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2006年01月04日
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テーマ: ニュース(95823)
カテゴリ: 雑感
昭和30年代を舞台にしたドラマや映画にはたいていこんなシーンがでてくる。近所の人々がテレビのある家に集まり皆でテレビを観賞する。そして見ている番組といえばたいていはプロレス中継。濃密な近所付き合いも隔日の感があるが、なぜプロレスに老若男女が熱狂していたのかも今から考えると実に不思議だ。だいたい今のK1をおばあさんが好き好んでみるなんてちょっと考えられない。たしかに、あの頃のプロレスには日本人レスラーが悪役外人レスラーをやっつける場面を見せることで、敗戦による劣等感をはらす代償効果もあっただろう。ただ、それにしても、別にそれは格闘でなくてもよかったはずだ。30年代の人間は今と違って老いも若きも格闘好きだったのだろうか。いや、人間そのものが短期間のうちに変わるとは思えない。
どうもかぎは世帯規模とテレビの数にあるのではないか。あの当時、老人は子や孫と同居するのが普通であったし、独身の若者もまた親と同居し、家事や家業を手伝っていた。そしてそんな世帯にテレビはあっても一台きりで、日常生活の娯楽の中で大きな位置を占めていた。結局、あの時代は老人も子供も夫婦も共通の番組を見ざるを得なかったのだ。

プロレスの時代が終わると、たぶんプロ野球がこうした「国民娯楽」の地位を継承した。紅白歌合戦の驚異的な視聴率だってこうした時代ゆえのものだったのだろう。ところが現在では、世帯規模が縮小し、テレビも一人一台となっている。皆が同じものを見るのではなく、個人個人が好きなものを選んで見る時代の到来である。プロ野球人気のかげりも紅白歌合戦の視聴率の低下も、ともに起こるべくして起こっているような気がしてならない。





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最終更新日  2006年01月04日 08時34分16秒
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