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あ。僕は気付いた。あ。彼も気付いた。あ、最後に彼女が気付いた・・・。
2005/06/30
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最近、よくある。いもしない、自分の子供について考える。イジメられたらどうしよう、とか。子供の気持ちを理解してやれるだろうか、とか。どうでもいいけど、いない者より、いる者を心配しなきゃ。
2005/06/29
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何故、いくら待っても、いくら探しても、いないのだろう。どこにいったんだ?頭の中、ひっくり返しても、出てこないのかもしれない。でも、もぅいいんだ。それぞれ違う道を歩めば良い。もぅ、いいんだ…。
2005/06/28
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人を嫌いになる事は難しい事だと思っていた。でも、人を好きになるのには理由もいらなくて、簡単なものだと持っていた。でも、気付けばぼくは僕自身の思うぼくではない。人を嫌いになるのは難しい。必死に人を嫌いになりまいと、良い所を探そうと、偽善ぶる自分がいるから。でも、それ以上に人を好きになる事が、今の自分には難しい。自分に嘘をついていると、気付きながらも、人を嫌いになりまいと思いながらも愛そうとは思えずに。ぼくはいつか人を好きになれるだろうか。ぼくはいつか、変われるだろうか。
2005/06/27
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かなりサボりがちですみません;;かなり遊んでばっかでした^^;またそろそろ復活して、8月はちょっと遊ぼうと思ってます^^もちろん、ここを使って^^さぁ!頑張るぞ!!
2005/06/26
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「馬鹿やろう!」「お互い様だろ!?」「俺は精一杯やったよ!!」「嘘コケ!!そこ、思いっきりミスってたじゃねぇか!!」「は!?あれはしょうがねぇんだよ!!お前こそ、完全にずれてただろ!?」「お前、あんなの誰にも出来ねぇよ!」「努力が足りねぇだけだ!!」「お前の方が言い訳くせぇんだよ!」「なんだよ!?やるか!?」「なんだ!?俺とやろうってのか!?」激しい殴りあう前に、結局やめてしまう。お互い、傷つけあうのが怖くて仕方ないから。
2005/06/25
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僕の右手にコップが一つ。水も、空気も入っていない。密封された真空コップ。子供に科学に興味を持ってもらうための実験の一つ。なんか、自分みたいだな。コップを持って科学以上に、自分に重なるコップに興味が出た。なんで重なったのか、なんでそう思ったのか。自分を良く知らないつもりでいた。でも、やっぱりよく知っていた。中身が空っぽ。空気という、必然すらそこにはない。僕にも人情という、必然すら持ち合わせていない。だから、平気で人を殺そうと思うのかもしれない。
2005/06/24
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叶わぬ願いなど無いと、星に夢を託した。夜の公園で一人。遊具の一番上に立って、少しでも空に近づいて。星に願いを-正にその状態だった。僕は明日死ぬかもしれない。今日、消えるかもしれない。そんな不安を胸に星へ、愛を込めた。僕はエイズにかかっていた。どこからかかったのか知らない。でも、着実に足を踏み外していく。確実に迷っていく。現に僕は先が見えない。夢が描けないんだ。だから、僕の願い。生きたいなんか願わない。夢よ、もう一度、僕をみせて下さい。
2005/06/23
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その日は席替えだった。クラス替えが行われてから、最初の席替えだ。このクラスになってからまだ、1ヶ月経っていない。故に、未だにこのクラスの女子の名前は半分覚えてるかどうか。男子もようやく覚えて、やっと少し話せるようになったかならないか程度である。そんな俺だから、内心、クラスでは印象も薄く、地味なキャラで名前も覚えられていないものだろうと思っていた。なのに彼女は名前を覚えていた。違和感よりも、感動があった気がする…。皆、新しくなった席に不平とか歓喜とかやかましい位だ。その隙間を縫うように教卓まで行くと、座席表を抜き取った。しばらく座席表を目で追うと、彼女の名前を見つける。「…の…野口…?」小声ですっと呟くと座席表を覗き込むようにでかい頭が割り込んできた。「おいおい、どーした?良い女でも見つけたかぁ?」「…。」茶化す様にケンがやって来た。もともとクラスが一緒だった為、唯一気軽に話せる男子か。「で、お前席どこよ?」「ほら、あそこ。今塩崎が座ってるとこ。」「一番後ろ!?俺なんかここぞ!?」と、教卓を蹴飛ばした。「…一番前?」「そうだよ。まじやってやんねぇ!」相変わらずのケンに安堵の笑みを浮かべると、足早に自分の席に戻る。まだ動かしてない自分の席が邪魔になっていた。「ごめん、ごめん!」頭を下げて机を引っぱりながら一番後ろへと持っていく。その間、やたらと教室は狭い。40個の机が隙間無く動いている。普段はそうも感じないが、動くスペースがあるのか、と正直疑問だ。やっとの事で机を一番後ろまで担ぎ下げると周囲を見渡す。一番後ろというのは実に気分が良い。まるで傍観者のように教室を見下す事が出来る。「はーい、席を動かしたら座って。学活をはじめるわよ!」椅子をおもむろに引き下げると大構えに座った。ふと、思い返したように隣を見ると野口美紀が小さく、姿勢正しく座っていた。思わず目が合うと、彼女はニコッと笑い、担任へと目を向けた。
2005/06/22
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「はい!これが番号です!」担任の歯切れのよい声が教室に響き渡ると我先にと人が群がる。群がる人に押しやられ、隅の方で自分が手にした番号と、黒板に張られた紙の、枠の中に納まる小さな番号を探す。「8…8…8…」必死に黒板の紙に目を凝らすがなかなかお目当ての番号は見当たらない。ふと疲れた目を下げると、同じように前で必死に背伸びをしながら番号を探している女子生徒がいた。「14…14………」なぜか無性に気になって自分の番号を忘れて、俺は14を探し始めた。「14…14…」すると、前の女子は俺の声を聞き取ったのか、ふっと振り返った。非常に小柄で色白だ。「すみません、あなたも14番なんですか?それ、私と同じなんですけど…?」「あ、あった!って…え?」必死に14を探していて、彼女の言葉が霞んだ。一瞬、体温が冷めた。鼓動の高鳴りを必死に抑えると彼女の目を見た。名前も知らない人だ。「あぁ…ごめん、なんか君が14番探してて、それが無性に気になって…」これじゃあただの彼女のストーカーだ、自分の言葉に失敗を感じた。そう思った矢先、彼女は肩を震わせて静かに笑った。「わざわざありがとう!」「ぇ…あ…いや…うん。」彼女はニコッと笑うとそう言った。戸惑った俺はたて続けに失敗を繰り返していた。