>いよいよ処刑が告知され、最期の時間をともにすごすことが許された時

家族に連絡がゆき面会の時間があるのですね。
即日処刑されるものとばかり思っていました。
遺体はどうなるのでしょう。
中には引き取り拒否なんていうのもあるのでしょうね。 (2016年06月04日 12時05分41秒)

七詩さんのHP

七詩さんのHP

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

七詩

七詩

カレンダー

コメント新着

三代目翔盟 @ Re[1]:副首都構想に思う&潜在する女性ニート(07/26) (誤変換訂正) ×此れに浸け込んで  ○此…
三代目翔盟 @ Re:副首都構想に思う&潜在する女性ニート(07/26) 今回の熊本の地震被害予測できていたかな…
七詩 @ Re:副首都に何を求めるか(07/26) 鳩ポッポ9098さんへ 東京から離れすぎても…
鳩ポッポ9098@ 副首都に何を求めるか >これからは集中しつつ縮小するモードに…
七詩 @ Re:まあ、普通に考えれば大阪しかないだろう(07/26) 鳩ポッポ9098さんへ これからは集中しつ…
鳩ポッポ9098@ まあ、普通に考えれば大阪しかないだろう >今、問題になっている副首都構想にして…
三代目翔盟 @ Re:副首都構想に思う&潜在する女性ニート(07/26) >内閣支持率が急落しているという。それ…
三代目翔盟 @ Re:ワールドカップが終わって(07/22) >ワールドカップについては、国民性の展…
七詩 @ Re:サラリーマンレベルの能力なんて知れている(07/16) 鳩ポッポ9098さんへ 鳩さんのおっしゃる…
鳩ポッポ9098@ サラリーマンレベルの能力なんて知れている >しかし、一方で、昔は高等遊民として許…
2016年06月04日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
小説「宣告」で最も印象に残ったのは主人公である死刑囚の母親である。
毎週、かかさずに面会を続け、そして面会の後には、もうこれで会えなくなるのではないかとなげく。
いよいよ処刑が告知され、最期の時間をともにすごすことが許された時には「こんなに若いのに、私が代わりたい」と泣く。いよいよ朝になると処刑場に向かう護送車の前に飛び出して、車を止めようとする。
この母は小説の人物であるが、実際にもこういうものなのだろう。
死刑が残酷だとしたら、それは死刑囚に対してだけ残酷なのではない。
その親にとっても、やはり残酷な刑罰なのだろう。
*
そういえばオウム事件のある死刑囚の母の記事を読んだことがある。
地元の進学校から公立医科大学に進んで医師になり、学業だけではなく、スポーツマンで友人も多く、ある時期までは申し分のない息子だった。それがオウムに入り、弁護士一家殺人など数々の凶悪事件に関与した。

麻原は医師を志望したがかなわなかった、柔道をやったけど盲人のハンディはあった。それに比べ、この実行犯は晴眼で柔道の有段者で、医師で、暖かい家族、多くの友人、可愛い恋人がいた。そして障害者を対象としたボランティア活動も行なっていたという。たしかに…自分が麻原のような境遇で、そして自分の運命に不条理なものを感じていたとしたら、実行犯のような人間をとことん憎むだろう。泥沼でもがいている人が遠くのお花畑を気持ちよさそうに歩いている人を見た時の憎しみ。人間にはたしかにこんな心理もある。
評論家が口をそろえてひところいっていた「マインドコントロール」なるものはなんの説明にもなっていない。そんな魔法のようなものがあるわけがない。実行犯の犯罪は実行犯の責任ではないか。かれらは恵まれすぎるほどの能力と知能があったのではないか。たしかにそう思うのだが、もしかしたら麻原は実行犯を憎くて、犯罪者に、そして死刑囚にしたのかもしれないという一抹の不気味さはぬぐえない。
実行犯の母の話に戻る。
代われるものなら代わりたいとこの母も言っていた。そして、自分の産んだ子だから、心だけは元に戻してやりたいとも…。最近読んだ報道では今でもニ月に一度は拘置所に面会に行っており、その際には、必ず弁護士一家の墓にもお参りにいくのだという。
小説「宣告」を読みながら、実際の事件でのこの母の話を思い出していた。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016年06月05日 10時49分27秒
コメント(11) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:死刑囚の母(06/04)  
maki5417  さん

