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村松克哉

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2009年01月22日
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国の特別会計の資産から負債を差し引いた資産超過額、いわゆる「霞が関埋蔵金」が一昨年度末に100兆円を超えていたことが、昨日、明らかになった。特別会計は国会の審議なしに、官僚が自分たちの裁量で使う予算のことで、国会審議で決まる予算の数倍規模に上る。しかも、この「霞が関埋蔵金」は5年間で2.5倍にも膨らんでいる。国会審議や小泉政権以降、赤字国債の発行を増やさないで一般会計予算を緊縮財政をしているようにみえるが、実は官僚が特別会計という巨大な財布で税金の無駄遣いをしているのである。今回、その「霞が関埋蔵金」から、たったの2兆円を定額給付金で景気対策と称して、ばらまきを自民党と公明党は行おうとしているが、官僚はその50倍に上る金を使って遊んでいるのである。すでに、定額給付金問題についてはテレビなどで議論され、覚えている人もいるかもしれないが、自民党や公明党の議員(佐藤ゆかり、猪口邦子、大村秀章、松あきら、坂口力)は、霞が関埋蔵金は50兆円もないとうそぶいていた(先週くらいの爆笑問題が司会をしている番組で)。100兆円もあるのだから、今、寝るところもない派遣労働者や生活に困っている失業者層にもっと支援を行い、定額給付金も50兆円くらいの規模でやれば、日本の内需は上向くのではないか。2兆円ぐらいの定額給付金では消費には回らない。公務員のコストがただでさえ、高いのに、事務経費で無駄遣いするだけだ。そんな真水の少ない、効果も乏しいことが幼稚園生でもわかることが、麻生にはわからない。この際、民主党に今秋、選挙で大勝してもらい、政権を取った暁には、官僚の財布を取り上げて、100兆円を国民に返してもらいたいものだ。





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最終更新日  2009年01月22日 12時55分07秒 コメントを書く
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