シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年03月14日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 以前、江戸時代の代表的な悪法の、生類憐れみの令が、西方極楽浄土の門徒による、薬師寺系の東光信者に対する嫌がらせであったことを、八切止夫作品集から抜粋紹介したが、この生類憐れみの令は、捕鯨制限や、昨今のTPPと非常によく似ていることに気づく。

 生類憐れみの令は、皮はぎという東光信者の専売業を禁止したいために、考え出された悪法であったが、捕鯨制限は、自分たちが生産した牛肉を売る市場獲得のためで、TPPは、市場から日本企業を締め出したいためであることがミエミエである。

 自由競争という標語を掲げながら、裏でインチキしていることになる。

 例えば、TPPは、いかなる制限も設けないという制限を設けているわけで、論理的に矛盾している。制限を取り払うことも制限になることに気づいていない。要するに一方的な価値観の押し付けにあたる。

 確かに、押し付けられた方は一時的に弱体化し減少するだろうが、かえって質的に、高度なものになることは、抗生物質投与による耐性菌や耐性ウイルスの増殖から明らかなのである。

 しかも自分たちに都合のよい条件を押し付けることは、自分を甘やかし堕落腐敗させることになる。あらゆる宗教は、人生を修行の場ととらえているが、自分を甘やかすというのは、神の教えではないことになる。ソクラテスの魂への配慮にも反する。十戒の「偽証するな」にも反している。

 実際、生類憐れみの令のせいで、幕府と庶民の間に疑念や怨念が生まれ、水戸黄門のような英雄待望論へとつながり、世直しから、後の討幕になり、武士階級の崩壊となった。

 なによりも、経済というのは価値観の相違から生まれるからである。価値観が異なるから、それにあわせて、モノを変換することで、利益が生じるのである。

 だから、逆説的にいえば、画一的な価値観からは、利益は生じない。その証拠に、人口が多ければ多いほど経済は豊かになるのである。様々な価値観があるからこそ、その取引きにより利益が生じるのである。



 イメージ戦略は、宗教の教義となんら変わりはないから、CMという手法で洗脳をはかる。しかし、イメージはあくまで仮想のものなので、いずれそのバブルははじけ、実は洗脳という手法で価値観が画一化されていることに気づく。だから、どのニュースやどのTV番組をみても似たようなものばかりということになる。そして視聴率やタレントの露出度などが、洗脳の手法として重宝される。

 価値観が画一化されているから、その上に何を築こうが、無駄な徒労に終わるわけで、虚像の上に虚像をつくることになる。そして最後には負債が残されることになる。

 そのことは、歴史の通説と、これまで行ってきた八切止夫作品集からの歴史考証の違いからもわかる。

 例えば、戦国時代の美女は、現代の美女とは異なるからこそ、戦国時代が、現代において利益を生み出すべき価値をもつ。

 カリブ海に棲む海水魚を、都会の人が観賞魚として飼うのは、価値観が違うからで、カリブ海の現地人は、都会人が、なぜ大金を払ってまでも海水魚を飼うのか理解できないはずである。

 価値観が異なるからこそ、海水魚が商品になる。希少価値があるから、その分利益があがる。希少価値というのは、価値観の違いである。カリブ海に棲む魚も、日本海に棲む魚も同じ魚という画一的な価値観であれば、海水魚は商品になりえない。

 では、価値観は何からなるかといえば、生活や人生における信用に他ならない。

 信用というのは、経験からつくられ、歴史として記憶されるものだから、歴史考察が非常に重要だということがわかるが、この国のほとんどの日本人は、嘘八百の通説を信じて、画一的価値観に生きているから始末に終えない。





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Last updated  2013年03月14日 17時01分01秒
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