臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2018年07月04日

★不動産売買の仲介手数料が400万円以下の場合最大18万円です。

カテゴリ：１戸建て　中古住宅

長らく不動産会社の仲介手数料は政府により上限金額が規制されておりました。

【売買金額が】
２００万円以下の場合は５％
４００万円以下２００万円までは４％
それ以上の場合は３％＋６万円でした。

売買価格が400万円以下の場合、仲介手数料の上限金額が一律18万円以内と変更されたので売主さんはご注意下さい。

つまり、格安物件でも売主さんは、売買手数料を１８万円請求されると言うことです。（物件価格が１００万円の仲介手数料でも１８万円請求されます）
（但し、買い主さんは従来通りの手数料であることが変則法規です。）　　

これは金額の安い不動産を仲介すると、不動産会社は経費倒れとなるため、低額物件の取り扱いを敬遠され、取り扱ってくれないことから今年になって改正されたものです。

仲介手数料の上限が18万円である事の説明は、専任や一般の媒介契約締結時に売主さんに不動産会社は説明し、了解を得ることが必要です。

その他に売り主の物件が遠隔地であり調査のための交通費なども、不動産会社は仲介手数料とは別に請求することができます。（売主、買主の了解を得ることが必要）
これも交通費の金額や宿泊費などの予定明細書を添付して売主さんとの文書交換が必要となります。
口約束では後で、「言った」「言わない」とトラブルに発生すると困るからです。

底地の売買のような１００万円程度の格安物件の売り主さんは、１８万円の手数料を請求されることになるのでご注意下さい。（消費税は外税）

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