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村松克哉

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2010年11月27日
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アメリカにはもう頼れない
この本は、かなり、アメリカ人の本音を表している。30年間、アメリカに住み、政治家、官僚、財界、国防関係者との人脈をもつ著者は「日高義樹のワシントンレポート」で毎月、アメリカの今を報告してくれるが、これは本当に役に立つ。ほとんどの日本人はアメリカは日本を有事には守ってくれると思っているが、アメリカは日本を守らないし、日米安保条約は破棄してもいいとさえ思っている。オバマ民主党政権は嫌日/親中派であり、中東から抜け出せず、国力は疲弊し、東アジア情勢に関われない。だから、中国、ロシアは日本に挑発をかけ、北朝鮮は韓国に挑発をかけているのである。日本は、攻撃力を持たなければ自国自衛できない、そして、中国、ロシア、北朝鮮が核兵器を有している状況で、自国民を守るために核兵器を持たないと核抑止力は東アジアのなかで保てない事態に日本は陥っている。それは理想論だけかざして、中身のない民主党政権を国民が選んでしまったからであるという。著者は今の自民党でも民主党ともたいした差はないが、有権者が国防、そして核抑止力を日本自身がもつことを今、真剣に考えないと、中国やロシア、北朝鮮からの侵略を受けることになると警告する。核兵器をもつとしても、中国、ロシア、北朝鮮から猛反発を受けるだけでなく、日本国内でも反発が起こり、容易ではないが、これに取り組まないとアメリカを頼りにできない今、挑戦しなければならない。ひとりひとりがよく考えるためにもこの本をぜひ一読してもらいたい。

アメリカにはもう頼れない





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最終更新日  2010年11月27日 15時59分07秒
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