シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年01月29日
XML
カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回は、日本にはまだまだ古い集合自我の名残をもっている人が多いことを、シュタイナーの話から紹介した。

 シュタイナーの話を理解したなら、古い集合意識の代表は、聖書では、アベルと呼ばれる人物であることに気づく。そして、カインは、現代に通じる個人的な自我で、それは低俗な水準からはじまるものであることを紹介した。カイン(地球紀の自我)は、アベル(アトランティス時代の自我)を殺すことで、個人的な自我の自由を得た。

 日本人の多くは、曖昧な自我の、アベルの集合自我の名残をいまだにもっていることが、靖国参拝などからわかる。

 なぜ日本人に、このような曖昧な意識が残っているのかを、あるサイトのシュタイナーの話から抜粋紹介する。

 ☆  ☆  ☆

神殿伝説と黄金伝説(改変)

ラクシャサ

 地上に留まった(天界に昇天しない)アベル(集合自我)の末裔たちは神々の子らであり、神々とつながっていた。しかし、自らが地上のもの(物質界)に関わらないように、注意しなければならなかった。そのために神々に自ら(集合自我)を捧げた人にとっては、1つの原則が生まれた。

 (「神々」と複数になっていることに注意。集合自我を意味している。新約聖書では、一人称に置き換わり、「神」となるのは人間の自我が個人的なものになったという意味である。)

禁欲という教義である。

 自らを地上(物質界)に捧げた人たちと結び付くのは罪となる。「神々の子ら(集合自我)がカインの系統からでた娘たち(個性的な自我)を好きになったとき」、それは罪になる。

 (集合自我が、個人的自我となれば、神々「集合自我」と分離することになるからである。)

 そこで、一般に公開された旧約聖書では一度も言及されずに、ただ暗示されていただけの一族が生まれた。この一族は、肉眼では知覚できない。オカルトの用語では「ラクシャサ」と名づけられ、インド人の「アシュラ」に似ている、悪魔的な存在たちである。

 (ルツフェルとか、蛇とか、龍とか呼ばれる連中である。)

 それらは実際に存在し、人間を誘惑したので、人類は堕落してしまった。人間の娘たち(個人的自我の持ち主)と神々の子ら(集合自我の持ち主)とのこの「かりそめの恋」は1つの種族を生み出した。

 その種族は、特にアトランティス期の第四亜人類期のツラン人(日本人の遠い祖先ともいわれている。「ニムロド」ともいわれる。)を誘惑し、人類を滅亡に導いた。

 (この伝説が黄禍論を生んだようである。ツラン人は、皇帝を中心に、他民族を征伐したからである。その記憶が、再度、同じ土地のモンゴルにフビライハンの元を蘇らせたこともわかる。秦の始皇帝も同じ。)

 しかし、人類のある一部は、新世界に救われた。ノアの洪水は、アトランティス大陸を全滅させた洪水で、ラクシャサたちに誘惑された人間は、次第に消えていった。

 今述べたことは、現代の唯物論者には非常に馬鹿げたことに思われるだろう。しかしこのオカルト話を知ることは、きわめて大切で、あまりの重要さ故に、一般人には長い間、秘密にされていたくらいである。

 今でもほとんどの人の理解を超えているが、このオカルト話は真実なのである。断言できるのは、どのオカルティストも、アカシャ年代記を真実だと確信している、ということである。

 ラクシャサたちは、かつて活動的かつ積極的に、人間の誘惑者として存在していた。彼らは、ナザレのイエスの中にキリスト(新しい高次の個人的自我)が受肉し、彼の肉体の中に仏陀の原理が現われた時まで、人間の欲望に働きかけていた。信じても、信じなくても、これには宇宙的な、地上界を超えた意味がある。



 (ミカエルと龍との戦いの伝説として残る。日本では、スサノオの大蛇退治の話。)

 悪魔退治は、天界からの2つの働きかけによって生じた。もしナザレのイエスの中で2つの本性が、1つになっていなかったら、それは不可能だった。

 イエス(自我=自己意識)の中には、2つのうちの1つは古代の修行者〔チェラ〕の認識が働いていた。彼は完全に物質界に結び付いて、物質界で働くことができ、その力を通してイエスを均衡(独立)状態に保つことができた。

 (シュタイナーは2人のキリストの話で、前世がゾロアスターだったと述べている。)

 そしてもう1つは、純粋な霊魂の存在であるキリスト自身(個人的自我同士を結びつける愛の自我)が働いていた。これはキリスト教の基礎をなす宇宙的な(自我の)課題である。



 この出来事が反キリストの伝説、すなわち反キリストは捕縛されたが、キリスト原則が彼に対して働かなくなったら、再び出現する、という伝説に余韻を響かせている。

 (シュタイナーは、アーリマンの受肉といっている。どうやら白人種に受肉するそうである。究極の利己主義の個人的自我の持ち主だろう。ロスチャイルド家やロックフェラー家などが怪しい。現在の自我をいかようにつくりかえるかが、人類の試練となっている。)