恥かしくもあったが、なぜか落ち着いて、安心していた。「14番、あそこにあるよ、ほら、一番後ろの席。」落ち着いた心に素直に、紙を指差して言った。「あ!ほんとだ!やったぁ!一番後ろだ!」小さく握りこぶしを作った。それを見て、何かが俺を微笑ませた。その小さな彼女を見ていると、思わず体が熱くなるのを感じた。何か、変だ。「8…8…あ!私の隣だ!」「!」いきなり彼女は小声で叫んだ。「え…え?な…何が…?」俺はさっきから相変わらずキョドってばかりだ。「え、柴崎君、8番…でしょ?ほら、14番の隣にあるじゃん!」「あ…ほんとだ。」番号が見つかった事より、彼女が俺の名前を知っていた方が驚きだった。同時に嬉しくも、違和感も感じた。「あ…って、自分の場所、知らなかったの?」小さく微笑むと俺の瞳を覗き込んだ。「あ…うん。14番を探してたから…。」すると、彼女は少し声を上げて笑った。「はーい、番号見た人から席を移動してくださぁい!」群がった人ごみは風に撫でられるかのように綺麗に散った。俺も散ろうとした時、後ろから彼女が周りの音に隠れて小声で言った。「よろしくね。」「あぁ…うん。」嬉しいのに何か…変なんだ。
2005/06/21
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なんか貰っちゃったんで(笑)書かせて頂こうと思います!^^届けてくれた『咲楽ママ』さん、『。whitebunny。』さん、アリガトウゴザイマス(^^*◆質問1◆Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)・・・?よく分かんないけど200曲くらい??って容量かぁ・・・分かりません!(人<;◆質問2◆Song playing right now (今聞いている曲) ポルノ最近はやたらサウダージです笑なんか…かぶるから…泣バンプあとstage of the groundとかTitle of mine(綴り合ってる…?)とか。多分もう少ししたらプラネタリウムとか銀河鉄道とか!笑◆質問3◆The last CD I bought (最後に買ったCD)…?あ、車輪の唄!プレゼント用に^^自分用は…ユグドラシル??最近、めっきりダウンロードばっかです…汗◆質問4◆Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲) 1、ダンデライオン(BUMP OF CHICKEN) これ無かったらBUMP聞いてなかったと思う。しかもその当時、歌なんて歌詞は支離滅裂でうるさくて…って悪いモンと考えてて笑その時、姉が「歌詞を曲に合わせて読みながら聴いてみて」と。まじ、感動!1時間くらいずっと聞いてたような笑 ほんと、短いけど最高の唄!2、HONEY(L'Arc-en-ciel)はじめて歌詞を全部覚える気になって覚えた唄。なんか疾走感とか…なんか好きで笑 ぅん。なんか好きです笑3、アポロ(ポルノ)これもなんか歌詞覚えようと必死になった曲 笑頭ん中バグッちゃってさぁ~♪のとこのリズムがとにかく好きです笑良い歌です笑4、サンライズ(BENNIE K)恋しました笑 声に惚れるというは最初で最後かも。歌詞もノリもハイテンションで!5、バイバイサンキュー&Title of mine (BUMP OF CHICKEN)ある意味対で、バイバイサンキューはなんか「一人ぼっちは怖くない」と一人でいることを怖がらないっていう強がっている感じで。もう一方は「人に触れていたいと願う人が好きだ」って、素直になろうとする感じ。自分の悩んでた時の感情がモロに出てて、不思議な感じでした。あえてアーティストが被らない様にしました。っていってもBUMP2曲あるけど…汗つか、普通に書いたら多分全部BUMPになっちゃうからなぁ…汗◆質問5◆Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)『...YUKI...』さん『☆+。:.゜未来゜:.。+゜☆』さん『v礼音v』さん『knights08』さん『射月』さん勝手に回してしまいましたが、誰か引き継いでくれると助かります汗どうか、お願いします!!m(_ _m三m_ _)m
2005/06/20
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今この腕に抱えたこの想い。溢れかえった感情ばかりを敵にして、自分に呆れたりして。今こそ思い出す。僕はこの想いを忘れない。君の呆れるほど恋をした、単純な僕の、単純な想い。出会いは普通な方がいい。クラスが一緒になったとか、たまたま委員会が同じだったとか。運命的な出会いは、正直、怖い。すぐに砕けてしまいそうなのに苦しそうだから。好きになるのに、無理に理由なんて要らない。むしろあっても困る。理由付けして、恋を避けるのも困る。出会いなんて、そこらじゅうに転がっているものなのだから。小さな物音と共に隣の席から消しゴムが転がってきた。とっさに僕は目をやる。僕の机のすぐ真下まで転がり込む。少し前かがみに顔を上げると、隣の席の人と目が合った。僕は少し、微笑む。すると相手も照れたように微笑む。椅子を後ろにずらし、かがみ込んで消しゴムに手を伸ばす。コンビニでもよく売られている市販の消しゴムをとると丁寧に手渡した。すると、小さく微笑んだ。人の溢れかえる教室で、その人が突如“女”として浮き上がってくる。つい、意識してしまう。たった今、はじめてアイコンタクトをとった相手にドキドキしたりする。
2005/06/19
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虹が描けたら良いのに。虹は僕を空へと導く。数分でも、確かに空を感じる。広がるアーチに僕は思いをはせる。あぁ、僕は下らない…。
2005/06/18
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量産すると出来が落ちる。しかし、一杯あれば見栄えはいいかもしれない。たまに傑作が生まれるかもしれない。まぁ、量産の中にたまにでいいから、骨のあるものを描けばいいだろう。
2005/06/17
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それはそれは古い城だった。風が隅から隅まで留まる事無く突き抜ける。窓にかかった赤い大きなカーテンが、僅かな月光を風と共に城へ導く。それはそれはとても大きな城だった。迷路のように入り組んだ廊下を赤い絨毯が駆ける。巨大な門が、人の侵入を拒む。まさに神秘の城の中。住人はただ一人、主のみ。召使も、王子も、王女も居ない。この巨大な迷路の中で一人、永遠を手にした男。男の名前は無い。記憶も無い。永遠の代償に、今までの全てを失った。彼に残されたのは未来のみだった。「…」男は城の奥深くの一室で、壁に捧げられた祭壇を見上げる。「…この城に問う…。私はどうすれば良い…?」永遠を与えられたのに、記憶を失い、目的も無く、どうする事も出来ない。ここは巨大な迷路。中に入り込み、この祭壇まで辿りついたのに記憶が無いから出口が分からない。延々と迷路をさまよった挙句、再びここに戻ってきてしまった。心身ともに疲労した男がすがる様な思いで、永遠を授けてくれた、祭壇を見つめていた。外に出られたのなら、記憶を手に戻す術があったのかもしれない。しかし、肝心な“外”はどこにある、と男は首を傾げるばかりだ。「…また…この城を彷徨えとでも言うのか…?冗談だろ…。」男は一つの伝説に導かれてここまで来た。-城の最深部の祭壇に永遠を願えば、不死となる-そこに、記憶の損失という代価は記されていなかった。誰がこんなうわ言を信じるだろうか?しかし、この城に挑んだものは、みな祭壇にたどり着く前に死んだ。うわ言かどうか、確かめる事も出来ないまま、城は閉ざされていた。ある時、そんな神秘に包まれた城に男はがち上がった。城に辿りつけない部屋があるわけ無いと。長年研究を重ね、危険を顧みず城へと入った。そして辿りついたのである。確かに伝説は嘘ではなかったのだろう。男はそれを確信していた。男は永遠を手にしてから、実に80年もの間、城の中を彷徨っているのだから。しかし、肉体は変わらず、当時のままだった。そして、これ以上ない苦痛を伴っていた。死なない事は決して感情を捨てる事ではなく、ただ、変化が無いのだ。この城同様に。未来を見据えても、希望は一理もない。自殺すら、出来ない。永遠の代償は果てしなく大きく、彼苦しめ続けるのだろう。
