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村松克哉

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2010年11月25日
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皆さんにぜひ一読してもらいたい本がある。日高義樹氏の最近、緊急刊行した「アメリカにはもう頼れない」である。テレビ東京で毎月一回、放映されている1995年に始まった「日高義樹のワシントン・リポート」内ではブッシュ、クリントン両政権の国務長官、国防長官などの閣僚級を合わせて40人以上、アメリカ議会の両党の議会指導者40人余、アメリカ軍幹部50数人、ハーバード大学の学者やワシントンD.C.の主要な官僚など多くの人物と対談し、アメリカでの人脈は広く厚い。また、この番組は原則として対談から3週間以内に放映されるため常に新しい情報が届けられる。なかでも、NHK時代から年始にヘンリー・キッシンジャー元国務長官に対し、国際情勢予測に関するインタビューを放映しており、これは現在のワシントン・リポートにも引き継がれている。

現在はワシントンのハドソン研究所の首席研究員を務める一方、全米商工会議所の会長首席顧問、ハーバード大学ケネディスクールタウブマンセンター諮問委員などを務めている。日高氏は親米保守派として、アメリカ共和党の論客として日本に対し憲法改正、特に日本国憲法第9条改正の立場をとるジャーナリストとして知られる。ただし、横田基地について「未来永劫、アメリカに使われ続けてよいのか?」や「自分の国は自分で守るべきだ」という持論を持つ。 これまで40年近くアメリカ取材を行ったことから、オバマを除く歴代アメリカ大統領とその周囲に友人、知人が多くアメリカ軍への人脈が豊富である。
日高氏によれば、今、日本は危機的状況にあるという。アメリカはもう日本を守らないし、沖縄の米軍基地もひきあげてもいいという考え方さえ、出てきている。日本は自分の国をどのようにして守るのか、理想論やイデオロギーだけに固執している民主党政権では中国に侵略される可能性が高いという。一人前の独立国として、核兵器を持つべきだし、アメリカはそれさえ容認するだろうという。国民一人ひとりがよく考え、解散総選挙をして早急に国民に信を問うべきだと思う。


「日高義樹の緊急レポート」

アメリカにはもう頼れない





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最終更新日  2010年11月25日 20時00分20秒
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