シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2016年04月08日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回、少子化の話を紹介したが、少子化というのは、オカルトでいうなら、逆説的に、生まれてきたくない社会をつくっていることになる。

 巷で話題のパナマ文書だが、墓場にまで金銭をもちこめないどころか、それ相応の地獄行きとなる裏金つくりに対しての人類の愚かさを感じざるを得ない。

 裏金を貯めれば貯めるほど、社会は不公正となり、格差社会を生みだし、弱者や救われない貧困層や自殺者を増加させ、地獄と化す。

 裏金を貯めた金持ちは自己を正当化し、反対側を無視する。裏金でせっせと境界をつくり人と人とを差別する。

 カネを貯めるのなら、もっとも安全な表の社会になぜ投資しようとしないのか?

 社会を住みやすく豊かにすることで社会に貯めないのだろうか?

 どんなに立派な墓をつくろうとしても、それが社会の目に触れないところにあるのなら、つくらない方がマシである。誰もお参りすることがないからである。

 銅像をつくりたがるのは、自分の功績を社会の目に触れさせたいからであろう。

 だから銅像は墓場の1つである。死期が近づく唯物論者は、銅像をつくりたがる。



 その墓場はもはや死んだものではなく、生きて、次世代を救うからである。

 そもそも、墓場とは、死者のような弱者の立場を思いやるための目印として地球上に生まれた。

 だから、死者が入る墓場とは、単なる飾りにすぎない。死者の志が閉ざされ死んでいるからだ。

 だから墓場とは唯物論者にこそ相応しい。唯物論者は自分の墓場をつくることで、自分の人生に終止符を下し、永遠に生きられないからである。裏金つくりはその派生にすぎない。

 だから、そのようなカネを死に金というのだ! 死に金をつくれば、精神が死に、地獄に行く。

 組織で裏金をつくり、似非宗教団などもそうだが、皆死に金だから、地獄に真っ逆さまである。真に憐れという他はない。悪魔に騙されていることに気づかない。

 戦争や競争で死に金を蓄えるのは最も最悪の地獄へ行くだろう。戦死者の苦悩の何万倍も死後に苦しむだろう。それが未来永劫に渡って続くことだろう。死に金を生きているときに投げ出さなければ必ず地獄に行くだろう。

 キリストは言った。「全財産を投げ出して、私についてきなさい。それが天国への道である。」

 神から離れ、悪魔の庇護を求める勿れ!

 さて、警告はここまでにして、シュタイナーの本のなかで、最も難解と思われる「天地の未来」を紹介したいと思う。この本は、人智学のバイブルともいえる。そのため、正しい心がない者には偽りのようにみえることもある。

 では紹介する。



トンデモ話は奥で繋がる 「第185夜」
 -弟子のクッテネルがお送りします。

http://kumaneru.blog100.fc2.com/blog-entry-1134.html

≪ルシファーとアーリマン(10)(改変)≫

★魂の争奪戦

 これまでお話ししたように、ルシファーとアーリマンは、全く違った目的で、我々の魂を狙っています。その意味では、2つの存在は、互いに背反する利害関係にあると言えます。

 (ルシファーはイデオロギーなどの妄想で、アーリマンは唯物科学などの幻想で、人を虜にする。) 

 「地上の人類の周囲に、実際、2つの軍勢がいます。

  空気(大気)の中の軍勢(ルシファー)は人間を秩序に従わせたいと思っており、イデオロギーなどの妄想で、人間を地表から上空へと引き離そうとします。

 (例えば、火星探査など。地球を理想化できないくせに火星などできるわけがない。家庭を幸せにできないのに、それ以上の困難な、国を幸せにできるわけがない。つまり妄想である。)

 地下のアーリマンは、人間を引きずり下ろし、いつまでも地球にとどめようとします。

 (物質的に便利な社会を幻想で与え、精神を骨抜きにする。機械の奴隷とし、機械がなくなると生きられなくする。スマホ依存症など。つまり、人生自体を無意味化する。)

