シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年03月27日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回は、7つの封印を解くのが、7つの手紙を送った主である、キリスト=イエスであることを、書きまとめた。では、なぜ、キリスト=イエスが、7つの封印を解く資格があるのかを改めて、書きまとめる。大抵の手に入るヨハネ黙示録では、「巻物」と書かれているが、原典では、それは「本」であるという、原典の聖書のなかで、「本」という言葉は、ごくわずかしかみられないという。

 その「本」の意味は、「本」というよりも、所有を表す、土地台帳の意味に近く、旧約聖書では、血を通して受け継がれる系統を記録する文書の、意味であるという。年代記とか、歴史という意味で使われるのが、「本」という言葉だという。現代のコンピュータの世界でいえば、ログファイルであり、ワェブログ、つまりブログのことだろう。

 聖書の世界と、コンピュータの世界は、非常に似通っているように思われる。コンピュータの世界は人間が創造したように、この世は、神々が創造したと思えば、なんとなく辻褄があってくるのだろうか?

 さて、黙示録で記されるところの、この本(巻物)には、7つの文化期を通して、人間の自我のなかに、書き込まれ、人間の魂のなかに書き込まれたもの、つまり、諸文化期を通して、人間が霊的に到達したものが、書き込まれているという。

 その本(巻物)の封印を解くに相応しい人物は、創世記5章1節にある、「これは人間の系統の「本」である。神は人間を創造し、人間を神の似姿につくり、彼らを男と女に創造した」にある、神に値するのに相応しい人物で、この1節の「本」は、第1福音書の第1章にある「これは、アブラハムの子、ダヴィデの子、イエス=キリストの誕生の「本」である。」の「本」の言葉に受け継がれる形となっていて、神に相応しい存在がイエス=キリストであるという暗示になっているという。

 そして、それは、黙示録において、子羊のみが7つの封印のある本を開くのに相応しいという「本」によって、子羊が、キリスト=イエスの存在そのものであることを、意味するという。子羊は、しばしば、キリスト=イエスの象徴の像として記述されるという。黙示録の7つの手紙では、キリスト=イエスが、7つのイメージにより語られているが、それは諸文化期の特徴から、イエス=キリストのイメージに相応しいものとして、黙示録の著者である、秘儀参入者が、みたそのままを表現しているという。

 キリスト=イエスが、人間の魂に、7つの手紙を送り、7つの文化期を生じさせて、人間の魂に、7つの封印を刻むのだから、その7つの封印を解くのは、人類の系図の主である、キリスト=イエスこそ相応しいということなのである。「本」という言葉は、その人類の系図が、キリスト=イエスに繋がっていることを意味しているのである。

 だから、人類である者、人間であるものは、キリスト=イエスを通して、進化しないものはないということなのである。コンピュータの世界でいえば、キリスト=イエスのログの記録を持たない、あるいは、ブログをみない者は、人間として、進化することはできないということになる。

 だから、キリストは「私を通してのみ、父(神々)に達することができる。誰も、私を通さずして、父に行くことはできない」と言ったのだという。キリストを通さない人間は、獣になるしかないというのが、黙示録の語るところでもある。



 さて、キリスト=イエスが、次の時代に、7つの封印を解くとき、人間は、7つの文化期のなかで、7つの手紙から、霊的に到達するものが、万人の万人に対する戦いのあとに現れるという。

 これは、人間が、人間であるための資格試験のようなものだろうか?

 我々のポストアトランティス時代の、第1文化期である、古インド文化期に、物質界から目をそらし、まなざしを霊的なものに向けたことを通して、その復唱(復活、再生)として、万人の万人に対する戦いのあとの、次の第6の時代のはじめに、物質的で、感覚的なものに打ち勝つという。第1文化期の古インド文化期の体験を通して、魂のなかに、書き込まれたものを、自分のものにしていればしているほど、勝者となるという。

 次に、第2文化期である古ペルシャ文化期の、古ペルシア人による物質の克服が現れるという。剣は外界に対する勝利のための道具を意味するという。

 そして、次はバビロニア・エジプト文化期に習得した計量法、正確な測量が、現れるという。それは秤で表示されるという。

 万人の万人に対する戦いの後の、4番目には、最も重要な、キリスト=イエスの出現を通して、我々が第4文化期に習得したもの。霊的な生命、自我の不死が示されるという。このときに、不死に適さないもの。死に捧げられたもの全てが示されるという。

 このように、我々の7つの手紙の時代に準備されたものが、万人の万人に対する戦いの後、次の7つの封印の時代に、現れるという。そのとき、地球は現在の物質性を失い。もっと微妙で、繊細なアストラル体になっているという。そのとき、現在の地球のエーテル体のなかに活動する、キリスト=イエスの働きをみるという。

 つまり、物質性が失われたときに、エーテル体の中で活動しているキリスト=イエスの復活を目にするのだという。聖書に書かれているキリスト=イエスの復活は、物質体ではなく、エーテル体で、いまでも雲(地球のエーテル)に乗ったように活動する存在のことを指すという。だから、秘儀参入法により霊眼を手に入れた秘儀者は、キリスト=イエスの復活をみることができるのだという。

 キリストの弟子たちが、キリストの復活をみれたのは、キリストが地で活動したときに、弟子たちに、秘儀参入を通じて、いずれ霊眼を有するように、準備していた結果だという。





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Last updated  2006年03月27日 19時39分40秒
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