さくじつ、演奏会の二時間前に予定通りに、初めての築地本願寺に到着。浄土宗西本願寺は圧巻。多くは外国人、ちょうど工事中とかで騒々しかったが勉強になった。
築地は人ひと人で、色々な外国語が飛び交う。事前に調査づみで寿司屋さんに直行。僕はランチタイムの千円の海鮮丼を注文。9人の婦人連は3千円のおまかせ。新鮮でイクラはプチプチしていた。
会場は150席ほどで、満席。
脚本ストーリーの感想は言える力はないので控える。
舞台効果は良かった。効果音は控えめで、印象的なのはカラスの鳴き声が終演後も耳に残り良かった。欲を言えば、役者の声とカラスの鳴き声の対比・会話があると良かったと、素人的に感じ残念だった。BGMも生のチェロ演奏も要所にはまり的確で同感。
BGMはパソコン音楽のようで、これが逆に生演奏の録音でないことが効果的で、それも撥弦楽器を使ったことに「目からウロコ」で共感。チェロも効果的で音楽的にも良かったと思う、腹の底から響いてくるチェロの音と役者の発声が共鳴していたこと。それもチェロと言う楽器を選んだのは見る目がある。チェロのビブラートの使い方と無に近い仏教的に聞こえる淡々とした旋律が絶妙だったと、我が子ながら「とびがたかを生む」の感あり。
俳優も訓練された声が良かった。舞台俳優とは、テレビや映画の小手先で演じる俳優とは本質的に違うと再認識できた。
僕がやっている「朗読と音楽」の方向性を確認できた。
参考になった事は、電子音の音楽と生音楽の融合。これは今後の僕に大きな希望と言うか、試作しても良いような気がしたこと。なぜなら、僕の悩みの種は、演奏家を集めることが経済的に難しいのと、演奏家の気質と言うか音楽への究明心の欠如した演奏家への失望から。
大きな収穫を僕的に得た一日でした。
これは神様が与えてくれた僕へのメッセージだと受け止めている。
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