 中世の全てのオカルティズムは、ラクシャサの作用が生じないように努めてきた。高次の世界を霊視できる人は、19世紀の終わり、19世紀から20世紀の転換期に、その悪魔の作用が起こり得ることを、既にかなり以前から予見していた。

 見晴らしのよい塔で仕事をし、またペストの流行の時に、多くの人を助けたノストラダムスは、未来を予言することができた。彼は多くの予言的な詩句を記した。その中の1870年の戦争や、マリー・アントワネットについての予言は、すでに成就している。ノストラダムスのその『百詩集』の中には、以下のことも記されている。

 「19世紀が終わる頃、アジアのヘルメス兄弟団の1つが現われて、人類は再び統合されるだろう」(10.75)

 神智学協会は、このノストラダムスの予言の成就に他ならない。ラクシャサに対抗することと太古の根源的な秘儀を蘇らせることが神智学協会の課題である。P36-P39)

薔薇十字会の神智学

アカシャ年代記

 秘儀に参入した者は、かつて地球であったもの、これから地球になるもの、そして太陽系外の宇宙と地球を結びつけるものを知っている。

 ここで、何よりも、神界(理性界)で遭遇する通常「アカシャ年代記」と呼ばれている記録が重要になる。「アカシャ年代記」は神界で作られるのではなく、それより高次の領域で生じるが、神界まで達すると「アカシャ年代記」と呼ばれる記録が見えはじめる。

 では、「アカシャ年代記」とは一体何なのか?

 地球上、あるいは、その他の世界で起こったこと全ては、ある精妙な媒体に永続的に記録され、秘儀に参入した者は、この記録を読み取れるのである。通常の死んだ年代記ではなく、生きた年代記といえる。(P56)

 (記録が書き換え可能だからだろう。)

 「アカシャ年代記」は確かに神界に存在するが、アストラル界にまで下ってきているので、しばしば、アストラル界においても、「アカシャ年代記」の映像を蜃気楼のように霊視できることがある。

 このアストラル界で見られる「アカシャ年代記」の蜃気楼は往々にしてまとまりのない、不確かなものなので、過去の事象を探究しようとするとき、このことに注意しておくことが重要である。(P58)

 また、霊媒を使用する(交霊術)と、他の誤謬の原因が生じる。霊媒は「アカシャ年代記」を霊視できるが、ほとんどはアストラルへの反映を見ている。「アカシャ年代記」に特徴的なこととして、ある人を探究すると、その人はまるで生きているかのように振る舞う。

 例えば、ゲーテに会うと、彼はかつて語った言葉で答えるだけでなく、ゲーテ的な考えで答える。生存中に書いたことのない詩をゲーテ的な文体と感受性をもって創作することもある。アカシャ年代記の反映像は本質的に、人間の感覚に継続的に作用するほど活動的である。

 だから、この反射像をその人物自身と思い違うことがある。霊媒は霊界で生きつづける死者に出会ったように思いこむ。実際に霊媒の前に現われるのは、アストラルでのアカシャ像にすぎない。

 例えば、本当のカエサルの霊は既に再受肉しているかもしれない。しかし、カエサルのアカシャ像が交霊会で様々な質問に答える。交霊会に出現するのはカエサル自身ではなくカエサルが「アカシャ年代記」の中に残した記録である。

 このために、霊媒交霊会では多くの誤謬が生じる。アカシャ像の中に残る人間の姿(古い自我)と、輪廻転生を通して発展をつづける個人(新しい自我)とを区別しなければならない。これは非常に重要である。(P59)

敵国の霊魂を味方につけて戦う

 1904年から5年にかけての日露戦争にアストラルの様々な霊魂の存在が参加したが、その中にはロシアの死者たちもいて、彼らはロシア民族に対抗して戦ったということが霊的な観察から明らかになる。

 1904年近辺のロシアの歴史の中で、多くの高潔な理想主義者たちが牢獄や断頭台で命を失った。彼らは立派な理想主義者だったが、自分たちを処刑した者たちを赦すことができなかった。彼らは自分たちを殺した者たちに対する猛烈な復讐心を持って死んだ。

 このような復讐心は、欲界期(死後にいく地獄界のこと)においてのみ存在でき、死後、彼らはアストラル界から日本の兵士の魂に、ロシア民族に対する憎しみと復讐心を浸透させた。神界に到達したときにはじめて、彼らは自分たちの敵を赦すことができる。(P77)

 (このことから、日米戦争も、日本の理想主義者が殺され、大本営に怨みをもっていたことがわかる。だから靖国神社には怨霊がウヨウヨいる。)

 ☆  ☆  ☆

 次回に続く。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014年01月29日 17時02分25秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: