七詩さんのHP

七詩さんのHP

PR

×

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

七詩

七詩

カレンダー

コメント新着

三代目翔盟 @ Re[1]:副首都構想に思う&潜在する女性ニート(07/26) (誤変換訂正) ×此れに浸け込んで  ○此…
三代目翔盟 @ Re:副首都構想に思う&潜在する女性ニート(07/26) 今回の熊本の地震被害予測できていたかな…
七詩 @ Re:副首都に何を求めるか(07/26) 鳩ポッポ9098さんへ 東京から離れすぎても…
鳩ポッポ9098@ 副首都に何を求めるか >これからは集中しつつ縮小するモードに…
七詩 @ Re:まあ、普通に考えれば大阪しかないだろう(07/26) 鳩ポッポ9098さんへ これからは集中しつ…
鳩ポッポ9098@ まあ、普通に考えれば大阪しかないだろう >今、問題になっている副首都構想にして…
三代目翔盟 @ Re:副首都構想に思う&潜在する女性ニート(07/26) >内閣支持率が急落しているという。それ…
三代目翔盟 @ Re:ワールドカップが終わって(07/22) >ワールドカップについては、国民性の展…
七詩 @ Re:サラリーマンレベルの能力なんて知れている(07/16) 鳩ポッポ9098さんへ 鳩さんのおっしゃる…
鳩ポッポ9098@ サラリーマンレベルの能力なんて知れている >しかし、一方で、昔は高等遊民として許…
2025年11月27日
XML
カテゴリ: 読んだ本



百人一首にもある「玉の緒よ…」の歌もしのぶ恋というテーマで男性の立場にたって歌ったもので彼女自身の実体験というわけでもないという。たしかに本当のしのぶ恋であれば、堂々と歌にして公にするわけもない。歌を通じて藤原俊成や定家とも交友があり、親愛の情や敬愛の情は当然にあっただろう。もしかしたら恋に近い感情もあったのかもしれない。後年には式子内親王と藤原定家との恋をテーマにする謡曲などもできているのだが、まさか現実に男女の関係があったというわけではないだろう。
晩年には法然の浄土宗に傾倒していたといい、従来の仏教の加持祈祷にはあまり関心がなかったようだ。現生利益的なものはあまり信ぜずに、精神的な救いを求めたということだろう。
日本では歴史の節々に才女が登場する。日本文化の根底には和歌があり、それは男女の区分、場合によっては身分の上下をも超越するものであることと関係があるのかもしれない。歌仙という中には必ず女性も入っている。文芸の世界も同様で日本最古の書物である古事記の語り手は女性であったという説が有力であるし、平安女流文学作品は千年以上にもわたって読まれ続けている。そしてその長い歴史の中で、「源氏物語」にしても「枕草子」にしても、女の書いたものだからくだらないといった人はただの一人もいない。それは西洋の女性作家が女性であることを隠すために男性名で作品を世に出した例があるのとは対照的である。
式子内親王はあの後白河天皇の娘として生まれ、源平争乱の時代から鎌倉初期を生きた。平家一門の没落など数多くの不幸を見聞きした。そうした中で一種の無常観を身に着けていたのかもしれないし、同時に、冷静な醒めた目で世の中を見つめていたのかもしれない。そのうえで、皇女という制約の多い中で和歌の世界で才能を輝かせた女性ということで、今日まで彼女の名が残っているわけである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年11月27日 13時01分46秒
コメントを書く
[読んだ本] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: