JONの呟き日記
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冬真っただ中にある今頃の季節、老体の身には非常に堪えるものがある。 家にいても朝晩の寒気は容赦なくひしひしと骨身に染みわたってくるではないか。 骨皮筋右衛門ほどではないが、体型がいつの間にか骨と皮しかないほどの細身になってしまった。 数十年前だったら、筋骨隆々の体格であったと自負しているのだが、今はどの部位に触れても「肉や脂肪分」などと言うものが殆ど見当たらないのである。 試しに自分の肩に手を置いてみると、皮膚の直下にごつごつとした骨を感じてしまう。筋肉も申しわけ程度に付いているぐらいなので、要するに骨と皮なのである。 これでは家人に凝った肩を揉んでもらおうにも、触れたとたんに直ぐに分かってしまうので、恥ずかしいやら、情けないやらで頼めないではないか。 企業戦士として辣腕を振るった(ほどではないが!)時代もあったが、リタイアー後の人生では運動らしい運動をして来なかっただけに、今になってつけが回ってきた感じである。 あぁ~!何と無情なことか…、。 さて話は変わるが、お腹が空いてくると食べたくなるのがラーメンである。 最寄りのお店から買ってくれば、季節に関係なくフルシーズン食べられる手軽さがあり、 即席の名のとおり時間をかけずにすぐ出来てお腹を満たしてくれるところが素晴らしい。 自慢にならないが、小生のブランチはほぼ毎日がこれの繰り返しなのだ。 主食が「ご飯」と「ラーメン」、「副菜」「主菜」がなく炭水化物オンリーの食事になってしまうのは致し方ないところである。 食べ方は決まっていて、「スープ・麺・ご飯」の感触を口の中で楽しみながら、ひたすらこの順番を繰り返していく。まさにラーメンライスにおける「醍醐味ここに有り!」なのである。 生めん、カップ麺、袋入り即席麺など、いろいろ市販されているのだが、とにかく自分好みのものを買ってくる。 通常は「お湯を注いで添付の出汁を入れてお終い」式のラーメンなのだが、ところがどっこい!それでは面白くない。 さーて、ここからが腕の見せどころ。ラーメンの真骨頂といきたいところのはずなのだが、…。 美味しさを引き出すために、調味料にひと工夫・二工夫こらすのと、味を引き立たせるための具材を入念に選別し、その試行錯誤を繰り返しているのであるが、今いちどうしても「シャキッ!」とした食材の味が伝わってこないのだ。 う~ん、ラーメンが醸し出す「独特の香りと風味」というものが、出ていないし、出せないのである。 ならばと、街の食堂を時々行脚して回るのだが、どのお店も「まあ旨い」と言える範疇で、どうしても自分好みの味ではないのだ。 しかしここで安易な妥協をしてはいけない。一度や二度の失敗、いや何十回失敗を重ねようと諦めてしまっては元も子もなくなってしまうので、意を決して続けることにしたのである。 「継続は力なり」ではないが、もしかしたら努力の成果が「一瞬の閃き」として、すぐそこまでやってきているかも知れないのだ。 「これが究極のラーメンだ!」という味を引き出すまで、辛抱強く「男のロマン?」を追求していこうと思っている。 「高がラーメン!」 されど「ラーメン!」 長いなが~い坂道を駆け上り、頂を極めようともがいている一人の人物が今ここにいるのである。
2020年01月25日
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