広島カープ考察

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2026.01.13
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カテゴリ: 広島東洋カープ


『大瀬良大地』

 引き続き広島の選手を見ていきたいと思います。
今回は大瀬良、一昨年は防御率1.86という自身初の1点台を記録しましたが、昨季は23試合に登板して7勝・防御率3.48と元の水準に戻り、更にオフには右肘の手術を行い、現在は開幕に向けての調整を始めています。

 まず奪三振率ですが、134.2回を投げて88奪三振で奪三振率は5.88と一昨年と同じぐらいの水準となっています。
次に制球力ですが、与四死球数は40与四死球で与四死球率が2.67と一昨年の3.01よりも良くなっており、実は一昨年より奪三振数と与四死球率が良くなっており、K/BBは2.32と一昨年の2.00となっています。

 続いてbatted ballですが、178GB:166FB:38LD:41IFFB:11HRとなっており、GB/FBは0.82とフライが多い投手です。
GB%だと41%と一昨年の44.7%から大きく下落して再びフライがより多い普段の傾向に戻りました。
次に球威ですが、131被安打と投球回数に近い数となり、11被本塁打で被本塁打率が0・735と一昨年の0.29から一気に悪化してしまい、元の一発病に戻っています。
それでお被IsoPは.108とFB%の高さを考えればマシには見えるでしょうか。


ただ直球は被打率が.308と高く、カットボールとシュートの被打率がそれぞれ.215、.208と良い数字が並んでいるだけに、もう綺麗な回転の直球よりもこれらの球種をメインに投げ分けた方が良いのではないでしょうか。
ちなみにチェンジアップは被打率.273、カーブは被打率.385とイマイチですが、投球の幅を広げる為には必要でしょうか。
そしてフォークが被打率.192、空振り率20%と高く、基本的にはカットボールやシュートで内外角を広く使い、フォークで空振りを奪うという投球スタイルが良いのではないかと思われます。

 投球フォーム(​​ youtube ​)に関してですが、毎年書いていますが、意外と本格派タイプの投げ方ではなくスリークォーターから繰り出される変則気味のフォームで九里に近いと思います。
体重移動はあっさりと左足を下さずに粘って着地させており、リリースポイントも割と前で離しており、リリースしている最中の右足甲も割と押さえつけられているでしょうか。
もう既にベテランの領域に入っていますし、そこまで大きく投球フォームを変更する事はないかと思います。

 やはり一昨年の防御率は運に恵まれた分があり、昨季は元の水準に戻ってしまいました。
しかしながらシュートやチェンジアップといった球種を取り入れて投球の幅を広げる事で、かつての直球とカットボール、スライダー中心の投球から脱却し、2年連続である程度の成績は残す事が出来ました。
オフに受けた右肘の状態次第ですが、今季も大きな不安がない限りは先発ローテーションに入って来るかと思われます。
できればGB%を一昨年の水準に戻して被安打を防いで安定した投球を続けて欲しいところです。





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最終更新日  2026.01.13 00:00:04
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