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村松克哉

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2009年01月27日
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戦争責任がどこにあったのか、誰にあったのかという総括もできない日本がすべての元凶である。この悪しきDNAが日本人のなかに根付いている。官僚、政治家、マスコミ、国民のそれぞれが、この状況を打破しないかぎり、無責任な政治、無責任な世論、無責任な行政はなくならないだろう。ビジョンもない、総合的な戦略もない、ただ、近視眼的な短期の損得勘定だけで、全員一致の和を重んじる政治は、何の問題解決にもならない。体質こそが問題なのにも関わらず、とりあえずの処方薬だけで済ましているだけである。それでは、先の大戦での大失敗をまた繰り返すことになるだろう。日本の問題は、大局に基づいた長期ビジョンと戦略がないことである。結果、目の前にある問題を解決するだけのパッチワークとなり、それをやり続けるのが改革と言っているのである。改革は永遠に続き、政策に対する責任は誰もとらない。なんとなく政策が決まり、実行されるだけで、反省も責任もない。無責任な政治が横行している。定額給付金など、国民の7割も反対しているのに、自民党が政局で公明党の主張と取り入れ、強行採決しようとしている。多数の意思が少数のわがままによって通らなくなっている。自民党という政党も官僚の政策をそのまま通そうとする政治で、ときに政府と違う意見が自民党内に出るが、それも単なる出来レースで官僚の意思を通すための芝居(国民の目をだます)であることが多い。消費税増税も政府は増税を2010年に行うというが、自民党は増税の時期を入れるのは尚早という反対を言っているようで、実はなんとなく2010年に消費税増税を実行するための猿芝居を行っているだけなのである。





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最終更新日  2009年01月27日 12時44分16秒 コメントを書く
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