 この2種類の悪魔が、鉱物界、植物界、動物界、そして日常の物質界のなかの人間界にもいます。

 人間が過度に衝動・情動・欲望に耽らなければ、彼等と互いにうまく折り合えるに違いありません。

 キリスト教において父なる神と名づけられる存在が、太古に、鉱物・植物・動物、そして外的には動物のような(集合自我をもつ)人間に、平和を贈りました。

 …そこでは、人間は衝動・情動・欲望に感染しませんでした。…しかし、人体が自我に浸透される瞬間に注目すると、

 ルシファーが、アーリマンに

 『我々は鉱物・植物・動物、そして、まだ熟考せずに動物のように生きていた、太古の集合自我をもつ潜在意識の人間のことでは争わない。

  しかし、自己(個人)の意識を獲得した人間をめぐって、我々は血みどろになって戦おう』

 と言っているのが見えます。

 人間をめぐって、空気(大気=気体)・火(エネルギー)の背後と、土(固体)・水(液体)の背後の間で恐ろしい戦いが行われます。それを霊視できなくてはなりません。

 今日、人類は外(唯物)的な自然の認識に関しては大きな成果を挙げています。そこでは、ルシファーとアーリマンが協調しています。

 しかし、人間は、感覚界の彼方の超感覚の自然と、感覚に達しない感覚下の潜在意識の自然については何も知りません。

 この超感覚域(紫外域)と感覚下域(赤外域)の2つの領域が、人間をめぐって激しく戦う悪魔達を隠しています。」   

 シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』 pp72-73《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載

 人間は、アトランティス時代に『自我』を獲得した瞬間から、ルシファーとアーリマンの魂の争奪戦に巻き込まれていると、シュタイナーは述べています。

 彼等に共通しているのは、我々の進化を『地球紀』の段階にとどめ、それぞれのお気に入りの奴隷(部下)として、自分達の陣営に引き入れようとすることです。

 (だから悪魔は組織をつくりたがる)

 一方で、我々が現実の世界と感じている『外的な自然』については、我々をそれに固執させるべく、ルシファーとアーリマンは協調して、より完璧な造形を我々の前に見せるのです。

 しかし、それは全て、霊界には持ち込めない虚構の世界です。我々は、少なくとも死の瞬間までには、それらの世界への固執を断ち切る必要があるのです。

★アーリマンのカルマ

 さて、スピリチュアリズムにおいては、カルマと言えば、我々の一人一人が別々に持つものとして説かれますが、シュタイナーは、我々が共通に持つカルマにも言及しています。

 そして、それはしばしば、個人が前世でつくり、現世に予定してきた運命を超えて、特定のグループや民族全体に関わる場合がある、と言います。

 そしてさらに、カルマは人間以外にも存在し、我々の運命はそれらのカルマとの関係にも巻き込まれていくと、以下のように述べています。

 「宇宙のあらゆる存在がカルマをもちます。ある存在のカルマはこうであり、別の存在のカルマはそれとは違います。

 しかし、カルマは、宇宙のあらゆる領域を貫いていき、…場合によっては、個のカルマが全体のカルマの巻き添えになります。

 全体の中にいる個人のカルマは無垢なことがあります。しかし、全体のカルマの中にいるために、その人に不幸が降りかかることがあります。

 …あるグループが謂われもない全体のカルマに遭遇し、第一に責任があった人が、そのカルマに遭遇しなかった、ということも有り得ます。

 唯一言えるのは、

 『個人のカルマは、謂われもない出来事に遭遇しても、その全てが後に埋め合わされる』

 ということです。

 …人間はまだ個の独立した存在では無い、ということを忘れてはなりません。どの個人も人類のカルマを共にする、という事実に注意する必要があります。

 (さらに)人間は人類に属しているとともに、物質界に歩み入っていない存在(天使)達にも属している、ということも忘れてはなりません。

 アーリマンのカルマはアトランティス時代後半以後、人類のカルマに結びついています。

 アーリマンは、人間に感覚界についての幻想と幻像をもたらすために、人体の中に働きかけます。」

 (アーリマンの代表的疾患は悪性腫瘍、ガンである。アーリマンは、液体と固体の背後で、人体の液体成分と固体成分を操り、奴隷化する。悪性腫瘍が、固形化、鉱物化するのがその証拠。)

 シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』pp36-38《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載

 現世の不条理な災難の多くは、こうした集合的なカルマに巻き込まれることによって起こり、しかもその元凶となった張本人が全く被害を受けない場合がしばしば起こります。

 (福島原発事故では、東電の経営者は逃げたので、全く被害を受けなかった。しかし、この罪悪は必ず、カルマとして、その負債を払わされることになる。死後、被害者たちの苦しみを知ることになる。

 良心があるがゆえに苦しむので、良心を抉り取ろうとするが、生前に隠してしまったので、良心がどこにあるのかわからず、その行為を続け、永遠にのたうちまわる地獄に行く。それら犯罪者はほとんどが唯物論者であることから自明である。)