2005/06/16
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夏がくるまで、僕はもう消えておこう-
2005/06/15
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世界が消えてしまえば良いのに。世界が砕けてしまえば良いのに。世界が嘘で溢れてれば良いのに。世界が偽者だったなら良いのに。世界が歪んでしまえば良いのに。世界が…。
2005/06/14
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一体何日彷徨っているか分からない。この無機質な鉄とゴムで出来た巨大な柱が点在し、延々と広がる木で出来た大地。たまに天までと届くような壁に出会うとそれは無限に横に広がる。どこまでいったって壁、柱、木の大地。一生、ここから出られないのではないだろうか?さらに災難なのはたまに点在する柱よりも更に大きい柱が、踏みつけるように落ちては空に消えていく事。踏まれたらひとたまりも無い。早くここから出たいが、出口は一体どこにある?そもそもここにどうして入ってこれたのか。自分でも良く分かっていないが、ワープしたのだと思う。巨大な黒い石がある日、忽然と家の前に現れた。それに上ってみると巨大な亀裂を見つけたから中に入り込んだんだ。中は想像以上に広く、それでありながらごつごつしていて、真っ暗だった。途中でそこから出ると、この広い台地に出てきた。一体なんなのか。やはり、私はワープをしたのだろうか…。あ!!また巨大な柱が…!逃げなくては…!うわぁ!なんだこの5本の動くモノは!?足を挟みやがった!!クソ!身動きが取れない…!!噛み付いてやる!これでどうだ!?ぅ…堅い…!!離しやがれ…!!…もう、だめか…。「早く捨ててよ、気持ち悪いなぁ。」「窓から投げてやるよ。」「何?何がいたの?」「蟻、蟻。」「なんで教室の中にいるの?」「さぁな。もう、入ってくんじゃねーぞ。」うわぁ!!この高さから落とすとは…!!…ふぅ………!ここは…!ここは見覚えがあるぞ!?こっちに行けば家にたどり着ける!!やった!!やっとあの大地を抜け出したんだ!!急いで家に帰りたい。もっと早く…もっと早く…!はぁ…はぁ…もうすぐだ…!ん…?あの家の前に建っているものは…嫌な予感がする…。ん…?仲間がこっちに来るぞ…?お~い、早く逃げろ!!家は水で沈んだ!!!?何!?女王様はもう逃げた!!卵は係がちゃんと持っている!!一時的に逃げて再びあそこに戻るんだ!…分かった…!!「お兄ちゃん、見て見て!ほら、大きい蟻の巣!ホースで水かけたら一杯出てきたよ。」「…ぅえ…気持ち悪いな…ほどほどにしとけよ…」「うん!」私はまだ若かった。女王様に聞いたところ、あれが噂のニンゲンだと言う。とても凶暴で強大な力を持つらしい。全く、私は女王様の話に頷きっぱなしだった。
2005/06/13
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絵を描いてあげる。君の顔がいいかな?え?恥かしい?上手く描いてあげるから、横を向いてくれ。分かった。似てなかったら、俺を殴れば良い。君の横顔、誰よりも丁寧に描くよ。誰よりも知りたいから。君の目はまじりっけのない黒にしよう。汚れのない、象徴だ。君の髪は、透き通るような茶色にしよう。温かいその色を閉じ込めてやろう。肌の色は桃白にしよう。赤く染まったその頬を丁寧に解いてあげる。ほらできた。誰よりも、君だろう?良かった、笑えてもらえて。その笑顔、頼むから絶やさないでくれ。
2005/06/12
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会社を辞めたい。親父が言った。だから学校を辞めたいと、僕も言った。すると親父に顔をはつられた。「馬鹿なことを言うんじゃない!」「えっ?親父は…?」「お前と俺を一緒にするんじゃない!!」またはつられた。矛盾している。親は嫌いだ。理解できない。色んな話やドラマや映画で家族愛が描かれる。その主人公的でもある子どもたちに問いたい。お前ら親が分かるのか。お前ら親が好きなのか。お前ら親がうざいだろ。お前ら親を知ってるか。何も知らずについていくのは危険じゃないか?親父にはつられた夜、ベットの中で怒りを発散する。
2005/06/11
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少し新しい事に目を向けた。昨日は返らないけど明日は届けられる。過去を見ていたその目がようやく気付く。このままじゃ、損するのは自分だと。馬鹿だと気付いたのもようやく。すると、目は様々に向けられる。今まで、絶対しないと思う事にも興味が出たり。とにかく、変わっている自分に気付く。もう、今日は返らない。もう、明日は目の前だ。昨日と同じ自分は在りえない。もし、そこに居たなら、焼き払ってやる。強い意志を確かに感じた。別に、特別なんかじゃない。皆、同じ道をたどっていく。それが歪であるか素直であるかの違いだけ。新しい事に、興味を示す。変わっていく自分を確かに感じる。
2005/06/10
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急げ急げ!!もう少しで間に合わなくなるぞ!?何をしている!?そら、死にたいのか!?…こけてる場合か!!文句を言わずに走れ!!もう少しでつくから、走れ!!うるせぇ!!な…何だよ…。俺はお前が目標に到達できるように応援してるんだよ…。うるせぇもんはうるせぇんだよ!!少し黙っとけ!!は?調子のんなよ!!俺の応援なしで勝てると思うのか!?冗談じゃねぇ!そりゃ、お互い様だ。さっさとうせろ。ホントにしらねぇぞ…?別に負けたって死にはしないし、そもそも負けって何だよ?勝ち負けあんのか?あいつを追い抜かないと、お前は吉永さんを落とせずに、あいつに奪われる。は!?関係ないだろ!?意志の問題だよ!!恋敵には何一つたりとも負けちゃいけねぇんだよ!!そもそも負けてるのに何も思わないお前はおかしい!!…。な?正論だろ?お前、吉永さん盗られたら死ぬだろ…?…分かったよ!!はしりゃ良いんだろ!?今に見てろ。あんな奴、すぐ抜いてやる。そぉだそぉだ!!行け行け!!…俺、お前の遊びの為に、騙されてないか…?ん?
