臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2017年11月02日
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弊社が5億円で購入を表明した売りビルに対し、売り主企業と融資元の銀行とが駆け引きをして、契約が延び延びになっています。
世間には良くある話なので参考までにその内容を一部ご紹介します。



そのビルを「買いたい」と手を挙げたのは臼井不動産です。

売買金額は5億円で合意。
その企業は他にも色々と事業を行っていて、銀行からの借入金総額は20億円強と推定される。

弊社が手を挙げたビルには3億円の抵当権が入っており、5億円で売れると通常なら2億円の手元資金が残る計算だ。

しかし、売るためにはビルの原状回復に1億円かかり、残る1億円を巡り銀行が「他の借入金の返済として1億円を内入れして欲しい」と要望を出している。

ビルの持ち主側は、1億円の手元資金で他の事業の運転資金に使いたい意向で、売り主と銀行との話し合いが平行線をたどっていて、なかなか合意に達せず、ビルの売買契約も延び延びになっています。

弊社では私が個人で持っているビルをいま4億円で売りに出しました。
会社が持つビルも4億3000万円で売りに出して、新規ビル購入のため資金繰りに余裕を持たせています。

ビルの売却で余った資金は、当然金融機関への返済に回します。
無借金に近づけるように、債務の圧縮をすることは当然です。

借入金を返済できるお金が出来たのに返済しないで、運転資金に使ってしまうと資金ショ-トが起きやすくなる。危険信号です。

健全経営を心がける経営者なら、余った1億円の資金は金融機関の求めに応じ、借入金の返済に内入れすることはとても良いことなんです。
それを嫌がるビルオ-ナ-の真意はどこにあるのでしょうか?

世の中にはこんな例が沢山あります。
借金はいずれ返済しなければならないお金です。手元にある内に返済に回そう。


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最終更新日  2017年11月02日 23時13分14秒
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