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ユーベアキト

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良いと思うものを良いと言うこと

これが、最近難しくなっている。

良いと思うものを良いと素直に言う

これは至極単純な感情の言語化であるが

良いとは、なんなのか

時折、自問自答してしまう。

ウサインボルトは良いランナーであることに間違いない。

それには、私も異論はなく言える。

なぜなら、それは100mを一番早く走ったタイムによって



このように、質が定量化できるものを良いというのは難しくない。

しかし、私の趣味である音楽やグルメは質を定量化するのが非常に難しい。

私は、自身の趣味である音楽やグルメについては

かなり自信を持って、その感性を磨いてきたと自負している。

その根拠もボルトの走りのように定量化できないが、自分の感性の質を言語化して説明できる。

まず、音楽については毎週金曜日にリリースされるi tunesの最新ミュージック(200〜300アーティスト)の曲を全曲視聴している。

故に、最新の音楽の動向を理解していると共に、ジャンルによる選り好みせずに試聴しているため

幅広く音楽的な理解をしている。

また、ブレイクする以前のアーティスト

例えば、サカナクション、rad wimps、米津玄師、水曜日のカンパネラ、daoko等のブレイクをデビューシングルやデビューアルバムにて示唆しかなりの確率で言い当てる。(その後2〜3年でブレイクしている)

また、最近では歌手ではなくトラックメーカーなど



また、日本語で情報検索しても検索にヒットしない

海外有望アーティストやdjやトラックメーカーにも精通しており

最近の邦楽シーンで話題のヌルバリッチがリミックスする3年前からアビーチのサポートdjであるtobtokの存在やヨーロッパでの動向を把握している。

つまり、私は国内外のアーティストのみならず

これから孵化するであろうdjやトラックメーカー



そして、最新邦楽洋楽を常に毎週金曜日に更新して聞いているから

音楽という趣味に絶対的な自信を持っているのだ。

グルメに関して言えば、2000〜3000以上の店で外食しており

サトーブリアンや鳥しきやユージアジキなど

各ジャンルの食べログNo.1を食し

その道の頂点を食してきた。

つまり、私のグルメの自信の根拠は絶対的な食の量とその質によって裏づけられた自信なのだ。

音楽もグルメもその自信の根拠を言語化し、自分がその趣味にいかに特化し精通しているかを示せる。

そう、自分は趣味により精通していて絶対的な自信を持っているのだ。



だが、それがどうした?

食べログNo1を食べたからなんだ?

毎週金曜日にi tunesの最新ミュージックを全て聞いてるからなんだ?

その感性が豊かだとでも証明したいのか。

証明してどうする?

何かの頂にでも立つつもりなのか。

改めて、言おう

俺の趣味は音楽とグルメだ。

これは、数字では測れない。その良さは定量化できない質の領域である。

その趣味の感性をどんなに磨いたと自負しても

それは、主観に過ぎない。

そして、その音楽やグルメについては

情報による付加価値も大きい。

特に言語化された情報によって、私の趣味は良くも悪くも踊らされている。

食べログで一番だ。全米No.1だ。

世界の音楽を変えた。

歴代最高。

雑誌で紹介された。

2時間の行列を並んだ。

私の趣味はこのように情報に踊らされ、操作されている。

冒頭に私が自身の趣味の感性の根拠を言語化したのは、情報化や言語化に対する自分自身の自意識過剰に対するアンチテーゼでもある。

まるで、雲を掴むが如く

自分が良いと思っているものは

何かの情報に踊らされていないか?

私の趣味である音楽やグルメ

ただ、情報を食っているだけではないのか。

そんなことを最近考えてしまうのだ。



素直に良いものを良いということ

今、私にとって

これ以上難しいことはない。

故に、自分が何千何万食を食べようと

何千何万曲聴こうと

主観という檻から出ることはない。

時折、声を大にして

グルメや音楽に関する情報を語る自分や他者と出会うが

自分が発するその情報の根拠

そして、自分の感性に

自問自答してみてはどうか。

アーティストの名前を見ずに、曲を聞き流す。

いいなと思った曲でアーティストの名前を見ると

アイドルの名前

急にその曲が嫌いになる。

逆に、そんなに心弾まない曲でもアーティストの名前を確認して好きなアーティストだと

その曲が急によく聞こえてくる。

その瞬間、「あー、今情報食わされてんな」って思う。

きっと、俺は自身の思い込みや信念という名のバイアスから解かれることはないと思う。

ただ、そんな自分は決して恥じているわけではない。

情報を食い踊らされているだけかもしれないし、バイアスにまみれてグルメや音楽を追求する自分は今後も続くだろう。

共に情報に踊らされまくろうではないか。

人間である以上、バイアスから逃げることはできないのだから。

それも、人間。

それが自然ならバイアスすらも好きになりたいが

バイアスを醜いと思うバイアスにかかる自分(笑)





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Last updated  2018年09月29日 08時57分13秒
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