2005/06/09
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日本良かった!!なんか雰囲気的に0-0かなぁとか思ってたんだけど。う~ん。オオグロ個人プレーが目立ったけどまぁ、いっか笑つか、最後に蹴りは無いだろぉ…。彼にはスポーツ精神無さすぎ・・・。あれじゃあ、国のイメージが下がっちゃうだろうに。やっぱ冷静にね^^;にしても、日本良かった^^
2005/06/08
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遊びに行こう。あの公園に。もう、10年も行っていない。小学…3年かな?最後に遊んだのは。久々に行くだけあって恥かしいが、懐かしさに心躍らせたくもなる。期待が足を無理強いて急がせて、顔は火照りながら、昔を思い出す。ボールを蹴りながら、またグローブとバッドを持って、時には自転車で。公園で様々な遊びに夢中になっていた。無邪気に。なのに、今ときたらどうだ?パソコンして、仕事して、ゲームして、携帯で遊んで。外に出るのも珍しい。あの頃の遊んだ記憶が、確かに霞んでしまった。だから、見えなくなる前に、もう一度色あせた世界を取り戻しに行く。だって、それを忘れたらきっと大人になれない。大人になりきれない。忘れたから、大人になるんじゃない。思い出して、大人になるんだ。だから、仕事に就いたって、結婚したってまだまだ皆子供だ。子供が出来て、一緒に公園で遊んでみた時、はじめて一人の人として立てるんだ。さぁ、成長しよう。今こそ。思い出してよ。あの温もりを。
2005/06/08
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後悔した。君を見た時から気付いていた。教室で帰る準備をせっせとする姿。その教室の横を帰り道に向かい、歩く僕。君も気付いたのだろうか?君はどうか分からないけど僕は勘付いた。きっと、自転車置き場ですれ違う。そして、後悔すると。僕の予想はいつも外れる。そして、妄想はいつも裏切られる。しかし、今日はいつもと空気が違っていた。自転車置き場、少し遠くに君が見えた。予想は大当たりだ。しかし、妄想は裏切られる。僕は君にバイバイと言う。そんな当たり前が僕の妄想。そう、裏切られる。目が合いそうになるのをお互いでそらして、お互い、存在には気付いているのに。僕は足早に逃げていく。君の姿から。そして後悔する。そして情けなくなる。そして、自分が嫌いになってしまった。君にたった一言の「バイバイ」も「ごめん」も言えない僕に、何が出来るんだろう。僕は僕が嫌いになる。
2005/06/07
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今日は学校の授業は3時間。その為、暇だ暇だと呟く友人に連れられてカラオケへ。こんなとこにカラオケが!?っておもうほど変な所に笑しかも、年中クリスマスカラーらしい。不思議な店。で、フリータイム4時間で入室。3人であとからもう一人くる予定だったけどその一人が途中で無理宣言。汗更に1時間丸々残して友人一人帰宅。勿体無いので二人で唄う唄う。汗疲れました。まじで。最初の方はゴーイングとかアンダーグラフとかレンジとか、大塚愛(?)とかレミオとかベニーとか唄ってたけど最後限界。1時間丸まる二人で延々BUMP唄ってました笑しかも友人、途中でリタイヤ。何もしないのも何なので俺は一人で唄い続けました汗で、途中で俺も喉が限界に…。ま、残り8分だし、帰るか。と、帰宅。はぁ~疲れたけど精一杯歌えたかな?笑
2005/06/06
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日に日に何かを忘れている気がする。とても大事な事なんだ。でも、確かに忘れてる。少しずつだけど、確かに。何だっけ?どしても思い出せない。それが何であるか。「お前、それはねぇよ。」「えぇ?そんなのヤダし。」「確かにあいつはウザイなぁ。」「うわぁ、キモ!」「…あの顔はヤベェよ…?」「まじアイツ調子のってる…!」全部俺の言葉だ。何だっけ…。昔は少なくともこんな言葉、言わなかった。あ、そっか。優しさとか思いやりとか、人としての根本が抜けてるや。何考えてるんだろ、俺。アホじゃないか…。もっと、相手を尊重した態度が必要だろ?これがいつかは抑制して苦しめてるとか考えた。でも、それでいいじゃないか。多少の苦しみは必要だろ?自分が笑うためにも、周りの人に笑ってもらうためにも。
2005/06/06
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夢を叶えるのに必要なものってなんだ?努力?願望?能力?いや、夢に必要なものは…「よぉ!」「…。」「相変わらずつれねぇ奴だな。」俺の先輩だ。俺の周りにいる奴はほとんど巷で言う“不良”だ。俺もそれに等しい。そして、この先輩も例外ではない。「…。」「…おい…いくらお前だからって先輩をシカトして許されると思ってんのか?調子のんなよ!!」そう言うと、乱暴に胸座を掴みかかってきた。とっさにそれに手をかけると思いっきり振り払い、先輩は思わず足元が狂う。よたついた足に間髪いれず、払いとる。先輩は街中で、大胆にこける。周囲の視線が集まる。「ぅお!……」「いくら先輩だからって俺に歯向かえる立場か?ふざけんのも大概にしろ。町で俺に話しかけるな。」大きく舌打ちをすると、先輩は引き連れてた仲間数人と離れていった。周囲の冷たい目が一人の男に向く。こんな状況は慣れたものだ。別に俺は俺を見る奴らにキレたりはしない。別に彼らは間違ってはいない。俺の仲間達は、よく同じような場面になると周囲に当り散らす。それが、俺達の中では普通だった。つまり、ここでは俺が例外だ。だから、俺は仲間達の中でも少し、別の存在。他の奴らに様に、強がりで不良をしているわけではない。喧嘩ばかりしてたら、不良が集まってきたんだ。もちろん、喧嘩をして何かを探していたわけでもなく、何かを喧嘩に求めたわけでもない。