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2006年08月30日
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テーマ: ニュース(95824)
カテゴリ: 時事問題
少し前までの日本は「真面目にやればまあまあ自立できる社会」だった。ところが今ではワーキングプアとかフリーターとかよばれる、それすらかなわぬ若者が大勢いる。彼らはやむなく親と同居し、家賃、光熱費、場合によっては食費すら親負担のもとに暮らしている。親が元気なうちはまだよい。でも、親が高齢化し、彼らを庇護しきれなくなったら一体どうなるのだろう。当然彼らは年金を払うこともできない。ましてや結婚して家族を持つことなどは考えることも出来ない。普通の若者が自立して夢をおうこともできない社会はどうみても普通ではない。はっきりいってこんな状況になってきたのは、ここ数年のことだ。どうみても現政権の失政ではないのか。
考えてもみてほしい。今の若者が生まれたのは1980年代。あの時代にフリーターとかニートなどという言葉はなかった。親の夢、次々壊して子は育ち・・・というように子供が親の期待どおりに育たないことはそりゃあるだろう。でもあの頃の親は、健康に育てば子供はいずれ自立できるのがあたりまえ、そんなつもりで子供を持ち、子供を育ててきたのではないのだろうか。

福祉や労働者保護などの国の関与を最少にしていこうとする「小さな政府論」がでてきたのは冷戦終結後のことである。社会主義の脅威が消えてから資本主義もまた弱肉強食の初期の形態に戻りつつあるのだろうか。政府中枢や政治家の中からは格差容認の意見すら聞こえてくる。たしかに格差というのは昔だってあった。でも昔の貧窮層の多くは、農村や血縁という共同体の中で最低限のセーフティネットだけは享受していた。今のように都市の核家族や単独世帯の中で孤立して暮らす貧窮層とは全然事情が違う。今でも生活保護申請は急増しているというが、これがさらに幾何級数的に増加し、行政が全く対処できなくなってきたとき何が起きるか・・・ちょっとそらおそろしいような気がする。

フリーター ニートという語も 聞かざりし 吾子の生まれし 夏の日の午後   





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最終更新日  2006年08月30日 07時04分34秒
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Re:若者の雇用対策こそ急務    (08/30)  
>社会主義の脅威が消えてから資本主義もまた弱肉強食の初期の形態に戻りつつあるのだろうか。政府中枢や政治家の中からは格差容認の意見すら聞こえてくる。

とても持続可能な世代交代が適わないと怖れています。

フリータは世界共通の問題となって来ているようですが、G7・サミットでも真剣に議論する時が来た様に思います。 (2006年08月30日 10時00分48秒)

Re:若者の雇用対策こそ急務    (08/30)  
 激しく同意です!!
 若者の雇用が不安定だと治安の悪化や少子化など問題山積。社会基盤の崩壊にもつながる。このまま二極化が進めば日本でもデモやストライキ、それに暴動が頻発するかも。「六本木ヒルズ襲撃事件発生!!」なんてニュースが起きないことを祈りたい。 (2006年08月30日 21時09分43秒)

Re[1]:若者の雇用対策こそ急務    (08/30)  
七詩  さん
社会が複雑になってくればどうしても高度な技術やシステムを開発する人、使う人、使われる人の差がでてきます。だからといって天と地ほどの格差があってよいのでしょうか。今までの身分社会、格差社会にはどこかでそれを容認する宗教や価値観、そして安全弁がありましたが今の日本にはそんなものはない。
案外、また社会主義のような思想が復活する日も遠くないように思います。 (2006年08月30日 22時07分39秒)

Re[1]:若者の雇用対策こそ急務    (08/30)  
七詩  さん
nasu nasuさん
打ちこわしや米騒動、血のメーデーなどそんなに昔のことではありません。
無産の民よ、決起せよ。汝の価値にめざむべし・・・そのうち東京の目抜き通りにも赤旗の波ができるかも。 (2006年08月30日 22時10分04秒)

Re:若者の雇用対策こそ急務    (08/30)  
はなびら  さん
我が家にも自立しない子供が一人いますので他人事ではないのですけど、、多分親も他人事な家が多いのではないでしょうかね。何とか一人ぐらいなら養えるもんだから、子供はいつまでも・・。 (2006年08月31日 06時32分38秒)

Re[1]:若者の雇用対策こそ急務    (08/30)  
七詩  さん
はなびらさん
なんか子供に老後を頼ったなんて昔話になってしまいましたね。子供が多いほど老後は不安・・・こんなことも少子化の一因なのかもしれません。
本当に少子化対策よりも憲法や教育基本法よりも、雇用こそが最重要の問題です。 (2006年08月31日 06時52分18秒)

下流社会  
madeam さん
世界中を見ても格差の無い社会はありません。
それを目指した共産主義だって、別荘や車を持つ階級がありました。
人より沢山の良い仕事をして、給料を沢山貰う。それが出来ない国もたくさんあります。
それが出来るだけ、日本は良い国です。
名が通っていなくてもよい仕事をしていて、だけど人が来ないという企業も沢山あります。
せっかく入ったのにつまらないから、苦しいからと辞めていく若者も多い。
雇用されなくても何とか食べて行けるさという若者とそれを許している大人が居る。
20歳では若者でも10年経てば立派なおじさん。
自分に合った職業を選ぶ?職業に自分を合わせていき、10年経って何とかものが言えるというのが職業じゃない?好きなことをして食べられるほど社会は甘くないということを大人が教えなくっちゃ。
雇用される人になりましょう。 (2006年08月31日 16時29分12秒)

Re:下流社会(08/30)  
七詩  さん
madeamさん
ニートやフリーターは「自分探し」の若者と豊かな親の問題という俗説がありました。でも現実は違う。ハンディをかかえた若者が正社員になれずに親と同居し、その親も豊かではないというのが多くの場合の実態です。
たしかに世界には日本以上の格差社会は多い。でも、たいていそんな社会には格差を納得させる装置があります。共通の宗教だったり、理念だったりといった・・・。日本にはそうしたものがあるのでしょうか。 (2006年08月31日 21時34分35秒)

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