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こんにちは、鎌田です
先日、あるDVDを入手しました。
こちらです ↓
「就活の達人~教職編」。
2006年に制作されたものだけど、
僕がこの存在を知ったのはつい最近。
当然のことながら、中古で入手した。
・・・『就活』、始めるわけじゃないですよ
「教職」を目指すわけでもありません。
僕が興味があったのは
「教職への就活法」ではなくて、
このDVDに出演している方々、
同シリーズでは「達人」と呼ばれる人たち
である。
実はこのDVDも、タイトルや内容で検索したのではなくて、
人物名を探していたら、これに出会ったという。
中谷さんは有名ですよね。
僕が学生の頃、著書である「面接の達人」がベストセラーになり、
テレビでもなんでも引っぱりだこ、
「就活」といえばこの人、ってくらいの方である。
・・・が、失礼ながら、
僕が「見たかった」のは、 ほかのお二人
である。
「見たかった」というよりは
「会いたかった」
という方が、気持ち的には近い。
僕は、愛夢舎に来る前
学校教員採用関係の民間企業におりました。
その当時の「いきさつ」は
「愛夢舎ヒストリー」
の別編でご紹介しております。
こちらの記事
からどうぞ♪
愛夢舎に来た当初は、前職の関係から
学生向けの講演なんかを依頼されたこともあったけど
そんな「昔とったなんとやら」も、今はまるでないし
僕も今さら、そっちの方面に首を突っ込もうとも思っていない。
しかし、その会社での経験が
愛夢舎で「講師職」として自ら指導する立場に戻ることを
僕に決意させたのも間違いない。
その会社に僕を引き込んでくれたのが
DVDに出演している前田さんである。
僕が退職すると間もなく、
その会社は、グループ内のいくつかの事業部・会社と合流し
今の大規模な会社へと再編したけど、
僕が入社した当時は、まだ社員数も7~8名、
グループ親会社の代表がすぐ隣に座って
社長をとびこして直接指示管理するようなベンチャー企業だった。
僕はそこの草創期のメンバーであった。
会社設立から3年ほど経って、事業が安定期に入り
僕は退職したんだけど
その間に、講演会や研修会などで
非常にお世話になった方のおひとりが
これまたDVDに参加されている近藤先生でいらっしゃる。
前田さんは、 いまだ僕が最も尊敬する「会社人」
であり、
近藤先生は、 僕が最も尊敬する「学校の先生」
である。
セミナーかなんかの打ち合わせでもって
近藤先生、前田さん、そして僕の3人で
業務終了後の夜、お酒をまじえながら、いろいろお話しした。
先生が校長でいらっしゃる都内の私立中高は
昔は、学力レベルも低く、通う生徒の素行も悪く、
はっきり言って「ダメ学校」であった。
それが、先生が着任されてから
中身がどんどん変わっていき、
今風に言うならば、どんどん 改革
が進み、
気づけば、生徒募集に困る都内女子私立中学群の中にあって
競争率2倍近くの難関名門校に変身していた。
その「大変化」の象徴のひとつが、
学園の先生方である。
どなたもみんな一生懸命で
夜遅くまで家に帰らず、
しかし、疲労感も見せずにニコニコと我々民間業者に接してくれる。
なにかとあると、口をそろえて
「ウチの校長が」、「近藤校長が」と、
校長先生への絶対の信頼度がうかがえた。
僕は、生意気にも
近藤先生に直接お尋ねした。
「先生のところ(学校)では、
どうしてあんなに素晴らしい先生ばかりいらっしゃるんですか?
