シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2008年10月09日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 何らかの物質特性を考えるとき、つまりどのような形であれ、物質がその効力を生じる際の特性を考えるとき、第一に、消化の際に起こるように、生体組織により克服されて人間の下部活動に取り入れられる摂取物が考えられる。

 さて、ここでホメオパシー(同種療法)(2)を行うことができる。その物質の集合性、関連性を止揚することができる。これは、その物質を、何らかの手法で希釈するとき、いわゆるホメオパシー的な極小量を用いるときに生じる。

(2)ホメオパシー[Homoeopathie] 同種(類似)療法。健康体に与えると該当の病気に似た症状を起こす物質を、ごく低濃度に希釈し、それを薬品(レメディ)として、該当の病気にかかった患者に投与して治療する方法。ハーネマンによって創始された。アロパシー[Allopathie](逆症療法)はこれとは逆の治療法。

 このとき、現代の自然科学全般では、マトモに観察されていないものが明らかになるが、それは人々が全てを抽象的に観察することに慣れてしまっているからである。だから、例えば、もし、ここに1つの光源があるとするなら、彼らは、光があらゆる方面へ広がっていく、と言い、光は、あらゆる方面へ広がり、無限の彼方で消滅する、と考えるだろう。彼らは太陽についてもそのように考える。

 しかし、これは間違いである。真相は、このような光の活動は、いかなる無限の彼方にも消え去ることはなく、ある限界の範囲まで達し、その後、弾力性をもって、はね返ってくるというものである。

 たとえ、その性質が往路の性質とは異なるとしても、はね返ってくる(下図)。自然のなかには、リズミカルな経過(プロセス)があるだけで、無限の彼方に通じる経過(プロセス)は存在しない。リズミカルに再び、それ自身にはね返ってくるプロセスだけが存在する。
med1-3.jpg
 この事は、量的な拡散だけに当て嵌まるのではなく、質的拡散にも当て嵌まる。ある物質を分割し始めるとき、その物質は最初の出発点での特性を荷っている。これらの特性は、無限に減っていくのではなく、ある点に至ると、はね返り、出発点とは反対の特性になる。

 人間の生体の上部組織と下部組織の間の対比も、この内的なリズムに基づいている。上部組織はホメオパシー的である。上部組織は、ある意味、通常の消化プロセスの正反対で、その反対物、ネガを形成する。

 従って、ホメオパシーの薬剤師は、



 これは大変興味深い内(精神)的関連である。この関連に関しては、次回以降、更に述べていく。





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Last updated  2008年10月09日 20時46分14秒
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