シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年02月13日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 いま、日本の社会が乱れに乱れている背景には、馬鹿総理だけでなく、馬鹿社長が溢れているせいであるという。

 自分の生命をも犠牲にして、サービス残業をしているサラリーマン社員の御蔭で、馬鹿社長は、馬鹿社長ヅラをさせて貰っていることを知らずに、社員を奴隷か、機械のように扱いながら、偉そうな態度を気取っているという。

 これは、真の学問や道徳教育を受けていない、まるで人間の品性に欠ける態度といえるだろう。

 そのような最たる例がホワイトカラーエグザンプションのようなものであろう。大体、ホワイトカラーという命名が、いかにも差別的であろう。よくもまぁ、あからさまに、ホワイトと名づけたものである(恐らくアフリカでは有り得ない命名法だろう)。平等というのなら、まず始めにブルーカラーの残業代をその分上乗せでもしたらよいだろう。

 これは、自分が楽をさせていただいている背景には、誰かが苦労を背負っているということを知らないか、或いは、知っていて、自分のなかの差別意識に気がつかず、差別意識を平然と無意識下において、考慮、思慮にいれない非人間的人格といえるだろう。

 神秘学では、14歳頃の小学校の中学年(3,4年生)には、差別意識を常に意識下において、自ら克服していくような、真の道徳教育を説いている。

 真の道徳の基本は、「社会生活の中には、何らかの意味で得をしているものと、損をしているものがある。得をしているのは、いわば社会の中で優位を占めており、損をしているのは、社会で下積みの生活を強いられている。しかし、もし、下積みの生活を強いられている人々がいなければ、得をしている人というのは存在し得ない」ということを感覚的に納得することであるという。

 これは鉱物がなければ、植物は成長できず、動物は鉱物や植物があって、初めて動物であることができ、動物は、植物や鉱物の犠牲の上で、動物として生活を成り立たせているのであり、人間は、鉱物、植物、動物の御蔭で人間らしい生活をさせていただいているのである。その日々の恩は感謝しても感謝しきれないものだろう。

 このような道徳の基本から、社会は形成されるのである。



 賢明な子供なら、自分は親よりも頭が良く、親よりも沢山の知識があるように思っているかもしれないが、それは親の犠牲により、そうなったのだから、親に対してどんなに感謝しても感謝しきれないという恩義を、自然に感じるだろう。

 このような人間関係における基本的な感覚とは、それはどんな社会においても、自分が先に進むことができるのは、実は自分が先に進んでいるからではなく、先に進むことを可能にしてくれた他の存在たちの御蔭で先に進んでいる、という感覚のことであるという。

 何事も1人で成立するものはないのである。

 今自分がこういう風にしていられるのは、自分の力でそうなったのではなく、周りの環境の御蔭でそうなったのだ、ということをはっきりと自覚するために、学問を習得するという。

 何も「道徳教育」の教訓を垂れることではなく、それは単なる無駄な説教でしかなく、いわゆる識者の自己欺瞞や自己満足でしかない。これでは子供は迷惑であるばかりでなく、学問が、嫌いになってしまうだろう。

 真の道徳教育をしようとするのなら、大人の1人ひとりが「差別」ということを、心の中で真剣に考えていかなければならないという。差別というのは、我々人間の心の中のどこかに巣喰っている「悪」の一番の大本なので、差別を常に意識化しておく必要があるという。

 いちばんいけないのは、無意識に差別の考え方を持っていることにあるという。

 自分の心のどの部分に差別の考え方、感じ方があるのか、どうして自分がそういうものを持ってしまったのか、そういうものを克服するにはどうしたらいいか、ということをいつも考えていかないと、決して子供に道徳感覚を伝えることはできないという。

 このようなことを真剣に考えないと、日本の将来は真っ暗闇といえるだろう。特に昨今の政治家に、あからさまな差別発言が目立ちすぎるといえるだろう。日本は同一民族だから、差別が無いかのように錯覚しているにすぎない。

 是とは逆に、特に米国は人種の坩堝なので、なんらかの差別をイメージさせるだけで、ご法度であり、反面、米国の差別を、常に意識する理性の働きを目覚めさせ、常に向上させる感覚を嗜み、身につけさせてもいるだろう。

 米国という国家は、多種多様な民族の共同作業の上に、差別なき理想に目覚め、階級差別の英国より独立し、現代国家としてつくりあげたのである。差別なき理想が失われると、米国は、格差社会として顕在化し、やがてロ-マ帝国のように没落するであろう。



 敗者のいない勝利者はない。敗者の御蔭で勝利者足りえるのである。米国の視点には、これが欠落している。米国はだから、歴史が無い若い国といわれるのである。

 しかし、米国も以前とはまるで変わっている。それは以下のような、おかしな世の中というジョークに代表されるだろう。

 おかしな世の中になったものだ。

 世界一のラッパーが白人で、
 世界一のゴルファーが黒人で、

 スイスがアメリカズカップで優勝する。
 政治の世界では、日本がアメリカを助け、フランスがアメリカを傲慢だと非難し、
 ドイツが戦争に反対する。
 本当におかしな世の中になったものだ。

 半世紀前までは想像もつかない逆転現象なのである。

 人間の無知な先入観、偏見こそ、差別であろう。

 負けるが勝ち!とはよく言ったものである。

 無知の知こそ幸いなり。

 誰の御蔭でトップに座れるのか、馬鹿な頭で、充分と考えて欲しいものだ!  





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Last updated  2007年02月13日 21時55分53秒
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