「手取川が育む白山市の食と酒。山から海まで、白山市の食文化をまるごと体験できるイベント」として、白山市の商工観光課の主催で「いらっし、白山の食と酒」というイベントがあり、「美川のふぐ」コースに参加してきたことは、前回に書きました。
今回はその続きです。
まずは、写真をご覧下さい。
平成の水百選と書いてあります。
この地域は手取川の河口です。白山市の中では最も標高が低いところです。
その地域には、写真のような湧き水が出てきます。この湧き水は 白山の伏流水
です。
そこで、注目なのが、湧き水を排出するために、掘った堀が安産川(やすまるがわ)と名前が付けられております。
この川は、その名のとおり、「生活に密着した信仰の川で、昔からの言い伝えでその川の水を飲むと子宝・安産に恵まれる」と言われているそうです。
さて、その湧き水ですが、前回に紹介した ふぐの子
を作るのにかかせない水となっております。ふぐの子の製造方法は、塩漬けにして、その後に糠漬けにするわけですが、この地域の水が一役かっているそうです。 白山の伏流水
がないと、ふぐの子もできないということだそうです。
白山美川伏流水群についての詳細な解説のホームページがありましたので、リンクしておきます。
白山美川伏流水群
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