていただけに、今回初めてウガンダ人選手が晴れてNPB選手となった事は非常に嬉しいですし、現地で活動しているウガンダ野球にとってもMLB以外の新しい選択肢が増えた事により、俄然と盛り上がってくるのではないでしょうか。
ちなみに​ 過去記事 ​にて取り上げましたが、ウガンダではLADアカデミー以外にもウガンダ野球を支援する会やそれ以外にもクラブチームが存在しているだけに、これらのクラブチームとも連携を取って選手育成を支援していく事ができればより一層ウガンダ野球は大きく前進するのではないかなと思います。

 また、 個人的にはカスンバ・デニス選手の功績も大きい
彼はSNSで積極的にトレーニング動画を発信した事により、様々な人々の目に留まってアメリカのドラフトリーグにも参戦しただけでなく、2投手と同じ旭川でプレーしています。
ただやはりあまり彼の事を快く思っていない人(結構誇張表現や物乞いに見えるという声もあり)もおられるかと思いますが、個人的には彼が積極的に動いたからこその結果ではないかな?と思っています。
確かに以前からウガンダにて野球の普及活動を行っていた事は知っていますが、ただ正直なところあまり知られていませんでしたよね。
しかしながらカスンバ・デニス選手がSNSで発信を行ったからこそ大谷翔平がフォローし、日本でも話題となって「ウガンダに野球があるんだ」という事を知った人も多いはずです。
実際ピコ太郎の動画をジャスティンビーバーが紹介した事で世界中にピコ太郎の名が知れ渡りましたが、カスンバ・デニス選手も大谷翔平という偉大な野球選手にフォローしてもらえた事でウガンダ野球という存在が大きく知れ渡る事となりました。

結果的にカスンバ・デニス選手の存在があったからこそ他の選手も日の目を見るようになり、有望だと判断された2投手がNPBでプレーするチャンスを掴む事が出来ました。
正直なところ、カスンバ・デニス選手の成績や実際のプレー(捕手としての守備)を観て書かれている方の情報を見る限りだと、選手としてはNPBやましてやMLBでプレーすると言う事はかなり厳しいかなと思います。
しかしながらウガンダ野球を押し上げる大きな功績を残したという点では十分立派な選手と言えるのではないでしょうか。
いくら良い選手でも注目してもらえなければただの人であり、注目してもらえるようにしたというのはウガンダ野球にとって大きな一歩となったのではないかな?と思います。

 このブログにてよく広島に対して「外国人選手を育成していくというのならば年俸高騰している3Aの選手ではなく、まだそこまで野球が盛んとは言えない、もしくはMLBの触手が伸びていない国の若い有望な選手を獲ってみては?」と書いてきましたが、西武が実行しましたね。
何度か書きましたが、MLBは2029年に32球団制に移行する事がほぼ確実視されており、今以上に助っ人選手の確保が厳しくなってくるのは間違いなく、阪神や巨人入りが噂されている遊撃手や投手は32球団制になればまず獲れなくなると思います。
だからこそ一歩先を見据えた西武の戦略は凄いなと感じます(資金力がないですし、広島ファンなので広島にして欲しかったのですが…^^;)。
これからどういった選手達を西武が獲得していくのかが非常に楽しみなところですね。
ちなみにウガンダ以外にもナイジェリアが非常に熱心な動きを見せており、それ以外だとガーナも野球リーグを設立されて今季から始まりました。
また、元MLB選手らが立ち上げている『アフリカベースボールプロジェクト』という団体が存在しており、アフリカでプロ野球リーグを立ち上げようとしている動きを見せています。
WBSCにニジェールが新たに加入するなどアフリカ大陸でより一層野球の普及が進んで欲しいなと思います。





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最終更新日  2025.11.21 00:45:40
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