ただ、自分にイラついて、どうしようもないその怒りを、喧嘩で発散しようとしていたんだ。しかし、最近はそれもしない。発散できない事が分かったから。だが、一度名が挙がってしまった為か、喧嘩をしない日の方が珍しい。町を歩くだけで、喧嘩の種に出会ってしまう。だから、非常に面倒な状況にあるといえる。その点、高校の中にいる時は幾分ましだ。ガンとかはしょっちゅうつけられるし、先生にも怒られる。だが、喧嘩にはならない。町の、周囲の人と同じだから。ただ、高校では授業中、タバコに手をつけられないのが難点か…。「お!健治じゃねぇか。久しぶりだなぁ。どうした?」「いや、ちょっと買い物に来ただけだ。」「かわんねぇな、お前は。ま、久々なんだしゆっくりしていけよ?」「…。」ここは、普通の人は知らないような店だ。いわゆる不良の集まる店で、店長も不良上がり。そしてそこの店員も、ほとんどが不良だ。「最近、高校はどう?あの糞じーさん、少しは落ち着いたか?」「荻谷に殴られてからめちゃ静かだよ。」「まじか!?そいつは殴った甲斐があるってもんだねぇ!」荻谷は、俺と同じ高校で、俺と馬鹿をやってた親友だ。一人の先生を張り倒して、見る影もないほど蹴り飛ばして学校を辞めた。そして今、ここでこうして働いている。「…健治、もう、高3だろ?…高校でたらどうするつもりなんだ?大学には行かないんだろ…?」「…。」荻谷は俺にとって唯一の“将来”を相談できる人でもある。不良をしてるのはこの悩みのせいでもある。「なんか、やりたい職業でもあるのか…?」「荻谷はどうなんだ?いつまでもここでアルバイトじゃ、やっていけないだろ…?」「今はなんとも…。健治も、夢なしか…?」「…まぁ。」「いつまでも、馬鹿やってられないしな。もう少し、時間が要るわな?」「そりゃな。一生の事、そんな安っぽく考えられねぇよ。」「…。」「なぁ、この服いくら?」「?…値札ついてねぇな。ちょっと待ってて。司馬さんに聞いてくるわ。」「…司馬?」「あぁ、店長、店長。ちょっと待ってろよ。」俺は夢が無い。荻谷も同様に。でも、社会から逃げているわけでない。何をして良いのか分からない。ただ、何かをしたくないわけでもない。何かはしたいと思う。しかし、その何かがいつも引っかかる。何かって何だ…。それが正しいものであると願いたい。しかし、何が正しいのか分からない。間違っていない事と正しい事は違う。だから世の中は複雑なんだ。「7200円。」「…。」「どした?」「いや、いきなり話しかけるから…。」「わりぃわりぃ。で、それ買う?」「……あぁ、買うわ。」「ありがとうございます!」「他人行儀だな。」「司馬さんの信条さ。わざわざこちらまで出向いてくれ、しかも商品を好んで買ってくれた相手に対して、感謝を忘れるな!ってね。」「へぇ。」「司馬さんは立派だよ。今は不良ばっかだけど、普通の人も不良と混じって買い物できるような店にしたいって努力を惜しまないし。」「…この店だったら…そんな事も出来るかもな…。すげぇ雰囲気いいし。不良が居るのに違和感がある。」「だろ?俺はそんなこの店が大好きだからさ。司馬さんには頑張ってもらいたいね。」「そうだな。」なぜかその時、荻谷が手の届かない場所に居る人に見えた。とても、輝いて見えた。「また、買い物でも何でもいいから寄ってくれよ。俺も相談相手がいないと寂しいしさ?」「…気が向いたらな。」「約束だぞ?」「分かった。じゃあな。」「おぉ、またな。」店を出て、人目を避けて家へと帰った。その間、自分の夢について考え込んでいた。小さい頃の夢を思い出したり、その理由を考えたり、何がしたいのか色々自分に当てはめてみたりした。結論は出た気がした。たった数十分の帰り道の中で、安っぽくない答えを、確かに感じていた。俺のせいで、ギクシャクしている家の中でも、その考えが正しいのか、押し黙り、考え込んでいた。正直、吐き気がした。考えれば考えるほど、ウザッたらしく将来の決定を急がせる“大人たち”の顔が浮かび上がった。それでも、荻谷を見ていると自分の馬鹿を感じてしまう。俺にも、輝ける時があるのだろうか…。それから季節は目まぐるしく廻り、厳冬期を迎えようとしていた。「…さみィ…。」「健治は寒がりだからな。」「…笑うなよ…ほんとに寒いんだから…」そういうと、荻谷は笑う。店の前で荻谷と二人で、いつものように座っていた。「荻谷?」店の中から声が聞こえてきた。店の音楽に混じれていたが野太く、肝の据わった声だった。誰か分からずに俺は振り返る。「あ、司馬さん。どしたんですか?どこか出かけるんすか?そんな改まったかっこうして。」あぁ、こいつ…この人がここの店長か。普段表には出ないのだろう。1年半もここに来ているが初めてお目にかかった。「あぁ、小一時間程度、店を開けるから頼むぞ。」「はい!」荻谷は司馬という男を尊敬し、司馬は荻谷を信頼しているらしい。「お客さん、どうぞ、ゆっくりしていって下さい。たいした物はないですが…。」そう、微笑みながら俺にいうと二人に手を振って、町の中へと入っていった。「健治、カウンターついとかないけないから、中はいっていいか?」「あぁ、その方が助かる…ここは寒い…。」そう言うと、ロックのかかる店中で荻谷と俺は話しこんでいた。以前、荻谷が司馬の理想を語っていた時に比べ、随分と様々な世代の人が来ていた。とても違和感のある光景だった。爺さんが若い不良の店員になんなく質問しているのだ。そして客が不満そうにすれば、その店員は必死に頭を下げて謝罪をする。司馬という男の理想は叶おうとしているのかもしれない。そして、荻谷の理想も。いつからか分からないが、荻谷もこの店が発展する事を切に願っているのを感じていた。荻谷と話していると度々、司馬とチェーン店を開いた時は俺を支店長にしてくれるんだ、と嬉しそうに話していた。そして、俺もその店を多くの人に利用してもらうんだと、意気込んでいた。そう、それはどんな形であろうと荻谷の夢であった。最近はそんな荻谷に落ち目を感じなくもなかった。「でよ!?そこで荒木ったらいきなり殴りかかってきてさ、もうめっちゃ返り討ちにあって!」荻谷はこうやって人を笑わせるのが上手い。俺も、荻谷の前ではよく笑う。司馬が出かけて40分くらいたってだろうか。