どうやって、みなさんあんなに一生懸命になれるんでしょう?」
(ちなみに、採用業界におった立場で公平に書くと、
「あそこで働くと過労で死んじゃう」というような言いぐさも
教員を目指される方の中ではあったようです)
先生はちょっと難しい顔をされて
それから
「うむ・・・なんでだろうね?」
って笑われた。
夜23時くらいだったろうか
先生は明日もお仕事がおありになる
遅くまでおつきあいいただき、ありがとうございました、
…と解散に至り、
タクシーに乗る先生をお見送りしたわけなんだけど
先生が向かわれた先は
ご自身の学校である。
当時、実に先生は、
365日間、1日もかかさず
学校現場に立ち続けるという生活を
僕の記憶では、たしか7年間、お続けになっていた。
なるほど、この先生あって
学校の先生方のみなぎる「やる気」であるな、と
強く感銘を受け、
以来、部下を持つようになってからも
部下にやらせる以前に率先して自分もやる、
自分がやることで、それを見る部下の「やる気」を育てる、
ということを僕自身の考え方として持つようになった。
(それは、対生徒である今も変わっておりません)
会社を辞めて、愛夢舎に来てから数年たち、
あまりにも悲しすぎる「噂」が僕の耳に届いた。
もう二度と、3人で会えることはない。
だから、DVDを見ることは
僕にとっては、前田さんとの
10年ぶりの最後の再会
である。
中谷氏のインタビューに、2人は当時のまま
思うところを答えていく。
「学校の良し悪しは『教員』がすべてです」
「学校教員に、スーパースターは必要ないと思う。
予備校なんかでは、集客という意味で、スーパースターは必要かもしれないけど、
学校には、厳しい先生、優しい先生、いろいろな個性ある先生がいて、
それがひとつの方を向いて、まとまっているのがよい」
「教員に必要なチカラというのは、学力はもちろんだけど、
人とかかわる能力、コミュニケーション力である」
…
あれ、待てよ、
と思った。
今さらだけど、愛夢舎って
「予備校」や「塾」っぽくないなぁ
。
なぜなら、ウチの先生たち
言うほどの「スーパースター」いないもんなぁ。
でも、いろんな個性があって、
そしてその「個性」が、同じ方を向いてるしなぁ。
確かに愛夢舎は「学校」ではない。
でも、 「建学の精神」 はあるよなぁ。
愛夢舎の見学の精神とは
「勉強するのは『幸せ』になるため。
人が生きるのは『幸せ』になるため。」
この精神にもとづき、ひとりひとりの先生が動き、
授業が行われ、行事やサポート体制がしかれている。
うん、学校じゃないけど、学校だね。
こんな塾の先生方にお会いしたことも少なくありません。
「ホントは学校をつくりたい。
でも、現実的にできない。
(ちなみに、都内の場合、全日制の学校を新設するのは
諸々の制度の制限を受け、ほぼ不可能です)
だから塾なんだけど、
そのうち学校法人をめざしたい」
これが可能かどうかはわかりませんし、
たぶん、愛夢舎は
今の時点で、学校化を目指してはいません。
でも、中身的には「学校」っぽいなぁ。
そして、そういう塾はいっぱいあるんだろうなぁ。
そして、「『学校』っぽくない学校」もあるんだろうなぁ。。。
なんだかしらないけど、
「学校」を目のカタキみたいに言う
塾のセンセイ、いますよね。
僕は、前職の関係からか
あるいは、こういう考えだからこの職歴なのかわかんないけど、
「学校」は同志である
、と思っています。
だって、おなじ「子ども」を育てていく側なわけで
その意味では、塾どうしは、もちろん同志だし、
保護者は、同志ではなくて、こちらが応援させていただく存在ですわな。
なもんで、ウチの生徒や時間講師の子たちが
学校教員を目指すというと
心から応援するし、できる限りのサポートもするし、
もしかして、そういう土壌だから
「先生を目指す」っていう人が多いのかもしれない。
…DVDのハナシから、まとまりのつかない文章になってしまいましたが
これまた字数制限のせいでございます。。。
DVDの対談の最後に
近藤先生と前田さんが、教員を目指す人に対して送った
「がんばってください!!」っていう熱いエール。
それは、これから教員を目指す方にとってのエールであり、
同時に、子ども・教育にかかわるすべての人へのエールであり、
すなわち、先生ご自身へのエールでもある、
当然、愛夢舎をはじめとする塾や
そして保護者の方へのエールでもあって、
それに応えていこう、と
そんな風に感じて
10年ぶりの再会を終えました。
少なくとも、近藤先生とは
またお会いする機会を持ちたいものです。
kama
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