シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年03月21日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
以下は引用のつづきである。
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獣の話し方

 では黙示録に戻って、「獣は竜のように話す」という部分に注目してみよう。

 『竜』の話術は、どのようなものだっただろうか?

 以下の聖句が語っている。

竜=蛇

創世記 3:1
 さて、神であるヤーが造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」
創世記 3:2
 女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。
創世記 3:3
 しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ。』と仰せになりました。」
創世記 3:4
 そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
創世記 3:5
 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」
創世記 3:6
 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。
・・・
 その話術は、非常に巧みだった。



 「魔術師小泉」と興味深い一致点がある。

 夫は、騙された女の後に従うしかなかった。

 これはまるで、小泉政権下で人気調査に振り回される日本そのものではないか。

 これから先、本当に「像の夢」が実現するだろうか?

 今は、まるでわからない。

獣の謎―13章

獣の意味は?

 黙示録13章も非常に難解だ。この謎のキーワードは「獣」である。これをどう解釈するかで、意味は180度違ってしまう。では、「獣」とは何を言い表しているのだろうか?

 ここでは、一般に広がっている解釈で検討してみよう。つまり、「獣」は「軍事大国」という図式である。

黙示録 13:1
 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。
黙示録 13:2
 私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。
・・・
 サタンは、はじめからの蛇、大いなる竜として聖書の中に何度も登場する。このサタンは、勇ましくかっこいい軍隊が大好きである。特に自分を崇拝する国や軍には絶大なる力を与える。それで、サタンは歴史上の軍事大国に力を注いできた。サタンの軍事大国が地上を支配する機会は十回であった。支配を示す冠が十に達するからである。「海から上ってくる」という表現は、「諸国民の中から出る」という意味だろう。政治家は選挙で民衆からの支持を得ている。また、軍事大国も民衆が形作るものである。

 また、サタンの領分は「海」であり、「神の民以外の領域」がテリトリーである。そして、過去の世界強国も全て、神の民以外から輩出していた。聖書の用語では、「海」は異邦人の象徴なのである。つまりこの獣は、サタンの支配する民から出る歴史上の強大な帝国の総称のようである。

 では、「七つの頭」は何を意味しているのだろう。まず、これは特定の「国」だろうかそれとも「指導者」だろうか。聖書は、「何度も多重的に成就する」という原則がある。それで、一つの時代のある出来事だけに特定されて終わってしまうものではない。波が何度も寄せるように、大成就、小成就がある。

 またその全ては、神の民であるユダヤ人「イスラエル」に焦点を当てて書かれているため、彼らの周囲に存在し、彼らに関係してくる国々が予言に登場する。全ての記述をイスラエル人の目で見つめ、彼らの立場で考える必要がある。

 神がこの書物を与えた動機は、「自分の民を守るため」だ。それで、彼らへの危険は特に重視され何度も警告されている。

 一つの結論として、「七つの頭」は「一つの人種」―獣が起こした歴史上の「七つの強国」であり、それが十回の覇権(王冠)を手に入れるのだとすることができる。詳細はいずれはっきりするだろう。

 「頭」は当然「指導者」、「王」という意味もある。とりあえず先に進もう。

黙示録 13:3
 その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、
黙示録 13:4
 そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。
・・・
 もし、この「打ち殺されたように見える頭」が、「人種を強調する国」と想定するなら、それは歴史上で何度も「支配民」の地位を得た「アーリア人種」の国、「ナチスドイツ」だろう。

 ヒトラー自身も語っているように、アーリア人種は何度も世界強国を築いてきた民である。確かに、「『獣』が『海』から出る」という表現を掘り下げれば、これは民族に関係した記述だと気付かされる。つまり、「海」は「神の民以外の諸国民全体」であるので、その中から出る(抜粋する)なら「特定の人種」を意味しているに違いないのだ。

 すると、「アーリア人種」がサタンのお気に入りなので、サタンはその人種を使って世界強国を何度か起こし、その一つが過去の「ローマ帝国」であり、現代の頭が「ナチスドイツ」であるということになる?