今娑婆で生きている事は素晴らしき事。  
・曙光 さん
「宣告」中巻前半、母親そして家族に悪事を企て、将又他者を殺害する場面は主人公に感情移入しにくく読みづらかったが、殺人以降は一気呵成に読め、中巻も終わろうとしている。
加賀乙彦は日本文学稀有な瞠目すべき作家と「永遠の都」を読んで思っていたが、「宣告」は期待に違わぬ加賀乙彦の面目躍如たる小説で後半が楽しみです。

私の今のところの感懐は,先にも述べたが誰しも殺人の加害者、被害者に為り得るという事です。人生死ぬまでどこに落とし穴があるかわからない。
「宣告」で加賀乙彦は、人は人を殺して初めて殺人者に為るのではなく、殺人者が人を殺さず現在に至っている事もあると述べていたと思うが、人は全て殺人者と為り得るとすれば、その言は強ち間違いではないだろう。
されば言いたい。人は人知らず人を侵すことが在り得るが、他者を尊重するギリギリのマナーは守るべきであると。他者を尊重とは何でも他者に阿る事ではない。時として徹底して他者を糾弾する事も又、他者尊重であることもある。大切な事はギリギリの自分に正直に生きる事だろう。
今日刑務所でなく執行猶予もなく娑婆で生活できている事に、その幸運に預かる全ての人々は感謝すべきだろう。
(2016年06月04日 19時21分50秒)

Re[1]:死刑囚の母(06/04)  
七詩  さん
maki5417さん
実際の著者の体験を基にしていますが、今はどうかなと思います。前日ではなく、その場で宣告と言うことも聞いたことがあります。また、小説中では検体をした場合、遺体は戻ってこないようなことが書いてありましたけど、これも事実とは違うように思います。やはり解剖実習後に遺体は荼毘にふし、普通に納骨するのではないのでしょうか。
死刑囚の場合、みよりのない人が多く、直に家族と食事などする機会があるというのも、たとえそうした特例があったとしても例は少ないかもしれません。学校に乱入して児童複数を殺害した死刑囚の父は処刑後に「肩の荷が下りた」といったらしいのですが、そういう家族もいるのでしょう。その気持ちも、また、それはそれでわかるように思います。 (2016年06月05日 08時07分55秒)

Re:今娑婆で生きている事は素晴らしき事。(06/04)  
七詩  さん
・曙光さん
もしかしたら自分にも何かの拍子にそんな陥穽があったのかもしれない、辛い時期もありましたし。作中にでてくる死刑囚は特別な人ではなく、ほんとうに何かの拍子にそうした境遇になったという描かれ方です。執行が宣告されてからの部分、とくに最期の夜から朝を迎えるまでがこの小説の圧巻です。
それにしても、死刑の是非についてはあれほどの議論があるのに、その執行方法については議論がほとんどない。技術進歩がめざましいのに、あの執行方法だけは太政官布告が生きている。これも妙なことです。 (2016年06月05日 08時14分21秒)

不条理ですね。  
赤いオーケストラ荒木 さん
「わが子」が死刑囚に成る分けないと考えるのが、普通の「親」でしょうけれども、結果的になってしまった。「どうして」「変わってやりたい」と思うのが、親の考え方には違いない、自分としては「赤ちゃんは死刑囚予備軍」と半分的に考えるのが、人間特に「親」となった方々への「心の課題」でしょう
あの「置き去り事件」の父親も子供が車に石を投げつけたことからが発端です。下手すりゃ「事故で無くなる」ことさえある、だから「ああいった置き去り」行為を行った、つまりは子供は「罪」を犯すと考えたほうがいい、多くの死刑囚の関係者は、やはり地獄でしょうね、いや「バッシング」されたO氏の親御さんも「被害」を受けた、かわいそうだがこれも人間の「現実」人生は「不条理」と思ったほうが良いかもしれない、残った家族は「ああ~死んだか」と勘当しているんでしょう。わが子とはいえ、人様の命を奪ったんですから
その憎しみもあるでしょうけれども、だから「他人」になるんですよ。死刑囚として生きたならば、これが人間の「性」や「業」と思うしかない (2016年06月05日 08時55分07秒)

