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2019.11.20
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カテゴリ: 60年代米国音楽

 “Washington Square (ワシントン広場の夜はふけて)” by The Village Stompers 1963

 昨夜、コスモスにセッションに行った帰りの外気温が、なんと!15度C!

 もう冬なのかと思われるような気温で、運転する足元がスースーしてましたよ。

 10日前のことになりますが、やんばるにドライブに行ってきました。この日はまだ暖かい日でした。

 その時休憩した小さな公園のパーキングに車を停めると、たくさん蝉がいて鳴いていたんですが、最初、何の音かよくわからなかったんですよね。

 低い音色で、濁りのないカエルの声みたいな、トーンの低いヒグラシのような大合唱が、森の中から聞こえてくるのです。

 同行者のYさんに訊いたら、名前はわからないけれど、やはり蝉だというではありませんか。で、この蝉は夏の終わりから秋に鳴くとのこと。

 うちの辺りに普通にいる蝉はクマゼミなので、鳴き声はわかっていましたから、そのあまりにも蝉らしからぬ音が珍しく、しばし聴き入ってしまいました。

 姿がわかるかなあと思っていたら、Yさんが「そこにいるよ」と教えてくれたのがすぐ目の前の木で、慌ててシャッターを切ったのがこれ。

 「人に慣れてないから逃げないよね」と言われてしまった。慌てる必要はなかったんです。

 ミンミンゼミのような透明の翅で、少し小型。ツクツクホウシくらいの大きさでした。

 それにしても、11月に蝉の声を聴くとは思ってもいませんでした。

      **********

 ヴィレッジ・ストンパーズの『ワシントン広場の夜はふけて』を聴くと、必ず、落ち葉の舞う寒くて人気の無い都会の片隅の風景が頭に浮かびます。

 当時カヴァーしていたパラキンの日本語の歌詞が一緒に浮かんでくるからということもあるでしょうが、この曲のマイナー (短調) のメロディーやバンジョーの響きが、これからの季節にふさわしいのかもしれないですね。

 そう思うと、アメリカでこの時期に流行ったのも、当然のことだったのかしらね。

  ​ “Washington Square (ワシントン広場の夜はふけて)” by The Village Stompers 1963 ​

      **********

 11月16日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。

 この日は、1963年の11月16日付の Cash Box Top 100 Singles の曲を中心にお届けしました。曲名の前の数字は、順位を示しています。

1 . #19 ドミニク (シンギング・ナン) 2 . #7 マリア・エレナ (ロス・インディオス・タバハラス)3 . #2 ワシントン広場の夜はふけて  (ビレッジ・ストンパース)4 . #11 Busted (レイ・チャールズ)5 . #69 A Fine, Fine Boy (ダーレン・ラブ)  6 . #38 You Lost the Sweetest Boy ( メアリー・ウェルズ )   7 . #58 くよくよするな  ( ピーター・ポール&マリー ) 8 . #23 Your Other Love (コニー・フランシス)9. ジョニー・エンジェル (カーペンターズ)  10. Joanna (スコット・ウォーカー)   11. Paper Roses (マリー・オズモンド)  12. #6 ラッキーガール (レスリー・ゴーア)  13. #10 恋はいじわる (スキーター・デイビス)

 リクエスト曲は、9.なんくる洋ちゃんさん。10.着物が似合うウチナー美人さん。11.酋長kobaさん。12.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました。因みに 9.は、’63.11.16の23位の曲でした。

 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.が『Sukiyaki(上を向いて歩こう)』に次いで2度目の、外国語による外国人歌唱のベスト1にランクした曲であることは有名ですよね。因みに今ではスール・スーリールの歌唱と呼ぶようになっていますね。2.&3.が、ベストテン圏内にインストルメンタルの曲ということも、注目すべきことでしょうか。その他、ベスト10圏外からも、僕の独断で、皆さんに聴いていただきたいものを選びました。

 以上、ありがとうございました。






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Last updated  2019.11.20 11:02:13
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Re:秋深し(11/20)  
カタママ さん
こんばんは。
沖縄はまだまだ暖かいのでしょうねえ~
夜の外気温が15度なんて超温かいですよ。
もう寒い地方の気温は忘れてしまいましたかな?

南関東は今日で雨降りが連続8日間になってしまいました。
寒いのなんのって!
明日はやっとピーカンになるらしいのですが最低気温が4度の予報・・・
一気に冬が来る感じです。

さてヤンバルのセミってやっぱり本州のとはだいぶ違うのでしょうね。
クマゼミは富士川より南に多く生息してたんですが近頃は東京でもしばしば鳴き声を聞くようになりました。

何年も前の話ですが7月に上海に行った時セミの声がうるさかったですね。
それも夜でも鳴いているんですよ~
ビ~ンビ~ンって感じの声でメッチャうるさいんです。
「さすが中国パワーが違うな!」と妙に感心したりしてました。

「ワシントン広場の夜は更けて」はパラキンよりもダークダックスのイメージが強いです。
良い曲ですよね。

ジョアナも好きな歌です。
スコット・ウォーカー(スコット・エンゲル)も亡くなってしまいましたね。

ではまた。
家ではズッキーニは何故か雄花と雌花が交互に咲いて受粉してくれなかったなあ~
来年もチャレンジしてみよう。 (2019.11.28 22:40:16)

Re[1]:秋深し(11/20)  
穴沢ジョージ さん
To カタママさん
ーーー
そちらはいよいよ冬の到来ですかね。
こちらに来てから寒さの基準がずれてしまいました。
境目が20度です。以前は10度くらいだったかな。
上海の夜に蝉が鳴いていたというのは、つまり上海の夜が明るいからでしょうかね。
そういえば、テレビではダークダックスが『ワシントン広場・・・』をよく歌ってましたね。
ズッキーニは今回も空振りしそうです。もう少し早く撒くべきでした。
スコット・ウォーカーも亡くなったんでしたっけ。
みんなどんどんいなくなるなあ。 (2019.11.29 01:03:51)

Re:秋深し(11/20)  
Jun A.Condensmilk さん
こちらは僕の専門分野なので、場違いかも知れないでしょうけれど、コメントを入れさせて貰います・

このセミは、ツクツクボウシ属の「クロイワツクツク」と「オオシマゼミ」です。姿はそっくりで、同じ場所に混棲しています。

前者は蛙の聲を潰したような低音の悪声で延々と鳴き続けます。分布北限は、九州大隅半島南端部、南限は、沖縄本島糸満付近。その間には、小さな島も含め、全ての島にいます。小笠原のオガサワラゼミと深い関係があります。国外には関連種は見つかっていません。

後者は、ヒグラシをゆったりしたような、素晴らしく美しい金属的高音で鳴きます。10数年前、辺士名の村の手前のトンネルの上で、夜明け前から日没後までチェックし続けたことがあります。夜明け前の大合唱は、身も心も震えるほどの素晴らしさです。

奄美大島、徳之島、伊平屋島(僕が新発見したもの、未発表)、久米島、および沖縄本島の恩納村(あるいは石川市)以北に分布しています。那覇市近郊で見かけたとしたら、かなり珍しい記録です。

オオシマゼミは、北海号から九州にかけてと、台湾・中国大陸・朝鮮半島にかけて分布するツクツクボウシとは極めて近い血縁関係にあり、その祖先的な形質を保持していると考えています。ちなみに、ツクツクボウシの鳴き声は、日本列島型と中国大陸(台湾・朝鮮を含む)に明確に2分されますが、屋久島周辺地域産だけが両者とは異なり、(声の質は異なるけれど)パターンがオオシマゼミと共通します。それぞれ祖先形質が共通しているのでしょう。

なお、石垣島と西表島に分布する、もう一つのツクツクボウシ属の種「イワサキゼミ」は、上に挙げた各種との類縁的繋がりは薄く、台湾や中国大陸(未発表)に同じ種が分布しています。 (2019.12.28 23:10:49)

Re:秋深し(11/20)  
Jun A.Condensmilk さん
追記

写真はヤンバルとのこと。間違いなくオオシマゼミ(Meimuna oshimensis)です。

世界一美しい鳴き声のセミの一つだと思います(姿がそっくりで超悪声のクロイワツクツクとは好一対)。

僕がチェックした分布南限は、石川インター(もしかしたら沖縄北インター?)あたりです。

(人類が住み着くよりも遥かに昔からその地に棲んでいた)セミやコオロギやカエルや鳥の声が、(それぞれの地における)人間の言葉や音楽に影響を与えているのではないか?というのが、僕の仮説です。

Condensmilk (2019.12.28 23:33:14)

Re[1]:秋深し(11/20)  
穴沢ジョージ さん
To Jun A.Condensmilkさん
ーーー
お〜〜、何と!
このゼミがこんなに簡単に特定できてしまうとは!
つくづくネットはありがたいなあと思うわけです。
しかも、古い音楽のことばかり書いている僕が、あまりに珍しい蝉の声に遭遇して、つい写真まで載せたところに、専門家の潤三さんから、完璧な解説付きでコメントをいただいた。本当にありがとうございます。
もちろん、古い音楽繋がりで偶然ここで知り合ったわけなんですが、こういうのは本当に嬉しい。
今年の嬉しいニュースナンバー1でしょう、これは。 (2019.12.29 14:55:46)

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