 しかし、それらの不条理の清算は、いくつかの転生の中できっちり埋め合わされるのです。…といっても、それを自身で確認する方法は無いのが恨めしいところではありますが。

 さらに、我々の運命に大きく介入して来るアーリマン自身も、我々と同じく独自のカルマを背負った存在であるのです。

 そして、アトランティス期以降、自我を持った我々人類は、アーリマンとの関わりを持ち、様々な形でアーリマンに由来するカルマを積み、若しくは解消しているのです。

 (アーリマンは反面教師として、人類を指導している、ともいえる。)

 さて、続きは次回第186夜でお話しします。

トンデモ話は奥で繋がる 「第186夜」
 -弟子のクッテネルがお送りします。

http://kumaneru.blog100.fc2.com/blog-entry-1141.html

≪ルシファーとアーリマン(11)(改変)≫

★自然災害を引き起こす力

 さて第176夜では、本書『天地の未来 地震・火山・戦争』を紹介し、地震についても、光と闇の戦いの一部として、 短絡的に捉えられてしまう可能性があると述べました。

 ここではまず、地震を含む『自然災害』による死が、どのような経緯でもたらされるのかを、シュタイナーの説明から抜粋してみます。

 「カルマの成就については、神々が決議します。

 地震・火山噴火・洪水等の自然災害は、覚醒意識でわかる唯物科学の自然法則に則った地球進化に沿うものではありません。

 (唯物科学では自然災害は予測不可能。というのも悪魔が死者を使って起こしているからである。)

 地球進化の中に何かが介入してくるのです。

 …人類が今日のような形の誕生と死(人生)を体験していなかった時期には、有益で、必要で有効なものでした。

 (月紀では、人類の叡智=道しるべとなっていたから。実は悪魔が人類に知性を与えた。聖書では、蛇がエヴァに知恵の実を食べろと唆した記述。)

 古い月期においては

 …いまのような、誕生を通して物質体に導き入れられ、そして死によって物質体から導き出されるという、今日のような誕生と死を体験していませんでした。

 霊界から物質界への移行は、いまよりずっとなだらかでした。変容=相転移、メタモルフォーゼのようなものでした。

 (知性を得ると、変容した。蝶などの変態などにその名残がみられる。だから、蝶は叡智の象徴でもある。)  

 月期の地上の人間は、今日の人間のように物質ではありませんでした。…今日の人間のように自我をもっていませんでした。

 月に生きていた人類は、全く異なった自然法則の下にありました。月の自然法則は、人間の内面に運動を与え、人間の欲望を沸き立たせ、波立ち、うねらせた。

 …自然災害が起こる時、その古い(心の)動きが地上で作用します。そこでは地球の唯物的な自然法則が活動しているのではなく、古い月の自然法則に従い騒ぎ出します。

 …月は今日、自らにふさわしい形で宇宙を巡っていますが、地球から出て行ったあと、力を地球の中にも残しました。

 かつての人類の偉大な教師であった存在達(ニムロデなどか?)が、人間のカルマに関係しています。彼等は人類に、原初の偉大な叡智をもたらしました。

 彼等は物質体で地上に生きたのではなく、エーテル体で生きていました。彼等はある時期に地球から出て行って、今日、月に住んでいます。

 私達は、死後と誕生前の初めに、彼等に会います。彼等は心を動かす方程式や文字を用いて、宇宙エーテルの中に人間のカルマを書き込みます。

 (悪魔は心理学を用いる。今流行りのダイゴ氏などの心理を用いた誘導など。)

 しかし、宇宙の中で反逆が企てられる、と私は言いたいです。

 その結果、今日の月だけが利用されるのではなく、地球の中に残された騒がしい古い月の力も利用されるに至ります。

 それはまたアーリマンの力にも利用されます。アーリマンの力は、自然災害を起こし、人類の生命に介入します。

 自然災害が起こった時、アーリマンの力は、悦楽に満足した顔つきで、地球の深みから現れ出ます。

 シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』 pp72-73《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載

 このようにシュタイナーは、人間を死に追いやるような自然災害は、我々人類の前に古い月で生きていた人間がもっていた変容=相転移の名残だと言います。

 従って、自然災害による死は、今日のような誕生と死をもって物質界に行き来する私達に対して、その進化を指導するために用意されたカルマでは無い、としています。

 (自然災害は、アーリマンの手下になった死者=奴隷たちの心の動きを操って、起こしたもの。つまり、憎しみを増幅させて、その副作用で起こす。だから、かつて戦場地となった場所に地震が起こるという。

 だから、憎しみを残す死者に対して、鎮魂を行うのは有効となる。)

 しかし、シュタイナーが『宇宙の中の反逆』と呼ぶ事態によって、古い月の力が呼び起こされ、アーリマンが人類の生命に介入する機会を与えてしまう、ということです。

 しかし、アーリマンが直接、古い月の力を呼び起こすのではありません。彼等はその力を利用するだけです。それでは一体何がその力を呼び起こす、のでしょうか?

