シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年03月07日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 昨今、人種差別問題が、浮上している。勿論、人種差別問題を放置したままでは、人類は発展も進化もできないことは確かであろう。

 そこで、人種問題を、神秘学で考えてみたい。

 人種の定義ほど曖昧なものはないだろう。現代の人種は、唯物論からきていると断言できる。姿や形、血統の法律的解釈、全ては幻といってよいだろう。神秘学で解釈すると、現代の人種の概念ほど、人種という意味をなしえないほどの、殆ど同列な意味を、差別化しているだけだという。

それは神秘学が、人類の歴史を解き明かしているからであり、人種のもともとの概念は、古代アトランティス期の人類の存在に起因するという。つまり、古代アトランティス人に対して、ようやく当てはまる概念であって、アトランティス期からみれば、現代人は、みな同種の存在だという。

それは神秘学が、精神、魂の開発、能力から、その開発や能力を目的とするために、差別化するのであって、少なくとも、所持している形態や外見の優劣を競うような代物ではないという考え方にある。

人種の問題は、魂の開発がどの段階にあるのか?でしかない。

それゆえ、古代アトランティス人からみれば、現代人の大半は、皆、第5根幹人類の古代アーリア人の末裔である。古代アーリア人が、秘儀の文化を伝えるために移住したのが、土地とともに定着し、いわば土地に根付き、飼いならされるように溶け込んで、いまの形態が出来上がったという。その土地の特色が、アーリア人にもたらされ共同作業で、いわば融合し、現代人ができたといえる。だから、現代人の場合、いま住む土地を離れて住むことは、多くの場合、人体の障害を生じるようになり、その子孫は途絶えがちになるという。

ある意味、それぐらい、土地に執着をもち、唯物的思考が身についてしまったわけである。本来、魂は何の執着ももたない、性差もなく、いわば、無や空という存在だといわれる。だからこそ、体験することができるのである。

無や空でなければ、体験することに魅力を感じることはないだろうし、魂自体が変化することはないだろう。無や空の魂が体験により、穢れてくるといってよいだろう。だから常に、この世の泥のなかで、泥の付着を、日々洗っていかなければならない。



そういうわけで、輪廻転生から考えると、本来、とるに足らない人種問題や国家問題に固執したり、地位や金銭を求めることこそ、自らのエゴを野放しにし、放縦にしている自我そのものを表し、魂の堕落を、そこに見い出すだろう。

魂の輪廻転生の法則からいえば、魂は霊を観照し、高次の自我自らが、常に向上を求めるので、堕落した要因を生じるであろう肉体には、受肉しないという。だから、1人の人間が、進化の遅れた動物の肉体に、転生することは、本来、ありえないのである。しかし、堕落した魂には、執着心が容易に生じえるので、続けて同じような肉体や、或いは進化の遅れた動物に転生することも皆無とはいえないが、それはもはや進化の法則を逸脱しているというような、いわゆる悪魔の部類に属するといわざるをえないだろう。これが悪霊の存在ともいえる。

そういう意味では、魂が、何度も進化という面で同じような人間に転生するのは、あまり好ましい状態とはいえないだろう。

だから、ある意味、現代人のなかに、異常に保守的で国家主義、あるいは人種主義というのは、魂の不健全な転生を意味するか、その行き詰まりを学習するために、転生しているともいえるだろう。

神々は、満遍なく他を自ら照らすに足る魂や、真実をあらゆる立場で捉え、自由な思考を促進させる体験を、生じるように配慮しているのである。それは、神々が、人間であったときに、自らが体験したことなのであるのだから、かって辿った道として、理解できるのである。

人間がいかに賢くあろうとしても、神々はすでにその段階を通過してきているという点において、全てが見通され、その賢さを上まわっているのである。というよりも、人間の賢さのなかに、神々の配慮が行き届いているのが真相であるようだ!





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Last updated  2006年03月07日 19時26分55秒
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