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2025年11月27日
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カテゴリ: 読んだ本



百人一首にもある「玉の緒よ…」の歌もしのぶ恋というテーマで男性の立場にたって歌ったもので彼女自身の実体験というわけでもないという。たしかに本当のしのぶ恋であれば、堂々と歌にして公にするわけもない。歌を通じて藤原俊成や定家とも交友があり、親愛の情や敬愛の情は当然にあっただろう。もしかしたら恋に近い感情もあったのかもしれない。後年には式子内親王と藤原定家との恋をテーマにする謡曲などもできているのだが、まさか現実に男女の関係があったというわけではないだろう。
晩年には法然の浄土宗に傾倒していたといい、従来の仏教の加持祈祷にはあまり関心がなかったようだ。現生利益的なものはあまり信ぜずに、精神的な救いを求めたということだろう。
日本では歴史の節々に才女が登場する。日本文化の根底には和歌があり、それは男女の区分、場合によっては身分の上下をも超越するものであることと関係があるのかもしれない。歌仙という中には必ず女性も入っている。文芸の世界も同様で日本最古の書物である古事記の語り手は女性であったという説が有力であるし、平安女流文学作品は千年以上にもわたって読まれ続けている。そしてその長い歴史の中で、「源氏物語」にしても「枕草子」にしても、女の書いたものだからくだらないといった人はただの一人もいない。それは西洋の女性作家が女性であることを隠すために男性名で作品を世に出した例があるのとは対照的である。
式子内親王はあの後白河天皇の娘として生まれ、源平争乱の時代から鎌倉初期を生きた。平家一門の没落など数多くの不幸を見聞きした。そうした中で一種の無常観を身に着けていたのかもしれないし、同時に、冷静な醒めた目で世の中を見つめていたのかもしれない。そのうえで、皇女という制約の多い中で和歌の世界で才能を輝かせた女性ということで、今日まで彼女の名が残っているわけである。





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最終更新日  2025年11月27日 13時01分46秒
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