死刑囚永田則夫の母  
Ryu-chan6708  さん
『宣告』の主人公は、現実の死刑囚・正田昭がモデルとのこと。精神科医であった著者は、若い頃に東京拘置所に医務官として勤務し、正田と知り合い、そこでの体験や、その後、正田が文通相手に送った大量の手紙などを読んだことなどがベースになっているとのこと。
正田は獄中でカトリック信者になり、獄中で書いた小説が「群像」の新人賞候補になったという。1969年に死刑執行、40歳。
 この年、永田則夫の連続殺人事件が起きている。永田は極貧の生まれで、裕福な家庭に育った正田が慶大卒なのに比較して定時制高卒。最後は、ホームレスとなる。
獄中で面会に来た母に則夫は「おふくろは、俺を3回捨てた」と言う。
 1980年、かねてから文通していた在米日本人と獄中結婚。1983年には小説「木橋(きはし)」で第19回新日本文学賞を受賞。以後、5冊の小説を刊行。
 1997年、絞首刑執行で死亡、48歳。遺骨はかっての妻の手によって、生前の遺言通り、網走の海に撒かれた。
1998年、テレビ『死刑囚永山則夫と母』が放映。
 死後、弁護人たちにより「永山子ども基金」が創設され、これは著作の印税を国内と世界の貧しい子どもたちに寄付してほしいとの、永山の遺言によるもの。
(2016年06月05日 10時30分33秒)

Re:死刑囚の母・追記  
Ryu-chan6708  さん
死後、弁護人たちにより「永山子ども基金」が創設された。これは著作の印税を国内と世界の貧しい子どもたちに寄付してほしいとの、永山の遺言によるもので、貧しさから犯罪を起こすことのないようにとの願いが込められている。、 (2016年06月05日 10時57分48秒)

著作権には注意しましょう。  
・曙光 さん
引用については著作権法に抵触していないか十分注意する必要がある。
又、引用した場合、出所先を明示しなければ、明らかに著作権法違反と為るからこれは最低限のルールと為る。
著作権と言う社会的ルール、そして社会的マナーには十分注意していきましょう。 (2016年06月05日 23時51分17秒)

Re:死刑囚永田則夫の母(06/04)  
Ryu-chan6708  さん
> この年、永田則夫の連続殺人事件が起きている。永田は極貧の生まれで、裕福な家庭に育った正田が慶大卒なのに比較して定時制高卒。最後は、ホームレスとなる。
>獄中で面会に来た母に則夫は「おふくろは、俺を3回捨てた」と言う。
> 1980年、かねてから文通していた在米日本人と獄中結婚。1983年には小説「木橋(きはし)」で第19回新日本文学賞を受賞。以後、5冊の小説を刊行。
> 1997年、絞首刑執行で死亡、48歳。遺骨はかっての妻の手によって、生前の遺言通り、網走の海に撒かれた。
>1998年、テレビ『死刑囚永山則夫と母』が放映。
> 死後、弁護人たちにより「永山子ども基金」が創設され、これは著作の印税を国内と世界の貧しい子どもたちに寄付してほしいとの、永山の遺言によるもの。


以上は、私のブログからの「引用」(笑い)。 (2016年06月06日 12時07分26秒)

・無題  
・曙光 さん
他所様のブログに己の意見、コメントを一切述べることなく、勝手に出所を明かさない己のブログを貼り付けるとは驚きました。
著作権法違反は刑事罰があるので、又、仮に法違反でなかったとしても社会的マナーには十分注意しましょう。 (2016年06月06日 20時28分03秒)

Re:不条理ですね。(06/04)  
七詩  さん
赤いオーケストラ荒木さん
人間ひょんなはずみにどうなるかわからない…と言う怖さがあります。車に石をぶつけるというのも状況によっては惨事になりかねませんし、現代社会ではそんないたずらもおおごとになります。そういえばどっかのマンションでは上からいろいろなものを落とす人(子供?)がいて、あれもあたりどころによればおおごとです。
どんな犯罪者だってかわいい時期はあったはずですし、親はそれこそ目に入れても痛くないほどだったでしょうね。 (2016年06月06日 21時04分23秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: