シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年05月01日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 もう一度、前回述べたことを再考する。0次元的なものは点であり、1次元的なものは線であり、2次元的なものは面、3次元的なものは物体である。

 では、この空間概念は互いにどのような状態にあるか?

 もし、直線に沿ってのみ動くことができる存在、いわゆる1次元人間を考察する。その1次元存在の空間イメージとはどのようなものだろうか?

 そのような存在は自分自身の次元である1次元性を知覚せず、点だけをイメージするだろう。というのも、1次元空間のなかでは、何かを描こうとしても、直線には点だけしか描きようがないからで、もし、2次元の存在であれば、直線と遭遇し、従って1次元的な存在を識別することができる。そして例えば立方体のような3次元存在は2次元存在を知覚することができる。

 けれども、人間は3次元を知覚することができる。我々が正しく結論づけるとすれば、次のように言う必要がある。1次元存在が点だけを知覚可能なように、2次元存在が1次元だけを知覚可能なように、そして3次元存在が2次元だけを知覚可能なように、3次元を知覚することができる存在は4次元存在に違いない、と。

 人間は外的な存在を3次元に従って境界づけることができ、3次元空間を処理することができるから、我々人間は4次元存在でなければならない。

 そして立方体が2次元だけを知覚でき、自身の3次元を知覚できないのと同様に、人間は自らが生きる4次元を知覚することができない、というのが、秘教が説く真実であるという。

 そして、人間は、最終的に6次元存在までに進化できるという。秘儀参入法は、6次元認識を身につける訓練を指す。まずは、3次元から、4次元を認識することが先決とされる。それには、ここで述べた4次元の幾何学を理解することからはじまるという。

 だから、プラトンは自らの秘教学院の門前に「幾何学を理解し得ない者は、この門を通るなかれ」と記したという。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年05月01日 22時00分55秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: