HIVに感染すると、まず感染後2週間から4週間ほどの間にHIVウイルスが体内で急激に増殖をし始め、免疫細胞が破壊されていきます。 感染から2~4週後にインフルエンザのような初期症状が出る場合があります。
症状は自然に治り、そのあと下痢、咳が出る、体重の減少といった症状が続き、これらの症状も自然に消えるので、大概の人は風邪や過労だと思って放置してしまいます。
感染の心当たりがあり、これらの初期症状が出ている場合は検査を受けておくのが賢明です。
しかし、HIVに感染しても上記の初期症状が出ない場合も多く、実際に当院の患者様でも「症状はないけど念のため」と検査を受けて陽性だった方が複数名いらっしゃいます。
季節外れのインフルエンザのような症状が出たら早めに検査、症状がなくても何かしらの心当たりがある人は検査を受けておくのがいいでしょう。
Th1はマクロファージの活性化に関与する。マクロファージは、菌やウイルスを食べる機能を持つが、活性化されないと食べた菌やウイルスを壊す事が出来ない。マクロファージは菌やウイルスの蛋白をペプチドに消化し、出来たペプチドはマクロファージ表面にMHC II+ペプチド抗原として提示される。
Th1細胞は、その表面のCD4とTcR分子により、抗原提示細胞の表面のMHCIIとペプチド抗原を認識し結合する。すると、Th 1は活性化されガンマ interferon(IFN-γ)を出す。IFN-γには細胞特異性はないが、 IFNーγを出すTh1細胞のそばにいる抗原提示したマクロファージが一番作用を受け、更に活性化し細胞内の病原体を殺せるようになる。又、活性化しTh1はIL2を分泌し、周囲のT細胞が増殖する事となる(図16-4-5-1)。
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