 ユダヤ中心で物事を考えなければならない。ユダヤ人に絡んできた人種は、確かに古代ローマなどアーリア系の人種だ。「獣」は「人種」という考えが有力になってくる。

 聖書の中には、何度も民族の父祖が誰であったかという「系図」が登場する。そして神は、その民族によってその境遇を決めている。つまりそれほど、神の目から見て「人種」は大切なものだということだ。

聖書:「獣」人種論

 現代ユダヤの歴史の中で、大きな出来事といえば、ユダヤ民族すべてを抹殺しようとした「ホロコースト」だ。それなら、「殺されたかに見えた傷ついた獣」の正体は、「アーリア人種」を強調していた「ナチスドイツ」である。

 ドイツは、第一次世界大戦で大敗北を被った。国土は荒廃し、復帰不可能かに見えた。しかしヒトラーの出現で、奇跡の復興を遂げたのである。その後の経過はご存知の通り、ヨーロッパを席巻した。そのあまりの強さに、誰もが逆らう事をあきらめ、彼らへの崇拝さえ生じた。

 ヒトラー率いるナチスドイツは、神さえ信じない無神論者に見えるだろうか?実はそうではない。彼らは、政治結社でありながら宗教結社でもあった。ナチスドイツには、崇拝する神が存在した。それが「竜」である。この竜の分析については、ここでは棚上げして置こう。

 当時のヨーロッパでは、占領された国の人々は、ナチスのハーケンクロイツ(鍵十字)を崇拝させられた。また彼らナチス兵士のバックルには、「神われらと共にあり」という文字が彫り込まれていた。彼らは、彼らの神を崇拝しながら戦っていたのである。このナチスのハーケンクロイツが象徴する「神」こそが、「竜」に違いない。また、ヒトラーを含む側近が、「霊との交信を行っていた」という話は有名だ。

機甲師団とマインドコントロール

 ヒトラーの軍には、機械化部隊「機甲師団」という特色があった。強さの秘密は戦車や航空機など先進の兵器である。このような「機械装置」にも「獣」という意味がある。古代ローマも当時のハイテクである戦車や投石機を使っていた。

 ヒトラーの軍には、宗教的な特徴もあった。それは、「マインドコントロールを使っていた」という点である。

 ナチスドイツは、軍事パレードや演説会や勇ましい挙動で人々を魅了し、ヒトラーを中心人物として崇拝させ、熱病におかされたような群集を作り出していった。当時、誰もがあの「ナチス式敬礼」を強要された。いや、自分から進んで行っていた。人心は、あのマインドコントロール無しには、自由に操れなかっただろう。人々は強い酒を飲んだように酔いしれていた。

 その意味で、「人間爆弾」や「神風特攻」を実行した旧日本軍も同様の「獣」だったと言える。しかしその規模と質において、ヒトラーの軍は圧倒的だった。このように、人々の心から「正気」を奪い去り、「獣の心」のように変えて操る集団や国家を、神は「獣」と呼ぶのかもしれない。

 どんな場合も、「マインドコントロールを使う集団」は、「獣に深く関連する」と考えて良いだろう。サタンはそのような集団を使って、人心を奪おうとする。

獣の口

黙示録 13:5
 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。
・・・
 ヒトラーの演説は、血の気の多いものだった。「傲慢ではない」と否定できる人はいないだろう。確かに多くの「けがしごと」が彼の口から出た。また、四十二か月といえば、三年半である。ナチスドイツの活動期間はどうだっただろう?また、プロパガンダ作戦の一環として、ヒトラーは国民の全家庭に「ラジオ」を普及させた。当時は高価だったラジオが行き渡って、国民はそれに洗脳されるようになった。しかし、他国のラジオ放送を聞けば、国民は厳罰に処せられた。この「口」は世界に向けての放送を行い、ユダヤ人をののしった。

黙示録 13:6
 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。

 ヒトラーのユダヤ人撃滅主義は有名だ。それは、神の選民と言われるイスラエルに対する挑戦だった。ユダヤ人の崇める神を畏れず、敵対行動に移る。しかし、これらに関係するユダヤ人は、アシュケナジーユダヤである。本来は、スファラディーユダヤに関しての予言であるはずなのだが、現時点では不明である。





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Last updated  2012年03月22日 09時11分36秒
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