 「あるグループが熱狂的に発展させる情動(感情)に目を向けて見ましょう。そのグループでは、人間から発する非現実な妄想が支配します。

 人間は完全に非現実の中に生き、そして、現実に対して、破壊的な行為を引き起こします。

 (日本会議のようなアホバカ集団)

 …そのような破壊行為(テロ)を行った人々が、死の扉を通る時に何が起こるか、霊視してみましょう。

 …自然災害と文明災害(=交通災害等)で亡くなった被害者たちにより、地上から精神(霊)界に運び込まれるのは、光の明るさです。

 対照的に、破壊行為のような、文明の過ちを実行した死者から、精神界に闇が持ち込まれます。そのような破壊者たちは死の扉を通って、重く暗い闇の雲の中を歩いていくように、精神界に入っていきます。

 ルシファーが地上の人間の情動の中に灯した妄想の光により破壊行為をした人間が、死の扉を通って精神界に入った時、最も濃い闇となるのです。

 人間の内面での運動力、人間自身の中でのみ働くべき情動が精神界の中に運び込まれ、精神界の中に作用します。

 その力はアーリマンによって精神界で変形され、地球の中にまだ残っている古い月の法則に従い使われます。

 人間に妄想を灯し、破壊行為をさせ、死後、闇に叡智が加わり、変形されることで、本当に、ルシファーがアーリマンと手を結びます。

 …私達は、地球のカルマ、民族のカルマ、そして、人類のカルマと地球のカルマに結びついた個人のカルマついて、問いを発することを学びます。

 人間の情動によって、古の霊文化が破壊され、粗野な獣性が、妄想から非現実な幻想を創造しようとしながら、破壊にしか働かない領域での背後のルシファーの働きの中に、私達は災害の原因を探す必要があります。」

 シュタイナー『天地の未来 地震・火山・戦争』pp94-95《閏月社(西川隆範訳)》より抜粋転載

 現世には、『アーリマンに魅入られ、幻想と幻像の世界を権力の拠り所とし、文明の過ちを創り出す人々』も存在しています。

 (アーリマンに支配された、ロスチャやロック、オッペンハイマーのような悪人ばかりである。)

 そして、彼等が精神界に持ち込む、ルシファーに灯された情動の光を利用して、アーリマンが、過ぎ去った古い月期の自然法則から、火山噴火と地震を引き起こすのです。

 つまり、真に火山噴火や地震を引き起こしているのは、アーリマンではなく、我々の一部の間違った考えをもつ人々による、誤った文明への情動だと、シュタイナーは言うのです。

 (いま最も危険なのが、日本会議や、宗教団体である。これらは悪魔の支配下にある。)

 しかし我々は、それらの人々とも、同じ人類のカルマを共有しています。 

 つまり、一歩進めて考えてみると、「罪を憎んで人を憎まず」の言葉どおり、アーリマンに魅入られた人たちについて、そのカルマを理解することです。

 何故なら、我々の魂、強いては全ての存在の魂は、その根源においては繋がった一つのものであり、その分岐した一つの魂が、過去のカルマにより、その役割を背負ったからです。

 どんなに憎い悪人であっても、人類の1人として、ドラマを演じている「役者」で、お互いに自分自身の成長のための「人生の芝居」を演じている一人でもあるのです。

 しかし、実際のその行為は演技ではなく、「邪」であり、それを放置しておくことは、我々人類のカルマの進化を妨げることになってしまいます。

 従って、彼等の「誤った文明への情動」に対しては、「無関心」でいるのではなく、「悪いもの」として、それを改める方向に働きかけ、自分のカルマを理解させるべきなのです。

 小生は、これがキリストの解く「汝の隣人を愛せよ」の本当の意味ではないかと思います。あくまでも愛すべきは「人」であって、「行為」までを容認する必要はないのです。

 (行為を改めさせるのが重要)

 さて、続きは次回第187夜でお話しします。

 ★         ★         ★

 欲望の虜から救い出すのが人生の目的。 





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Last updated  2016年04月09日 04時09分12秒
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