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【伊那高遠の守屋神社】
去年の2月にこの守屋神社を訪ねて、写真を撮ってきたのですが、帰ってきてからこの屋根にある「千木(ちぎ)」が気になったので、8月に高遠へ出掛けた時、帰りがけに守屋神社を再訪してきました。やはり思っていたとおりの形をしていました。この千木、反対側も同じ長さなのですが、片側から見ると気になる形をしているように見えます。
こうした千木が、観音堂の屋根にあることに関して読んだときに、会津にあるとある観音堂を想い出しました。それでその観音堂をもう一度訪ねて撮ってきた写真をここでご紹介したことがあります。一般的な千木は、破風板を長くして交差させたものですが、これは破風板ではなく、屋根の最上部に3つほど並べられています。
<神社建築・千木>で検索すると、かなり多くの神社にある千木を見ることが出来ますが、こうした千木はほとんど見掛けません。会津には、守屋神社が2社ほどあるのですが、片方の守屋神社の屋根には同じ長さの木材を交差させた千木が、破風とは関わりなく屋根に取り付けられています。確かに、そうした千木が屋根に付けられている神社は、日本の他のところにもあるのですが、角材を組み合わせたものではなく、平板を重ねたものです。また、この守屋神社の西側に守屋山という山があって、そこにも守屋神社があるのですが、ネットで写真を見る限りでは、その神社は石祠です。
伊那谷では、守屋貞治という石工が有名で、宗旨に関わりなくそこら中のお寺に守屋貞治作の観音菩薩石仏が祀られていますが、この守屋貞治という石工が師事したのは、諏訪市にある臨済宗妙心寺派の温泉寺というお寺の住職だった願王という僧侶でした。それで、温泉寺も訪れたのですが、気になるモノが沢山残っていました。その中の一部はここでご紹介したことがあります。