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2013.08.28

10周年私の針仕事展

カテゴリ：その他手芸

タダ券をもらったので、仕事帰りに行ってきました。

私の針仕事展、10周年＠池袋西武。

私、このキルトの展覧会が結構好きで、これまでも何回か見に行きました。

昨年も行きました（ 2012年8月24日の記事参照）。

キルトを見るのはとても好き。

幾何学的な側面と、配色の妙と、布の素材の選び方。

「見るの」は好きなんですけど、これをいざ自分で縫ってみようと思うと…

実は、手まりや編物にはまるずっと前、ちょっとやってみようとしたことがあるんです。

縫うのが苦手なんですかね、そういえば、編物をやっていても、ファスナーつけやボタンつけはあまり好きではありません。

でも、見るのは大好き。

そして、キルトのなかでも私の好みがだんだんとはっきりしてきました。

それは、まず構図は単純な幾何学模様、布は藍や茶系の古布。

つまるところ、何か具象をかたどったような感じではなく、渋い色の抽象画みたいなのが好きなのです。

今回も何点かありました。

おなじみの黒羽志寿子さんと、田頭活子さん、ほか名前を忘れましたが、何名か。

ふと思ったのですが、男性のキルト作家ってほとんど聞かないよなぁ…

一人か二人、どこかで聞いたことがあるような気がするのですが、ほとんど表に出ないですよね。

幾何学的なものなら、男だって、いや、男のほうが興味ある人は多いと思うんだけど…

それに、芸術的な側面でも、絵画を描く筆や絵の具を糸と針と布に変わっただけなのに。

編物と同じように、縫いものも依然として女性がやるものという考え方が根強く残るのでしょう。

でも、男性の感覚で作られるキルトというものを見てみたい。

きっと、女性の作品とはひと味もふた味も違った作品ができるでしょうに。

今回は平日の夜に見に行ったのですが、若い男性も何人かいました。

しかし、もっぱら、キルトに興味があるであろう女性とのデートのお供で来ているだけのようでした。

私は、「そこの兄ちゃん、キルトやってみないか？　ぇ？　やってみろよ、ォラ！」とテレパシーを送ってみましたが、

…きっとやらないでしょうね。

せっかくはるばる池袋に来たので、帰りにバウムクーヘンを買いました。

この時間になると、いつも行列ができている「ねんりん家」もさすがに空いていました。

プレーンだけ買うはずが、「期間限定」という言葉につられてマンゴーオレンジのも買っちゃった。

でも、もっとおいしいバウムクーヘン屋が、新宿伊勢丹にあるんだよねー。

最近いろいろモヤモヤしていましたが、ちょっといい気晴らしになりました。

「私の針仕事展」は、8月30日（金）まで、おっと、あさってまでではないですか。

しかも最終日は16時でおしまい（明日は21時まで）。

でもこれ、確か、全国の西武・そごうに巡回するんじゃなかったっけ？

お近くで開かれた際はぜひどうぞ。