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参拝の方式ももちろん出雲大社と同じ4拍手だ。
けれどもこの神社は創建は新しく平成に入ってからであり、おまけに本家の出雲大社は認めていないのだという。
山腹にある神社の空気は清浄で、特に祭りの日でもないのに、けっこう参拝の人々でにぎわっていた。普通神社には霊園はおかないものなのだが、神社の先にはペット霊園や樹木葬の墓地もあり、そのお参りがてら神社によるという人も多いのだろうか。樹木葬やペット霊園が神社に関係あるかどうかはわからないが、いずれも今後需要が増えそうな分野である。子供や孫のいない人が増えれば無縁になるのが目に見える墓地よりも樹木葬の方がよいと思うだろうし、一人暮らしでペットが唯一の家族と言う人も増えているだろうから。
そして神社の入口にはしゃれたガラス細工の店やレストランもあり、こちらもはやっている様子である。
参道途中には見晴らし台もあり、筑波山はみえないが、なかなかの眺望である。
空はかすんでいてすでに冬の空とは違う。
思えば神社というのは、なにかの機会に創建して、お参りの人が集まるようになって神社になるのだろう。稲荷や八幡の神社は全国無数にあるが、全部が全部、稲荷や八幡の大きな神社から分霊の許可をうけているというわけではないだろう。そういう意味で常陸国出雲大社は平成時代に入ってからできたとはいえ、すでに立派な神社になっているように思う。
靖国神社は明治2年であるし、明治神宮はもっと新しい。神社も古いものばかりではない。