近くでものすごい音がした。車がスリップするような音か。「…何の音だ。結構近かったぞ…?」「…。」荻谷は不安そうな顔をし、店を飛び出した。「おい、ちょっと待てよ!」俺が追うように走ると、荻谷は人だかりを見つけ中に潜り込んで行った。「…。」人ごみの中から顔をいっぱいいっぱいに引っ張り出す。そこには車が壁に突き刺さり、それ巻き込まれて人が壁と車に挟まれていた。「し、司馬さん!!」荻谷は群がる人を払いのけると司馬に近づいた。「司馬さん!?大丈夫っすか!?司馬さん!?」「……荻谷か…?は、ちょうど…良い。お前に伝えたい事が…。」「喋ったらダメです!救急車がすぐに来るから…」「…この様だ…助からないさ…それよ…り…あの店、お前に任せる…。」荻谷を追ってようやく人ごみから出てきた健治はその光景に言葉が出なかった。司馬の体は不自然なくらいに壁に食い込み、車のバックミラーが砕け、横腹に食い込んでいた。「必要な事は…わかっているだろ…?は、人を散々殴り倒してきた奴が…今さら綺麗事など…出来ないんだな…」「司馬さん…!」荻谷はその目に涙を留め様とはしなかった。俺はその光景を後ろで見ているだけだった。間もなく、救急車がつくが、数分後、司馬は静かに息を引き取った。それから、荻谷は変わった。季節は悲劇をも流し、厳冬期を超え、春、卒業の季節を迎えていた。「いらっしゃいませ!!どうぞごゆっくり!!」「…。」「…?あ!なんだ、健治かよ…。」「おい、なんだは無いだろ?他人行儀をするんじゃないのか?」「常連さんにはフレンドリーに、ってね。」「いつからそんなの出来たんだ?」「客とより近づくために俺が店の信条に新たに加えたのさ!でも、常連にも感謝の意は忘れないぜ?」「若い店長は、思ったより頑張ってるな。」「ちぇ、何だよ、それ?」荻谷は司馬が死んだ次の日から店長として店を再開した。しかし、その店にはそんな空気は一片たりとも無かった。むしろ、以前にまして活気付き、笑顔が絶えない店になっていた。もちろん、司馬が居なくなった事による悲しみは大きかった。店員誰もが涙を流した。しかし、荻谷は託された夢を、涙ながらに皆に語り、託された夢に向かって全力で走る事を決めた。店は司馬の空気を失わずに、新たに荻谷の息吹を取り入れて、一つの目標に走り出していた。その事を必死に語る荻谷は、本当に輝いており、夢を、大いに誇っていた。その努力あってか、以前、幅広く得とくしていた男性客に、新たに若い女性の客までもが加わっていた。しかし、荻谷は決まってこう言う。まだまだだ、子供にも来て欲しい!まさに老若男女のための店に!と。「で、健治は何をしに来たんだよ?金も持ってないんだろ?」「なんてつめてぇ店長だ。金を持ってないと客じゃないのか?」「健治だけはね!」「…。」「冗談だよ。で、何の用?」「親友に“夢”を打ち明けに来たんだよ。」「…まじ?」「ここまで来て、嘘は言わないさ。」「まじかよ!?…何?お前、何するつもりなんだよ!?」「聞いて驚くなよ…?」俺は、夢を持った荻谷を見て、分かった事がある。夢を叶えるのに必要な事、それは決して夢を恥だと思わず、その夢を胸を張って誇る事であると-
2005/06/05
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「贅沢は言わないわ。一人で良いの。」「…何?彼氏が?」「ちょっ…違うわよ!彼氏なんてのは一人で良いの!」「いや、あんたやったら分からないよ~?我がまま言い出して、二股でもしちゃいそう!」「おいおい、縁起でもない事言うなよ…。ただでさえ最近のよしみの態度が冷たいのに…」「あれれ?よしみ、早速浮気してるの?こんなに格好いい彼氏がいるのに?ねー?」「英樹!そんな嘘言わなくて良いの!」「でも、冷たいもん。」「そんな事ないでしょ?」「いや、昨日は一緒に帰ろうって言ったのにシカトだし。昔はそんなの事なかったのになぁ…」「昨日は無理って言ったじゃん!」「ほら、怒りっぽいし…。」「おやおや、よしみぃ。ほんとに浮気?今教えてくれるなら隠しといてあげるよぉ?」「美歩は笑うな!浮気なんてしてないったら!」「んじゃ昨日はなんで帰ったんだよ…。」「いったでしょ!?私、器械体操はじめるって!」「えーそうなの!?初耳!」「もー美歩は黙ってて!」「ヒステリー、良くないって。」「ちょっと!原因は英樹でしょ!?」「違うよ!藍沢じゃんか!」「ちょっとぉ!私になすりつけないでよね?原因は最上だって。」「おい!藍沢がそもそも浮気の話をしたから…。」「言いがかりよ。最上が割り込んでこなかったらこんなことならなかったんだからね?」「…もぉ!!二人ともうるさい!私の席から離れて!!」「あ~あ、最上、フラれちゃったね。」「うるせぇ!藍沢のせいだろ!?」「も、どっちでもいいから早く離れて。ほんと、うるさいわ。」「今日一緒に帰ってくれるなら!」「…わかったから…」「私は休み時間終わるまでね!」「ちょっと美歩!?次数学よ?小テストあるのよ?勉強させて!?」「一緒にすればいいじゃん!」「おいおい、藍沢、よしみ困ってるだろ?行くぞ!」「ちょっと!腕掴まないでよ!?痛いったら!!」「それはそうと、俺が部活終わるの待っててね!」「よしみ!こんな乱暴男、待たなくていいから一緒に帰ろう?」「おい!普通は彼氏と帰ろうとしてる時は遠慮するもんだろ!?」「あんたは彼氏の条件満たしてないからいいの!」「何だよそれ!」「…!」「…!…!?」「……!」よしみはため息をつく。毎日この調子。優しくしてるともっと状況が悪化する。だから最近は二人とも突き放している。こんな毎日のせいだろうか?私は切に、人を欲してしまう。それは、私を必要として、私が必要として、いつも私の傍に居てくれる人。決して恋愛対象ではなく、身内といえるような感じ。私はそんな人が欲しい。でも、身内じゃなくて・・・。この考え方自体が我がままだと分かってる。だから贅沢は言わない。一人で良いの。アイロンもかけてないのか、と思わず問いたくなるようなよれよれのシャツを着た教師が汗を拭きながら入ってきた。「さぁ、はじめようか。」私は分かってないんだなぁ。何も見えていないんだなぁ。数学は苦手だし、怒りっぽいし。一人で呟いて、一人で自分を卑下してみたりして。何かの答えを探すように、手探りで暗闇を迷うように。「あぁ~ぁぁ、どうしよぉ、数学全然わかんないよぉ…。」「大丈夫だよ、美歩。私も分かんないし。」「うん。俺も分かんないし。」「ちょっと、私とあんた、一緒にしないで?最上は分からないのが普通でしょ?」「それは藍沢だろ?お前が授業中に起きてるの、見たこと無いぞ?」「は?んなわけないじゃん!」「もぉ、止めてよ、二人とも。皆出来が悪い、これでいいじゃん。」やっぱりいつも通りなんだなぁ。何一つ変わらない生活は、安心はさせてくれるけど、新しいものはくれないんだよね。刺激が欲しいのかな…?私ってやっぱり、贅沢なのかな…?その後も同じ事の繰り返し。刺激の無い生活だけど、楽しいといえば、楽しいんだろうな。ようやく終礼を終えて、英樹は部活に。美歩は帰宅。私は英樹待ち。少し、英樹の練習姿、見てやろうかな?なんて思ってみたりする。校舎から少し離れた所へのグラウンドへ。ミラーも無い狭い角を曲がる。私の意識は不思議と消える。でも、消えた意識の中で、英樹の声が聞こえた。はじめて聞く、英樹の泣きじゃぐりの声だった。泣き?なんで泣いてるの?あれ、美歩の声も。美歩の声も擦れてる。親の声も、お兄ちゃんの声も。あぁ、やっぱり車に撥ねられたのは、夢じゃないんだ。でも、痛いっていう感覚が無いから分かんないや。「よしみ…?」「……っ……っ…………っ…」英樹、泣いちゃダメだよ?折角の男前が台無しじゃん。美歩、そんなに泣かないで。私、今幸せよ?本当よ?私って本当に恵まれた人生だったんだね。贅沢を言ったつもりじゃなかったけど、二人も私を必要としてくれてるんだよ?私も、二人が必要だった。私は、目の前の幸せが、あまりに普通と感じていたせいで、見逃してたんだね?反省しなきゃ。これからゆっくり時間をかけて。最後に贅沢を言わせて。この広い世界で、英樹が、美歩が必要とする人と、巡りあわせてあげて。最期のお願いよ…?
2005/06/04
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「誇れる自分」明日から(?)試合のある友人の為に、です。そんなに詳しく事情が分かるわけではないけど、失敗を恐れずに胸を張って欲しいなぁと。でも、彼ならきっとやってくれると思ってます!頑張れ!!ど素人が偉そうに述べててごめんなさい…汗でゎでゎ。。。
2005/06/03
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明日、僕は舞台へ上る。眩いライトに照らされて、大勢の期待を背負って、自分の不安を抱えて。きっと、いくつもの失敗を皆の前でしてしまう。でも、僕は恥じない。僕が見て欲しいのは、成功して勝ち誇り続ける事よりも、失敗を恐れずに立ち向かう姿なんだ。僕はエースだ。そして、僕は野球部だ。今の厳しい練習がきっと何かのプラスになって、エースとして勝利を掴み取るんだ。しかし、負ける事は決して恐れない。失敗する事を決して恐れない。もし、負けたなら自分よりも厳しい練習に耐えてきた相手を尊敬し、嫉妬し、ライバル視すればいい。もし、失敗したなら、それは新しい自分の発見と思い、成功できる自分を、探せばいい。全ては自分の為に。全ては成功の為に。全ては勝利の為に。全てはチームの為に…。明日、僕は舞台に上る。怖がってなんかいないさ。見ている人に、共にプレイする仲間に、自分の誇れる姿を見せてやるんだ!
2005/06/03
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美咲は、その日学校に姿を見せなかった。「…あれ、美咲は?誰か知らない?」学活の途中、先生が目を丸くして生徒に尋ねる。「さぁ、遅刻じゃないですか?」「そう…あの美咲にかぎってねぇ…?」「そんな事言われても…。」蓮はあからさまに困った顔をした。美咲は先生からひいき目で見られるほどの優等生なのだ。「蓮って言うなら分かるんだけど…。」「別にどうだっていいじゃないですか、この際俺は。」クラスに笑いが起こる。すると、同時に隣のクラスの担任が駆け込んできた。「先生、先生ちょっと…。」「はい?」そのまま先生は足早に出て行くとすぐには戻ってこなかった。クラスが置き去りにされ、混乱する。しかも、一時間目のチャイムを過ぎても誰一人先生が来ないのだ。一体何がどうなっているのか、生徒は困惑した。すると、美咲張りに真面目なルーム長が立ち上がり先生を呼びに行くと言った。彼も真面目ではあるが、無愛想でまさに冷静。しかも決して晴れた性格ではない。そのせいか、先生から美咲のようにひいきされる事もなく、生徒からの信頼と友情も得る事が出来ていない。「えー止めようぜ!?今日は自習なんだよ!な?」生徒たちから非難の声が上がる。美咲なら、これくらいは上手く丸く治めて皆を納得させられるがこのルーム長はどうだろう。「いや、僕は学習しに来ているんだ。お金まで払っているのに。お前たちが騒いでたら自習も出来ないだろ?」「は!?ふざけんじゃねぇよ!!」「おい、止めとけって」蓮は顔を真っ赤に染めた生徒を静かになだめ、ルーム長を見た。「呼びにいったって無駄だよ。隣のクラスも先生が来てないんだ。」「だから、何だ?」「来れないほどの急用、学校全体の問題事が起こってるんじゃねぇの?」「…そんなの、君の憶測に過ぎない。」「だから、何だよ?この階の生徒が皆、先生が来ないで騒いでいるんだ。普通じゃないのは確かなんだよ。」「なら、確かめてくるまでじゃないか。」「…」校内に放送が鳴り響いた。少し息切れた音とともに低い声が聞こえた。「全校生徒に告ぐ。至急、避難体制に移り、速やかに校舎から離れて下さい。クラス毎に速やかに避難して下さい。」「!!」クラスから、また隣のクラスからも叫び声が響く。避難訓練はあれど、実際に避難した事など今まで無い。学校で何が起こっているのか、分からずままに、個々に感じる妙な不安感に掻き立てられ、混乱し、多くの生徒が廊下を入り乱れる事となった。お・は・し、小学校の時に覚えさせられた事を高校生になっても実行できないのだ。一体何人の人が冷静に教室からグラウンドまで行けたのだろうか。あのルーム長でさえ、貧相抱えて人を押しのけながら走っていた。グラウンドにはいるべきはずの生徒が数名いなかったが、混乱に動じて家へと帰ったのだろうか?ざわついている生徒の群集の目に校長が姿を出した。「大変な事が起きました。一人の男性が、人質をとり、現在校舎内にたちこもっています。人質は我が校の生徒です」ざわめきは一層激しさを増す。取り乱すものが多かった。すっと、蓮が思い立ったように立ち上がると校舎へと走り出した。「君!どこに行くのかね!?」「どこだっていいだろ。」校長の声など耳にも止めず校内へと走りこんだ。しばらく校内を走り回ると美咲の姿を見た。体中にダイナマイトらしきものを巻き付けさせられていて、その後ろには20代後半程度の男。周りには数人の警官がいた。「落ち着け。そんな事をして、何がしたいんだ?話してみろ。」なだめようと警官は相手を興奮させないように必死に説得しようとする。しかし、その男は聞く耳を持とうとしない。そんな警官と、男に囲まれて美咲はボロボロと泣いていた。「おい、お前。刺激しないようになんて考えないで説得してみろよ?俺はいたって冷静だからよぉ。あぁ?」「何を言っているんだ?その女性を放し、こっちで一緒に話そう。」「おい!次、その口調で話したら…周囲一体手足が散乱するぜぇ?俺がライターを一瞬この女につけただけでボンっ、だ。」「…」警察が小声になって話しあっている。その姿をあきらかに男は不快にとっていた。「美咲を離せ!この狂人が!!」蓮は感情に任せて飛び出して男に駆け寄った。「ふん…もう少し、派手に死にたかったけどな…」そういうと男はライターをつけた。「!!や、止めろ!!」警察はいっせいに伏せた。蓮は弱々しい反撃の声とともに手を、美咲へと伸ばした。「冷静さを欠くと、そうも人間ってのは醜いねぇ…おい、ガキ。お前のその思いがけ、嫌いじゃねぇよ…」男は火のついたライターを高々と掲げた。「おい、公務員よぉ。このガキみたいに、身の安全よりも人質の為に動ける奴になれ!じゃねぇと人は救えねぇよ。」男は警察の一人にライターを投げつけると美咲を離し、蓮へと手渡した。「しっかり…守れよ…」「…」蓮は静かに頷くとその場を走って離れた。その男はその場で抵抗を続け、警察二人に致命傷を負わせて、捕まった。その男の真理は分からない。ただ、蓮にはただの悪人には見えなかった。その後、美咲と二人で話していると美咲はこんな事をボソッと口にした。「…私、生き別れの兄がいるって…お母さんが言ってた…今ちょうど、27歳くらいだって…」「…」蓮は美咲の手を握ると、何も言わずに空を仰いだ。
2005/06/02
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ここしばらく、暇すぎて構想もせずに適当に話を書いていました笑パソコンつけて、日記を書こうとして、何書くか特に思い当たる節も無く「ん~…蒼って字、カッコいいなぁ。よし、これタイトルにしたの何か書こう!」とか「ん~…特別な人…あ、もう書いちゃった。無理矢理話し続けよう」みたいな感じで笑 その場その場で話が頭の中で二転三転 笑だからほとんどの話にまとまり感0 汗で、書いてたら溜まってきたのでHPリニュってみました笑おかげで最近は勉強時間ゼロです笑 やる気ないなぁ汗ぇ~。特に書く事無いので終了(ぇたまに日記も書いていこうと思います。折角一日3コも日記更新できるわけだし。利用させてもらいます! でゎでゎ。。。
2005/06/01
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ドンッ!!響き渡る音。町が慌てて明かりをつける。町が慌てて走り出す。町が慌てて電波を流す。嘘か本当か、情報が飛び交う。銃殺で死亡者5名。大きなシャンパンを開けた音。車が電柱に衝突した。どれが嘘で、どれが本当か。住民たちは互いにその情報を分け合う。しかし、どうあっても結論に至らない。いつのまにか警察までが、一体何があったのかと住民に問いだす始末。とても、奇怪な事件だった。夜中の3時ごろ、町中全ての人が目を覚ますほど巨大な音が空を伝って人々に事件を知らせた。町中の住民が、家を飛び出し、町の隅から隅まで駆け回る。しかし、何も見つからない。異変らしい異変は無い。確かに、何かの結果で音が鳴ったのに、その原因が無い。町中の人が頭を抱えた。結局、日が昇ってもその“原因”は姿を見せなかった。次の日、その次の日もその話題で町は持ちきりだった。しかし、飛び交う目を覆いたくなるような情報の数に対し、その信憑性は全てが0に限りなく近かった。警察は頭を悩ませた。何かがあったなら、そこに駆けつけたいがそれすら出来ない。一体、この町で何が起こっているのか?結局、1年たっても出てきたのは下らない嘘ばかりだった。もう、その事件は謎に包まれたまま、人々の過去から忘れ去られかけていた。警察も、その“恥”を口にしようとはしなくなった。そんなある日、一人の女性がある異変に気がついた。町から隣の町に行くまでの道が不自然に上り坂になっていて、微小ではあるが道路に小さなひび割れがあった。最初は道路の老朽化だとか、女性の気のせいだとか、特に問題視される事もなかった。が、一人の研究者がそれを不思議に思い、調べてみると、町の郊外に通ずる道路はどこも、似たようなひび割れが確認できた。そこで、研究者は女性の「不自然な上り坂」に目をつけ、町の状況を調べた。すると、町全体が“落ちている”事に気がついた。実に、1,2cm程度の事ではあるが標高が下がっていたのである。そう、あの夜、町の下に広がっていた小さな狭い空洞が、町の重みに耐え切れず、崩れたのだ。その結果、町全体が陥落、逃げ場を失った空気が、巨大な音を立てて、どこかから抜け出ていったという事だった。当然、町の上辺には変化が無かった。裏で起きた大きな変化など、警察、住民に分かるはずも無かった。
2005/06/01
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