シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年12月01日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 月は、特に地球の人類の最初の偉大な教師たちであった霊的存在たちの宇宙での滞在地だった。かつて地球人類に太古の叡智をもたらし、物質的天体としての月が、地球を去って、太陽系内に自らの位置を獲得した直後に、この月へと引き揚げていった存在たちの滞在地である。

 (最近、物質的な宇宙人像をつくり、月の裏側に月面基地があるというような情報をつくる悪魔がいるようである。2012年に人類滅亡というマヤ遺跡を用いたデッチアゲもそのような悪魔の連中の仕業だろう。悪霊が蔓延っている証でもある。)

 今日、霊的認識を通じて、真に月を知る能力を持つなら、この宇宙のコロニー(居住地)のなかに、かつて地上で人類の太古の叡智の教師であった霊的存在たちも知るようになるだろう。これらの存在たちが、かつて教えていた内容、そして、人間が自ら、この太古の叡智とある種の関わりを持つことを可能にする衝動も、この秘儀に保管されていた。

 とはいえ、例えば、西南アジアのこの秘儀と、叙事詩の中でギルガメッシュと呼ばれている人物との間には、正しい結びつきはなかった。しかし、死後の状態でギルガメッシュと1つになった友人エアバニの超感覚的な影響を通じて、ギルガメッシュのうちに内的な衝動が覚醒した。

 それは、魂の不死性に関する何かを経験できるようになる方法(道)を、世界のなかに探し求めようとする衝動である。

 (似たような話に、秦の始皇帝が、徐福に不死の薬を探しに東に行かせたという伝説がある。徐福が辿り着いたのが、日本で、富士山は、不死山からきているという噂もある。徐福が日本の皇室に関係しているという噂もある。

 南朝と北朝の由来なのではないかと私的には思っている。竹内文書などから、古代の日本はいまでいう観光地になっていたのではないかと思う。一般的に、日本人が外国人に親切なのは、そのような伝統が残っているせいなのではないかと思う。

 マルコポーロの東方見聞録は、黄金の国というのは、精神「霊」的に黄金であったのではないかと思う。古代東洋の精神文化の発祥の地という意味である。)

 中世には、霊(精神)界に関して何かを体験したいと思えば、人間の内面に沈潜すること(精神のなかに没頭すること)が一般的だった。近代では、更にその行為が内的な経過(精神の活動)となり、当たり前(自然)になっている、と言えるだろう。



 例えば、小さな生物が、人間の皮膚上を走りまわり、その生物が鼻や額の上、髪の毛を辿って走りまわる旅で、人間に対する知識を獲得できるのと同じように、当時では、地球(大地)の上を歩き廻ることで、様々な場所で、様々な土地の成立から地球(大地)を知り、その知見を通じて霊(精神)界を洞察していた。

 古代人は霊(精神)界を洞察していた。秘儀への接近の有無に関わらず、洞察していた。従って、ピュタゴラスや同様の人たちが、認識の獲得の為に大いに遍歴した、と語られるのは、実際、深い意味をもっていた。

 この地球の様々な場所の、霊-魂的-物質的地球の様々な形成の構造から観察され得る認識を、地球の成立の多様性のままに受容するために、古代人は地を巡回した。今日、現代人は、例えば、アフリカやオーストラリアに旅行できるが、観光の対象となる外見的部分を除いて、家での体験に比べてさほど変わった体験をするわけではない。

 というのは、地球の様々な場所の間に存在する根源的な差異に対して、現代人の感受性が死に絶えてしまったからである。今述べている古代では、この感受性は死んでなかった。従って、地上の遍歴を通じて不死性の問題の解明の為に、何かを得ようとする衝動は、ギルガメッシュにとって非常に重要な意味があった。

 このようにギルガメッシュは、遍歴の第一歩を踏み出した。彼にとって、この遍歴は遥かに重要な結果をもたらした。彼は、近頃(1923年12月)よく話題になるが、その社会的状況は当然ながら非常に変わってしまった地域、すなわちブルゲンラント地方で、古代の秘儀に遭遇した。

ブルゲンラント州
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E5%B7%9E

 近頃(1923年12月)、ブルゲンラントをオーストリアの一部とするか、ハンガリーの一部とするか議論されたが、このブルゲンラントの地で古代の秘儀に遭遇した。この秘儀の大祭司は、ギルガメッシュ叙事詩ではクシストロス(ウトナピシュテム)[Xisuthros]と呼ばれている。

クシストロス :バビロンのベルの神官ベロッソスは、紀元前280年頃、ギリシア語でバビロニア-カルディアの歴史を著わし、それがバビロンの寺院書庫から発見されたが、ベロッソスは、ジウスドラというシュメール語の名をギリシア語化している。この名は楔形文字(アッシリア語)では「ウトナピシュテム」となっている。

(シュタイナーは、クシストロスをノアの箱舟のノアだと述べている。)





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Last updated  2010年12月09日 16時53分41秒
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